
ポイント還元率の改悪などがあり楽天証券はやめたほうがいいと思う人もいるかもしれないが、商品ラインアップや手数料の安さなど、SBI証券と並び国内証券トップクラスだ。楽天銀行や楽天カードなど、楽天のサービスをよく利用するユーザーにおすすめのネット証券である。
本記事では楽天証券を実際に利用している人の口コミ・評判を集め、メリット・デメリットを徹底調査し、よく比較されるSBI証券とどっちがいいのかを解説する。
楽天証券はやめたほうがいい?危険って本当?口コミ・評判からデメリットを徹底調査!
ユーザーの口コミや評判から楽天証券のデメリットを調査した。
ポイント還元率の改悪
楽天証券は取引などに応じてもらえるポイント還元サービスの改悪が相次いだことへの不満の声が多かったが、それでも楽天ユーザーにとっては魅力的なサービスであることには変わりない。クレカ決済のポイント還元率だけを考えると、ポイントの種類にこだわらないのであればSBI証券のほうに優位性があり、楽天証券はやめたほうがいいだろう。
ポイント還元率に関する良くない口コミ・評判
30代|男性
【還元率の改悪】
積立投資信託を楽天カードでの支払いにすると、一部の商品で、1%の還元が受けられていましたが、2022年9月買付分からは0.2%まで還元率が低下することになってしまいました。楽天キャッシュを利用することでしばらくは1%還元が受けられますが、このキャンペーンも2022年12月までなので、還元率はこれまでに比べると悪くなってしまいます。
30代|男性
【還元率を戻してほしい】
つみたてNISAで毎月の積立金に対して最大で毎月500ポイントがもらえていましたが、改悪によりそのポイント還元率が大幅に下がってしまいました。それでも使いやすいおすすめ証券口座なので、ポイント還元率を元通りに戻してもらえたら助かります。
20代|男性
【還元率の改善を】
ポイント還元率の大改悪で積み立て投資やその他でのポイント付与率がかなり下がってしまい、毎月積み立てをしている自分からするとかなり辛い状況になりました。なので、少し考え直してほしいです。いろんな設定などが少しややこしい気がします。
30代|女性
【還元率が低くなった】
改悪が続き、ポイントの還元率が低くなっています。他の経済圏と比較してもまだよいほうかと思いますが、ポイントの還元率のよさで楽天証券を選んだ人にとってはかなりの痛手かと思いますので、これ以上還元率を低くしてほしくないと感じています。
30代|男性
【魅力が下がった】
ポイント制度が徐々に改悪していることです。現在では、他の証券会社とほぼ同じくらいにまで落ちています。前ほどポイントでの投資に魅力はなく今後も改悪するリスクがあります。
30代|女性
【もっとポイント付与を】
ポイント付与の対象となる商品が限定されたり、付与率が落ちたりしています。楽天ポイントのうち期間限定ポイントは楽天証券では使えないので、ポイント利用時に注意が必要な点です。スマホ版のアプリの体裁がブラウザーで閲覧しているものと大きく異なるので慣れが必要な点です。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
投資信託資産形成ポイントの改悪……毎月付与から一定残高達成時のみ付与へ変更
2022年3月までは、毎月末の投資信託保有残高に応じて、ポイントが「毎月」付与されていた。
基準残高 | 付与ポイント |
---|---|
10万円 | 10ポイント |
30万円 | 30ポイント |
50万円 | 50ポイント |
100万円 | 100ポイント |
200万円 | 100ポイント |
300万円 | 100ポイント |
400万円 | 100ポイント |
500万円 | 100ポイント |
1,000万円 | 500ポイント |
1,500万円 | 500ポイント |
2,000万円 | 500ポイント |
※月末時点の残高が、初めて上記の基準額に達したときに付与(1回のみ)
従来の還元制度では、ハッピーポイントプログラム対象の投資信託の場合、月末時点で投信保有残高10万円につき3~10ポイント、それ以外の投資信託は、月末残高50万円以上で20(残高50万円以上200万円未満)~800(同2,000万円以上)ポイントが、毎月付与されていた。
変更後は、初めて基準額を達成した1回のみとなり、付与ポイント数も少なくなっている。投資信託を持っているだけでポイントがもらえた従来の制度からは大幅な改悪といえる。
SBI証券では「投信マイレージ」という名称で、投資信託の保有に対するポイント還元サービスを実施している。

投信マイレージでは、投資信託の月間平均保有金額に応じて、最大0.25%のポイントが「毎月」付与されます。
楽天カードクレジット決済のポイント還元率の改悪……一部銘柄で0.2%へ引き下げ
投資信託の積立投資に楽天カードのクレジットカード決済を利用すると、ポイント還元が受けられる。
2022年9月買付分から、一部の銘柄の還元率が0.2%に引き下げられる。対象は、信託報酬のうち楽天証券が受け取る手数料が年率0.4%未満(税込)のファンドだ。

参考:1.0%ポイント還元対象ファンド一覧(2022年7月22日時点)
参考:0.2%ポイント還元対象ファンド一覧(2022年7月22日時点)
2022年8月買付分までの還元率は、一律1.0%であり、一般カードの還元率はSBI証券(三井住友カード)の0.5%に対して優位性があった。しかし、2022年9月買付分以降は、低コストのファンドを中心に、SBI証券が優位となる。

楽天キャッシュ決済での投信積立へのポイント付与は、2022年12月買付分までのキャンペーンによるものだ。2023年1月買付分以降は、楽天カードから楽天キャッシュへチャージで付与される0.5%の還元のみとなる。
期間限定ポイントがポイント投資に使えない
期間限定ポイントがポイント投資に使えないのが不便だというユーザーの声もあった。だがSBI証券は投資信託へのポイント投資しかできないのに対して楽天証券は日本株や米国株にも投資できるため、楽天証券をやめたほうがいい理由にはならないだろう。
期間限定ポイントに関する良くない口コミ・評判
40代|男性
【限定ポイントが使えない】
期間限定ポイントも使えるようにしてほしいです。いつも期間限定ポイントの使い道がなくて困ってしまうのですが、使えるようになれば、よりポイントを活用できやすくなり利便性が高まりありがたいですし、きっとユーザーももっと増えると思います。
30代|女性
【限定ポイントも使いたい】
期間限定ポイントが利用できないのが残念です。ポイ活をしていると期間限定ポイントが付与されることが多々あるのですが、せっかくポイ活でポイントをためても投資に使えないのでもったいないなと感じています。改悪が続いていますが、利便性向上のためにも利用可能としてもらえるとうれしいです。
30代|男性
【改善してほしい】
期間限定のポイントについては、投資資金として利用ができないのを改善してもらえるとうれしいです。 あとは、楽天証券会社以外でも楽天のサービスでポイント投資をしているコーナーがありますが、できれば証券会社内で全て見られるように統一してくれるとありがたいと思っています。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
ポイントを使って投資できる点は、魅力の1つだ。しかし、利用できるのは通常ポイントに限られる。利用期限のある「期間限定ポイント」は使えないため注意しよう。
SBI証券でもポイント投資が可能だ。ただし、対象は投資信託の買付のみである。日本株や米国株(円貨決済のみ)の買付にもポイントが使えるのは、楽天証券ならではの強みだ。
IPO投資が弱い
楽天証券はIPOの主幹事案件がないうえ、口座数(ライバル)が多いため「IPOに弱い」という声もあった。だが2021年のIPO取扱実績はSBI証券につぐ多さで、抽選は100%平等抽選であるため、誰にでもチャンスがある点を考えると楽天証券をやめたほうがいいとは言えないだろう。
IPO投資に関する良くない口コミ・評判
30代|男性
【抽選を改善してほしい】
IPO株の取扱件数の増加やIPO当選確率がアップするような優遇制度の導入を希望します。ユーザーが多く当選確率は他の大手証券会社と比べると、どうしても低くなってしまう傾向にあると思います。
30代|女性
【抽選で手間がかかる】
IPOの抽選に申し込む際、一度申し込みだけを行い、後日期日までに入金手続きをする必要があるので、二度手間なうえに自分もよく忘れてしまい、抽選に参加できなくなることがありました。他の証券会社では、一度の手続き、かつ入金は抽選結果後の場合が多く、そちらのほうが使いやすいです。また、他の証券会社よりIPO数が少ないです。
30代|男性
【当選確率が低い】
新規公開株(IPO)はいまいちです。取扱件数はそれほど少なすぎるわけではないのですが、そもそも楽天ユーザーが多いため当選確率が低くなってしまい、なかなか当選しません。トレード運用額やIPO申込回数などに応じた特別な優遇制度があるわけでもないので、IPO狙いの人には物足りないと思います。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
楽天証券のIPO取扱銘柄数は年々と増えており、2021年の取扱実績は74社だった。SBI証券の122社、SMBC日興証券の80社に次ぐ多さだ。
2021年 | 2020年 | 2019年 | |
---|---|---|---|
楽天証券 | 74社 (0社) |
38社 (0社) |
26社 (0社) |
SBI証券 | 122社 (21社) |
85社 (15社) |
82社 (7社) |
ただし、IPO株の大部分を引き受ける、主幹事案件がない点は弱さといえる。口座数の多さ(ライバルの多さ)も、当選確率を低下させる要因だ。
一方で、楽天証券に割り当てられるIPO株は全て平等に抽選される。
楽天証券のメリットは?良い評判・口コミから解説!

楽天証券は、楽天銀行や楽天カードなど楽天のサービスをよく利用する人や楽天ポイントを貯めている人、ポイントで株式に投資したい人、取引ツールの使いやすさを重視する人におすすめだ。楽天証券のメリットを口コミ・評判から確認していこう。
ポイントの使い勝手が良い
楽天証券といえばなんといっても楽天ポイントだろう。ポイントの改悪が話題になったが、それでもユーザーにとって大きな魅力であることに変わりはないようだ。
ポイントに関する良い口コミ・評判
20代|男性
【ポイントで株式投資】
楽天カードを使って楽天で買い物をしていてそのたまったポイントを投資に使えるので、楽天カードをメインのカードとして使い、ポイントをため込んでいる人にはメリットはあります。そのたまったポイントで株や投資信託が購入できるからです。
30代|女性
【1ポイントから使える】
投資をする際、ポイントを1円単位から使えます。失効してしまうポイントを少しでも減らせるのでありがたいです。スポット購入や積み立て注文など購入方法を問わず利用できますし、設定をすれば自動でポイントを利用してくれるので手間もかかりません。
30代|男性
【ポイント利用が便利】
楽天市場やその他のサービスなどでたまったポイントを使って投資信託の購入額に充当できます。積み立て投資の場合も、毎月ポイントを全部または決まった分だけ使用するように設定ができます。カード払いにすると、そこでさらにポイント還元が受けられるため、お得です。
30代|女性
【100円につき1ポイント】
投資信託を積み立てると、決済額100円につき1ポイント付与されます。しかも、そのポイントは楽天市場や楽天Payが使える店舗はもちろんのこと、投資にも使えます。現金を費やす投資に抵抗がある人でも試しに買ってみよう。そう安心して思える環境が整っていると思います。
30代|女性
【ポイントがたまってお得】
ポイントがたまりやすいです。楽天証券で所定の利用をすれば、楽天市場での買い物のポイント付与率が0.5倍になります。買い付けの支払いにも利用できます。日常的にポイントをためたり使ったりしている人にとっては使いやすくてよいと思います。
20代|男性
【積立投資でポイント付与】
メリットはやはり積み立て投資でのポイント付与だと思います。楽天銀行とマネーブリッジを組むとポイントがかなり付与されるので、積み立て投資をしている自分からするとかなりありがたいと思います。楽天銀行での金利が上がるので、かなりいいと思います。大手なので、安心して使えます。
20代|男性
【楽天経済圏なら最強】
楽天銀行や楽天カードと組み合わせて使用するとポイントがたまりやすくなります。ポイントを使って実際の投資信託の購入も行えるため、投資信託の購入のハードルは低く感じます。投資信託の積み立てもクレジットカードで行えるため、継続しやすいと思います。
50代|男性
【楽天銀行とひも付けが◎】
楽天銀行とひも付けることによって、投資金額に応じてポイントが付与されることが一番のメリットだと思います。付与されたポイントはもちろん投資にも使えますが、楽天市場での商品購入にも使用できるので非常に便利です。預金金利も0.1%で普通の銀行よりもお得です。手数料も格安なので、初心者向きだと思います。
20代|女性
【楽天ユーザーにおすすめ】
投資信託や米国株式をすると、楽天市場での買い物時のポイント還元率がアップします。楽天銀行から、証券口座への振り込みは手数料がかからず無料で行えるうえ、自動で送金してくれるシステムもあります。銀行から直接入金ではなく、楽天カード経由で入金すると、その分ポイント還元される分がアップするため、いろいろと駆使すれば還元率はよいほうだと思います。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

取引に応じて「楽天ポイント」か「楽天証券ポイント」のいずれかが付与される。

楽天証券のWebサイトで、事前に受け取るポイントを「楽天ポイントコース」に設定しておくことを忘れないようにしましょう。
大口顧客なら取引手数料の2%を還元
1日もしくは1ヵ月の取引基準に応じて「大口優遇」と判定されると、ポイントの付与率が取引手数料の2%にアップします。
国内株式手数料コースを超割コースにするだけで、取引手数料の1%をポイントバックします。また、超割コースの大口優遇を達成すると、ポイントバックが2%になります。 さらに家族プログラムへの登録でポイントバックが+1%となり、ポイントバックが1%→2%に。大口優遇の方は2%→3%になります。
出典:楽天証券
投資信託の月末残高が初めて一定の基準額以上となった場合、基準額に応じたポイントを受け取れる。
基準残高 | 付与ポイント |
---|---|
10万円 | 10ポイント |
30万円 | 30ポイント |
50万円 | 50ポイント |
100万円 | 100ポイント |
200万円 | 100ポイント |
300万円 | 100ポイント |
400万円 | 100ポイント |
500万円 | 100ポイント |
1,000万円 | 500ポイント |
1,500万円 | 500ポイント |
2,000万円 | 500ポイント |
※月末時点の残高が、初めて上記の基準額に達したときに付与(1回のみ)
そのほか、家族や友達に楽天証券を紹介したり、各種キャンペーンに応募したりしてもポイントが貯まる。
「ポイント投資」にも使える
楽天証券らしいポイントの使い方といえば、「ポイント投資」だろう。
ポイント投資の対象は、「投資信託」「国内現物株式」「米国株式(円貨決済)」「バイナリーオプション」の4種類がある。
投資信託の買付は、「一括購入(スポット購入・金額指定)」と「積立注文」を選択できる。SBI証券のポイント投資では、積立注文は対象外だ。

投資信託だけでなく、国内現物株式や米国株式の買付にもポイントが使える点は、楽天証券の特徴です。NISA口座での購入にも対応しており、株式取引が中心の人でも楽天ポイントを有効活用できます。
出典:楽天証券『ポイント投資』
投資信託の積立に楽天カードや楽天キャッシュを利用できる
クレジット決済では、積立金額の1%または0.2%がポイントで還元される(2022年9月買付分以降)。
楽天キャッシュ決済では、楽天カードによる楽天キャッシュへのチャージ額に対して0.5%のポイントが付与される。2022年12月買付分までは、楽天キャッシュによる投信積立で買付額の0.5%のポイントが還元されるキャンペーンが実施される。カードによるチャージとキャッシュ決済の組み合わせにより、最大1%のポイント還元を受けることが可能だ。

投信積立には楽天ポイントを利用できます。
トレーディングツールの最高峰「MARKET SPEED Ⅱ」を無料で利用できる
ツールに関する良い口コミ・評判
30代|女性
【カスタムが便利】
チャートのテクニカル指標が自分好みにカスタムしやすい。線を引けるので記録を取るのに便利です。市場が開いていない時間の板も見られます。保有株を国内や米国などに分けてチェックできるので、円資産とドル資産を分けて管理しやすいです。トータルの損益実績も分かるので、自分のトレード成績も分かりやすいです。
50代|男性
【アプリで幅広い取引】
このアプリだけで手軽に国内株式現物・信用を始められ、先物まで幅広い取引ができます。国内株式の注文では、手軽にトレイリングなど複雑なアルゴ注文が行えます。RSSに対応しているので、Excelと連携させることで株価の分析やアルゴ注文よりさらに条件を細かく指定した注文が行えます。
30代|男性
【操作性が良好】
直感的な操作で使用でき、操作性がとてもいいです。自分が使いたいチャートや市況などの情報を組み合わせたオリジナルのマイページを作成、登録できるため、自分のトレード手法に合わせてほしい情報だけをまとめたページでオンライントレーディングを行うことが可能です。
20代|女性
【アプリ内完結が便利】
操作性がよいです。アプリ内で決済が完結できます。それぞれの会社の四季報も銘柄のページから確認できますし、株主優待情報もまとまっており、その場で購入するかどうか検討できるのも便利です。アプリからだと日経の記事を無料で読めて、とてもお得です。
30代|女性
【カスタムが便利!】
チャートのテクニカル指標が自分好みにカスタムしやすいです。線を引けるので記録を取るのに便利です。市場が開いていない時間の板も見られます。保有株を国内や米国などに分けてチェックできるので、円資産とドル資産を分けて管理しやすいです。トータルの損益実績も分かるので、自分のトレード成績も分かりやすいです。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査

MARKET SPEED Ⅱは、高機能パソコン用トレーディングツール「MARKET SPEED」の後継だ。
マーケットスピードの「武蔵」やチャート機能をパワーアップさせ、プロが使う自動売買テクニックを「アルゴ注文」として搭載した優れものだ。
現在はWindowsにしか対応していないが、国内株式取引を極めたい人でWindows機を使っている場合は、最高の取引環境であることは間違いないだろう。先物やオプション取引にも対応している。

国内株式だけでなく、米国株式を取引したい人、あるいはMacユーザーは、従来版の「MARKET SPEED」を利用するといいでしょう。マーケットスピードは投資家からの評価の高い高機能トレーディングツールであり、オールラウンドな使い方ができます。使用料は無料。MARKET SPEED Ⅱでなくとも、利用価値は十分にあります。
出典:楽天証券『MARKET SPEED Ⅱ』『 MARKET SPEED for Mac』
楽天銀行との口座連携サービスでお得
「マネーブリッジ」は、預金金利が優遇されたり、入出金がスムーズになったりと、初心者投資家でもメリットを実感しやすいサービスだ。ユーザーもメリットと感じているようだ。
マネーブリッジに関する良い口コミ・評判
30代|女性
【連携で金利優遇!】
つみたてNISAをしています。楽天銀行とのひも付けはとても便利なうえにマネーブリッジで金利も0.1%に優遇されるので、口座にお金を入れておくと金利分が増えてとてもありがたいです。自分の優遇金利をメールでお知らせしてくれるのも、安心感があります。
20代|男性
【長期で使うならおすすめ】
証券会社の口座に残っている(余っている)金額に金利がつくと思うと、かなりうれしいです。金利も0.1%と高いので、長期的に使うことを考えれば、必ず楽天銀行と楽天証券は開設しておいてよいと思います。入金や出金の手間がなくなり、投資用口座=楽天系として使うと、管理も楽になります。
20代|男性
【スイープ機能が便利】
楽天証券と楽天銀行の口座を開いて両者をひも付けすることによって、楽天銀行に預けてある現金を楽天証券にいつでも補充できます。つまり、株式を購入したときに口座にお金がなかったとしても、足りない分は銀行の自分の口座からお金が引き落とされるので、煩わしい操作がいらないのがメリットだと思います。
30代|男性
【自動入金が便利】
楽天銀行とひも付けをしているので、楽天証券の資金が足りなくても、そちらから自動的に引き出してくれるところが何よりのメリットです。特に暗証番号なども入れる必要はありません。引き出し過ぎないように残しておく金額も設定できるので安心です。また、普通金利が最大0.10%になるのも魅力的です。
30代|男性
【お金のタイムラグがない】
手数料もなく使いたいときにいつでも証券口座に入金ができるので、非常にありがたいシステムだなと思っています。ここで買いを入れたいと思ったときに、即座に入金できるので、お金に関するタイムラグがなく買い逃すことはありませんし、ストレスもありません。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
ネット証券の多くはグループ内にインターネット専業銀行があり、証券口座と銀行口座を連携させられる。
楽天証券では楽天銀行の「マネーブリッジ」に申し込むと、以下のお得なサービスを受けられるようになる。
- 証券口座と銀行口座間での無料の資金移動
- 普通預金金利の優遇
- 銀行預金残高を証券口座の買付余力に反映
- 証券口座から銀行口座への夜間の資金自動出金(スイープ)
マネーブリッジの優遇金利は通常の100倍に

優遇金利は、普通預金残高300万円までは年0.1%、300万円を超える部分は年0.04%だ。年利0.1%といえば、メガバンクの普通預金金利0.001%の100倍である。SBI証券の口座連携サービスである「SBIハイブリッド預金」の優遇金利が0.01%であることを考えると、高い利率といえるだろう。
証券口座の資金はスイープ(自動出金)機能によって、毎日夜間(19時以降)に銀行口座に集められる。証券口座内の資金には利息がつかないため、年利0.1%の利息が付く銀行口座に自動で資金を移動してくれるのは、ありがたい機能だ。

楽天銀行メインのユーザーでも、楽天証券に口座を開設してマネーブリッジを申し込めば0.1%の優遇金利が適用されます。維持費などもかからないため、口座を開設しておいて損はないでしょう。
「ハッピープログラム」で効率的にポイントが貯まる
貯まったポイントは買い物に使うのも、投資に充当するのも自由だ。使い道が広く、口座連携サービスの効果を実感しやすいだろう。
対象商品 | 獲得ポイント | 取引件数 |
---|---|---|
国内株式現物 (買・売) |
手数料100円ごとに 1ポイント |
手数料4,000円ごとに 1件に換算 |
国内株式信用 (新規、返済) |
手数料100円ごとに 1ポイント |
手数料4,000円ごとに 1件に換算 |
外国株式現物 (買・売) |
手数料100円ごとに 1ポイント |
手数料4,000円ごとに 1件に換算 |
米国株式信用 (現物買・現物売) |
手数料100円ごとに 1ポイント |
手数料4,000円ごとに 1件に換算 |
投資信託 | 一定の残高を達成ごとに 10~500ポイント |
- |
個人向け国債 | 買付金額3万円ごとに 1ポイント |
買付金額100万円ごとに 1件に換算 |
楽天FX | 10枚(10万通貨)ごとに 1ポイント |
100枚(100万通貨)ごとに 1件に換算 |
日経225先物 (ラージ、ミニ) |
手数料100円ごとに 1ポイント |
手数料4,000円ごとに 1件に換算 |
日経225オプション | 手数料100円ごとに 1ポイント |
手数料4,000円ごとに 1件に換算 |
ハッピープログラムでは、取引に応じて楽天ポイントが付与されるほか、取引件数が貯まる。取引件数によって楽天銀行の会員ステージが上がり、ATM取引手数料無料、銀行振込手数料無料といった特典が受けられる。
楽天証券とSBI証券の違いを比較

両社のどちらで口座を開設するか迷うなら、違いを比較してみるとよいだろう。楽天証券はポイントや楽天銀行を利用している楽天ユーザーにお得で、SBI証券は株式投資をしたい人におすすめだ。商品ラインアップの充実度や国内株式の最低手数料や取扱投資信託本数などは互角である。
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---|---|---|
口座数 | 800万口座超 ※1 | 845万口座 ※2 |
国内現物株式 取引手数料 (最低手数料) |
0円 (いちにち定額コース利用 1日の約定代金合計100万円まで) |
0円 (アクティブプラン利用 1日の約定代金合計100万円まで) |
積立投資信託 最低投資額 |
100円 | 100円 |
IPO取扱銘柄数 (2021年度) |
74社 | 122社 |
取扱投資信託本数 | 2,658本 | 2,663本 |
一般NISA対象商品 | 国内株式(現物取引)、 外国株式、投資信託 |
国内株式 (現物取引、単元未満株、IPO)、 外国株式、投資信託 |
つみたてNISA (銘柄数) |
181銘柄 | 183銘柄 |
取扱外国株 | 6ヵ国 | 9ヵ国 |
米国株 取扱銘柄数 (ADR含む) |
4,639銘柄 | 5,583銘柄 |
米国ETF取扱銘柄数 | 359銘柄 | 342銘柄 |
ポイント制度 | 楽天ポイント 楽天証券ポイント |
Tポイント dポイント Pontaポイント (三井住友カード:Vポイント) |
口座連携サービス | 楽天銀行 「マネーブリッジ」 |
住信SBIネット銀行 「SBIハイブリッド預金」 |
預金金利 | 年0.10% (楽天銀行で マネーブリッジ利用時) |
年0.01% (住信SBIネット銀行で SBIハイブリッド預金利用時) |
トレーディングツール | PC 「MARKET SPEED Ⅱ」 「MARKET SPEED」 「MARKET SPEED FX」 「MARKET SPEED Ⅱ RSS」 「楽天MT4」 スマホ 「iSPEED」 「iSPEED FX」 「iSPEED 先物OP」 |
PC 「HYPER SBI」 「HYPER SBI 2(国内株式版)」 スマホ 「SBI証券 株 アプリ」 「SBI証券 米国株 アプリ」 「SBI証券 FXアプリ」 「かんたん積立アプリ」 「HYPER 先物・オプションアプリ」 「取引所CFD アプリ- くりっく株365」 |
トレーディングツール 以外のスマホアプリ・サイト |
「スマートフォン専用サイト」 | 「国内株式向けスマートフォンサイト」 「投資信託向けスマートフォンサイト」 「iDeCo向けスマートフォンサイト」 「My資産」 |
問合せサポート | ・電話 ・AIチャット ・オペレーターとチャット ・メール |
・電話 ・AIチャット ・オペレーターとチャット ・メール |
無料の外部 投資情報 |
・日経テレコン21 ・フィスコ市況 ・ロイター・ジャパン ・会社四季報 ・バロンズ・ダイジェスト ・フル板 (FLEX Full対応 ※要利用申請) ・リアルタイム株価 (米国株式、中国株式、海外先物 ※要利用申請) |
・会社四季報 ・トムソン・ロイター 提供 各種ニュース ・モーニングスター提供 銘柄レポート など |
ロボアドバイザー | 楽ラップ | ウェルスナビ (WealthNavi for SBI証券) |
口座開設日数 | 最短翌営業日 (スマホで本人確認時) |
申込後すぐ ※取引開始は審査完了後 (最短翌営業日)から (インターネットでの申込時) |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト |
楽天証券の特徴……お得な楽天ポイント制度と楽天銀行の優遇金利

貯まったポイントは、国内株式や米国株式(円貨決済)の買付、投資信託の買付・積立に利用できる。楽天グループの買い物や旅行などで貯まった楽天ポイントも利用可能だ。
楽天銀行との口座連携サービスの「マネーブリッジ」を利用すると、銀行預金金利が最大年0.1%になる。メガバンクの普通預金金利の年0.001%と比べると100倍となる、ノーリスクでお得な制度だ。
口座数は2022年6月に800万口座を突破し、多くの個人投資家から選ばれている。
楽天証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:楠 雄治、以下「楽天証券」)は、このたび、証券総合口座数が800万口座を達成したことをお知らせします。
(引用元:PR TIMES)
SBI証券の特徴……IPOと外国株の取り扱いが豊富

SBI証券には、IPOチャレンジポイントというIPOのポイント制度があります。
外国株は9ヵ国に対応し、米国と中国に加えて、韓国、ロシア、ASEAN(東南アジア諸国連合)5ヵ国の株式を取引できる。米国株は約6,000銘柄を取り扱い、米国株式市場に上場するほとんどの銘柄を取引可能だ。

SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIOを含めたSBIグループの口座数は840万口座を超え、多くの投資家に利用されています(2022年3月末時点)。
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---|---|---|---|
国内現物株式 手数料(税込) ※1約定ごと |
10万円 | 99円 | 99円 |
50万円 | 275円 | 275円 | |
100万円 | 535円 | 535円 | |
米国株式 取引手数料 |
約定代金の 0.495% |
約定代金の 0.495% |
|
投資信託本数 | 2,658本 | 2,663本 | |
IPO実績 | 2019年 | 26社 | 84社 |
2020年 | 38社 | 85社 | |
2021年 | 74社 | 122社 | |
取扱外国株 | 6ヵ国 | 9か国 | |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト |
楽天証券とSBI証券の手数料を徹底比較

証券会社でかかる手数料

証券会社でかかる手数料には、次のようなものがある。
・入出金手数料……証券口座へ資金を入出金する際にかかる手数料
・口座管理料……口座を保有しているとかかる手数料
・情報利用料……取引ツールやチャート、投資情報サービスの利用にかかる手数料
・振替(移管)手数料……他社口座との間で商品の振替や移管を行う際にかかる手数料
・開示・発行手数料……残高証明書などの情報の開示、証明書類の発行にかかる手数料
口座管理料は、ほとんどの証券会社で無料であり、出金手数料も無料、入金はネットバンキングによるリアルタイム入金を利用すれば無料になる(銀行振込の場合、振込手数料は自己負担)。
振替や移管、開示などはそう頻繁に行うものではないだろう。

取引ツールやチャート、投資情報サービスは無料で利用できるものが多く、有料サービスを利用しなくても十分なレベルといえます。無料で利用できる投資情報サービスの充実度は、証券会社を選ぶポイントの1つです。
楽天証券とSBI証券の国内株式取引手数料の比較

下表は、国内株式の取引手数料を比較したものだ。
1約定ごとの手数料コース(プラン)の手数料は横並びだが、一日定額コース(プラン)に差がある。
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---|---|---|---|
国内株式・ETF 取引手数料コース/プラン |
約定金額 | 手数料 | 手数料 |
一日定額 (現物取引) |
100万円まで | 0円 ※1 | 0円 ※2 |
200万円まで | 2,200円 ※1 | 1,238円 ※2 | |
300万円まで | 3,300円 ※1 以降100万円増えるごと 1,100円追加 |
1,691円 ※2 以降100万円増えるごと 295円追加 |
|
一日定額 (信用取引) |
100万円まで | 0円 ※1 | 0円 ※2 |
200万円まで | 2,200円 ※1 | 880円※2 ※3 | |
300万円まで | 3,300円 ※1 以降100万円増えるごと 1,100円追加 |
1,320円 ※2 ※3 ※4 以降100万円増えるごと 440円追加 |
|
約定ごと (現物取引) |
5万円まで | 55円※4 | 55円 |
10万円まで | 99円※4 | 99円 | |
20万円まで | 115円※4 | 115円 | |
50万円まで | 275円※4 | 275円 | |
100万円まで | 535円※4 | 535円 | |
150万円まで | 640円※4 | 640円 | |
3,000万円まで | 1,013円※4 | 1,013円 | |
3,000万円超 | 1,070円※4 | 1,070円 | |
約定ごと (信用取引) |
10万円まで | 99円※4 | 99円※3 ※4 |
20万円まで | 148円※4 | 148円※3 ※4 | |
50万円まで | 198円※4 | 198円※3 ※4 | |
50万円超 | 385円※4 | 385円※3 ※4 | |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト |
SBI証券の国内株式取引手数料の特徴
SBI証券の国内株式の手数料体系は、1注文の約定代金に対して手数料がかかる「スタンダードプラン」と、1日の約定代金の合計額に応じて手数料がかかる「アクティブプラン」の2つのプランで構成されている。
<スタンダードプラン>
信用取引では、国内上場のETFやETN、REIT、インフラファンドの信用取引手数料は無料だ。
出典:SBI証券『国内株式信用取引 スタンダードプラン』
また、以下の条件を満たすと大口優遇の対象になり、約定代金に関わらず国内株取引手数料が無料になる。
適用条件 | 優遇内容 | 優遇期間 | |
---|---|---|---|
日次判定 | 当日の信用新規建約定代金 3,000万円以上 |
・信用取引手数料:無料 ・プレミアムニュースを 無料で利用可能 |
判定日の翌営業日から 30営業日 |
当日の信用未決済建玉残高 3,000万円以上 |
|||
月次判定 | 1ヵ月の新規建約定代金合計 3億円以上 (前月21日−毎月20日) |
判定月の翌月から 1ヵ月間 |
|
貸株残高 3,000万円以上 (毎月20日) |
|||
投信残高 3,000万円以上 (毎月20日) |
最終更新:2022年2月12日
<アクティブプラン>

約定代金が100万円を超えた場合の手数料も、楽天証券に比べて割安です。
信用取引では、スタンダードプランと同様、国内上場のETFやETN、REIT、インフラファンドの信用取引手数料が無料だ。
スタンダードプラン同様、大口優遇の条件を満たせば約定代金に関わらず国内株取引手数料も無料になる。
出典:SBI証券『国内株式信用取引 アクティブプラン』
<制度信用取引と一般信用取引の違い>
信用取引では、投資家が証券会社から資金や株式を借りて取引を行う。
楽天証券の国内株式取引手数料の特徴
楽天証券の国内株式の手数料体系は、1注文の約定代金に対して手数料がかかる「超割コース」と、1日の約定代金の合計額に応じて手数料がかかる「いちにち定額コース」の2つのコースで構成されている。
<超割コース>
出典:楽天証券『手数料』
ポイント還元率では、SBI証券・スタンダードプランの1.1%を下回る。
以下の条件を満たした場合には大口優遇の対象になり、現物取引手数料は割引、信用取引手数料は約定代金に関係なく無料になる。

大口優遇が適用されると、ポイントバックの還元率が1%から2%にアップし、SBI証券を上回ります。
適用条件 | 優遇内容 | 優遇期間 | |
---|---|---|---|
日次判定 | 当日の信用新規建約定代金 3,000万円以上 |
・現物取引手数料/超割コース: 割引(約定代金10万円までは0円) ・信用取引手数料:無料 ・ポイント還元率:2%にアップ |
判定日の翌営業日から 3ヵ月間 |
1ヵ月の信用新規建約定代金合計 3億円以上 (判定期間:毎月26日~翌月25日) |
|||
当日15:30時点の信用未決済建玉残高 3,000万円以上 |
判定月の翌月から3ヵ月間 | ||
月次判定 | 貸株残高 3,000万円以上 (1ヵ月の平均残高) |
||
投信残高 3,000万円以上 (1ヵ月の平均残高) |
ETF・ETN・REITの信用取引手数料は、約定代金に関わらず無料だ。
<いちにち定額コース>
1日の約定代金が100万円を超えた場合の手数料は、主要ネット証券の平均的な水準だが、SBI証券と比較すると割高だ。
1日の約定代金合計 | 楽天証券 いちにち 定額コース |
SBI証券 アクティブ プラン※1 |
auカブコム証券 一日定額 手数料コース※2 |
松井証券 ボックスレート 手数料 ※3 |
マネックス証券 1日定額 手数料コース |
---|---|---|---|---|---|
50万円まで | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 550円 |
100万円まで | 1,100円 | ||||
200万円まで | 2,200円 | 1,238円 | 2,200円 | 2,200円 | 2,750円 |
300万円まで | 3,300円 | 1,691円 | 3,300円 | 3,300円 | |
以降100万円 ごとに |
+1,100円 | +295円 | +1,100円 | +1,100円 ※上限11万円 |
300万円ごとに +2,750円 |
現物取引 | 新規買い→当日中に売り | 売りの約定代金は手数料の 計算時に合算されない |
---|---|---|
前日から保有している銘柄を売り→ 当日中に同一銘柄を買い戻し |
売りの約定代金は手数料の 計算時に合算されない |
|
信用取引 | 新規買い建て→当日中に売り返済 | 売り返済の約定代金は手数料の 計算時に合算されない |
新規売り建て→ 当日中に買い返済 |
買い返済の約定代金は 手数料の計算時に合算されない |
|
前日買い建てた銘柄を売り返済→ 当日中に同一銘柄を再度買い建て |
売り返済の約定代金は手数料の 計算時に合算されない |
|
前日売り建てた銘柄を買い返済→ 当日中に同一銘柄を再度売り建て |
買い返済の約定代金は手数料の 計算時に合算されない |

信用取引で当日中に決済するデイトレードを行う場合、一般信用取引「いちにち信用」を利用すれば、新規建時と返済時、ともに取引手数料は無料になります。
ETF・ETN・REITの信用取引手数料は、超割コース同様、約定代金に関わらず無料だ。
25歳以下で国内株式の現物取引をするなら「SBI証券」
インターネット経由の注文であれば、「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」、どちらのプランでも取引手数料は無料だ。
25歳以下の手数料が無料になる証券会社は、SBI証券のほかには以下がある。
・松井証券(現物・信用)
・auカブコム証券(現物)
・岡三オンライン証券(現物)※全額キャッシュバック
・DMM.com証券(現物)※全額キャッシュバック
出典:岩井コスモ証券、松井証券、auカブコム証券、岡三オンライン証券、DMM.com証券
1日の約定金額が200万円超のデイトレードや、現物取引と信用取引を両方行う人なら「SBI証券のアクティブプラン」
SBI証券のアクティブプランは、1日の約定代金が100万円を超えた場合の手数料が他社に比べて安い。
楽天証券には、デイトレードの売却・返済手数料が無料になる「デイ割」があり、1日の約定代金合計額が200万円程度までは手数料が割安になるケースが多い。
しかし200万円を超えてくると、本来の手数料水準が低いSBI証券が有利になってくる。
またSBI証券のアクティブプランでは、現物取引、制度信用取引、一般信用取引の「それぞれ」について、1日あたり約定代金100万円まで取引手数料がかからない。

楽天証券のいちにち定額プランで取引手数料が無料になるのは、現物取引と信用取引(制度・一般)の約定代金を合算して1日あたり100万円が上限です。現物取引と信用取引の両方を取引する人にはSBI証券が有利といえます。
比較的少額のデイトレードが中心なら「楽天証券のいちにち定額コース」
ただし、売りと買いをあわせた1日の約定金額の合計が200万円を超える場合は、SBI証券のアクティブプランのほうが有利になるケースが多い。
大口優遇の適用条件を満たす人なら「楽天証券の超割コース」

楽天証券は、大口優遇により、約定金額ごとの取引手数料は業界最低水準まで下がり、信用取引手数料は約定金額に関係なく無料になります。ポイント還元率も2%にアップするため、SBI証券の還元率1.1%を大きく上回ります。
楽天証券とSBI証券の外国株式取引手数料の比較

楽天証券とSBI証券の外国株式の取引手数料についても比較してみよう。
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---|---|---|---|
米国株式・ETF 取引手数料 (税込) |
手数料 | 約定代金の0.495% | 約定代金の0.495% |
最低手数料 | 0円 (約定代金 2.22米ドル以下) |
0円 (約定代金 2.02米ドル以下) |
|
上限手数料 | 22米ドル | 22米ドル | |
中国株 取引手数料(税込) |
手数料 | 約定代金の0.275%(※3) | 約定代金の0.286% |
最低手数料 | 550円 | 51.7香港ドル (約880円 ※1) |
|
上限手数料 | 5,500円 | 517香港ドル (約8,840円 ※1) |
|
シンガポール株 取引手数料(税込) |
手数料 | 約定代金の1.1%※3 | 約定代金の1.1% |
最低手数料 | 550円 | 30.8シンガポールドル (約2,990円 ※1) ※2 |
|
上限手数料 | なし | なし | |
タイ株 取引手数料(税込) |
手数料 | 約定代金の1.1% | 約定代金の1.1% |
最低手数料 | 550円 | 837.1タイバーツ (約3,150円 ※1)※2 |
|
上限手数料 | なし | なし | |
マレーシア株 取引手数料(税込) |
手数料 | 約定代金の1.1% ※3 | 約定代金の1.1% |
最低手数料 | 550円 | 83.6マレーシアリンギット (約2,560円 ※1) ※2 |
|
上限手数料 | なし | なし | |
インドネシア株 取引手数料(税込) |
手数料 | 約定代金の1.1% ※3 | 約定代金の1.1% |
最低手数料 | 550円 | 26万1,800 インドネシアルピア (約2,070円 ※1) ※2 |
|
上限手数料 | なし | なし | |
ベトナム株 取引手数料(税込) |
手数料 | 取り扱いなし | 約定代金の2.2% |
最低手数料 | 132万ベトナムドン (約7,790円 ※1)※2 |
||
上限手数料 | なし | ||
韓国株 取引手数料(税込) |
手数料 | 取り扱いなし | 約定代金の0.99% |
最低手数料 | 9,900韓国ウォン (約1,050円 ※1) |
||
上限手数料 | なし | ||
ロシア株 取引手数料(税込) |
手数料 | 取り扱いなし | 約定代金の1.32% |
最低手数料 | 500ロシアルーブル (約1,240円 ※1) |
||
上限手数料 | なし | ||
為替手数料(片道) | 米ドル | 25銭 | 25銭(6銭 ※4) |
香港ドル | 15銭 | 15銭(5銭 ※4) | |
人民元 | 20銭 | 20銭 | |
シンガポールドル | 83銭 | 83銭 | |
タイバーツ | 8銭 | 8銭 | |
マレーシア リンギット |
43銭 | 43銭 | |
インドネシア ルピア |
0.03銭 | 0.03銭 | |
ベトナムドン | - | 0.02銭 | |
韓国ウォン | - | 0.2銭 | |
ロシアルーブル | - | 7銭 | |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト |
SBI証券の外国株式取引手数料の特徴
SBI証券の外国株式取引手数料は、外貨(現地通貨)建ての約定代金に対して一定率をかけて計算される。
最低手数料、上限手数料も外貨建で定められているため、為替レートによって変動する。
日本円を外貨に振り替える際には、上表の為替手数料がかかる。
インドネシア株とベトナム株を除き、円貨決済(日本円での買付、売却代金の受け取り)が可能であり、円貨決済では、為替手数料を含んだレートで外貨と日本円の振替が行われる。

外貨決済はすべての国で利用でき、為替手数料はかかりません。
<外貨即時入金サービス>
米ドルと香港ドルなどは「外貨即時入金サービス」の対象であり、住信SBIネット銀行口座から手数料無料でSBI証券口座へ入金できる。
出典:SBI証券『外貨即時入金(住信SBIネット銀行からの入金)』
住信SBIネット銀行の為替手数料は、米ドルで片道6銭、香港ドルで5銭であり、SBI証券の為替手数料よりも安い(いずれも2022年7月31日時点)。
出典:住信SBIネット銀行『為替コスト(手数料)・金利』

売却時は売却代金を外貨で受け取り、住信SBIネット銀行へ外貨出金してから日本円に振り替えることで、外貨から日本円へ振り替える際の為替手数料も抑えられる。
楽天証券の外国株式取引手数料の特徴
中国株の手数料水準はSBI証券よりも割高だが、中国株以外の手数料水準はSBI証券と横並びとなっている。
楽天証券の外国株式取引手数料は、米国株は米ドル建の約定金額に対して、それ以外は日本円換算した約定代金に対して一定率をかけて計算される。
米国株以外はすべて円貨決済であり、買付、売付とも上場の為替手数料を含んだレートで決済される。

米国株は外貨決済と円貨決済のいずれかを選択できます。
米国株や中国株の取引ならSBI証券
米国株や中国株を取引するならSBI証券がおすすめだ。
米国株の取引手数料に楽天証券との差はない。
しかし、SBI証券であれば、住信SBIネット銀行で米ドルへ振り替え、外貨即時入金サービスを利用して入金し、外貨決済する方法により、為替手数料を抑えられるメリットがある。
また、住信SBIネット銀行で香港ドルに振り替え、為替手数料を抑える方法も使える。

約定代金が上記の範囲を外れる場合、取引手数料は最低手数料・上限手数料の設定の低い楽天証券のほうが安くなります。
アセアン株(4カ国)の少額取引なら楽天証券
これには1回の約定代金が20~30万円以下の取引が該当し、最低手数料が低い楽天証券が有利になる。
SBI証券を利用して手数料無料で株式投資する方法

SBI証券を利用して手数料無料で株式投資するには、次のような方法がある。
・アクティブプランを選ぶ(国内株現物取引)
SBI証券のアクティブプランであれば、「国内株式現物取引」「国内株式制度信用取引」「国内株式一般信用取引」について、それぞれ1日の約定代金合計額100万円まで手数料無料で投資できる。
・大口優遇の適用条件を満たす(国内株信用取引)
大口優遇の適用条件を満たせば、スタンダードプラン、アクティブプランのいずれでも、1日の約定金額に関係なく信用取引手数料が無料になる。
・PTS取引のナイトタイムセッションを利用する(国内株現物取引)
PTSのナイトタイムセッション(夜間取引)では、取引手数料無料で取引できる。
出典:SBI証券『「朝8:20~」「夜16:30~23:59まで」取引できるのがSBI証券のPTS取引!』
PTSは取引所取引に比べて参加者が少なく、希望する価格で売買が成立しにくいデメリットがある。
一方で、取引所の取引時間外にも取引できる、手数料が割安といったメリットがある。
・NISAを利用する(国内株現物取引・海外ETF買付)
NISAの投資枠は限られており、一度売却するとその投資枠は再利用できないといった制約はあるが、手数料や税負担を抑えながら投資できるお得な制度だ。
楽天証券を利用して手数料無料で株式投資する方法

楽天証券を利用して手数料無料で株式投資するには、次のような方法がある。
・いちにち定額コースを選ぶ(国内株現物取引)
楽天証券のいちにち定額コースであれば、「国内株式現物取引」「国内株式信用取引(制度・一般)」について、1日の約定代金を合算して100万円まで手数料無料で投資できる。
また、デイトレードの場合は「デイ割り」が適用され、売却・返済分については、手数料を計算する基準となる約定代金に加算されず、取引手数料は実質無料>になる。
・大口優遇の適用条件を満たす(国内株信用取引)
大口優遇の適用条件を満たせば、超割コース、いちにち定額コースのいずれでも、1日の約定金額に関係なく、信用取引手数料が無料になる。
超割コースの国内株現物取引手数料についても、1約定につき約定代金10万円まで取引手数料無料で投資できる。
・NISAを利用する(国内株現物取引・海外ETF買付)
楽天証券とSBI証券を国内株式投資で比較 取扱市場や取引手数料など

国内株式やETFに投資する場合はどちらがおすすめか、楽天証券とSBI証券の取扱市場や株式・ETFの取引手数料などを比較した。
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||
---|---|---|---|
取扱市場 | ・東証 ・名証 |
・東証 ・名証 ・福証 ・札証 |
|
PTS(私設取引システム) | ・CboePTS(Chi-X) ・ジャパンネクストPTS(JNX) |
・ジャパンネクストPTS(JNX) | |
取引手数料無料 国内ETF銘柄数 |
165銘柄 (2022年7月31日時点) |
116銘柄 (2022年4月20日時点) |
|
国内株式・ETF 取引手数料コース/プラン |
約定金額 | 手数料(税込) | 手数料(税込) |
一日定額 (現物取引) |
100万円まで | 0円 ※1 | 0円 ※2 |
200万円まで | 2,200円 ※1 | 1,238円 ※2 | |
300万円まで | 3,300円 ※1 以降100万円増えるごと 1,100円追加 |
1,691円 ※2 以降100万円増えるごと 295円追加 |
|
一日定額 (信用取引) |
100万円まで | 0円 ※1 | 0円 ※2 ※4 |
200万円まで | 2,200円 ※1 | 880円 ※2 ※3 ※4 | |
300万円まで | 3,300円 ※1 以降100万円増えるごとに 1,100円追加 |
1,320円 ※2 ※3 ※4 以降100万円増えるごとに 440円追加 |
|
約定ごと (現物取引) |
5万円まで | 55円※4 | 55円 |
10万円まで | 99円※4 | 99円 | |
20万円まで | 115円※4 | 115円 | |
50万円まで | 275円※4 | 275円 | |
100万円まで | 535円※4 | 535円 | |
150万円まで | 640円※4 | 640円 | |
3,000万円まで | 1,013円※4 | 1,013円 | |
3,000万円超 | 1,070円※4 | 1,070円 | |
約定ごと (信用取引) |
10万円まで | 99円※4 | 99円※3 ※4 |
20万円まで | 148円※4 | 148円※3 ※4 | |
50万円まで | 198円※4 | 198円※3 ※4 | |
50万円超 | 385円※4 | 385円※3 ※4 | |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト |
PTSは「ジャパンネクストPTS(JNX)」に加え、楽天証券では「CboePTS(Chi-X)」でも取引できる。
取引手数料無料のETF銘柄数は楽天証券のほうが多い。
国内株式・ETFの取引を重視するならSBI証券……ETFの信用取引と一日定額の取引が割安

国内株式の取引手数料は、SBI証券と楽天証券で横並びの部分も多いが、いくつか異なる点もある。
一日定額を比較すると、SBI証券と楽天証券で計算の仕方が異なるのが大きな違いだ。

楽天証券(いちにち定額コース)の手数料は、現物取引と信用取引の合計額により手数料が決まるのに対して、SBI証券(アクティブプラン)では、現物取引、制度信用取引、一般信用取引の約定額が別々に計算されて手数料が決まります。
楽天証券(いちにち定額コース)で手数料が無料になるのは、現物取引と信用取引をあわせて1日の約定代金合計100万円までだ。
それに対して、SBI証券(アクティブプラン)では、1日の約定代金の合計で、現物取引、制度信用取引、一般信用取引のそれぞれ100万円まで、合計300万円まで手数料は無料だ。

楽天投信投資顧問が運用するETFの取引手数料が無料になるなど、楽天証券が優位な部分もあります。SBI証券と楽天証券の両方に口座を開設して、投資する商品によって証券会社を使い分けてもよいでしょう。
楽天証券とSBI証券を外国株式投資で比較 取扱国数や取引手数料、為替手数料など

海外株式に投資する場合は、楽天証券とSBI証券のどちらを選ぶべきか。
外国株の取扱国数や米国株の銘柄数、取引手数料などの比較は次の通りだ。
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||
---|---|---|---|
外国株 取扱国数 | 6ヵ国 | 9ヵ国 | |
米国株式(ADR含む個別株)取扱銘柄数 | 4,639銘柄 | 5,583銘柄 | |
米国ETF | 取扱銘柄数 | 359銘柄 | 342銘柄 |
買付手数料無料 銘柄数 | 15銘柄 | 10銘柄 | |
米国株式・ETF 取引手数料 (税込) |
手数料 | 約定代金の0.495% | 約定代金の0.495% |
最低手数料 | 0円 (約定代金2.22米ドル以下) |
0円 (約定代金2.02米ドル以下) |
|
上限手数料 | 22米ドル | 22米ドル | |
為替手数料 | 米ドル | 25銭 | 25銭 |
香港ドル | 15銭 | 15銭 | |
人民元 | 20銭 | 20銭 | |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト |
米国株の手数料・取扱銘柄数……取扱銘柄数はSBI証券が上回る
より多くの国に投資したいならSBI証券
外国株の取扱国数はSBI証券が楽天証券よりも3ヵ国多い。

楽天証券は、米国、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアの株を取引でき、SBI証券はそれに加えて、韓国、ロシア、ベトナムの株を取引できます。これら3つの国の株を投資対象に考えるならSBI証券を選びましょう。
中国株は、SBI証券が香港市場のみであるのに対し、楽天証券は上海市場(A株市場)の銘柄も取り扱う。上海A株に投資したい人は楽天証券を選ぼう。
シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアの株へ投資する場合、最低手数料は楽天証券のほうが安い。ただし、楽天証券では米国株以外は円貨決済しかできないため、売買ごとに為替手数料がかかる点に注意が必要だ。

長期保有する人には楽天証券、頻繁に売買する人には、外貨決済ができるSBI証券が向いています。
楽天証券とSBI証券をIPO投資で比較

国内のIPO投資なら、楽天証券とSBI証券はどちらがよいのか。
IPOの銘柄数や主幹事数、抽選方法などを確認しよう。
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|
---|---|---|
IPO取扱銘柄数 (2021年) |
74社 | 122銘柄 |
IPO主幹事数 (2021年) |
0社 | 21社 |
IPOポイント制度 | なし | IPOチャレンジポイント |
抽選方法 | 配分予定の100%を 申込株数に応じて平等抽選 |
・配分予定の60%: 申込株数に応じて平等抽選 ・配分予定の30%: IPOチャレンジポイントに応じて配分 ・配分予定の10%: 取引状況などに応じて配分 |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト |
IPO取扱銘柄数と主幹事数で比較……SBI証券のIPO取扱銘柄数はトップレベル

IPO投資で選ぶならSBI証券、SBI証券と楽天証券の併用もおすすめ

楽天証券とSBI証券のIPO抽選に申し込むには、事前に「公募・売出価格×申込株数」以上の金額の資金が口座に必要です。資金が限られている人は、抽選参加に事前入金(前受金)が不要な証券会社からの申込もあわせて検討するとよいでしょう。
・岡三オンライン証券
・松井証券
・SBIネオトレード証券
・DMM.com証券(DMM株)
・GMOクリック証券
楽天証券とSBI証券をポイント制度・ポイント投資で比較

楽天証券とSBI証券は、ポイント制度が充実している。各種取引などでポイントがたまり、たまったポイントを使って投資もできる。
下表は両社のポイント制度の概要をまとめたものだ。
楽天証券 | SBI証券 | |
---|---|---|
対象ポイント | 楽天ポイント 楽天証券ポイント |
Tポイント Pontaポイント dポイント (三井住友カード:Vポイント) |
ポイントを貯める | ・国内株式現物取引: 超割コース取引手数料(税抜)の 1%をポイントバック (大口優遇なら2%) ・投信積立: 楽天カード決済、楽天キャッシュ決済 でポイント付与 ・投信残高: 一定の残高を達成 ごとにポイント付与 ・ハッピープログラム(銀行連携): 各種取引に応じてポイント付与 ・紹介プログラム: 家族や友達を紹介するとポイント付与 ・その他各種キャンペーン |
・国内株式手数料マイレージ: スタンダードプラン手数料と 現物PTS取引手数料の 月間合計額(税抜)の1.1% 相当をポイントバック ・投信積立: 三井住友カード決済でVポイント付与 ・投信マイレージ: 投信の月間平均保有金額に 応じてポイント付与 ・国内株式入庫: 他社から国内株式を入庫で 1回につき 100ポイント付与 ・金・銀・プラチナマイレージ: 金・銀・プラチナ取引の月間 合計手数料の1%相当をポイントバック ・SBIラップマイレージ: SBIラップの月間平均 運用資産額に応じてポイント付与 ・新規口座開設: WEB新規口座開設+ ポイントサービス 申し込みで100ポイント付与 ・紹介プログラム: 紹介による新規口座開設 1人につき5,000ポイント付与 |
ポイントで投資する | ・投資信託の買付 (スポット購入・積立購入) ・国内現物株式の買付、手数料支払 ・米国株式の買付(円貨決済のみ)、 手数料支払い ・バイナリーオプションの購入 |
・投資信託の買付 |
楽天証券のポイント制度の特徴とメリット・デメリット

- 楽天カードクレジット決済でポイントが貯まる
- ポイント獲得のキャンペーンがある
- ポイント投資の対象商品が豊富
楽天証券では、投信積立に楽天カードのクレジット決済と楽天キャッシュ決済が利用できる。それぞれ月5万円を上限に積立金額に応じたポイントが付与される。ポイント還元率や積立設定日は、下表の通りだ。
楽天カードクレジット決済 | 楽天キャッシュ決済 | |
---|---|---|
設定可能上限額 | 5万円/月 | 5万円/月 |
ポイント還元率 | 1.0%または0.2%※2 | 楽天カードからのチャージ額 に対して一律0.5%※3 |
積立設定日 | 毎月1日または8日 (選択不可) |
毎月1日~28日から選択 |
ポイント投資・SPU※1 | 対象 | 対象 |
※1:SPU(スーパーポイントアッププログラム)……楽天の各種サービスを使うことでポイント倍率があがるプログラム
※2:2022年9月買付分から、0.2%となるのは信託報酬のうち楽天証券が受け取る手数料が年率0.4%未満(税込)のファンド
※3:2022年12月買付分までは、キャンペーンにより楽天キャッシュでの投信積立額に対して0.5%のポイントが付与され、ポイント還元率は1.0%にアップする
そのほかにも投信の保有や各種商品の取引、紹介プログラム、各種キャンペーンなど多くのポイント獲得機会が用意されている。

貯まったポイントは、投資信託の買付のほか、国内株式や米国株式(円貨決済)の買付や手数料の支払い、バイナリーオプションの購入に利用できます。
- 期間限定ポイントなどはポイント投資に使えない
デメリットはこれといってないが、期間限定ポイントや他のポイントから交換して保有している楽天ポイントは投資に使えないので要注意だ。
楽天証券では、楽天ポイントではなく「楽天証券ポイント」を貯めるコースを選択できる。
楽天証券ポイントは、JMBマイルに交換してJALの特典航空券と引き換えたり、投資信託の購入に使えたりする。楽天ポイントコースにコースを変更すると、楽天証券ポイントは自動的に楽天ポイントに交換される。

航空券への引き換えを希望するなら楽天証券ポイントコースを、希望しないなら楽天ポイントコースを選べばよいでしょう。
SBI証券のポイント制度の特徴とメリット・デメリット

- Tポイント、Pontaポイント、dポイントから選べる
- 三井住友カードクレジット決済でVポイントが貯まる
SBI証券では、「Tポイント」「Pontaポイント」「dポイント」のいずれか好きなポイント制度を選べる。
ポイントは投信の保有や各種商品の取引、紹介プログラム、各種キャンペーンなどで貯まる。
Vポイント付与率 | カード種類 |
---|---|
0.5% | ・三井住友カード(NL) ・下記以外のVポイントが貯まるカード |
1.0% | ・三井住友カードゴールド VISA/Mastercard ・三井住友カードゴールド PA-TYPE VISA/Mastercard ・三井住友カードゴールド(NL)VISA/Mastercard ・三井住友カードプライムゴールドVISA/Mastercard ・三井住友カードゴールドVISA(SMBC) ・三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC) ・三井住友ビジネスゴールドカード for Owners(VISA/Mastercard) ・三井住友銀行キャッシュカード一体型カード (ゴールド/プライムゴールド) |
2.0% | 三井住友カードプラチナ VISA/Mastercard 三井住友カードプラチナ PA-TYPE VISA/Mastercard 三井住友ビジネスプラチナカード for Owners(VISA/Mastercard) 三井住友カードプラチナプリファード |
最終更新:2022年7月31日
三井住友カードの一般カードの還元率は0.5%だ。
ゴールドカードであれば同水準の1%、プラチナカードであれば2%の還元を受けられる。
- クレジット決済のポイント還元率が低い
- ポイント投資の対象商品が投資信託のみ

SBI証券のポイント制度のデメリットとしては、クレカ投信積立におけるポイントの還元率が、一般カードでは他社よりも低い点や、ポイント投資の対象が投資信託に限られる点があげられます。
楽天ユーザーなら楽天証券

楽天ポイントは多くのお店やサービスで貯まって使えるため、買い物で貯めたポイントで投資したり、投資で貯めたポイントで買い物したりと使い勝手は抜群です。
Tポイント・Pontaポイント・dポイントを貯めている人、三井住友カードユーザーならSBI証券

特にゴールドカード、プラチナカードユーザーは、クレカ投信積立で効率よくポイントを貯められます。国内株式現物取引手数料に対するポイント還元率も1.1%と、楽天証券の1%を上回ります。
楽天証券でよくある6つのQ&A
システム障害によって、売りたい時に売れず損失を出してしまったり、買いたい時に買えず機会損失となったりするのはなるべく避けたいものだ。特に短期で利益を狙うデイトレードでは死活問題となりかねない。とはいえ、システム障害は他社でも発生しており、心配し過ぎると、どの証券会社も選べなくなってしまう。
対策は、複数の証券会社で口座を開設し、資産を分散したり、複数の取引環境を整えておいたりすることだ。長期投資を基本とするなら、一時的なシステム障害はあまり問題にはならない。
万一、楽天証券が破綻した場合でも、顧客の資産は楽天証券の資産と分別管理されており、心配はない。
SBI証券と楽天証券のどちらで口座開設するか迷っている人によくある3つのQ&A
つみたてNISAの取扱銘柄数は楽天証券が181銘柄、SBI証券が183銘柄(2022年7月31日現在)、積立頻度は楽天証券が毎日・毎月、SBI証券が毎日・毎週・毎月から選べる。
両社とも取り扱う商品が多いが、一方のみで取り扱う銘柄もある。投資したい銘柄があるかを確認して口座を開設しよう。
参考:つみたてNISA取扱商品一覧|SBI証券
参考:つみたてNISA取扱商品一覧|楽天証券
取扱銘柄数は楽天証券の4,998銘柄に対して、SBI証券は5,925銘柄(銘柄数はADR・ETFを含む、2022年7月31日現在)。主要銘柄はどちらでも取引できるが、銘柄の選択肢がより多いのはSBI証券だ。
住信SBIネット銀行を利用して外貨振替を行えば、為替コストを抑えられる点もSBI証券を利用するメリットだ。住信SBIネット銀行の米ドル為替手数料は、片道6銭であり、SBI証券や楽天証券よりも安い。住信SBIネット銀行からSBI証券への外貨入金にかかる振込手数料は無料だ。
SBI証券では米国株も貸株の対象であり、保有する株をSBI証券に貸し出して貸株金利を受け取れる。米国株の貸株サービスを提供しているのはSBI証券だけだ(2019年10月17日時点、SBI証券調べ)。
両社とも米国株取引では外貨決済と円貨決済を選択でき、為替手数料や取引手数料に差はない。米国株信用取引にも対応している。貸株サービスとは、銀行にお金を預ける(貸す)と利息がもらえるように、 お客さまが保有している株式を当社に貸し出すことで、貸し出した株式に応じた貸株金利を受取ることができるサービスです。
当社はお客さまから借受けた株式を機関投資家が参加する「貸株市場」に貸し出すことで貸株金利を受取り、お客さまへ貸株金利をお支払いいたします。
出典:「貸株サービス」とは?|SBI証券
IPOの取扱実績、主幹事実績とも楽天証券より豊富で、抽選に応募できるチャンスが多い。
近年は楽天証券もIPOの取扱実績を増やしている。SBI証券と楽天証券の両社に口座を開設しておき、それぞれで抽選に応募すれば、当選確率アップに効果的だ。
実際に株式投資を始めてみる
口座開設数1位、IPO取扱数1位、投信本数1位、外国株取扱国数1位
>>SBI証券の口座開設はこちら
口座開設数2位、外国株や投資信託に強く、マーケットスピードも使える
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米国株の取り扱いが豊富、ワン株も取引可
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より多くの方がお金について自ら考え行動できるよう、家計改善や住宅購入、資産形成、相続など、お金に関するコンサルティング、大手金融機関や各種メディアでの執筆・監修を行う。RAPPORT Consulting Office代表。
■保有資格
1級ファイナンシャルプランニング技能士
CFP®︎
一種証券外務員
サウナ・スパプロフェッショナル
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