米FRBが2022年末までの政策金利の引き上げ幅を発表した。その衝撃は大きく、2022年6月22日には24年ぶりに136円前半まで円安が進み、日米株価も暴落した。不安定な株式相場が続くことが予想される中でも、投資対象として注目したい米国高配当株を紹介する。
※参考:Bloomberg
※参考:日本経済新聞
- 米国株は高配当株や長期連続増配銘柄が多く、利回りが高い傾向にある
- 米国株の高配当利回り銘柄ランキング1位は、アルトリア グループ(米国の大手たばこ会社)
- 「ダウの犬」という簡単な戦略でリターンに期待できる
- 米国株は少額でも取引可能で成長性に期待できる
- 米国株取引には為替リスクがある上、国内取引手数料が割高な点に注意
(公式サイト)
米国株(アメリカ株)の高配当利回り銘柄ランキングTOP5!
ネット証券の中で、いち早く米国株取引に力を入れてきたのはマネックス証券である。
同社がアメリカ株取引ページ上で提供している投資情報のうちで、米国高配当株投資に興味のある人におすすめなのが「配当利回りランキング」だ。
ランキングは毎月第5営業日ごとに更新されており、前月末日時点の株価を基準に配当利回りなどが算出されている。サイトにログインしなくても第5位まで(ログイン後は第10位まで)見ることができるので、大いに活用するとよいだろう。
企業名 <ティッカー> | 2022年12月期 予想1株あたり 年間配当金 ※1 |
予想 配当利回り ※1,3 |
実績 配当性向 ※1 |
株価 ※1,2 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | アルトリア グループ<MO> |
3.60米ドル | 6.66% | 215.8% | 54.090米ドル |
486円 | 7,302円 | ||||
2 | AT&T<T> | 1.11米ドル | 5.21% | 65.3% | 21.290米ドル |
150円 | 2,874円 | ||||
3 | ベライゾン コミュニケーションズ<VZ> |
2.56米ドル | 4.99% | 49.6% | 51.290米ドル |
346円 | 6,924円 | ||||
4 | アイビーエム<IBM> | 6.60米ドル | 4.75% | 119.5% | 138.84米ドル |
891円 | 1万8,743円 | ||||
5 | フィリップ モリス インターナショナル<PM> |
5.00米ドル | 4.71% | 85.6% | 106.25米ドル |
675円 | 1万4,344円 |
※2,上段は現地2022年5月31日終値、下段は1米ドル=135円で円換算した金額
※3,一般的に、予想配当利回り(%)の算出方法は「1株あたり年間配当金(予想)÷2022年5月31日終値×100」

2022年2月以降、アメリカ株式市場では株式相場が下落局面に入っており、5月からは下落率も大きくなっています。
大半の銘柄の株価が安くなっているため、相対的に配当利回りが高くなっており、高配当株による長期運用を目的にするなら、買い時と判断することができるでしょう。
ただし、現状では、各企業の今後の業績や株価動向を正確に見極められないため、投資経験が浅い、あるいはリスクを最小限に抑えたい場合は、高配当に加えて、歴史と実績がある優良な大企業に投資しておくと安心です。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
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※1最低手数料0ドル、上限22ドル
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約定代金4,444.45米ドル以上は22米ドル
第1位:アルトリア グループ――米国の大手たばこ会社
安定的な配当や連続増配を株主還元策として打ち出しており、高配当銘柄としての知名度も高い。
アルトリア グループの直近5年間の週足チャート


2022年6月に入ってから、株価は下落局面に入っています。株価暴落の影響で、6月30日現在の予想配当利回りは8.6%に達しています。
たばこ事業の先行きは不透明で、今後、赤字決算に陥るリスクがあります。配当性向も極めて高いため、近い将来、減配の可能性もあります。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
(公式サイト)
第2位,AT&T<T>――米国の老舗通信サービス会社
持株会社であるAT&Tは、さまざまなメディア資産を有するワーナーメディアをスピンオフして、独立系メディア会社を設立することを発表しており、調達した資金を5Gやファイバーブロードバンドへの設備投資に充てる予定である。
AT&Tの直近5年、週足チャート

(公式サイト)
第3位,ベライゾン コミュニケーションズ<VZ>――米国を代表する無線通信サービス会社
現在の主力事業は無線通信事業であり、売上高の70%以上、営業利益の大半を占める。全国規模のネットワークを有する米国最大の無線通信会社となっている。
ベライゾン コミュニケーションズの直近5年、週足チャート

(公式サイト)
第4位,IBM<IBM>――IT企業の草分け的存在
ITサービスやコンサルティング、ソフトウェアまたはハードウェア販売などを主な事業としているが、いずれもB2Bによるサービス提供に特化しているのが特徴である。
IBMの直近5年、週足チャート

(公式サイト)
第5位,フィリップモリス インターナショナル<PM>――たばこのグローバルブランドを展開
フィリップモリス インターナショナルは、紙巻たばこの代替として、IQOSブランドのような加熱式無煙たばこの製造販売に積極的であり、IQOS製品をアルトリアグループにも供給している。
フィリップモリス インターナショナルの直近5年、週足チャート

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1万円以下で買える!米国株の高配当利回りランキングTOP10

アメリカ株の高配当利回り銘柄投資法は長期投資が前提となる。
ここでは、初心者や余裕資金の少ない人でも買いやすく、長期投資向きの高配当10銘柄を紹介する。

気になる高配当利回り銘柄が見つかったら、株主還元としての高配当か、財務状態悪化や株価下落による高配当かを見極めて、長期投資に適した銘柄を撰んでください。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
(公式サイト)
投資初心者が買いやすい高配当利回り銘柄とは?
上述したように、高配当株とは、高配当利回りの銘柄のことを指す。高配当利回りの基準は一律ではないが、一般的には年間配当利回りが3%以上であれば高配当であるとみなしてよいだろう。
高配当株を購入して、長期保有しながら、配当金を副収入として受け取る投資手法が、インカムゲイン投資である。
ただし、10%前後の高配当、あるいは10%をはるかに上回る超高配当の場合は、以下のようなリスクが考えられる。
- 深刻な業績悪化や連続赤字決算による株価暴落→将来的な倒産リスク、無配または減配リスク
- 不人気による、意図的な配当利回りの引き上げ→中長期的に高配当が維持されないリスク など
こうした高配当銘柄の潜在リスクを回避するため、以下の点について、十分精査するべきだろう。
(公式サイト)
- 業績が堅調であること:相場低調による一時的な株価下落の可能性
- 一時的な赤字決算の場合、会社発表などによる業務改善策:今期、または近い将来での、黒字回復の見込みを判断
- 配当性向が大きすぎないこと(80%~90%程度までを目安に):一時的な業績悪化に見舞われても、今期以降も、増配や同額配当を継続できる十分な余力が残っている
- 財務キャッシュフローのマイナス幅が大きすぎないこと(配当金支払いが財務を圧迫していないこと):今期以降も配当に回す原資が残っている(※)
- 利益剰余金が潤沢であること(※) など
※今回は、財務キャッシュフローと利益剰余金については触れず
さらに、投資初心者でも購入しやすい1株1万円以下(1米ドル=135円で換算、1株74米ドル以下)の銘柄に絞り込んで、予想配当利回りの高い順に並べ替える。
こうした高配当株投資に適した銘柄を抽出するために、今回はマネックス証券「銘柄スカウター米国株/10年スクリーニング」を使って、以下のような条件で銘柄検索を行った。
・マネックス証券「銘柄スカウター米国株/10年スクリーニング」を使用
・2022年6月24日終値基準
・対象市場:NYSE、NASDAQ
・個別銘柄のみ
・予想配当利回りと実績配当利回り 3.0%以上
・実績ROEと実績ROA 0%以上(直近事業年度が赤字決算の企業を除外するため)
・配当性向 40%~90%(今期以降の減配・無配リスクが低い)
・連続増配年数 5期以上(今期以降も連続増配に期待できる)
・投資金額 74米ドル以下(1米ドル=135円で換算すると、9,990円相当)
② 上記の条件で抽出された銘柄を、予想配当利回りの高い順に並べ替える
③ 抽出された銘柄の予想1株あたり年間配当金をマネックス証券の個別銘柄詳細情報で確認して、減配または無配予想の場合は、ランキング対象から除外する
(公式サイト)
順位 | 銘柄 | 2022年12月期 予想1株あたり 年間配当金 ※1,2 |
予想 配当利回り |
実績 配当性向 |
株価 ※1 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ノースウェスト バンクシェアーズ<NWBI> |
0.80米ドル | 6.2 % | 72.1 % | 12.88米ドル |
108円 | 1,739円 | ||||
2 | ピープルズ バンコープ<PEBO> |
1.52米ドル | 5.5 % | 65.5 % | 27.42米ドル |
205円 | 3,702円 | ||||
3 | ハンティントン バンクシェアーズ<HBAN> |
0.62米ドル | 5.0 % | 85.9 % | 12.51米ドル |
84円 | 1,689円 | ||||
4 | レゲット アンド プラット<LEG> |
1.76米ドル | 4.8 % | 56.8 % | 36.55米ドル |
238円 | 4,934円 | ||||
5 | ピナクル ウエスト キャピタル<PNW> |
3.40米ドル | 4.7 % | 63.4 % | 71.75米ドル |
459円 | 9,686円 | ||||
6 | ギリアド サイエンシズ<GILD> |
2.92米ドル | 4.6 % | 79.9 % | 63.08米ドル |
394円 | 8,516円 | ||||
7 | レイク ショア バンコープ<LSBK> |
0.64米ドル | 4.6 % | 60.6 % | 14.00米ドル |
86円 | 1,890円 | ||||
8 | アレッテ<ALE> | 2.60米ドル | 4.5 % | 73.0% | 57.75米ドル |
351円 | 7,796円 | ||||
9 | テレホン アンド データ システムズ<TDS> |
0.72米ドル | 4.5% | 79.2% | 16.18米ドル |
97円 | 2,184円 | ||||
10 | ワシントン トラスト バンコープ<WASH> |
2.16米ドル | 4.4% | 51.0% | 48.99米ドル |
292円 | 6,614円 |
※2,1株あたり年間配当金(予想)は、マネックス証券の米国株個別銘柄詳細情報を参照
(公式サイト)
第1位,ノースウェスト バンクシェアーズ<NWBI>――ノースウエストバンクの持株会社
予想1株あたり 年間配当金 ※1,2 |
0.8米ドル |
---|---|
108円 | |
予想配当利回り ※3 | 6.2% |
実績配当性向※3 | 72.1% |
連続増配年数 ※4 | 13期 |
※2,上段は米ドル、下段は1米ドル=135円で換算した金額
※3,マネックス証券 銘柄スカウター米国株/10年スクリーニング(2022年6月24日終値基準)による数値を引用した
※4,連続増配年数は、「Dividend Investing Information(2022年5月27日版)」サイトで再確認した年数を掲載した
※5,第2位以下の銘柄についても、同じ基準で投資参考情報を表示する
ノースウェスト バンクシェアーズの直近5年、週足チャート

(公式サイト)
第2位,ピープルズ バンコープ――オハイオ州拠点の金融持株会社
予想1株あたり 年間配当金 ※1,2 |
1.52米ドル |
---|---|
205円 | |
予想配当利回り ※3 | 5.5% |
実績配当性向※3 | 65.5% |
連続増配年数 ※4 | 7期 |
ピープルズ バンコープの直近5年間の週足チャート


銀行の規模は小さいですが、近年は着実に利益を上げて配当を実施している良質な企業です。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
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第3位,ハンティントン バンクシェアーズ<HBAN>――オハイオ州コロンバスの地域銀行持株会社
予想1株あたり 年間配当金 ※1,2 |
0.62米ドル |
---|---|
84円 | |
予想配当利回り ※3 | 5.0% |
実績配当性向※3 | 85.9% |
連続増配年数 ※4 | 12期 |
ハンティントン バンクシェアーズの直近5年間の週足チャート

(公式サイト)
第4位, レゲット アンド プラット<LEG>――商業用スプリングメーカーの老舗
予想1株あたり 年間配当金 ※1,2 |
1.76米ドル |
---|---|
238円 | |
予想配当利回り ※3 | 4.8% |
実績配当性向※3 | 56.8% |
連続増配年数 ※4 | 51期 |
レゲット アンド プラットの直近5年間の週足チャート


スプリングの老舗メーカーですが、業績も持続的に成長しています。連続増配年数が51年にものぼる知る人ぞ知る優良企業です。
2021年以降、株価に下落局面にあるため、短期の株価変動にとらわれず、配当目的で長期保有を考えるには、株価が割安な今は良いタイミングだといえるでしょう。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
(公式サイト)
第5位, ピナクル ウエスト キャピタル<PNW>――電力会社の持株会社
予想1株あたり 年間配当金 ※1,2 |
3.40米ドル |
---|---|
459円 | |
予想配当利回り ※3 | 4.7% |
実績配当性向※3 | 63.4% |
連続増配年数 ※4 | 11期 |
ピナクル ウエスト キャピタルの直近5年間の週足チャート

(公式サイト)
第6位,ギリアド サイエンシズ<GILD>――米国のバイオ医薬品企業
予想1株あたり 年間配当金 ※1,2 |
2.92米ドル |
---|---|
394円 | |
予想配当利回り ※3 | 4.6% |
実績配当性向※3 | 79.9% |
連続増配年数 ※4 | 6期 |
ギリアド サイエンシズの直近5年間の週足チャート

(公式サイト)
第7位,レイク ショア バンコープ<LSBK>――貯蓄貸付銀行の持株会社
予想1株あたり 年間配当金 ※1,2 |
0.64米ドル |
---|---|
84円 | |
予想配当利回り ※3 | 4.6% |
実績配当性向※3 | 60.6% |
連続増配年数 ※4 | 5期 |
レイク ショア バンコープの直近5年間の週足チャート


地域に根差した小規模な銀行ですが、景気や株式相場の影響を受けにくく(コロナショックを除く)、株価は比較的安定しています。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
(公式サイト)
第8位,アレッテ――石炭火力中心の電力会社
予想1株あたり 年間配当金 ※1,2 |
2.60米ドル |
---|---|
351円 | |
予想配当利回り ※3 | 4.5% |
実績配当性向※3 | 73.0% |
連続増配年数 ※4 | 11期 |
アレッテの直近5年間の週足チャート

(公式サイト)
第9位,テレホン アンド データ システムズ<TDS>――中堅通信事業会社
予想1株あたり 年間配当金 ※1,2 |
0.72米ドル |
---|---|
97円 | |
予想配当利回り ※3 | 4.5% |
実績配当性向※3 | 79.2% |
連続増配年数 ※4 | 47期 |
テレホン アンド データ システムズの直近5年間の週足チャート


連続増配が47年続く配当優良銘柄です。一時的に赤字決算に陥った際(2014年)やコロナショックでも減配されなかったので、今後も増配が続くと予想されます。
現在、株価が低迷期なので、配当目的の投資の買い時と言えるかもしれません。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
(公式サイト)
第10位,ワシントン トラスト バンコープ<WASH>――銀行持株株会社
予想1株あたり 年間配当金 ※1,2 |
2.16米ドル |
---|---|
292円 | |
予想配当利回り ※3 | 4.4% |
実績配当性向※3 | 51.0% |
連続増配年数 ※4 | 11期 |
ワシントン トラスト バンコープの直近5年間の週足チャート

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約定代金4,444.45米ドル以上は22米ドル
有名なアメリカ株の配当利回りは?アップル、マイクロソフト、マクドナルドなど

米国を代表するグローバル企業では、どの程度の配当利回りなのか。
ここでは、以下の5社を取り上げて、各社の実際の数値を見てみよう。
- アップル<AAPL>
- マイクロソフト<MSFT>
- マクドナルド<MCD>
- スリーエム(3M)<MMM>
- ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>
予想1株あたり年間配当金と、2022年6月24日終値基準の1株あたり予想配当利回り、実績配当性向、そして同日株価は以下のとおりである。
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企業名 <ティッカー> |
2022年12月期 予想1株あたり 年間配当金 ※2 |
予想 配当利回り ※1 |
実績 配当性向 ※3 |
株価 ※2,3 |
---|---|---|---|---|
アップル <AAPL> |
0.92米ドル | 0.65% | 14.3% | 141.660米ドル |
124円 | 1万9,124円 | |||
マイクロソフト <MSFT> |
2.48米ドル | 0.93% | 24.6% | 267.700米ドル |
335円 | 3万6,140円 | |||
マクドナルド <MCD> |
5.52米ドル | 2.23% | 56.4% | 247.900米ドル |
745円 | 3万3,467円 | |||
スリーエム(3M) <MMM> |
5.96米ドル | 4.44% | 61.7% | 134.330米ドル |
805円 | 1万8,135円 | |||
ジョンソン・エンド・ジョンソン <JNJ> |
4.52米ドル | 2.48% | 57.1% | 182.290米ドル |
610円 | 2万4,609円 |
※2,上段:米ドル、下段:1米ドル=135円で換算した金額
※3,1予想株あたり年間配当金、実績配当性向、株価は、マネックス証券の米国株個別銘柄詳細情報より転記
上記の5社は、最先端のITサービスを提供する企業(アップル、マイクロソフト)と、世界的規模の老舗企業(レストランチェーン運営会社のマクドナルド、多国籍コングロマリットのスリーエム(3M)、総合ヘルスケア企業のジョンソン・エンド・ジョンソン)の2つのグループに分けられる。
(公式サイト)
米国のグローバル企業5社の配当利回りは?
株価については、5社すべてが値がさ株であり、円換算で1万円超にものぼる。
一方、予想配当利回りを見ると、アップルとマイクロソフトでは1%にも満たないのに対して、マクドナルド、スリーエム、ジョンソン・エンド・ジョンソンはそれぞれ2%~4%代で、比較的好配当である。

急激に成長している先進的なIT企業より、歴史のある優良企業のほうが、配当利回りが高く、長期投資が前提の高配当株投資では、投資対象として適しています。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
(公式サイト)
対象5社の配当性向は?
配当性向とは、1事業年度で得られた利益のうち、支払われた配当金の占める割合を示す指標であり、一般的には、以下のように算出される。
引用:SMBC日興証券「初めてでもわかりやすい用語集
- 予想配当利回りの低いアップルとマイクロソフトは実績配当性向も低めで30%未満である
- 好配当のマクドナルド、スリーエム(3M)、ジョンソン・エンド・ジョンソンの実績配当性向は50%以上になっている
最先端のIT企業は、競争力維持のため、利益を技術開発や設備投資に優先的に割り当てている反面、株主還元策である配当への分配を低く抑えているか、無配の場合がほとんどだ。
成熟した老舗グローバル企業は、潤沢な内部留保を背景に、手厚い配当で株主還元重視の方針をとっていることが多く、必然的に配当性向も高い傾向がある。

企業が株主還元に積極的であるかどうかは、実績配当性向を見ると確認できます。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
(公式サイト)
増配に期待の世界的製薬会社 メルクの予想配当利回りは?
株式相場が大きく変動する中でも、比較的株価の下落率が低く、業績が好調。高配当ほどではないにしろ、それに準じる好配当利回りで、連続増配も継続している企業のひとつがメルク<MRK>である。
新型コロナウイルスの経口治療薬「ラゲブリオ」(モルヌピラビル)の製造販売元として話題にのぼった。
メルクの売上げに大きく貢献しているのは、悪性黒色腫治療のための分子標的薬「キイトルーダ」である。世界中で、さまざまながんへの適用拡大が申請されている。
国内で接種されている子宮頸がんワクチン「ガーダシル」の製造販売元としても知られている。

治療効果の高い主力薬を複数抱え、新薬開発力も備えていることが、メルクの持続的な企業成長の基盤となっています。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
連続増配年数は2022年5月27日時点で12年に達し、今期も連続増配となる見込みだ。
NYダウ構成銘柄の中では好配当利回りであるため、「ダウの犬」のポートフォリオに頻繁に組み入れられている。2022年ダウの犬銘柄にも指定されている。
企業名 <ティッカー> |
2022年12月期 1株あたり年間配当金 ※2 |
予想配当利回り | 実績配当性向 | 株価 ※2 |
---|---|---|---|---|
メルク |
2.76米ドル | 3.00% | 48.9% | 91.890米ドル |
372円 | 1万2,510円 |
(参考)予想配当利回り(%)=1株あたり年間配当金(予想)÷2022年6月28日終値×100 ※2,上段:米ドル、下段:1米ドル=135円換算した金額
(公式サイト)
メルクの直近5年間の週足チャート

設立 | 1891年 | |
---|---|---|
本社所在地 | 米国ニュージャージー州 | |
2021年12月期 (実績) ※1米ドル=135円換算 |
売上高 | 487億400万米ドル (6兆5,750億4,000万円 ※) |
当期純利益 | 130億4,900万米ドル (1兆7,616億1,500万円 ※) |
|
EPS | 5.14米ドル (693円) | |
自己資本比率 | 36.1% | |
主な投資指標 (実績) 2022年7月9日時点 |
ROE | 41.8% |
ROA | 14.4% | |
PER | 16.7倍 | |
PBR | 5.7倍 | |
予想配当利回り | 3.0% | |
治療薬の販売実績 | ・キイトルーダ(がん治療薬/分子標的薬) ・ガーダシル(子宮頸がんワクチン) ・モルヌピラビル(経口新型コロナウイルス治療薬) など |

高配当株投資の対象としては配当利回りがやや低めに感じられますが、主力薬の販売好調による堅調な業績や、連続増配の実績などから、配当目的の長期保有に適した銘柄だといえるでしょう。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
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そもそも米国の高配当株とは?

高配当株とは、配当利回りが総体的に高い銘柄のことを指す。日本株にも高配当株は存在するが、米国株のほうが、年間配当利回りの高い銘柄が多く、利回りの高い銘柄も多い傾向にある。
高配当の基準は、年間配当利回りが3%以上と考えるのが一般的である。
米国高配当利回りランキングの上位(*)にもなると、年間配当利回りが7%~8%にのぼる銘柄も少なくない。
*一時的な株価の下落によって10%超もの異常に高い利回りとなっている銘柄を除く
※参考:DMM株「配当金が魅力の米国株式」
日米の主要市場に上場する銘柄のうち、予想配当利回りが3%以上と5%以上の場合の、高配当銘柄が占める割合を以下で確認してほしい。
(公式サイト)
市場 | 予想配当利回り3%以上の銘柄数 | 上場銘柄数 | 高配当銘柄の割合 |
---|---|---|---|
NYSE | 337件 | 2,088件 | 16.14% |
NASDAQ | 180件 | 3,516件 | 5.12% |
米国市場合計 | 517件 | 5,604件 | 9.23% |
東証プライム | 436件 | 1,838件 | 23.72% |
東証スタンダード | 22件 | 1,459件 | 1.51% |
東証グロース | 2件 | 477件 | 0.42% |
東証合計 | 460件 | 3,774件 | 12.19% |
※すべて小数点第3位以下四捨五入
市場 | 予想配当利回り5%以上の銘柄数 | 上場銘柄数 | 高配当銘柄の割合 |
---|---|---|---|
NYSE | 122件 | 2,088件 | 5.84% |
NASDAQ | 45件 | 3,516件 | 1.28% |
米国市場合計 | 167件 | 5,604件 | 2.98% |
東証プライム | 47件 | 1,838件 | 2.56% |
東証スタンダード | 4件 | 1,459件 | 0.27% |
東証グロース | 1件 | 477件 | 0.21% |
東証合計 | 52件 | 3,774件 | 1.38% |
※すべて小数点第3位以下四捨五入
予想配当利回り3%以上の場合と5%以上の場合を比較すると、3%以上では東証上場銘柄のほうが高配当銘柄の占める割合が高いが5%以上の場合では米国市場のほうが高配当銘柄の占める割合が高い。
一方、日本では、依然として、配当が低く抑えられる傾向にあるため、日本独特の株主還元策である「株主優待制度」を好む投資家も少なくない。
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米国株配当の3つの特徴――高配当株、配当回数、連続増配

米国では「株式会社は株主のもの」という意識が強く、利益の株主還元策として配当を重視している企業が多く見られる。
こうした米国株の特徴の中で、特に際立った3つの特徴について解説する。
- 高配当株が多い
- 配当が年4回の企業が多い
- 長期連続増配銘柄が豊富
(公式サイト)
米国株配当の特徴1,高配当株が多い

2022年6月29日現在で、日本の上場会社3,831社(外国会社6社を含む、日本取引所グループ『上場会社数・上場株式数』より)のうち、全体の38%にあたる1,471社(SBI証券「株主優待検索」より)もの会社が株主優待制度を設けている。
日本国内の投資家の中には、株主優待を目的に株式を購入・保有する人も多く、証券会社各社も一般投資家に向けて、株主優待銘柄の紹介に積極的である。
株主優待がないかわりに、米国企業の配当利回りは日本企業より高くなっています(配当を実施していない一部の成長企業を除く)。
大半の米国上場企業は伝統的に株主第一主義をとっており、株主還元策として、株式配当と自社株買い、とりわけ株式配当を重視してきた。
米国株の配当利回りが高めであるのは、こうしたアメリカ株式市場の慣例も影響している。
(参考)日米市場比較 予想配当利回り上位50社平均
NYSE ※1 | 10.62% |
---|---|
NASDAQ ※1 | 8.11% |
東証 ※2 | 6.26% |
※2,SBI証券 国内株スクリーナーで東証(プライム、スタンダード、グロース)上場企業を予想配当利回り降順で並べ替え、上位50社の平均値を算出した(2022年6月29日終値基準)
上記では、超高配当銘柄を除いて、財務状態や業績、経営指標などのファンダメンタルズな条件を一切考慮しておらず、各市場の予想配当利回りの平均値(それぞれ上位50銘柄)だけを単純に比較した。
その結果、上位50社対象という同じ条件下でも、米国株と日本株の平均配当利回りには大きな開きがあることがわかるだろう。

株式投資においては、高配当に分類できる、具体的な利回りが定められているわけではありません。目安としては、平均的な配当利回り(米国株、日本株ともに2%弱)以上、余裕をもったインカムゲインの獲得を目指すなら、4%程度以上の銘柄を「高配当株」だと考えればよいでしょう。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
(公式サイト)
ADRや巨額赤字会社は突然上場廃止になることがあるため、配当目的の運用では資金計画の見直しが必要になることがあります。
超高配当株への投資には十分注意したほうがよいでしょう。
米国株配当の特徴2,配当が年4回の企業が多い

米国株には、四半期配当、つまり配当金の支払いが年4回ある銘柄が圧倒的に多い。
マクドナルド … …3月、6月、9月、12月の年4回
ペプシコ ……1月、3月、6月、9月の年4回
(公式サイト)
米国株配当の特徴3,日本ではあまり見られない長期連続増配銘柄が豊富

米国には何十年も増配を継続している企業も多い。
スリーエム ……64年連続増配
コカ・コーラ ……60年連続増配
ジョンソン・エンド・ジョンソン ……60年連続増配

連続増配企業は、概して経営基盤が安定しており、成長性も期待できる優良企業であるため、配当を得るだけでなく投資対象としても魅力があります。
(公式サイト)
高分配の米国ETFとは――米国ETFを対象とする高配当株投資の一種

米国株の高配当株投資といえば、高配当の個別銘柄に投資する方法が一般的であるが、米国ETFの高分配銘柄を選んで投資する方法もある。
米国株の高分配ETF投資の特徴
米国株の高分配ETF投資最大のメリットは、ETF本来の特徴であるリスク分散効果にある。
ETFは複数の銘柄で構成されているため、集められた資産は複数の銘柄に分散投資される。これによって、おのずとリスクは低減される。
このETFのメリットを活かしながら、高分配利回りのETFに投資すれば、低リスクながら高い分配金を確保できる。

高分配ETF投資で気を付けたいのは純資産総額です。たとえ高分配利回りでも、純資産総額があまりにも小さく流動性が低い(人気がない)ETFは、突然繰上償還されることがあります。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
繰上償還されると、当然、その後の分配金を受け取ることができない。
(公式サイト)
米国株の高分配ETF トップ5を紹介!あの有名ETFも高分配
SBI証券は米国ETFの取扱銘柄数が多く、ETFの銘柄情報も豊富だ。SBI証券で購入できる米国ETFのうち、分配利回りの高い順を調査した。
① SBI証券の海外ETF取扱銘柄一覧を開き、対象地域、対象資産ごとに、米国籍のETFすべてを抽出
② 対象地域、資産ごとに管理報酬(経費率)を昇順に並び替え、0.4%以下の銘柄でリストを作成
③ SBI証券の各ETFの銘柄詳細情報から、リストに分配利回りと純資産総額を転記
④ リストにあがっている米国ETFを分配利回り降順で並び替える
上記の手順で抽出された高分配ETF TOP5は以下のとおりである。
順位 | 名称<ティッカー> | 分配利回り | 経費率 (年率) |
---|---|---|---|
1 | JPモルガン 米国株式 プレミアム インカムETF<JEPI> |
9.04% | 0.35% |
2 | iシェアーズ 米国物価連動国債 ETF<TIP> |
6.77% | 0.19% |
3 | ヴァンエックベクトル新興国ハイ イールド債ETF<HYEM> |
6.56% | 0.40% |
4 | グローバルX 米国優先証券 ETF<PFFD> |
6.24% | 0.23% |
5 | ヴァンエックベクトル J.P. モルガン 新興国債券(現地通貨建て)ETF |
5.76% | 0.30% |
(公式サイト)
第1位,JPモルガン 米国株式 プレミアム インカムETF<JEPI>――比較的新しい人気ETF
株価 (2022年6月24日終値) ※1 |
115.440米ドル | |
---|---|---|
約1万5,584円 | ||
分配利回り (2022年6月24日終値基準) |
約6.77% | |
分配金回数/1年 | 12回 | |
1口あたり分配金総額 (2021年実績) |
5.528623米ドル | |
約746円 | ||
経費率 | 0.19% | |
設定日 | 2003年12月4日 | |
純資産総額 | 318億5,579万米ドル | |
約4兆3,005億3,165万円 | ||
連動指数 | Bloomberg U.S. TIPS TR | |
投資対象地域 | アメリカ | |
資産クラス | 債券(米国国債) | |
騰落率(分配金再投資後の基準価額の騰落率)2022年7月1日時点 | ||
1年:-5.23% | 5年:16.22% | 設定来:99.00% |
※2 TOP10確定後に、SBI証券 米国株の銘柄詳細情報(米国株スクリーナー→ETF→銘柄除法)を転記
※3 第2位以降の銘柄のファンド概要も、同様の条件による
JEPIの直近2年間の週足チャート

2020年5月20日のファンド設定日から2年ほどで、規模が急成長(純資産総額が1兆円を突破)した人気のETFである。

S&P500指数だけでなく、米国の個別優良銘柄を複数組み入れることで、ボラティリティを下げながら、ファンドとしてのリターンを効率的に最大化しているのが人気の秘密でしょう。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
高分配ながら経費率は0.35%。長期運用でもコストがあまり負担にならないのも魅力だ。
(公式サイト)
第2位,iシェアーズ 米国物価連動国債 ETF<TIP>――安心の米国債連動ETF
株価 (2022年6月24日終値) ※1 |
56.120米ドル | |
---|---|---|
約7,576円 | ||
分配利回り (2022年6月24日終値基準) |
約9.04% | |
分配金回数/1年 | 12回 | |
1口あたり分配金総額 (2021年実績) |
4.16126米ドル | |
約561円 | ||
経費率 | 0.35% | |
設定日 | 2020年5月20日 | |
純資産総額 | 98億2,892万米ドル | |
約1兆3,269億420万円 | ||
連動指数 | 複合 (主にS&P500指数、個別銘柄) |
|
投資対象地域 | 米国 | |
資産クラス | 株式 | |
騰落率(分配金再投資後の基準価額の騰落率)2022年7月1日時点 | ||
1年:-0.39% | 5年:― | 設定来:31.65% |
TIPの直近5年間の週足チャート

債券ETFは株式ETFに比べて分配利回りは低めだが、債券ETFの中でもTIPは比較的利回りが高いのが特徴。安全資産が投資対象になっているため、低リスク第一を方針に掲げる方にも適したファンドだ。

債券と株式は値動きが異なります。この特性をいかして、債券が対象資産であるTIPを、株式だけで構成されるETFのリスクヘッジとして利用することができます。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
(公式サイト)
第3位,ヴァンエックベクトル新興国ハイ イールド債ETF<HYEM>――新興国が投資対象
株価 (2022年6月24日終値) ※1 |
18.120米ドル | |
---|---|---|
約2,446円 | ||
分配利回り (2022年6月24日終値基準) |
6.56% | |
分配金回数/1年 | 12回 | |
1口あたり分配金総額 (2021年実績) |
1.1945米ドル | |
約161円 | ||
経費率 | 0.40% | |
設定日 | 2012年5月8日 | |
純資産総額 | 11億2,929万米ドル | |
約1,524億5,415万円 | ||
連動指数 | ICE BofA Dvsfd HY US Em Mkts Corp Pl TR | |
投資対象地域 | 新興諸国 | |
資産クラス | 債券 | |
騰落率(分配金再投資後の基準価額の騰落率)2022年7月1日時点 | ||
1年:-19.96% | 5年:-2.39% | 設定来:32.21% |
HYEMの直近5年間の週足チャート

新興国債券が対象のETFファンド。新興国特有の地政学リスクや投資リスクもあるが、高い利回りも期待できるだろう。

株式主体のETFや株式、米国の主要株価指数に連動するETFなどと一緒にポートフォリオを組成するとリスクヘッジできそうです。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
(公式サイト)
第4位,グローバルX 米国優先証券 ETF<PFFD>――好配当の優先株が投資対象
株価 (2022年6月24日終値) ※1 |
21.250米ドル | |
---|---|---|
約2,868円 | ||
分配利回り (2022年6月24日終値基準) |
6.24% | |
分配金回数/1年 | 12回 | |
1口あたり分配金総額 (2021年実績) |
1.3123米ドル | |
約177円 | ||
経費率 | 0.23% | |
設定日 | 2017年9月13日 | |
純資産総額 | 21億2,343万米ドル | |
約2,866億6,305万円 | ||
連動指数 | ICE BofA 10+ Year US Corporate TR USD | |
投資対象地域 | 米国 | |
資産クラス | 債券 | |
騰落率(分配金再投資後の基準価額の騰落率)2022年7月1日時点 | ||
1年:-14.22% | 5年:― | 設定来:10.53% |
PFFDの直近5年間の週足チャート

PFFDの連動指数は、普通株式より配当利回りの高い優先株で構成される株価指数だ。
そのためPFFDの実質的な投資対象は、優先株でありファンドの利回りも必然的に高くなる傾向にある。
(公式サイト)
第5位,ヴァンエックベクトル J.P. モルガン新興国債券(現地通貨建て)ETF<EMLC>――現地通貨建て新興国債券に投資
株価 (2022年6月24日終値) ※1 |
24.660米ドル | |
---|---|---|
約3,329円 | ||
分配利回り (2022年6月24日終値基準) |
5.76% | |
分配金回数/1年 | 12回 | |
1口あたり分配金総額 (2021年実績) |
1.5006米ドル | |
約202円 | ||
経費率 | 0.30% | |
設定日 | 2010年7月22日 | |
純資産総額 | 31億6,001万米ドル | |
約4,266億135万円 | ||
連動指数 | 複合 (J.P. Morgan GBI-EMG Core Indexの価格と利回りパフォーマンス) |
|
投資対象地域 | 新興国 | |
資産クラス | 債券 | |
騰落率(分配金再投資後の基準価額の騰落率)2022年7月1日時点 | ||
1年:-18.13% | 5年-14.37 | 設定来:-8.91% |
EMLCの直近5年間の週足チャート

新興国で発行されている、流通性のある現地通貨建て債券の値動きに連動するように計算・運用されているETFファンドである。
スワップ、オプション、ワラント、先物取引、通貨先物、仕組債など、ハイリスク・ハイリターンの各種金融商品を組み入れて、効率良くリターンを上げられるように設計された商品。

米国ETFの一種ですが、対象地域が新興国なので、米国株価指数に連動するETFなどとポートフォリオを組成するのもよい使い方です。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
(公式サイト)
5,アメリカ株におすすめの証券会社6選
米国株投資の第一歩は、自分の投資方針や投資スタイルに合った証券会社を選ぶことから始まる。
証券会社選びに際しては、米国株取引ができる証券会社各社の特徴や強みを認識して、自分にとって使いやすい証券会社かどうかを判断する必要がある。
そのためのツールとして、以下の比較表や後述する各社の米国株取引概要を活用してほしい。
なお、米国株投資におすすめの証券会社として、低コストと取引しやすさが魅力のインターネット証券に限定して紹介する。
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IG証券では、米国株のCFD取引が可能だ。CFD取引とは現物をやり取りせず、売買の差額のみをやり取りする「差金決済取引」を指す。価格が下落すると予想した商品について売りからポジションを立てることができるほか、レバレッジ取引が可能という利点もある。
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DMM.com証券 株(DMM株)――低コストの米国株取引といえばココ

- 国内取引手数料が無料
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取引ツールやリアルタイム株価提供など、各種サービスもすべて無料なので、圧倒的に低いコストで米国株取引ができる。
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・DMM 株で米国株投資をするデメリット
- 取扱銘柄数が少ない
- 投資情報が少ない
- 米ドルの入出金未対応
米国株初心者向けの学習記事や、米国株に関する投資情報が少ないので、米国株初心者が米国株取引をはじめるにあたっては、情報量の多い他社サイトや米国株投資関連書籍などで自学自習する必要がある。
米国株投資のための入金方法は円だけであり、米ドル入金や米ドル出金には対応していないので、手持ちの米ドル資金を投資に充てることはできない。
・DMM 株で米国株投資をするならこんな人がおすすめ

米国株投資は低コストが絶対条件という人に、もっともおすすめできるネット証券です。
ただし、米国株取引の進め方は他社のWebサイトで学び、投資ノウハウまたは米国株関連投資情報については、別途自分で取得することが前提条件になる。
取扱銘柄数が限定されるので、オーソドックスな銘柄に投資できればよいと考えている人には過不足はないだろう。
(公式サイト)
IG証券――株式CFDで米国株取引ができる

IG証券は、イギリス ロンドンが本拠地とする金融サービスプロバイダー「IGグループ」の日本拠点である。最近では、TVなどでIG証券のCMを目にする機会も増えている。
FX、CFD、ノックアウトオプションといった金融商品を取り扱っている。なかでもCFDを介して取引できる資産は、FX、株式の個別銘柄、各種ETF、主要国債券、主要株価指数、金銀・原油といった商品、債券先物など、多彩だ。
出典:IG証券

「株式CFD」という金融商品を介して米国株を取引する点が、他のネット証券と決定的に異なります。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
レバレッジ(てこの原理)の原理を利用した仕組みを取り入れているのもCFDの特徴の一つであり、少ない資金を必要証拠金として証券会社に差し入れて、その何倍もの大きな金額の取引を行う。
原資産の受け渡しがないため、普通株式の売買のように、必ず「買い」から始める必要はなく、相場や投資戦略によっては「売り」(売りポジションを建てる)から始めて「買い」(買い決済)で取引を終了することもできる。
出典:IG証券
- アメリカ株取引を株式CFD(差金決済取引)で取引できるので、資金が少なくても大きな金額の取引ができる
- 口座開設が簡単で、開設と同時に米国株CFDの取引も開始できる
- 無料デモ口座があるので、取引開始前に株式CFD取引の練習ができる
- 学習コンテンツでアメリカ株式市場の投資環境についてしっかり学ぶことができる
- 株式CFDの手数料が圧倒的に安い(2.20セント/1株)
出典:IG証券
- レバレッジ取引なので、相場環境が悪いと、損失が大きくなりやすい
- 損切りのタイミングを見極めるのが難しい(タイミングを間違えると、大きな損失が出る可能性がある)
- 株式CFDの手数料には最低手数料が設定されているので、ある程度まとまったロットで取引しないと手数料負けしてしまう
出典:IG証券
IG証券で米国株投資をするならこんな人がおすすめ
・新しいものに抵抗感がなく、株式CFDについてもしっかり学んで取引を始めたい人
・もっと資金効率を高めたい人
・株式CFDを手がかりに幅広い資産を原資産とする取引にチャレンジしたい人
以上のような条件に見合う人には、最適な証券会社だ。
マネックス証券……取引時間が最大17時間!リアルタイム取引にこだわりたい人には最適

入金方法 | 基本は円貨入金 以下の条件の場合、米ドル入金も可 ・1万米ドル以上 ・日本国内に拠点のある銀行から送金 ・指定のみずほ銀行口座に送金可能 ・申込日含めて5営業日以内に振込可能 ・振込から口座反映まで 最大2営業日かかることを了承している |
---|---|
注文方法 | スタンダード注文 ・指値 ・成行 ・逆指値(指値/成行) ・トレールストップ (値幅指定/%幅指定) 条件付注文 ・連続注文 ・OCO注文(OCOs) ・OCO注文(ツイン指値) |
注文期限 | 有効期限 ・当日中(DAY:立会時間のみ) ・当日中(DAY+:立会時間+時間外取引) ・90日(GTC:立会時間のみ) ・90日(GTC+:立会時間+時間外取引) ・時間指定(GTD:立会時間) ・時間指定(GTD+:立会時間+時間外取引) 執行条件 ・IOC ・FOK ・寄付(OPG) ・引け(CLO) 短時間の有効期限 ・1min ・3mm ・5min |
取引チャネル | ・Webブラウザ型取引画面 ・スマホアプリ 「トレードステーション米国株スマートフォン」 ・スマホアプリ 「マネックス証券アプリ」 |
投資情報ツール | ・PC向け投資情報ツール 「銘柄スカウター米国株」 ・スマホ向け投資情報ツール 「銘柄スカウター」 |
NISA対応 | 米国株 (個別銘柄、ETF、ADR)の 買付時国内取引手数料は恒常的に無料 |
リアルタイム 株価提供 |
無料 ・外国株口座に米ドルの預り金または 米ドルの資金がある場合 ※平日14:30の時点で判定 |
買付手数料無料の 米国ETF |
9銘柄(USAプログラム) | 米国株信用取引 | 2022年中開始を予定 |
※マネックス証券公式サイトをもと筆者作成
(公式サイト)
・マネックス証券で米国株投資をするメリット
- 取引時間がネット証券で一番長い
- 米国ETF9銘柄の買付時手数料が実質無料
- NISA口座でアメリカ株を買い付ける際に、個別銘柄、ETF、ADRのいずれも買付時手数料が実質無料
- 米ドル買付時為替手数料無料
- アメリカ株初心者応援プログラムが充実(初回入金から20日間限定、最大3万円キャッシュバック)
- 銘柄スカウターアメリカ株が便利
「米国株取引ならマネックス証券」と言って差し支えないだけの充実したサービス内容を誇っている。
マネックス証券では、夜間のアメリカ株式市場の立会取引に加えて、日中にアメリカ株の店頭取引サービスも提供している。そのため、日本時間の12:00~17:00の時間帯でも、顧客とマネックス証券の相対取引ながら、米国株の売買注文をその場で約定できるようになった。
出典:マネックス証券『日中でも米国株取引が可能!米国株国内店頭取引サービスの特長』
DMM 株のように手数料が常時無料というわけではないが、マネックス証券も低コストで米国株投資できる環境が整っている。

米国株のスぺシャリストや米国経済通による連載コラムが充実しており、知識習得に役立ちます。銘柄スカウター米国株は読みやすくて情報量も豊富なので、銘柄選択や銘柄調査の際には欠かせません。
(公式サイト)
・マネックス証券で米国株投資をするデメリット
- 米ドル入金の利用条件がある
米国株投資のための入金は、円貨、米ドルのどちらにも対応している。
ただし、米ドル入金の場合、1万米ドル以上の入金に限られること、米ドル資金の送金元が日本国内に拠点をもつ銀行であることといった条件があるので、米ドル資金をもっていても金額が少なければ米ドル入金サービスを利用できない。
出典:マネックス証券『米国株の入出金』
・マネックス証券で米国株投資をするならこんな人がおすすめ

現在は米国株初心者だが、低コスト運用で経験値を高めて、今後は米国株を中心とした資産運用をしていきたい人にはピッタリです。銘柄選びから銘柄分析まで自分でこなして、リスクを低減しながら継続的に売買したい人にも向いています。
米国経済に明るく、マニアックな銘柄にも投資してみたい人は、迷わずマネックス証券を選ぶとよいだろう。
SBI証券……初心者から上級者まで活用できる米国株関連情報が豊富

入金方法 | 円、あるいは米ドル入金 |
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注文方法 | ・指値 ・成行 ・逆指値 |
注文期限 | ・当日中 ・期間指定(90日後まで) |
取引チャネル | ・PC向けWebサイト「外貨建商品取引サイト」 ・スマホアプリ「米国株アプリ」 |
投資情報ツール | ・PC向けWebサイト 「米国株スクリーナー」、「海外ETF検索ツール」 |
NISA対応 | 米国ETFのみ、買付時に限り、 国内取引手数料が無料 |
リアルタイム 株価提供 |
基本利用料:330円/1カ月 ※インターネット取引による 米国株売買の約定1回以上で 、1カ月(31日分)の利用料無料 ただし、 ・米国ETFのNISA取引 ・買付手数料無料の米国ETFの買付約定 ・米国株または米国ETFの定期買付 以上の場合は、利用料無料の対象外 |
買付手数料無料の 米国ETF |
10銘柄(SBI ETFセレクション) | 米国株信用取引 | 2022年7月よりサービス開始 |
※SBI証券公式サイトをもと筆者作成
(公式サイト)
・SBI証券で米国株投資をするメリット
- 利用価値の高い投資情報(個別銘柄詳細情報を含む)が豊富で、銘柄分析や銘柄比較に重宝する
- 米国株スクリーナーの使い勝手が良い
- 住信SBIネット銀行との連携で利便性向上
SBI証券の外国株式、海外ETF(米国株、米国ETF)取引サイトは、米国株式市場に関する情報の宝庫である。
ログイン後に利用できる米国株スクリーナーや個別銘柄詳細情報も情報量が多いため、候補銘柄の比較や企業分析の際に重宝する。

米国株以外に、8カ国もの国々の株式を取り扱っているのはSBI証券だけです。日本の証券業界では珍しい、韓国株やロシア株の取引もできます。
住信SBIネット銀行と口座連携すると、米ドル取引の利便性が高まることにも注目したい。
SBI証券で米国株投資をするデメリット
- 初心者にとっては情報過多になる可能性も
とりたてて大きなデメリットはみつからない。
あえて言うなら、米国株初心者、とりわけ投資初心者にとっては、膨大な情報量や取扱国数の多彩さ、十分すぎるサービスが、逆にSBI証券に対する心理的ハードルを上げてしまう可能性がある。
SBI証券で米国株投資をするならこんな人がおすすめ

大企業から成長著しいIPO直後の新興企業まで、将来性のある米国企業にどんどん投資したいなら、取扱銘柄が多く、豊富な投資情報を駆使できるSBI証券がおすすめです。
将来的に、米国に限らず、世界中の国々の成長企業に投資したい、あるいは、世界各国の企業でポートフォリオを組成して、あらゆるリスクを最小化したいと考えている人にも外せない証券会社だ。
楽天証券……米国ETFの取扱銘柄数ならNo.1、取引しながら楽天ポイントも貯まる

入金方法 | 円、あるいは米ドル入金 |
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注文方法 | ・指値 ・成行 ・逆指値(Webサイトの場合のみ) |
注文期限 | ・当日中 ・期間指定(90日後まで) |
取引チャネル | ・PC向け(Webサイト、マーケットスピード) ・スマホアプリ(iSPEED) |
投資情報ツール | ・PC向け(Webサイト、マーケットスピード) ・スマホアプリ(iSPEED) |
NISA対応 | 米国ETFのみ、買付時に限り、 国内取引手数料が無料 |
リアルタイム 株価提供 |
基本利用料:330円/1カ月 ※過去1カ月に米国株売買の 約定1回以上で、1カ月分の利用料無料 |
買付手数料無料の 米国ETF |
15銘柄 | 米国株信用取引 | 2022年7月よりサービス開始 |
※楽天証券公式サイトをもと筆者作成
(公式サイト)
・楽天証券で米国株投資をするメリット
- 低コスト
- 米国ETFの取扱が多い
- 買付時手数料が無料になる米国ETFが15銘柄で主要ネット証券最多
- 楽天ポイントが貯まる
- 取引ツールが便利
ネット証券の標準的な米国株サービスを提供しており、SBI証券同様に、米国株も低コストで取引できる。
中でも、米国ETFの取扱銘柄数は国内証券最多となっており、ETFを使ったあらゆるテーマの分散投資にも対応できる。

楽天グループの証券会社として、取引のたびに楽天ポイントが貯まるメリットも見逃せません。米国株とはいえ、ネット証券らしく手数料は安く、目に見えてポイントが増えるわけではないが、ポイントが貯まるまで、気長に取引を続けるモチベーションになるでしょう。
米国株を取引できるマーケットスピードやiSPEEDの情報量の多さや使いやすさも、米国株投資そのものを楽しむ要因のひとつになるはずだ。
(公式サイト)
楽天証券で米国株投資をするデメリット
- 少額の米ドル入金で手数料負けの可能性がある
楽天証券では、米国株投資の際に米ドル入金にも対応しており、SMBC信託銀行・楽天銀行外貨送金サービスを利用すると、米ドルの入出金手数料が1回の入出金につき通常7,000円のところ、格安の1,000円に大幅値引きされる。
出典:楽天証券『外貨からの入出金方法』
楽天証券で米国株投資をするならこんな人がおすすめ
米国株投資の優先事項は、リスク分散と低コストだと考える人には、米国ETF取扱銘柄数No.1の楽天証券は、選択肢が豊富でおすすめだ。
米国ETFの数は420を超えるので、興味のあるテーマで組成されたETF、あるいは時流に乗って値上がりを期待できるETFを必ず探し出せるだろう。
米国株投資による利益獲得だけでなく、せっかくなので楽天ポイントも貯めたいと考える楽天会員の人たちには、一挙両得の証券会社であるのは言うまでもない。
auカブコム証券――米国株の取扱銘柄数拡大中

入金方法 | 円貨入金のみ |
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注文方法 | ・指値、成行 ・Uターン注文® ・逆指値・トレーリングストップ |
注文期限 | 以下から選択可能 ・当日 ・期間指定 |
取引チャネル | ・WEB(PC版) ・スマートフォンWEB(スマート版)、 kabu.com for iPhone /Android ・kabuステーション® |
投資情報ツール | ・取引ツール、スマホアプリ、 スマホ用取引サイト ・投資情報通知メール「カブコール」 |
NISA対応 | 対応なし |
リアルタイム 株価提供 |
330円/1カ月 |
買付手数料無料の 米国ETF |
なし |
※auカブコム証券のサイトをもとに筆者作成
2022年の1月24日より、auカブコム証券は米国株の取り扱いを開始した。
取り扱い銘柄数はまだまだ少ないが、米ドル/円の為替スプレッドが安いなどの強みもあるため、取引したい銘柄の取り扱いがあれば利用を検討してもいいだろう。
米国株投資の始め方

ビジネスパーソンにとって身近なネット証券を使って、米国株投資を実際に始めるまでの一般的な手順を簡単に確認しておこう。
アメリカ株取引でおすすめするネット証券会社6社のうち、IG証券だけは手続き方法が若干異なるため、別途後述する。
ステップ1,ネット証券に「証券総合口座」を開設する(すでに証券総合口座を開設している場合は、このステップを省く)
米国株を取り扱っているネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、DMM.com証券)の中から、自分の投資スタイルに合った証券会社を選び、証券総合口座を開設する。
証券会社から「口座開設完了通知」を受け取ったら、ネット証券サイトにアクセスして、ユーザーIDと仮パスワードで初回ログインする。
※口座開設申込から取引開始までに1週間程度の時間がかかることもあるので、余裕をもって口座開設の申し込みをすること
(公式サイト)
ステップ2,証券総合口座を開設したネット証券で「外国株式取引口座」を開設する
口座を開設したネット証券サイトにログインして、外国株式取引口座の開設を申し込む。
各社によって若干手順は異なるが、たいていの場合、ログインしてから、「外国株式」→「米国株」画面を開いて「外国株式取引口座の開設はこちら」ボタン、もしくは外国株式取引口座「開設」ボタンを押下することで、申込画面に遷移できる。
申込画面で必要事項を入力すれば、申込手続きが完了する。
※証券会社によって、証券総合口座と外国株式取引口座を同時に開設申込できることもある
ステップ3,資金を「入金→振替」する
・円貨決済の場合
日本円の資金を証券総合口座に入金する。
あらかじめ日本円決済を選択すると、証券総合口座に入金した資金はそのまま、米国株買付のための買付余力となる。
【マネックス証券】
マネックス証券の米国株日本円決済では、証券総合口座に入金してから、円資金を自分で外国株取引口座に移動する必要がある。移動した円資金についても、自分で米ドルに為替振替する。
【DMM.com証券】
DMM.com証券は円貨決済だけに対応しているので、米国株取引の場合も、国内株式同様に日本円を証券口座に入金するだけでよい。
・外貨決済の場合
米ドル資金を、SBI証券の外国株式取引口座に直接送金する。なお、外貨入金に対応しているのは、住信SBIネット銀行からの外貨入金のみ。
【楽天証券】
米ドル資金を、楽天証券の外貨預り金口座に直接送金する。外貨入金が可能な金融機関は、SMBC信託銀行(プレスティアマルチマネー口座)と三井住友銀行の2行。
【マネックス証券】
金融機関に保有している米ドルを、そのまま証券総合口座に送金する。次に、送金した米ドル資金を、外国株取引口座に移動する。
ステップ4,米国株を取引する
各社の検索機能を使って関心のある米国株を検索して、投資候補を絞り込む。
各銘柄の投資情報と照らし合わせた上で最終判断を下し、お気に入りの銘柄を取引する。
(公式サイト)
IG証券での米国株投資(株式CFD)の始め方
取引までのおおまかな流れは国内のネット証券と大差ない。しかし実際の手続きでは、聞き慣れない名称に戸惑うこともある。
あらかじめ以下のフローで確認しておいてほしい。
出典:IG証券「株式投資の始め方」

ステップ1 株式CFDを取引するための口座(ライブ口座)を開設する
「口座を開設する」ボタンをクリックしてオンラインフォームに必要な情報を入力する。
ステップ2 本人確認を行う
画面の指示にしたがって本人確認を行うと(eKYCを利用すると、その場で完了する)、オンラインプラットフォームの準備が完了する。
※オンラインプラットフォームとは、IG証券で金融商品の取引をする際の、オンライン総合取引窓口のこと。株式CFDだけでなく、株価指数CFD、FXなどの取引も、オンラインプラットフォームから行うことができる。
ステップ3 口座に入金する
開設した口座に取引に必要な金額を入金する。
ステップ4 銘柄を選んで取引を行う
銘柄ファインダーで検索する。または、IGチャートを使って銘柄分析をしてからオンラインプラットフォームで売買注文を行う。

IG証券の米国株取引はすべてCFDによるレバレッジ取引なので、投資初心者あるいはCFD取引が初めての人は、商品の仕組みを学び、無料デモ口座で練習してから、ライブ口座で取引を開始することをおすすめします。
近藤真理(ファイナンシャルプランナー)
(公式サイト)
米国株投資の有名な戦略「ダウの犬」とは?

「Dogs of the Dow」(ダウの犬)がどのような戦略か、フローを使って簡単に説明しよう。
-
NYダウ工業株30種平均株価を構成する30銘柄の中から、高配当利回り(※)の10銘柄に投資する
-
購入した10銘柄を1年間保有する
-
1年後にその時点で配当利回りが高い10銘柄と入れ替える
各銘柄の配当利回り(%)=その年の1株あたり年間配当実績÷その年の12月31日終値×100
ダウの犬を構成する銘柄はいずれも、世界でも指折りの優良な超大型株である上に、比較的株価が割安であることが多い。

(例)「2022 Dogs of the Dow」公式サイトの発表による平均配当利回り(実績)
ダウの犬銘柄 平均配当利回り |
NYダウ30種平均 全構成銘柄の平均配当利回り |
|
---|---|---|
ダウの犬基準日 2021年12月31日時点 |
3.89% | 2.23% |
直近日 2022年6月24日時点 |
4.06% | 2.50% |

ダウの犬基準日と直近日、どちらをベースにした平均配当利回りを見ても、ダウの犬銘柄のほうが、NYダウ30銘柄よりも高いことがわかります。ダウの犬銘柄への投資は、効率的にリターン(配当)を得る手段だと考えてよいでしょう。
2022年2月時点
1位 | CFDなら | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
会社名 | ![]() |
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手数料 | 無料 | 対円レートに対して0.5% | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※2) | 約定代金の0.495%(※1) |
銘柄数 | 個別 1,632銘柄 ETF 185銘柄 ADR 120銘柄 |
約7,000銘柄 ETF 約400銘柄 |
個別 4,575銘柄 ETF 351銘柄 ADR 256銘柄 |
個別 4,702銘柄 ETF 342銘柄 ADR 164銘柄 |
個別 4,083銘柄 ETF 357銘柄 ADR 328銘柄 |
個別 200銘柄 ETF 162銘柄 ADR ― |
ココがおすすめ | ・手数料が完全無料 ・米国株取引と言ったらここ |
・幅広い銘柄でCFD取引が可能 | ・国内証券1位の米国株取扱数 ・米国株取引で最大3万円キャッシュバック |
スマホアプリ「米国株アプリ」による取引可能 | 米国ETFの取扱銘柄数はネット証券No.1 | 取扱銘柄は2,000銘柄まで順次拡大予定 |
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※1最低手数料0ドル、上限22ドル
※2約定代金2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満の場合、約定代金2.22米ドル以下は0米ドル
約定代金4,444.45米ドル以上は22米ドル
米国株投資のメリットは?米国株投資はなぜおすすめなのか

米国株投資に注目が集まるのは、日本株取引にはない利便性やメリットがあるからだ。
ここでは、特徴的な米国株投資の代表的な3つのメリットをまとめておきたい。
- 少額でも取引できる
- 好配当利回り銘柄が多い
- 成長力のある新興企業が多い
(公式サイト)
アメリカ株投資のメリット1,少額でも取引できる
資金の少ない人でも、1万円~2万円あれば、誰もが知っているコカ・コーラやアマゾン ドットコムのような、誰もが知るグローバル企業の株主になれます。

資金の少ない人でも、1万円~2万円あれば、誰もが知っているコカ・コーラやアマゾン ドットコムのような、誰もが知るグローバル企業の株主になれます。
それに対して、日本株は1単元、つまり(個別銘柄の場合は)100株が取引単位である。
日本の代表的な値がさ株であるファーストリテイリング<9983>の同日株価は6万1,750円にものぼる。売買するには617万5,000円(6万1,750円×100株)もの高額資金を用意しなければならない。
このように、少額投資が可能な米国株投資は、資金の少ない若年層投資家や投資初心者におすすめの投資法なのだ。
(公式サイト)
米国株投資のメリット2,好配当利回り銘柄が多い
米国では従来から、株主を重視した株主還元策、具体的には配当重視の方針を採用している企業が多い。

高利回りとはいえないまでも、好配当銘柄や連続増配銘柄を数十年間保有して、配当金を継続的に受け取れば、確実に初期投資を大幅に上回るリターンを獲得できるでしょう。
配当利回りが異常に高い銘柄については、深刻な業績悪化や倒産のリスクがあるのではないかと疑ってかかってほしい。
米国株投資のメリット3,成長力のある新興企業が多い
米国には、GAFAM(アルファベット、アップル、メタ、アマゾン、マイクロソフト)のように、15年足らずで、世界を席巻するような巨大企業が育つ土壌がある。
現在でも、ビヨンド ミート<BYND>やウーバー テクノロジーズ<UBER>、ズーム ビデオ コミュニケーションズ<ZM>をはじめとした、時代の先端を行く新興企業が次々と誕生し、急成長の後、上場を果たしている。

米国株式市場は宝の山に似ています。次々上場する新興企業の中から、ダイヤモンドの原石をみつけて、世界に名だたる一大企業に成長する日を待つのも投資の醍醐味です。
(公式サイト)
米国株投資のデメリット・注意点

良い面ばかりが強調されがちな米国株投資であるが、もちろん日本株投資にはないデメリットや注意点があることも忘れてはならない。
米国株投資を始めるにあたって、特に注意すべき以下の2つの点を押さえておいてほしい。
- 為替リスクがある
- 日本株に比べて国内取引手数料が割高
(公式サイト)
米国株投資のデメリット・注意点1,為替リスクがある

米国株投資では、買付時と売却時、それぞれで為替取引を行わなければならない。
買付時より円安になったタイミングで売却できれば、売却益の他にも為替益も得ることができる。
実際には、為替相場はさまざまな要因に影響されるため、為替レートの値動きを確実に予測することは不可能だ。

米国株を売買する際には、常に為替リスクを見越して、買付時より円高になった場合には、売却を見送る、円転せず、外貨預金として預けるなどの対策を、事前に検討しておくことも重要になります。
(公式サイト)
米国株投資のデメリット・注意点2,日本株に比べて国内取引手数料が割高

手数料の安さはネット証券最大のメリットであるが、外国株取引の国内取引手数料については、お世辞にも安いとは言い難かった。
米国株の人気が出てくるにつれて、米国株の国内取引手数料も安くなってきたが、依然として、日本株の取引手数料の安さには及ばない。

配当利回りの高さや値上がり率の高さだけを見て出口戦略を立てるのではなく、売買時の国内取引手数料を計算に入れて利益を確保できるように、売却のタイミングを見定める習慣を身に付けましょう。
(公式サイト)
米国株は長期保有でリターンに期待できる
「株式会社は株主のもの」という意識が強い米国では、日本に比べて高配当利回り銘柄や連続増配銘柄が多く、年4回配当が主流だ。
経営基盤が安定し、安定的あるいは継続的な増配も見込める優良銘柄を、さまざまな基準で選りすぐって長期的に投資する。そうすることで、10年後、20年後には配当金暮らしが実現するかもしれない。
米国株の配当についてのQ&A
第1位:大手たばこ会社「アルトリア・グループ<MO>」6.6%
第2位:最大手総合通信会社「AT&T<T>」5.21%
第3位:無線通信会社「ベライゾン・コミュニケーション<VZ>」4.99%
配当性向が高めで財務状態良好、さらに1万円以下で購入できる高配当株TOP3の予想配当利回りも押さえておきたい。
・第1位:シックスス・ストリート・スペシャルティ・レンディング<TSLX> 8.8%
・第2位:B. ライリー・ファイナンシャル・メディカル・プロパティーズ・トラスト<RILY> 8.6%
・第3位:ノースウェスト・バンクシェアーズ<NWBI> 6.2%
なお、アメリカ株の配当金は、現地と国内で源泉徴収税が差し引かれた残額が振り込まれるため、注意が必要だ。
実際に米国株(アメリカ株)投資を始めてみる
2022年2月時点
1位 | CFDなら | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
会社名 | ![]() |
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手数料 | 無料 | 対円レートに対して0.5% | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※1) | 約定金額の0.495%(※2) | 約定代金の0.495%(※1) |
銘柄数 | 個別 1,632銘柄 ETF 185銘柄 ADR 120銘柄 |
約7,000銘柄 ETF 約400銘柄 |
個別 4,575銘柄 ETF 351銘柄 ADR 256銘柄 |
個別 4,702銘柄 ETF 342銘柄 ADR 164銘柄 |
個別 4,083銘柄 ETF 357銘柄 ADR 328銘柄 |
個別 200銘柄 ETF 162銘柄 ADR ― |
ココがおすすめ | ・手数料が完全無料 ・米国株取引と言ったらここ |
・幅広い銘柄でCFD取引が可能 | ・国内証券1位の米国株取扱数 ・米国株取引で最大3万円キャッシュバック |
スマホアプリ「米国株アプリ」による取引可能 | 米国ETFの取扱銘柄数はネット証券No.1 | 取扱銘柄は2,000銘柄まで順次拡大予定 |
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※1最低手数料0ドル、上限22ドル
※2約定代金2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満の場合、約定代金2.22米ドル以下は0米ドル
約定代金4,444.45米ドル以上は22米ドル

2013年より、総合証券とネット証券を使い分けながら、資産運用を開始。2017年から各種WEBサイトのフリーライターとして活動、現在は経済金融系記事を中心に執筆している。
■保有資格
証券外務員一種、二種
投資診断士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者
2013年より、総合証券とネット証券を使い分けながら、資産運用を開始。2017年から各種WEBサイトのフリーライターとして活動、現在は経済金融系記事を中心に執筆している。
■保有資格
証券外務員一種、二種
投資診断士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者
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