米国では株主還元意識が強く、日本に比べて株式配当利回りが高い傾向にある。そのため配当を目的に米国株に投資する投資家も少なくない。ここでは米国株の高配当銘柄の会社概要や利回りなどを紹介する。国内株式にしか投資したことがない人も、これを機に米国株投資を検討してみてほしい。
- 米国株は高配当株や長期連続増配銘柄が多く、利回りが高い傾向にある
- 米国株投資には「外国株式取引口座」の開設が必要
- 「ダウの犬」という簡単な戦略でリターンに期待できる
- 米国株は少額でも取引可能で成長性に期待できる
- 米国株取引には為替リスクがある上、国内取引手数料が割高な点に注意
2022年2月時点
1位 | CFDなら | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
会社名 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
手数料 | 無料 | 対円レートに対して0.5% | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※2) | 約定代金の0.495%(※1) |
銘柄数 | 個別 1,632銘柄 ETF 185銘柄 ADR 120銘柄 |
約7,000銘柄 ETF 約400銘柄 |
個別 4,575銘柄 ETF 351銘柄 ADR 256銘柄 |
個別 4,702銘柄 ETF 342銘柄 ADR 164銘柄 |
個別 4,083銘柄 ETF 357銘柄 ADR 328銘柄 |
個別 200銘柄 ETF 162銘柄 ADR ― |
ココがおすすめ | ・手数料が完全無料 ・米国株取引と言ったらここ |
・幅広い銘柄でCFD取引が可能 | ・国内証券1位の米国株取扱数 ・米国株取引で最大3万円キャッシュバック |
スマホアプリ「米国株アプリ」による取引可能 | 米国ETFの取扱銘柄数はネット証券No.1 | 取扱銘柄は2,000銘柄まで順次拡大予定 |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
※1最低手数料0ドル、上限22ドル
※2約定代金2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満の場合、約定代金2.22米ドル以下は0米ドル
約定代金4,444.45米ドル以上は22米ドル
1,米国株の配当の4つの特徴――高配当株、配当回数、連続増配、配当利回りの高さ

米国では「株式会社は株主のもの」という意識が強く、利益の株主還元策として配当を重視している企業が多く見られる。
こうした米国株の特徴の中で、特に際立った4つの特徴について解説する。
- 高配当株が多い
- 配当が年4回の企業が多い
- 長期連続増配銘柄が豊富
- 日経平均株価よりNYダウの配当利回りのほうが高め
米国株配当の特徴1,高配当株が多い

日本の上場会社3,789社(外国会社5社を含む、2021年11月19日現在)のうち、全体の39%にあたる1,474社(2021年11月19日現在)もの会社が株主優待制度を設けている。 出典:日本取引所グループ『上場会社数・上場株式数』、『新規上場会社情報』
日本国内の投資家の中には、株主優待を目的に株式を購入・保有する人も多く、証券会社各社も一般投資家に向けて、株主優待銘柄の紹介に積極的である。
大半の米国上場企業は伝統的に株主第一主義をとっており、株主還元策として、株式配当と自社株買い、とりわけ株式配当を重視してきた。
米国株の配当利回りが高めであるのは、こうした米国株式市場の慣例も影響している。
(参考)日米市場比較 配当利回り上位50社平均(現地2021年11月22日終値基準)
NYSE | 10.69% |
---|---|
NASDAQ | 8.16% |
東証 | 5.54% |
※東証上場銘柄の平均配当利回りは、SBI証券日本株スクリーナーで、東証の個別銘柄(ETFとREITを除く)から異常値だった銘柄を除外した予想配当利回り上位50社を抽出して算出した
上記では、財務状態や業績、経営指標などのファンダメンタルズな条件を一切考慮しておらず、各市場の予想配当利回りの平均値(それぞれ上位50銘柄)だけを単純に比較した。
その結果、上位50社対象という同じ条件下でも、米国株と日本株の平均配当利回りには大きな開きがあることがわかるだろう。

株式投資においては、高配当に分類できる、具体的な利回りが定められているわけではありません。目安としては、平均的な配当利回り(米国株、日本株ともに2%弱)以上、余裕をもったインカムゲインの獲得を目指すなら、4%程度以上の銘柄を「高配当株」だと考えればよいでしょう。
2022年2月時点
1位 | CFDなら | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
会社名 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
手数料 | 無料 | 対円レートに対して0.5% | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※2) | 約定代金の0.495%(※1) |
銘柄数 | 個別 1,632銘柄 ETF 185銘柄 ADR 120銘柄 |
約7,000銘柄 ETF 約400銘柄 |
個別 4,575銘柄 ETF 351銘柄 ADR 256銘柄 |
個別 4,702銘柄 ETF 342銘柄 ADR 164銘柄 |
個別 4,083銘柄 ETF 357銘柄 ADR 328銘柄 |
個別 200銘柄 ETF 162銘柄 ADR ― |
ココがおすすめ | ・手数料が完全無料 ・米国株取引と言ったらここ |
・幅広い銘柄でCFD取引が可能 | ・国内証券1位の米国株取扱数 ・米国株取引で最大3万円キャッシュバック |
スマホアプリ「米国株アプリ」による取引可能 | 米国ETFの取扱銘柄数はネット証券No.1 | 取扱銘柄は2,000銘柄まで順次拡大予定 |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
※1最低手数料0ドル、上限22ドル
※2約定代金2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満の場合、約定代金2.22米ドル以下は0米ドル
約定代金4,444.45米ドル以上は22米ドル
米国株配当の特徴2,配当が年4回の企業が多い

米国株には、四半期配当、つまり配当金の支払いが年4回ある銘柄が圧倒的に多い。
マクドナルド … …3月、6月、9月、12月の年4回
ペプシコ ……1月、3月、6月、9月の年4回
(公式サイト)
米国株配当の特徴3,日本ではあまり見られない長期連続増配銘柄が豊富

米国には何十年も増配を継続している企業も多い。
スリーエム ……63年連続増配
コカ・コーラ ……59年連続増配
ジョンソン&ジョンソン ……59年連続増配

連続増配企業は、概して経営基盤が安定しており、成長性も期待できる優良企業であるため、配当を得るだけでなく投資対象としても魅力があります。
米国株配当の特徴4,日経平均株価よりNYダウの配当利回りのほうが高め

株式相場では、高く評価される企業の株価は上昇する。

米国株と日本株では、この株価上昇率の開きが長期になるほど大きくなります。
米国を代表する企業で構成されるNYダウ平均株価と、日本の代表的な企業で構成される日経平均株価の過去30年間の変化率(成長性)を以下で比較してほしい。

上図からわかるように、過去30年間で、NYダウは比較開始年の約7.5倍、日経平均は1.5倍に成長している。
2019年時点の両者の差は顕著であり、NYダウは日経平均のおよそ5倍もの株価を付けている。

長期的に見て、米国企業のほうが日本企業よりはるかに成長率が高いという事実は、配当の原資となる利益を米国企業が長期的に出し続けている証でもあります。これは長期投資が前提となるインカムゲイン投資の有力な判断材料になります。
参考までに、2019年10月21日時点での、NYダウと日経平均の指数ベースの配当利回りも紹介しよう。
日経平均……1.96%(日経平均プロフィル公表)
2022年2月時点
1位 | CFDなら | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
会社名 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
手数料 | 無料 | 対円レートに対して0.5% | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※2) | 約定代金の0.495%(※1) |
銘柄数 | 個別 1,632銘柄 ETF 185銘柄 ADR 120銘柄 |
約7,000銘柄 ETF 約400銘柄 |
個別 4,575銘柄 ETF 351銘柄 ADR 256銘柄 |
個別 4,702銘柄 ETF 342銘柄 ADR 164銘柄 |
個別 4,083銘柄 ETF 357銘柄 ADR 328銘柄 |
個別 200銘柄 ETF 162銘柄 ADR ― |
ココがおすすめ | ・手数料が完全無料 ・米国株取引と言ったらここ |
・幅広い銘柄でCFD取引が可能 | ・国内証券1位の米国株取扱数 ・米国株取引で最大3万円キャッシュバック |
スマホアプリ「米国株アプリ」による取引可能 | 米国ETFの取扱銘柄数はネット証券No.1 | 取扱銘柄は2,000銘柄まで順次拡大予定 |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
※1最低手数料0ドル、上限22ドル
※2約定代金2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満の場合、約定代金2.22米ドル以下は0米ドル
約定代金4,444.45米ドル以上は22米ドル

投資という観点では、投資する「国」、投資する「時期」、投資する「対象」が重要です。「国」では、日本より米国のほうが有利だと思います。理由は複数あって、まず日本が少子高齢化で人口が減り続けるのに対し、米国の人口はこれからも増え続けることが予測されています。
人口が増えれば労働人口を確保できますし、日本のように若い人たちが多くの高齢者を支える構図になりません。次に、経済成長。米国経済は、2008年のリーマンショックによって大きく落ち込みましたが、すぐに持ち直しました。
今回のコロナショックでも、やはり米国経済は急ピッチで回復しています。今後、新興国のような高成長はないにしても、高い水準で成長していく可能性が高いでしょう。
詳細はこちら:米国株投資を中心に金融資産4億円! 超人気ブロガーたぱぞうさんが米国株を勧める理由 (株式会社ZUU)よりMONEY TIMESが引用
月間100万超のPVを誇る投資ブログ「たぱぞうの米国株投資」を運営。2000年に日本株投資を始めるも資産を大きく伸ばせずにいたが、2010年から米国株投資をスタートすると、その後は順調に資産を拡大。2016年~2017年にかけて資産は1億円を突破し、不動産や太陽光発電への投資を含めた現在の金融資産は4億円を超える。基本的な資産運用術をブログで公開するほか、投資顧問会社のアドバイザーや米国株セミナーなど多方面で活躍中。著書に「図解でよくわかる米国株投資」(きずな出版)ほか。
Twitter:@tapazou29
ブログ:たぱぞうの米国株投資
2,有名なアメリカ株の配当利回りは?アップル、マイクロソフト、マクドナルドなど

サンプルは、米国を代表する有名企業である以下の5社だ。
- アップル
- マイクロソフト
- マクドナルド
- スリーエム(3M)
- ジョンソン&ジョンソン
米国の代表的企業5社の配当利回り
上記5社の2022年2月25日終値ベースの予想配当利回りと、当期の1株あたり年間配当金総額(予想)も併せて紹介する。会社名 <ティッカー> |
予想配当利回り | 予想1株あたり 年間配当金 |
2022年2月25日終値 (1米ドル=115円換算) |
---|---|---|---|
アップル <APPL> |
0.56% | 0.92米ドル | 164.850米ドル (1万8,957円) |
マイクロソフト <MSFT> |
0.80% | 2.38米ドル | 297.310米ドル (3万4,190円) |
マクドナルド <MCD> |
2.24% | 5.60米ドル | 249.450米ドル (2万8,686円) |
スリーエム <MMM> |
4.00% | 6.02米ドル | 150.510米ドル (1万7,308円) |
ジョンソン&ジョンソン <JNJ> |
2.64% | 4.39米ドル | 166.000米ドル (1万9,090円) |
※予想配当利回り=予想1株あたり年間配当金÷2022年2月25日終値×100

各社の経営方針と株主還元の取り組み姿勢の違いは、配当利回りや配当性向の違いとしてはっきり表れています。
会社名 | 予想配当利回り | 配当性向(予想)※ |
---|---|---|
アップル | 0.56% | 14.96% |
マイクロソフト | 0.80% | 24.61% |
マクドナルド | 2.24% | 55.12% |
スリーエム(3M) | 4.00% | 58.00% |
ジョンソン&ジョンソン | 2.64% | 46.80% |
(予想1株あたり当期純利益はSBI証券の個別銘柄情報より引用)
参考(アップル 過去3年間の週足チャート)


新興企業や先端IT企業は、事業から得られる利益を、技術開発や自社成長のための先行投資に優先的に充当します。そのため、配当を低めに抑える、もしくは無配とする企業が大半です。アルファベット(グーグル)やアマゾン・ドット・コム、メタは現在も無配を継続しています。
コロナ治療薬で好調なギリアド サイエンシズの配当利回りは?
新型コロナウイルス感染症の治療薬の開発および販売元として、ナスダック上場銘柄であるギリアド サイエンシズ<GILD>が注目を集めている。
米国内で新型コロナウイルス感染拡大が収束しない中、同社の治療薬「レムデシベル」の販売は好調だ。
治療効果の高さから、今後も治療薬の販売好調が期待される同社の値動きや、配当利回りをはじめとする主な投資指標についても確認しておきたい。
会社名 <ティッカー> |
2021年12月期の 予想1株あたり 配当金 |
予想配当利回り | 予想配当性向 | 株価 (1米ドル=115円換算) |
---|---|---|---|---|
ギリアド サイエンシズ <GILD> |
2.92米ドル | 4.78% | 59.35% | 61.120米ドル (7,028円) |
※SBI証券の個別銘柄情報を参照
ギリアド サイエンシズ<GILD> 過去3年間の週足チャート

設立 | 1987年 | |
---|---|---|
本社所在地 | 米国カリフォルニア州 フォスターシティ |
|
2021年12月期実績 ※1 (1米ドル=115円で換算) |
売上高 | 273億500万米ドル (3兆1,400億7,500万円) |
当期純利益 | 62億2,500万米ドル (7,158億7,500万円) |
|
売上高営業利益率 | 36.32% | |
EPS | 4.9346米ドル | |
主な投資指標 ※2 (2021年12月期、 2022年2月25日終値基準) |
売上高 | 74億2,100万米ドル (8,534億1,500万円) |
当期純利益 | 25億9,200万米ドル (2,980億8,000万円) |
|
売上高営業利益率 | 52.03% | |
ROE | 31.70% | |
ROA | 9.09% | |
事業領域 | ・HIV/AIDS ・肝疾患 ・血液がん、または固形がん ・循環器系疾患 ・炎症性疾患、または呼吸器系疾患など |
|
治療薬の販売実績 | ・インフルエンザ治療薬 「Tamiflu®(タミフル)」 ・HIV治療薬 「Truvada®(ツルバダ)」 ・新型コロナウイルス治療薬 「レムデシベル」など |
※2,主な投資指標は、SBI証券 個別銘柄詳細情報「銘柄サマリー」の数値を引用し、予想PBRは「2022/2/25終値÷銘柄サマリーの予想BPS」で算出した
・ギリアド サイエンシズの会社概要
ギリアド サイエンシズはウイルス性疾患の治療薬の創薬に力を入れており、HIV治療薬やC型肝炎治療薬で世界的に高いシェアを占めている。
身近なウイルス性疾患のインフルエンザ治療薬「タミフル」を開発した医薬品メーカーとしても知られている。
・ギリアド サイエンシズの近年の動向と業績
新型コロナウイルスのパンデミック後は、新型コロナウイルスの治療薬として使用されている「レムデシベル」の創薬および販売元として注目を集めている。
レムデシベルはもともと致死率の高いエボラ出血熱の治療薬として開発されたが、新型コロナウイルス肺炎に対する治療効果が期待され、国内でも早期に特例承認制度による承認を受けた。現在では新型コロナウイルス感染症の重症患者向け治療薬として利用されている。
新型コロナウイルス感染症の収束が見込めない中、治療薬としての高い需要に支えられて、レムデシベルは売上げを大きく伸ばした。
その結果、2021年12月期(通期)の当期純利益は62億2,500万米ドル(1米ドル=115円換算で7,158億7,500万円)、成長率は前期比4,960.97%増となり、同社の2021年通期業績に大きく貢献した。

インカムゲイン投資は長期運用が基本です。レムデシベル特需が落ち着いてからの、同社の配当方針を見極めて、投資判断を下したほうが安心です。
2022年2月時点
1位 | CFDなら | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
会社名 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
手数料 | 無料 | 対円レートに対して0.5% | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※2) | 約定代金の0.495%(※1) |
銘柄数 | 個別 1,632銘柄 ETF 185銘柄 ADR 120銘柄 |
約7,000銘柄 ETF 約400銘柄 |
個別 4,575銘柄 ETF 351銘柄 ADR 256銘柄 |
個別 4,702銘柄 ETF 342銘柄 ADR 164銘柄 |
個別 4,083銘柄 ETF 357銘柄 ADR 328銘柄 |
個別 200銘柄 ETF 162銘柄 ADR ― |
ココがおすすめ | ・手数料が完全無料 ・米国株取引と言ったらここ |
・幅広い銘柄でCFD取引が可能 | ・国内証券1位の米国株取扱数 ・米国株取引で最大3万円キャッシュバック |
スマホアプリ「米国株アプリ」による取引可能 | 米国ETFの取扱銘柄数はネット証券No.1 | 取扱銘柄は2,000銘柄まで順次拡大予定 |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
※1最低手数料0ドル、上限22ドル
※2約定代金2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満の場合、約定代金2.22米ドル以下は0米ドル
約定代金4,444.45米ドル以上は22米ドル
3,米国株(アメリカ株)の高配当利回り銘柄ランキング!
マネックス証券はネット証券の中でもいち早く米国株サービスを拡充してきたことで知られている。マネックス証券はホームページで、さまざまな投資情報を提供しており、「配当利回りランキング」では高配当利回りの米国銘柄を紹介している。
会社名<ティッカー | 2022年1月末時点 (1米ドル=115円換算) |
配当利回り ※1 |
|
---|---|---|---|
1位 | AT&T |
25.500米ドル (2,932円) |
8.16% |
2位 | アルトリア グループ |
50.880米ドル (5,851円) |
7.08% |
3位 | IBM |
133.570米ドル (1万5,360円) |
4.91% |
4位 | フィリップモリス インターナショナル |
102.850米ドル (1万1,827円) |
4.86% |
5位 | ベライゾン コミュニケーションズ |
53.230米ドル (6,121円) |
4.81% |
※2,マネックス証券ホームページ「マネックス証券ランキング/配当利回りランキング」をもとに、筆者が作成
第1位,AT&T<T>――米国の老舗通信サービス会社
持株会社であるAT&Tは、さまざまなメディア資産を有するワーナーメディアをスピンオフして、独立系メディア会社を設立することを発表しており、調達した資金を5Gやファイバーブロードバンドへの設備投資に充てる予定である。
AT&Tの直近5年、週足チャート

(公式サイト)
第2位,アルトリア グループ<MO>――米国の大手たばこ会社
安定的な配当や連続増配を株主還元策として打ち出しており、高配当銘柄としての知名度も高い。
アルトリア グループの直近5年、週足チャート

第3位,IBM<IBM>――IT企業の草分け的存在
ITサービスやコンサルティング、ソフトウェアまたはハードウェア販売などを主な事業としているが、いずれもB2Bによるサービス提供に特化しているのが特徴である。
IBMの直近5年、週足チャート

(公式サイト)
第4位,フィリップモリス インターナショナル<PM>――たばこのグローバルブランドを展開
フィリップモリス インターナショナルは、紙巻たばこの代替として、IQOSブランドのような加熱式無煙たばこの製造販売に積極的であり、IQOS製品をアルトリアグループにも供給している。
フィリップモリス インターナショナルの直近5年、週足チャート

第5位,ベライゾン コミュニケーションズ<VZ>――米国を代表する無線通信サービス会社
現在の主力事業は無線通信事業であり、売上高の70%以上、営業利益の大半を占める。全国規模のネットワークを有する米国最大の無線通信会社となっている。
ベライゾン コミュニケーションズの直近5年、週足チャート

4,1万円以下で買える!米国株(アメリカ株)の高配当利回りランキングTOP10!利回り4%以上も

米国株(アメリカ株) 高配当利回り銘柄投資における「高配当」の基準とは?具体的な数値基準や注意点を紹介

米国株の高配当利回り銘柄を狙って投資する際には、長期間にわたって安定的な配当を期待できる銘柄を選別する必要がある。

赤字決算で株価が暴落し、結果的に配当利回りが高くなっているのではないか、もしくは不人気銘柄で、意図的に配当利回りを高くしている可能性はないかなど、あらかじめリスク要因を排除しておきましょう。
配当利回り以外の銘柄検索条件としては、黒字決算会社に限定する、連続増配企業を選ぶなど、さまざまな条件が考えられる。
今回は、仮に業績が悪化しても配当を維持できる財務体質の健全性に注目してみたい。
この観点から、配当性向が非常に高く(配当性向が100%に近い、100%をはるかに超えるなど)、減配リスクがある、または倒産リスクがある会社をあらかじめ除外する。
米国株(アメリカ株) 高配当利回りランキング最新版(2022年2月25日終値基準)

上記で高配当の判断基準を確認したら、いよいよ高配当利回りの個別銘柄を選別する。
銘柄選別の過程で役立つのが高配当利回りランキングだ。
「高配当」の基準を満たす高配当利回りの個別銘柄を以下の手順で抽出して、利回りの高い順に10銘柄を並べたものが、後述する「1万円以下で買える!米国株の優良高配当利回り銘柄ランキングTOP10」である。
・SBI証券の米国株スクリーナーを使用
・2022年2月25日終値基準
・米国全市場対象
・ダウ平均、ナスダック100、S&P500の構成銘柄
・中型株と大型株
・予想配当利回りと実績配当利回りが2.5%以上
・実績ROEと実績ROAが0%以上(直近事業年度が赤字決算の企業を除外するため)
② 上記の条件で抽出された銘柄について、予想配当利回りの高い順に並べ替える
③ 抽出された銘柄のうち、1米ドル=115円で換算して、株価が1万5,000円超になる銘柄を除外する
(初心者でも買いやすい少額投資可能な銘柄を残すため)
④ SBI証券の個別銘柄情報から配当性向(1株あたり年間配当÷1株あたり当期純利益)を算出し、配当性向が40%~90%の範囲内である銘柄を選択
⑤ 上記の条件で抽出された銘柄について、以下の(1)あるいは(2)の情報元で、複数年の連続増配(もしくは同額配当)実績(2021年11月現在)があることを確認する
(1)“The Dividend Investing Resource Center Letting Dividends Do Their Work”(2022年2月25日付)の“All”……5年以上の連続増配銘柄の一覧
(2)マネックス証券 銘柄スカウター米国株 個別銘柄情報「配当」タブ……直近5年間の配当実績
なお、連続増配実績がある企業であっても、今後も連続増配が継続される保証はないことをご了承願いたい。
1万円以下で買える!米国株の優良高配当利回り銘柄ランキングTOP10
順位 | 会社名<ティッカー> | 2022/2/25終値 | 予想配当 利回り |
配当性向 |
---|---|---|---|---|
円換算 ※ | ||||
1 | AT&T<T> | 23.9米ドル | 8.56% | 75.24% |
2,748円 | ||||
2 | ダウ<DOW> | 59.6米ドル | 4.84% | 33.40% |
6,854円 | ||||
3 | ギリアド サイエンシズ <GILD> | 61.1米ドル | 4.78% | 59.17% |
7,026円 | ||||
4 | ベライゾン コミュニケーションズ<VZ> |
54.1米ドル | 4.77% | 48.15% |
6,221円 | ||||
5 | エクソン モービル<XOM> | 77.8米ドル | 4.57% | 65.30% |
8,947円 | ||||
6 | ファイザー<PFE> | 47.7米ドル | 3.67% | 40.74% |
5,485円 | ||||
7 | デボン エナジー<DVN> | 55.2米ドル | 3.50% | 95.64% |
6,348円 | ||||
8 | U.S.バンコープ<USB> | 57.3米ドル | 3.29% | 36.06% |
6,589円 | ||||
9 | トリスト フィナンシャル <TFC> |
63.0米ドル | 3.12% | 42.95% |
7,245円 | ||||
10 | ゼネラル・ミルズ<GIS> | 68米ドル | 3.11% | 56.19% |
7,820円 |

ランクインした10社はいずれも1株1万円以下で購入できます。1万円以下なら、少額投資が基本の投資初心者や資金の少ない人でも取引できます。
さらに、TOP10銘柄はすべて、配当性向が40%から90%程度に収まっている。
この程度の配当性向を設定している会社であれば、株主還元に積極的ながら、20%程度の業績悪化に見舞われても、その後も増配または同額配当を維持できる余力があると考えられる。
こうした財務の健全性を確認できる会社の場合、株価が暴落することも少ないため、9%、10%もの異常に高い配当利回りになることも考えにくい。
そのため、ランキングTOP10銘柄のように、配当利回りも3%~5%前後に落ち着くことが多い。

減配リスクの少ない高配当利回り銘柄を選ぶ際には、配当利回りが3%~5%前後の銘柄を選ぶのが妥当でしょう。
第1位,AT&T<T>――米国の老舗総合通信会社
1株あたり年間配当金(実績)※1 | 2.08米ドル |
---|---|
予想配当利回り ※1 | 4.92% |
配当性向(実績) ※2 | 75.24% |
連続増配年数 | 5年 |
※2,配当性向(実績)は、「2021年12月期の1株あたり年間配当(実績)÷1株あたり当期純利益(実績)×100」で算出された2021年12月期の実績値
※3,以降、ランキングTOP10銘柄すべてについて、同条件で投資参考情報を紹介する

有線・無線通信事業だけでなく、今後は5Gなどの先端技術への投資効果が、事業の成長や株価推移、配当方針に影響を及ぼすと考えられます。
第2位,ダウ<DOW>――世界最大の素材化学メーカー
包装・特殊プラスチック、工業用中間体とインフラストラクチャー、パフォーマンス材料・コーティングの3つの事業部門で構成されており、それぞれエチレン、プロピレン、ベンゼンなどの化学合成品を生産している。
1株あたり年間配当金(実績) | 2.80米ドル |
---|---|
予想配当利回り | 4.84% |
配当性向(実績) | 33.40% |
連続増配年数 | 3年 |

化学業界では、米国にとどまらず、世界的にも圧倒的な存在感のある企業グループです。前身は1900年以前に設立された歴史ある会社であり、スピンオフ後も引き続き安定的な配当が期待されます。
第3位,ギリアド サイエンシズ<GILD>……新型コロナウイルス治療薬「レムデシベル」製造の医薬品会社
同社の概要については、「コロナ治療薬で好調なギリアド サイエンシズの配当利回りは?」で詳しく解説しているので参照してほしい。
1株あたり年間配当金(実績) | 2.92米ドル |
---|---|
予想配当利回り | 4.78% |
配当性向(実績) | 59.17% |
連続増配年数 | 7年 |

もともと抗がん剤やHIV治療薬などで販売実績のある会社ですが、同社が販売するレムデシベルの特需がどこまで、どの程度継続するかが、今後の配当利回りを左右するでしょう。
2022年2月時点
1位 | CFDなら | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
会社名 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
手数料 | 無料 | 対円レートに対して0.5% | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※2) | 約定代金の0.495%(※1) |
銘柄数 | 個別 1,632銘柄 ETF 185銘柄 ADR 120銘柄 |
約7,000銘柄 ETF 約400銘柄 |
個別 4,575銘柄 ETF 351銘柄 ADR 256銘柄 |
個別 4,702銘柄 ETF 342銘柄 ADR 164銘柄 |
個別 4,083銘柄 ETF 357銘柄 ADR 328銘柄 |
個別 200銘柄 ETF 162銘柄 ADR ― |
ココがおすすめ | ・手数料が完全無料 ・米国株取引と言ったらここ |
・幅広い銘柄でCFD取引が可能 | ・国内証券1位の米国株取扱数 ・米国株取引で最大3万円キャッシュバック |
スマホアプリ「米国株アプリ」による取引可能 | 米国ETFの取扱銘柄数はネット証券No.1 | 取扱銘柄は2,000銘柄まで順次拡大予定 |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
※1最低手数料0ドル、上限22ドル
※2約定代金2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満の場合、約定代金2.22米ドル以下は0米ドル
約定代金4,444.45米ドル以上は22米ドル
第4位,ベライゾン コミュニケーションズ<VZ>――無線通信では米国第1位のシェア
1株あたり年間配当金(実績) | 2.56米ドル |
---|---|
予想配当利回り | 4.77% |
配当性向(実績) | 48.15% |
連続増配年数 | 18年 |

ベライゾンとAT&Tの戦略の違いは明白です。ベライゾンは5Gへの投資に重点を置いています。対するAT&Tでは、5Gだけでなく、コンテンツビジネスのシェア拡大も重要な経営課題になっています。
第5位,エクソン モービル<XOM>――米国の石油メジャー最大手
1999年の合併以来、2020年12月期は初の赤字決算となったが、従業員の大幅削減やコスト削減などが功を奏して2021年12月期は黒字回復した。
1株あたり年間配当金(実績) | 3.52米ドル |
---|---|
予想配当利回り | 4.57% |
配当性向(実績) | 65.30% |
連続増配年数 | 40年 |

連続増配企業としても有名です。会社としての体力があるため、2020年12月期に一時的に赤字決算に陥っても例年通り、連続増配が実施されました。今後は、脱石油会社からクリーンエネルギー会社への社風転換の進捗が業績や配当政策に波及するのは避けられないでしょう。
第6位,ファイザー<PFE>……創業100年超で知名度抜群、世界最大手の米国製薬会社
肺炎球菌ワクチンのプレベナー13、乳がん分子標的薬のイブランス、心血管疾患治療薬のエリキュース、自己免疫疾患治療薬のゼルヤンツなどが現在販売されている代表的な医薬品である。これらの主力医薬品は世界各地で販売されており、海外市場での売上高は全社売上高の約5割にものぼる。
ファイザーは、新型コロナウイルスのパンデミック後に、独ビオンテックと共同でいち早く新型コロナワクチンの開発に取り組み、世界最速で製品化し、普及させた製薬会社としても有名である。
1株あたり年間配当金(実績) | 1.60米ドル |
---|---|
予想配当利回り | 3.67% |
配当性向(実績) | 40.74% |
連続増配年数 | 12年 |

世界中でファイザーの新型コロナウイルスワクチン接種が進み、2021年12月期は大幅増収となりました。現在の予想配当利回りでも十分高いですが、製薬会社としての確固たる実力を背景に、今後も連続増配年数が延びる可能性は十分あります。
第7位,デボン エナジー<DVN>――独立系エネルギー生産会社
1株あたり年間配当金(実績) | 4.00米ドル |
---|---|
予想配当利回り | 3.50% |
配当性向(実績) | 95.64% |
連続増配年数 | 5年 |

2021年12月期の1株あたり年間配当金や配当性向(実績)が一時的に高かった可能性があります。投資判断には予想配当利回りを参考にしてください。
第8位,U.S.バンコープ<USB>――米国の大手地方銀行
1株あたり年間配当金(実績) | 1.84米ドル |
---|---|
予想配当利回り | 3.29% |
配当性向(実績) | 36.06% |
連続増配年数 | 11年 |

高配当利回り銘柄としては、配当性向がやや低めです。投資家に利益が十分還元されていない可能性もありますが、逆に堅実経営で今後も変わらず安定的に配当を受け取ることができると考えることもできます。
第9位,トリスト フィナンシャル<TFC>……米国南東部を地盤とする地域銀行の持株会社
1株あたり年間配当金(実績) | 1.92米ドル |
---|---|
予想配当利回り | 3.12% |
配当性向(実績) | 42.95% |
連続増配年数 | 11年 |

典型的な地方銀行です。地元密着型の安定した銀行業務を営んでいるので、特別高配当ではありませんが、今後も長く安定的に配当金を受け取ることができるでしょう。
第10位,ゼネラル ミルズ<GIS>……米国拠点の世界的な総合食品メーカー
1株あたり年間配当金(実績) | 2.04米ドル |
---|---|
予想配当利回り | 3.11% |
配当性向(実績) | 56.19% |
連続増配年数 | 5年 |

飼料用小麦の需要拡大や高温乾燥による小麦産地の作柄悪化で、世界的に小麦価格の高騰が続いています。小麦価格の高騰が、同社の今後の株価推移と2022年7月期決算に、どのような影響を及ぼすかを注視する必要があります。
5,アメリカ株におすすめの証券会社5選

米国株投資の第一歩は、自分の投資方針や投資スタイルに合った証券会社を選ぶことから始まる。
証券会社選びに際しては、米国株取引ができる証券会社各社の特徴や強みを認識して、自分にとって使いやすい証券会社かどうかを判断する必要がある。
そのためのツールとして、以下の比較表や後述する各社の米国株取引概要を活用してほしい。
なお、米国株投資におすすめの証券会社として、低コストと取引しやすさが魅力のインターネット証券に限定して紹介する。
2022年2月時点
1位 | CFDなら | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
会社名 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
手数料 | 無料 | 対円レートに対して0.5% | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※2) | 約定代金の0.495%(※1) |
銘柄数 | 個別 1,632銘柄 ETF 185銘柄 ADR 120銘柄 |
約7,000銘柄 ETF 約400銘柄 |
個別 4,575銘柄 ETF 351銘柄 ADR 256銘柄 |
個別 4,702銘柄 ETF 342銘柄 ADR 164銘柄 |
個別 4,083銘柄 ETF 357銘柄 ADR 328銘柄 |
個別 200銘柄 ETF 162銘柄 ADR ― |
ココがおすすめ | ・手数料が完全無料 ・米国株取引と言ったらここ |
・幅広い銘柄でCFD取引が可能 | ・国内証券1位の米国株取扱数 ・米国株取引で最大3万円キャッシュバック |
スマホアプリ「米国株アプリ」による取引可能 | 米国ETFの取扱銘柄数はネット証券No.1 | 取扱銘柄は2,000銘柄まで順次拡大予定 |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
※1最低手数料0ドル、上限22ドル
※2約定代金2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満の場合、約定代金2.22米ドル以下は0米ドル
約定代金4,444.45米ドル以上は22米ドル
(公式サイト)
・DMM 株で米国株投資をするメリット
- 国内取引手数料が無料
- 各種サービスもすべて無料
取引ツールやリアルタイム株価提供など、各種サービスもすべて無料なので、圧倒的に低いコストで米国株取引ができる。
(公式サイト)
・DMM 株で米国株投資をするデメリット
- 取扱銘柄数が少ない
- 投資情報が少ない
- 米ドルの入出金未対応
米国株初心者向けの学習記事や、米国株に関する投資情報が少ないので、米国株初心者が米国株取引をはじめるにあたっては、情報量の多い他社サイトや米国株投資関連書籍などで自学自習する必要がある。
米国株投資のための入金方法は円だけであり、米ドル入金や米ドル出金には対応していないので、手持ちの米ドル資金を投資に充てることはできない。
・DMM 株で米国株投資をするならこんな人がおすすめ

米国株投資は低コストが絶対条件という人に、もっともおすすめできるネット証券です。
ただし、米国株取引の進め方は他社のWebサイトで学び、投資ノウハウまたは米国株関連投資情報については、別途自分で取得することが前提条件になる。
取扱銘柄数が限定されるので、オーソドックスな銘柄に投資できればよいと考えている人には過不足はないだろう。
(公式サイト)
マネックス証券……取引時間が最大17時間!リアルタイム取引にこだわりたい人には最適

入金方法 | 基本は円貨入金 以下の条件の場合、米ドル入金も可 ・1万米ドル以上 ・日本国内に拠点のある銀行から送金 ・指定のみずほ銀行口座に送金可能 ・申込日含めて5営業日以内に振込可能 ・振込から口座反映まで 最大2営業日かかることを了承している |
---|---|
注文方法 | スタンダード注文 ・指値 ・成行 ・逆指値(指値/成行) ・トレールストップ (値幅指定/%幅指定) 条件付注文 ・連続注文 ・OCO注文(OCOs) ・OCO注文(ツイン指値) |
注文期限 | 有効期限 ・当日中(DAY:立会時間のみ) ・当日中(DAY+:立会時間+時間外取引) ・90日(GTC:立会時間のみ) ・90日(GTC+:立会時間+時間外取引) ・時間指定(GTD:立会時間) ・時間指定(GTD+:立会時間+時間外取引) 執行条件 ・IOC ・FOK ・寄付(OPG) ・引け(CLO) 短時間の有効期限 ・1min ・3mm ・5min |
取引チャネル | ・Webブラウザ型取引画面 ・スマホアプリ 「トレードステーション米国株スマートフォン」 ・スマホアプリ 「マネックス証券アプリ」 |
投資情報ツール | ・PC向け投資情報ツール 「銘柄スカウター米国株」 ・スマホ向け投資情報ツール 「銘柄スカウター」 |
NISA対応 | 米国株 (個別銘柄、ETF、ADR)の 買付時国内取引手数料は恒常的に無料 |
リアルタイム 株価提供 |
無料 ・外国株口座に米ドルの預り金または 米ドルの資金がある場合 ※平日14:30の時点で判定 |
買付手数料無料の 米国ETF |
9銘柄(USAプログラム) |
※マネックス証券公式サイトをもと筆者作成
(公式サイト)
・マネックス証券で米国株投資をするメリット
- 取引時間が長い
- 買付時の手数料が無料
- 取扱銘柄数が業界No.1
- 投資情報が充実
「米国株取引ならマネックス証券」と言って差し支えないだけの充実したサービス内容を誇っている。
2021年9月には米国株の店頭取引サービスも提供開始となり、日本時間の12:00~17:00の時間帯でも、顧客とマネックス証券の相対取引ながら、米国株の売買注文をその場で約定できるようになった。
出典:マネックス証券『日中でも米国株取引が可能!米国株国内店頭取引サービスの特長』
DMM 株のように手数料が常時無料というわけではないが、マネックス証券も低コストで米国株投資できる環境が整っている。
米国株人気を牽引してきたマネックス証券だけに、米国株の個別銘柄の取扱銘柄数は国内証券会社の中で、堂々の第1位だ。
米国銘柄に関する投資情報も多彩で利用価値が高い。

米国株のスぺシャリストや米国経済通による連載コラムが充実しており、知識習得に役立ちます。銘柄スカウター米国株は読みやすくて情報量も豊富なので、銘柄選択や銘柄調査の際には欠かせません。
(公式サイト)
・マネックス証券で米国株投資をするデメリット
- 米ドル入金の利用条件がある
米国株投資のための入金は、円貨、米ドルのどちらにも対応している。
ただし、米ドル入金の場合、1万米ドル以上の入金に限られること、米ドル資金の送金元が日本国内に拠点をもつ銀行であることといった条件があるので、米ドル資金をもっていても金額が少なければ米ドル入金サービスを利用できない。
出典:マネックス証券『米国株の入出金』
・マネックス証券で米国株投資をするならこんな人がおすすめ

現在は米国株初心者だが、低コスト運用で経験値を高めて、今後は米国株を中心とした資産運用をしていきたい人にはピッタリです。銘柄選びから銘柄分析まで自分でこなして、リスクを低減しながら継続的に売買したい人にも向いています。
米国経済に明るく、マニアックな銘柄にも投資してみたい人は、迷わずマネックス証券を選ぶとよいだろう。
SBI証券……初心者から上級者まで活用できる米国株関連情報が豊富

入金方法 | 円、あるいは米ドル入金 |
---|---|
注文方法 | ・指値 ・成行 ・逆指値 |
注文期限 | ・当日中 ・期間指定(90日後まで) |
取引チャネル | ・PC向けWebサイト「外貨建商品取引サイト」 ・スマホアプリ「米国株アプリ」 |
投資情報ツール | ・PC向けWebサイト 「米国株スクリーナー」、「海外ETF検索ツール」 |
NISA対応 | 米国ETFのみ、買付時に限り、 国内取引手数料が無料 |
リアルタイム 株価提供 |
基本利用料:330円/1カ月 ※インターネット取引による 米国株売買の約定1回以上で 、1カ月(31日分)の利用料無料 ただし、 ・米国ETFのNISA取引 ・買付手数料無料の米国ETFの買付約定 ・米国株または米国ETFの定期買付 以上の場合は、利用料無料の対象外 |
買付手数料無料の 米国ETF |
9銘柄 |
※SBI証券公式サイトをもと筆者作成
(公式サイト)
・SBI証券で米国株投資をするメリット
- 投資情報が豊富
- 住信SBIネット銀行との連携で利便性向上
SBI証券の外国株式、海外ETF(米国株、米国ETF)取引サイトは、米国株式市場に関する情報の宝庫である。
ログイン後に利用できる米国株スクリーナーや個別銘柄詳細情報も情報量が多いため、候補銘柄の比較や企業分析の際に重宝する。

米国株以外に、8カ国もの国々の株式を取り扱っているのはSBI証券だけです。日本の証券業界では珍しい、韓国株やロシア株の取引もできます。
住信SBIネット銀行と口座連携すると、米ドル取引の利便性が高まることにも注目したい。
・SBI証券で米国株投資をするデメリット
- 初心者にとっては情報過多になる可能性も
とりたてて大きなデメリットはみつからない。
あえて言うなら、米国株初心者、とりわけ投資初心者にとっては、膨大な情報量や取扱国数の多彩さ、十分すぎるサービスが、逆にSBI証券に対する心理的ハードルを上げてしまう可能性がある。
・SBI証券で米国株投資をするならこんな人がおすすめ

大企業から成長著しいIPO直後の新興企業まで、将来性のある米国企業にどんどん投資したいなら、取扱銘柄が多く、豊富な投資情報を駆使できるSBI証券がおすすめです。
将来的に、米国に限らず、世界中の国々の成長企業に投資したい、あるいは、世界各国の企業でポートフォリオを組成して、あらゆるリスクを最小化したいと考えている人にも外せない証券会社だ。
楽天証券……米国ETFの取扱銘柄数ならNo.1、取引しながら楽天ポイントも貯まる

入金方法 | 円、あるいは米ドル入金 |
---|---|
注文方法 | ・指値 ・成行 ・逆指値(Webサイトの場合のみ) |
注文期限 | ・当日中 ・期間指定(90日後まで) |
取引チャネル | ・PC向け(Webサイト、マーケットスピード) ・スマホアプリ(iSPEED) |
投資情報ツール | ・PC向け(Webサイト、マーケットスピード) ・スマホアプリ(iSPEED) |
NISA対応 | 米国ETFのみ、買付時に限り、 国内取引手数料が無料 |
リアルタイム 株価提供 |
基本利用料:330円/1カ月 ※過去1カ月に米国株売買の 約定1回以上で、1カ月分の利用料無料 |
買付手数料無料の 米国ETF |
9銘柄 |
※楽天証券公式サイトをもと筆者作成
(公式サイト)
・楽天証券で米国株投資をするメリット
- 低コスト
- 米国ETFの取扱が多い
- 楽天ポイントが貯まる
- 取引ツールが便利
ネット証券の標準的な米国株サービスを提供しており、SBI証券同様に、米国株も低コストで取引できる。
中でも、米国ETFの取扱銘柄数は国内証券最多となっており、ETFを使ったあらゆるテーマの分散投資にも対応できる。

楽天グループの証券会社として、取引のたびに楽天ポイントが貯まるメリットも見逃せません。米国株とはいえ、ネット証券らしく手数料は安く、目に見えてポイントが増えるわけではないが、ポイントが貯まるまで、気長に取引を続けるモチベーションになるでしょう。
米国株を取引できるマーケットスピードやiSPEEDの情報量の多さや使いやすさも、米国株投資そのものを楽しむ要因のひとつになるはずだ。
(公式サイト)
・楽天証券で米国株投資をするデメリット
- 少額の米ドル入金で手数料負けの可能性がある
楽天証券では、米国株投資の際に米ドル入金にも対応しており、SMBC信託銀行・楽天銀行外貨送金サービスを利用すると、米ドルの入出金手数料が1回の入出金につき通常7,000円のところ、格安の1,000円に大幅値引きされる。
出典:楽天証券『外貨からの入出金方法』
・楽天証券で米国株投資をするならこんな人がおすすめ
米国株投資の優先事項は、リスク分散と低コストだと考える人には、米国ETF取扱銘柄数No.1の楽天証券は、選択肢が豊富でおすすめです。米国ETFの数は420を超えるので、興味のあるテーマで組成されたETF、あるいは時流に乗って値上がりを期待できるETFを必ず探し出せるはずです。
米国株投資による利益獲得だけでなく、せっかくなので楽天ポイントも貯めたいと考える楽天会員の人たちには、一挙両得の証券会社であるのは言うまでもない。
auカブコム証券……2022年1月から米国株の取扱を開始

入金方法 | 円貨入金のみ |
---|---|
注文方法 | ・指値、成行 ・Uターン注文® ・逆指値・トレーリングストップ |
注文期限 | 以下から選択可能 ・当日 ・期間指定 |
取引チャネル | ・WEB(PC版) ・スマートフォンWEB(スマート版)、 kabu.com for iPhone /Android ・kabuステーション® |
投資情報ツール | ・取引ツール、スマホアプリ、 スマホ用取引サイト ・投資情報通知メール「カブコール」 |
NISA対応 | 対応なし |
リアルタイム 株価提供 |
330円/1カ月 ※ただし、2022年6月までは 米国株式取扱開始記念として、 全ユーザー利用料無料 |
買付手数料無料の 米国ETF |
なし |
※auカブコム証券のサイトをもとに筆者作成
2022年の1月24日より、auカブコム証券は米国株の取り扱いを開始した。
取り扱い銘柄数はまだまだ少ないが、米ドル/円の為替スプレッドが安いなどの強みもあるため、取引したい銘柄の取り扱いがあれば利用を検討してもいいだろう。
6,米国株投資の始め方

ビジネスパーソンにとって身近なネット証券を使って、米国株投資を実際に始めるまでの一般的な手順を簡単に確認しておこう。
ステップ1,ネット証券に「証券総合口座」を開設する(すでに証券総合口座を開設している場合は、このステップを省く)
米国株を取り扱っているネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、DMM.com証券)の中から、自分の投資スタイルに合った証券会社を選び、証券総合口座を開設する。
証券会社から「口座開設完了通知」を受け取ったら、ネット証券サイトにアクセスして、ユーザーIDと仮パスワードで初回ログインする。
※口座開設申込から取引開始までに1週間程度の時間がかかることもあるので、余裕をもって口座開設の申し込みをすること
ステップ2,証券総合口座を開設したネット証券で「外国株式取引口座」を開設する
口座を開設したネット証券サイトにログインして、外国株式取引口座の開設を申し込む。
各社によって若干手順は異なるが、たいていの場合、ログインしてから、「外国株式」→「米国株」画面を開いて「外国株式取引口座の開設はこちら」ボタン、もしくは外国株式取引口座「開設」ボタンを押下することで、申込画面に遷移できる。
申込画面で必要事項を入力すれば、申込手続きが完了する。
※証券会社によって、証券総合口座と外国株式取引口座を同時に開設申込できることもある
ステップ3,資金を「入金→振替」する
・円貨決済の場合
日本円の資金を証券総合口座に入金する。
あらかじめ日本円決済を選択すると、証券総合口座に入金した資金はそのまま、米国株買付のための買付余力となる。
【マネックス証券】
マネックス証券の米国株日本円決済では、証券総合口座に入金してから、円資金を自分で外国株取引口座に移動する必要がある。移動した円資金についても、自分で米ドルに為替振替する。
【DMM.com証券】
DMM.com証券は円貨決済だけに対応しているので、米国株取引の場合も、国内株式同様に日本円を証券口座に入金するだけでよい。
・外貨決済の場合
米ドル資金を、SBI証券の外国株式取引口座に直接送金する。なお、外貨入金に対応しているのは、住信SBIネット銀行からの外貨入金のみ。
【楽天証券】
米ドル資金を、楽天証券の外貨預り金口座に直接送金する。外貨入金が可能な金融機関は、SMBC信託銀行(プレスティアマルチマネー口座)と三井住友銀行の2行。
【マネックス証券】
金融機関に保有している米ドルを、そのまま証券総合口座に送金する。次に、送金した米ドル資金を、外国株取引口座に移動する。
ステップ4,米国株を取引する
各社の検索機能を使って関心のある米国株を検索して、投資候補を絞り込む。
各銘柄の投資情報と照らし合わせた上で最終判断を下し、お気に入りの銘柄を取引する。
7,米国株投資の有名な戦略「ダウの犬」とは?

「Dogs of the Dow」(ダウの犬)がどのような戦略か、フローを使って簡単に説明しよう。
-
NYダウ工業株30種平均株価を構成する30銘柄の中から、高配当利回り(※)の10銘柄に投資する
-
購入した10銘柄を1年間保有する
-
1年後にその時点で配当利回りが高い10銘柄と入れ替える
各銘柄の配当利回り(%)=その年の1株あたり年間配当実績÷その年の12月31日終値×100
ダウの犬を構成する銘柄はいずれも、世界でも指折りの優良な超大型株である上に、比較的株価が割安であることが多い。
ダウの犬銘柄 平均配当利回り |
NYダウ30種平均 全構成銘柄の平均配当利回り |
|
---|---|---|
ダウの犬基準日 2021年12月31日時点 |
3.89% | 2.23% |
直近日 2022年2月25日時点 |
3.97% | 2.33% |

ダウの犬基準日と直近日、どちらをベースにした平均配当利回りを見ても、ダウの犬銘柄のほうが、NYダウ30銘柄よりも高いことがわかります。ダウの犬銘柄への投資は、効率的にリターン(配当)を得る手段だと考えてよいでしょう。
2022年2月時点
1位 | CFDなら | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
会社名 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
手数料 | 無料 | 対円レートに対して0.5% | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※2) | 約定代金の0.495%(※1) |
銘柄数 | 個別 1,632銘柄 ETF 185銘柄 ADR 120銘柄 |
約7,000銘柄 ETF 約400銘柄 |
個別 4,575銘柄 ETF 351銘柄 ADR 256銘柄 |
個別 4,702銘柄 ETF 342銘柄 ADR 164銘柄 |
個別 4,083銘柄 ETF 357銘柄 ADR 328銘柄 |
個別 200銘柄 ETF 162銘柄 ADR ― |
ココがおすすめ | ・手数料が完全無料 ・米国株取引と言ったらここ |
・幅広い銘柄でCFD取引が可能 | ・国内証券1位の米国株取扱数 ・米国株取引で最大3万円キャッシュバック |
スマホアプリ「米国株アプリ」による取引可能 | 米国ETFの取扱銘柄数はネット証券No.1 | 取扱銘柄は2,000銘柄まで順次拡大予定 |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
※1最低手数料0ドル、上限22ドル
※2約定代金2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満の場合、約定代金2.22米ドル以下は0米ドル
約定代金4,444.45米ドル以上は22米ドル
8,米国株投資のメリットは?米国株投資はなぜおすすめなのか

近年、米国株投資に注目が集まるのは、日本株取引にはない利便性やメリットがあるからだ。
ここでは、特徴的な米国株投資の代表的な3つのメリットをまとめておきたい。
- 少額でも取引できる
- 好配当利回り銘柄が多い
- 成長力のある新興企業が多い
米国株投資のメリット1,少額でも取引できる
米国を代表するグローバル企業、アマゾン ドットコムの同日終値は 3,075.77米ドル。日本円にして35万3,713円になる。

資金の少ない人でも、1万円あれば、誰もが知っているコカ・コーラの株主になれます。40万円あれば、アマゾン ドットコムのような値がさ株を購入することもできます。
それに対して、日本株の取引単位は100株である。
日本の代表的な値がさ株であるファーストリテイリング<9983>の同日株価は6万1,750円にものぼる。売買するには617万5,000円もの高額資金を用意しなければならない。
このように、少額投資が可能な米国株投資は、資金の少ない若年層投資家や投資初心者におすすめの投資法なのだ。
米国株投資のメリット2,好配当利回り銘柄が多い
米国では従来から、株主を重視した株主還元策、具体的には配当重視の方針を採用している企業が多い。

高利回りとはいえないまでも、好配当銘柄や連続増配銘柄を数十年間保有して、配当金を継続的に受け取れば、確実に初期投資を大幅に上回るリターンを獲得できるでしょう。
配当利回りが異常に高い銘柄については、深刻な業績悪化や倒産のリスクがあるのではないかと疑ってかかってほしい。
米国株投資のメリット3,成長力のある新興企業が多い
米国には、GAFAM(アルファベット、アップル、メタ、アマゾン、マイクロソフト)のように、15年足らずで、世界を席巻するような巨大企業が育つ土壌がある。
現在でも、ビヨンド ミート<BYND>やウーバー テクノロジーズ<UBER>、ズーム ビデオ コミュニケーションズ<ZM>をはじめとした、時代の先端を行く新興企業が次々と誕生し、急成長の後、上場を果たしている。

米国株式市場は宝の山に似ています。次々上場する新興企業の中から、ダイヤモンドの原石をみつけて、世界に名だたる一大企業に成長する日を待つのも投資の醍醐味です。
9,米国株投資のデメリット・注意点

良い面ばかりが強調されがちな米国株投資であるが、もちろん日本株投資にはないデメリットや注意点があることも忘れてはならない。
米国株投資を始めるにあたって、特に注意すべき以下の2つの点を押さえておいてほしい。
- 為替リスクがある
- 日本株に比べて国内取引手数料が割高
米国株投資のデメリット・注意点1,為替リスクがある

米国株投資では、買付時と売却時、それぞれで為替取引を行わなければならない。
買付時より円安になったタイミングで売却できれば、売却益の他にも為替益も得ることができる。
実際には、為替相場はさまざまな要因に影響されるため、為替レートの値動きを確実に予測することは不可能だ。

米国株を売買する際には、常に為替リスクを見越して、買付時より円高になった場合には、売却を見送る、円転せず、外貨預金として預けるなどの対策を、事前に検討しておくことも重要になります。
米国株投資のデメリット・注意点2,日本株に比べて国内取引手数料が割高

手数料の安さはネット証券最大のメリットであるが、外国株取引の国内取引手数料については、お世辞にも安いとは言い難かった。
米国株の人気が出てくるにつれて、米国株の国内取引手数料も安くなってきたが、依然として、日本株の取引手数料の安さには及ばない。

配当利回りの高さや値上がり率の高さだけを見て出口戦略を立てるのではなく、売買時の国内取引手数料を計算に入れて利益を確保できるように、売却のタイミングを見定める習慣を身に付けましょう。
10,米国株は長期保有でリターンに期待できる
「株式会社は株主のもの」という意識が強い米国では、日本に比べて高配当利回り銘柄や連続増配銘柄が多く、年4回配当が主流だ。
経営基盤が安定し、安定的あるいは継続的な増配も見込める優良銘柄を、さまざまな基準で選りすぐって長期的に投資する。そうすることで、10年後、20年後には配当金暮らしが実現するかもしれない。
11,米国株の配当についてのQ&A
実際に米国株(アメリカ株)投資を始めてみる
2022年2月時点
1位 | CFDなら | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
会社名 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
手数料 | 無料 | 対円レートに対して0.5% | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※2) | 約定代金の0.495%(※1) |
銘柄数 | 個別 1,632銘柄 ETF 185銘柄 ADR 120銘柄 |
約7,000銘柄 ETF 約400銘柄 |
個別 4,575銘柄 ETF 351銘柄 ADR 256銘柄 |
個別 4,702銘柄 ETF 342銘柄 ADR 164銘柄 |
個別 4,083銘柄 ETF 357銘柄 ADR 328銘柄 |
個別 200銘柄 ETF 162銘柄 ADR ― |
ココがおすすめ | ・手数料が完全無料 ・米国株取引と言ったらここ |
・幅広い銘柄でCFD取引が可能 | ・国内証券1位の米国株取扱数 ・米国株取引で最大3万円キャッシュバック |
スマホアプリ「米国株アプリ」による取引可能 | 米国ETFの取扱銘柄数はネット証券No.1 | 取扱銘柄は2,000銘柄まで順次拡大予定 |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
※1最低手数料0ドル、上限22ドル
※2約定代金2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満の場合、約定代金2.22米ドル以下は0米ドル
約定代金4,444.45米ドル以上は22米ドル

2013年より、総合証券とネット証券を使い分けながら、資産運用を開始。2017年から各種WEBサイトのフリーライターとして活動、現在は経済金融系記事を中心に執筆している。
■保有資格
証券外務員一種、二種
投資診断士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者
2013年より、総合証券とネット証券を使い分けながら、資産運用を開始。2017年から各種WEBサイトのフリーライターとして活動、現在は経済金融系記事を中心に執筆している。
■保有資格
証券外務員一種、二種
投資診断士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者
【関連記事】
・米国株(アメリカ株)の高配当銘柄ランキングTOP10!
・米国株(アメリカ株)を買うにはどうしたらよいか、3ステップで解説
・米国(アメリカ)株ランキングTOP10!時価総額、株価、配当利回り、増配年数、売買代金など
・米国株(アメリカ株)の連続増配ランキングTOP10 上位10社は連続増配50年以上!
・NISAでおすすめの米国(アメリカ)株5銘柄