ネット証券でよくあるQ&A

ネット証券はどこがいいですか?
どのネット証券が適しているかは、投資したい商品や投資スタイルなどによって変わるため、一概にはいえませんが、まずはどこかネット証券に口座を開設して投資を始めたいという人は、総合力の高い「SBI証券」を選べば大きな失敗はないでしょう。
ネット証券の口座開設数の上位は?
ネット証券(ネット専業証券)の口座開設数の上位3社は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券です。

<ネット証券口座開設数上位3社>
・楽天証券……805万口座(2022年6月末時点)
・SBI証券……604万口座(単体での口座数が開示されている2021年3月末時点。2022年6月末時点のSBIグループ(SBI証券、SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIO)の合計では883万口座)
・マネックス証券……217万口座(2022年8月末時点)
国内株投資におすすめのネット証券は?
1日の取引回数が少なく1回の注文金額が大きい人は、1約定ごと手数料プランの手数料が安い、SBIネオトレード証券やDMM株、GMOクリック証券が良いでしょう。1日の取引回数が多い人や1日の取引金額が少ない人は、1日定額手数料プランの安い、SBIネオトレード証券やSBI証券、GMOクリック証券などが候補になるでしょう。
証券会社の資産ランキングは?
ネット証券(ネット専業証券)の預かり資産額上位3社は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券です。

<ネット証券預かり資産額上位3社(2021年12月末)>
・SBI証券……22.0兆円(SBIハイブリッド預金残高2.4兆円を含む)
・楽天証券……15.3兆円
・マネックス証券……5.4兆円
ネット証券の業績ランキングは?
ネット証券(ネット専業証券)の業績(営業収益)上位3社(2021年)は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券です。

<ネット証券営業収益上位3社>
・SBI証券……1,666億円(2022年3月期)
・楽天証券……896億円(2021年12月期)
・マネックス証券……310億円(2022年3月期)
ネット証券で株の取引を始めるには何をすればいい?
株の取引を始めるためには、まずは証券口座を開設することが必要になる。ネット証券では、次の3つのステップを踏むことで口座を開設することができる。
①フォームへの必要事項入力
②本人確認書類のアップロード
④ 証券会社から送付されたIDとパスワードでログイン
口座開設や口座維持に手数料はかかる?
本ページで紹介しているネット証券では、口座開設費、口座維持手数料は全て無料です。
口座開設には申し込みからどれくらいの日数がかかる?
最短で当日に証券口座の開設が完了する。ただし、証券口座開設に要する時間は証券会社によって異なるので注意が必要だ。目安として、口座開設完了通知と口座番号がメールで届ところでは最短で申し込み当日、郵送で届くところでは申し込みから4営業日~1週間程度である。
証券口座を開設するときの「特定口座(源泉徴収あり)」「特定口座(源泉徴収なし)」「一般口座」はどう違う?
「特定口座」では確定申告に必要な「年間取引報告書」を証券会社が作成してくれるのに対して、「一般口座」ではこの書類を自分で作成する必要がある。

また、「源泉徴収あり」の特定口座を選ぶと、証券会社が代わりに税金を納めてくれるので、投資家本人が確定申告をする必要がない。

そのため、証券口座開設が初めての人は「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶのが無難だろう。
複数の証券会社で口座を作ることはできる?
可能だ。ただし、1つの証券会社で作れる証券口座は一人一つまでだ。
ネット証券で日経平均を買うことはできる?
日経平均自体を購入することはできない。その代わり、日経平均に連動するETF(上場投資信託)や投資信託を購入することができ、日経平均を買うのとほとんど同様の効果がある。
ネット証券で買えない株はある?
どのネット証券を選択しても、日本の株式ならどの銘柄も買うことができる。米国株式やその他の国の銘柄については、証券会社によって取り扱いが異なる。たとえば米国株はSBI証券や楽天証券では購入できるが、GMOクリック証券やLINE証券では購入できない。
ネット証券のセキュリティは安全か?
セキュリティを高めるために通常SSL/TLSというインターネットの暗号化技術を用いている。また、証券会社ごとに独自の最新技術を用いた対策を行なっているので、安心して株取引ができるだろう。
ネット証券会社が倒産したら、購入した株や投資信託、預けているお金はどうなる?
倒産しても投資家の資産は保護される。証券口座に預けているお金や株式、投資信託が、いずれも証券保管振替機構や信託銀行によって管理されているためだ。
ネット証券と総合証券会社はどう違う?
大きな違いは、サポート体制と取引のスタイルの2つだ。総合証券会社でのサポートは店舗での対面のアドバイスだが、ネット証券ではインターネットで各証券会社が個別の銘柄分析や関連ニュースの配信などのサポートを行なっている。

そして、総合証券会社では基本的に店舗や電話での注文になるのに対して、ネット証券では24時間いつでもインターネット経由で注文を行える違いがあります。取引の手数料も圧倒的に安いので、株式取引がはじめての人にはネット証券が向いています。