楽天証券の口座開設までの日数は、「スマホで本人確認」の場合、申し込みから最短で翌2営業日後だ。
「書類のアップロードで本人確認」の場合は、申し込みから取引まで約6営業日必要だ。
マイナンバー登録はスマホか郵送で行う。個人番号カードや通知カードを持っていれば、スマホでWebサイトから行うか、スマホアプリiSpeedから行うのが便利だ。
(公式サイト)
楽天証券の口座開設の日数は?
(公式サイト)
楽天証券のもう1つの口座開設方法である「書類のアップロードで本人確認」の場合は、申し込みから取引まで約6営業日必要です。
「スマホで本人確認」は以下の流れで行う。
-
メール登録
-
スマートフォンで本人確認(本人確認書類&顔写真の撮影)
-
本人情報の入力&楽天証券による審査(通常1~3営業日)
-
翌営業日以降にログインIDがメールで送信される
-
マイナンバーの登録
スマートフォンで本人確認を完結させ、所在確認を兼ねた「ログインIDの郵送」の省略が可能だ。 「マイナンバー」は楽天証券のアプリ「iSPEED」などから登録できる。
「書類のアップロードで本人確認」の流れは以下のとおりだ。
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メール登録
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本人確認(本人確認書類のアップロード)
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本人情報の入力&楽天証券による審査(通常1~3営業日)
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約5営業日後にログインID&パスワードが郵送される
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マイナンバーの登録
本人確認書類は申込時にアップロードするが、その後「ログインIDの郵送」を受け取る必要がある。
楽天証券の口座開設に必要な書類は?
それぞれに使える書類は以下のとおりだ。申し込みの前に準備しておくとよいだろう。
【楽天証券の口座開設で提出できる書類の例】
本人確認書類 | ● 運転免許証 ● 個人番号カード(マイナンバーカード)※表面のみ ● 健康保険証 ● 住民票の写し・印鑑登録証明書 ● パスポート など |
---|---|
マイナンバー確認書類 | ● 個人番号カード(マイナンバーカード) ● 通知カード ● マイナンバーが記載された住民票の写し ● マイナンバーが記載された住民票記載事項証明書 |
マイナンバー確認書類として「個人番号カード」または「通知カード」を提出できない場合は、「マイナンバーが記載された住民票(もしくは住民票記載事項証明書)」を発行し、郵送で登録する必要がある。
主要ネット証券の口座開設の日数は?
以下、それぞれの証券会社の口座開設に必要な日数や申込方法の流れや取引開始までの日数を一覧にして紹介する。
主要ネット証券の口座開設までの日数一覧
主要ネット証券における口座開設までの日数は次のとおり。
ネット証券会社名 | 取引開始日の目安 |
---|---|
DMM.com証券 | 最短当日 |
岡三オンライン証券 | 最短当日 |
SBI証券 | 最短翌営業日 |
マネックス 証券 |
最短翌営業日 |
LINE証券 | 最短翌営業日 |
楽天証券 | 最短翌営業日 |
GMOクリック証券 | 最短2営業日 |
SBIネオトレード証券 | 最短3営業日 |
松井証券 | 最短4日 |
au カブコム証券 | 約1週間 |
>>SBI証券の詳細はこちら(公式サイト)
>>マネックス証券の詳細はこちら(公式サイト)
主要ネット証券の必要書類
顔写真のある表面とマイナンバーが記載されている裏面の両方を撮影・スキャン、またはコピーすることを忘れないようにしましょう。
マイナンバー通知カードがある場合は、本人の氏名・生年月日・住所が確認できる本人確認書類の添付が必要になる。運転免許証のような顔写真付き本人確認書類であれば1点、または顔写真が付いていない本人確認書類なら2点そろえば手続きが完了できる。
・健康保険証
・住民票の写し
・印鑑登録証明書
・パスポート
・在留カード
・特別永住者証明書
・住民基本台帳カード
いずれの書類も、氏名・生年月日・住所がはっきり読み取れるかチェックしてから提示しなければならない。
以下に、主要なネット証券会社5社(SBI証券・au カブコム証券・松井証券・マネックス証券・楽天証券)で口座開設する際に提示する必要がある書類を紹介する。証券会社間で若干の違いがあるので、ネット証券会社選びの参考にしてほしい。
証券会社 | 個人番号カードを 提示する場合 |
通知カードを 提示する場合 |
---|---|---|
SBI証券 | 個人番号カード のみでOK |
運転免許証が必要 |
au カブ コム証券 |
個人番号カード のみでOK |
本人確認書類 ※ 写真付きなら1点 写真なしは2点 |
松井証券 | 本人確認書類 ※ 写真付きなら1点 写真なしなら2点 |
運転免許証が必要 |
マネックス 証券 |
運転免許証が必要 | 運転免許証が必要 |
楽天証券 | 本人確認書類 ※ 写真付きなら1点 写真なしなら2点 |
本人確認書類 ※ 写真付きなら1点 写真なしなら2点 |
>>SBI証券の詳細はこちら(公式サイト)
>>マネックス証券の詳細はこちら(公式サイト)
ネット証券の口座開設手続き方法
もちろん、「オンライン申込+本人確認書類の郵送」や「申込書と本人確認書類の郵送」による口座開設もできる。
以下で、それぞれの口座開設方法の特徴と一般的な手続きの流れ、対応しているネット証券を確認していこう。(2020年5月25日現在)
オンライン申込+本人確認書類のオンライン提出
・申込から取引開始までが最短の方法
・スマートフォンに口座開設対応アプリのダウンロードが必要な場合も
・個人番号カード(マイナンバーカード)、またはカードタイプの写真付き本人確認書類があると便利
・捺印は不要
・本人確認書類、預金通帳またはキャッシュカードを手元に準備する
【ステップ】
ステップ | 内容 |
---|---|
ステップ1 | パソコンもしくはスマートフォンのアプリから ネット証券サイトにアクセスし、 「口座開設」ボタンをクリックする |
ステップ2 ※1 |
申込フォームに遷移したら、住所、氏名、生年月日、 メールアドレス、職業、年収などの個人情報を もれなく記入して、確認の上、送信する |
ステップ3 ※1 |
登録したメールアドレスに、 口座開設申込確認メールや、 本人確認書類提出先URLが記載されたメールが届く |
ステップ4 | 通知されたURLにアクセスし、 スマートフォンで個人番号カードを撮影して本人認証、 あるいは本人確認書類を撮影してアップロードする |
ステップ5 | 【メールで通知】……個人番号カードによる本人認証の場合 当日中または近日中にメールで、口座開設完了通知や ログインID、仮ログインID(取引IDの場合も)を受け取る 【郵便で通知】……本人確認書類による本人確認の場合 約1週間後に郵送で、口座開設完了通知や ログインID、仮ログインID、取引IDを受け取る |
ステップ6 | ネット証券サイトにアクセスして、初回ログインする |
ステップ7 | パスワードを変更し、入出金先預金口座情報を 入力(必要な場合)する |
ステップ8 | 即時入金などで、証券口座に資金を入金する |
ステップ9 | 取引開始 |
オンライン申込+本人確認書類の郵送
・本人確認書類を郵送するので、オンライン申込から取引開始までに若干時間がかかる ・松井証券とマネックス証券は対応していない
・捺印は不要
【ステップ】
ステップ | 内容 |
---|---|
ステップ1 | パソコンもしくはスマートフォンのアプリから ネット証券サイトにアクセスし、 「口座開設」ボタンをクリックする |
ステップ2 | 申込フォームに遷移したら、住所、氏名、生年月日、 メールアドレス、職業、年収などの個人情報を もれなく記入して、確認の上、送信する |
ステップ3 | 本人確認書類(原本)をコピーして、郵送する |
ステップ4 | 口座開設完了通知ログインID、仮ログインID、 取引IDが約1週間後に郵送で届く |
ステップ5 | ネット証券サイトにアクセスして、 仮パスワードで初回ログインする |
ステップ6 | パスワードを変更し、入出金先預金口座情報を 入力(必要な場合)する |
ステップ7 | 即時入金などで、証券口座に資金を入金する |
ステップ8 | 取引開始 |
申込書と本人確認書類の郵送
・申込書に捺印が必要になる
・「申込書と本人確認書類の郵送」方法に対応しているのは、主要ネット証券のうちSBI証券、松井証券、マネックス証券、auカブコム証券の4社
【ステップ】
ステップ | 内容 |
---|---|
ステップ1 | ネット証券サイトで必要事項を入力して 口座開設申込書を請求する、 あるいは電話で申込書を請求する |
ステップ2 | 郵送で申込書が届いたら、住所、氏名、生年月日、 メールアドレス、職業、年収などの個人情報を もれなく記入・捺印の上、本人確認書類のコピーを同封して郵送する ※SBI証券は、申込書を自宅プリンターで印刷して、記入・郵送できる |
ステップ3 | 口座開設完了通知、ログインID、仮ログインID、 取引IDが約2週間後に郵送で届く |
ステップ4 | ネット証券サイトにアクセスして、初回ログインする |
ステップ5 | パスワードを変更し、入出金先預金口座情報を 入力(必要な場合)する |
ステップ6 | 即時入金などで、証券口座に資金を入金する |
ステップ7 | 取引開始 |
どのネット証券においても、「オンライン申込+本人確認書類のオンライン提出」による口座開設が簡単で、取引開始までの期間が最短になる。
本人確認書類として個人番号カード(マイナンバーカード)を使う場合は、カードの表面(本人確認書類)と裏面(個人番号)をスマートフォンで撮影するだけで本人認証できるので、手軽に口座開設ができます。
楽天証券の口座開設方法【ネットの場合】
ネット証券の証券口座開設はオンライン上から簡単に行える。ここでは、提出書類が一番少なくて済み、短期間に取引を開始できる、個人番号カードを使ったオンライン口座開設手続きを、楽天証券のケースで確認していこう。
ステップ1:楽天会員か否かを選択
楽天会員IDを持っており、楽天スーパーポイントを貯めたり使ったりしている人は「楽天会員の方」を選ぶ。
楽天会員でなければ「楽天会員でない方」をクリックして、遷移したページで楽天会員登録をする。
以降は、楽天会員の人が楽天証券に口座を開設するケースを想定して、手順を追っていく。
ステップ2:楽天会員でログイン
楽天会員IDとパスワードでログインして、これから開設する証券口座と連携させる。
ステップ3:メールアドレスを確認し送信
入力されているメールアドレス(=楽天会員登録した際のメールアドレス)宛てに、楽天証券から総合口座申込手続き開始通知メールが届く。
ステップ4:申込手続きのためのURLが届く
メール本文に記載されているURLから口座開設申込画面に遷移する。(次の画面でスマートフォン用QRコードが記載されるので、ここではまだパソコンのままでもよい)
ステップ5:本人確認書類を選択し提出
「運転免許証」と「個人番号カード」のどちらかを選ぶと、スマートフォン用のQRコードが表示されるので、スマートフォンでQRコードを読み取る。
あとは指示通りに、スマートフォンで本人確認書類を撮影して本人認証を行う。
運転免許証と個人番号カード以外の本人確認書類(住民票の写し、各種健康保険証、印鑑登録証明書、在留カードなど)でも、スマートフォンあるいはパソコンからアップロードして、本人確認を行うことができる。
パソコンからデータ化された本人確認書類を提出したい場合は、画面下の「またはパソコンから提出したい方はこちら」から、パソコン用本人確認書類ファイル添付・送信画面に移る。
なお、ネット証券会社によっては、申込フォームの入力が完了してから、本人確認書類の撮影とアップロードを行うこともあるので、各ネット証券の指示にしたがって手続きを進めましょう。
ステップ6:お客様情報を入力・送信
楽天会員の場合、お客様情報入力フォームに登録事項があらかじめ入力されているので、空欄部分だけを入力する。
入力内容を確認したら送信して、申込手続きは完了だ。
ステップ7:ログインIDを受け取る
送信した本人認証や口座開設申込、お客様情報は証券会社で審査され、「スマホで本人確認」の場合は、翌営業日以降にログインIDがメールで通知される。
ステップ8:初期設定して入金、取引開始
楽天証券サイトを開いて、受け取ったログインIDと、自分で設定したパスワードで初回ログインする。
即時入金などで証券口座に入金したら、取引を開始できる。
楽天証券で口座開設するなら、楽天カードを利用するのがおすすめです。 楽天証券では、楽天カードでの投信の積立や保有でも楽天ポイントが付与されます。
(公式サイト)
楽天証券の2つの特徴
主要ネット証券の中でも特に勢いがあるのが楽天証券だ。以下、3つの特徴を解説していこう。
新規口座開設数3年連続1位
楽天証券の新規口座開設数は、主要ネット証券(※)において3年連続1位を獲得した
(※楽天証券のホームページより、2021年7月9日時点)。
※主要ネット証券:SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券
出典:楽天証券のプレスリリースより(2021年4月5日、2021年5月19日発表)
近年は特に若年層の口座開設が増えているようです。2016年3月末時点と比較し、30代以下は32.4%から42.3%に、20代以下に絞ると7.3%→16.3%と倍以上に増加しています。
豊富な商品&サービス
楽天証券は幅広い商品や非課税制度、サービスを取り扱っているため、選択肢に困ることは少ないだろう。主なものを以下にまとめた。
商品 | 国内株式、IPO(新規上場株式)、外国株式、 投資信託、債券、金・プラチナ、FX など |
---|---|
非課税制度 | 一般NISA(ニーサ)、つみたてNISA、 ジュニアNISA、iDeCo(イデコ) |
ポイント還元 | 株式手数料、投信残高、投信積立(楽天カード決済)、 銀行連携(楽天銀行) |
ポイント投資 | 株式、投資信託、バイナリーオプション |
【主要ネット証券 投資信託の取り扱い数ランキング】
証券会社 | 投資信託本数 | |
---|---|---|
1位 | 楽天証券 | 2,678本 |
2位 | SBI証券 | 2,645本 |
3位 | 松井証券 | 1,540本 |
4位 | auカブコム証券 | 1,466本 |
5位 | マネックス証券 | 1,221本 |
証券総合口座とNISA口座の同時開設が便利
初めての証券総合口座開設という場合は、NISA口座の同時開設をしてみてはいかがだろうか。
- 国内上場株式の売買手数料無料や低コストの株式投資信託、対象国の海外ETF買付手数料無料など、低いコストで投資ができる少額投資非課税制度だ。譲渡益や配当金が年間120万円まで非課税になる期間が5年間継続し、非課税枠が計600万円になる。
出典:金融庁『NISAの概要』
- 積立投資信託を対象とした売買手数料無料の少額投資非課税制度だ。年間非課税枠は40万円、最長20年間で計800万円までの積立投資信託が非課税になる。
NISAとつみたてNISAは、1年間ごとにいずれかを選択して運用する仕組みだが、どちらも扱いやすい銘柄や低コスト、少額からの投資が可能なので、投資初心者が利用しやすい手軽な制度だ。
そのため、証券総合口座開設時にNISA口座で運用する予定がなくても、証券総合口座とNISA口座の開設手続きを同時に進めておくと、思い立った時にNISA・つみたてNISAを始められるので便利です。
証券会社に株式投資のための口座の開設を考えているならば、NISA口座も同時に開設して、近い将来の投資運用の選択肢を増やすのもよいのではないだろうか。
楽天証券株式会社は、2022年2月25日(金)に金融庁が発表した「NISA口座の利用状況調査」より、NISA(※1)の2021年新規口座開設数が業界最多(※2)であったことをお知らせします。 ※1:一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの合算 ※2:NISAは、主要ネット証券(口座数上位5社:auカブコム証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券(五十音順))で、iDeCoは、主要運営管理機関でそれぞれ比較(2022年3月30日、楽天証券調べ)
(引用元:PR TIMES)
よくある5つのQ&A
2013年より、総合証券とネット証券を使い分けながら、資産運用を開始。2017年から各種WEBサイトのフリーライターとして活動、現在は経済金融系記事を中心に執筆している。
■保有資格
証券外務員一種、二種
投資診断士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者
2013年より、総合証券とネット証券を使い分けながら、資産運用を開始。2017年から各種WEBサイトのフリーライターとして活動、現在は経済金融系記事を中心に執筆している。
■保有資格
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投資診断士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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