
ネット証券で人気の楽天証券。SBI証券と比較しても大きな違いが見つからず、どちらに口座を開設するか迷ってしまう人もいるのでは?今回は、ネット証券の中でも比較的人気の高い楽天証券・SBI証券の特徴とメリット・デメリットを紹介する。
- 楽天証券のデメリットは外国株式やIPO銘柄が少ないこと
- SBI証券のデメリットはデモ口座が使えないこと
- 楽天証券のメリットは楽天ポイントが貯まって使えること
- SBI証券のメリットはIPO銘柄の取り扱いがトップレベルであること
- 株式投資をするならSBI証券、楽天ユーザーなら楽天証券がおすすめ!
目次
- 1,楽天証券とSBI証券の違いを比較
- 2, 楽天証券とSBI証券の手数料を徹底比較
- 3,楽天証券はやめたほうがいい?
- 4,SBI証券はやめたほうがいい?
- 5,楽天証券とSBI証券を国内株式投資で比較 取扱市場や取引手数料など
- 6,楽天証券とSBI証券を外国株式投資で比較 取扱国数や取引手数料、為替手数料など
- 7,楽天証券とSBI証券をIPO投資で比較
- 8,楽天証券とSBI証券をつみたてNISA(積立NISA)で比較
- 9,楽天証券とSBI証券をiDeCo(イデコ)で比較
- 10,楽天証券とSBI証券を単元未満株、少額投資で比較
- 11, 楽天証券とSBI証券をポイント制度・ポイント投資で比較
- 12, 楽天証券とSBI証券をサポート・投資情報サービスで比較
- 13,楽天証券の3つのメリット 楽天ポイント、トレーディングツール、口座連携サービス
- 14,SBI証券の3つのメリット Tポイント、トレーディングツール、口座連携サービス
- 15,楽天証券の3つのデメリット 国内株式・ETFの手数料無料取引制限など
- 16,SBI証券の3つのデメリット SBIハイブリッド預金の金利など
- 17,楽天証券でよくある3つのQ&A
- 18,SBI証券でよくある3つのQ&A
- 19,SBI証券と楽天証券のどちらで口座開設するか迷っている人によくある3つのQ&A
- 実際に株式投資を始めてみる
1,楽天証券とSBI証券の違いを比較

楽天証券とSBI証券、どちらのネット証券で口座を開設するか決めかねているなら、両社の違いを洗い出してみるとよいだろう。

どちらのネット証券が自分の望む投資スタイルに合っているか、表を参考に再考してみましょう。
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---|---|---|
口座数 | 700万口座 | 800万口座 |
現物国内 株式取引手数料 (最低手数料) |
0円 (いちにち定額コースにて 1日の約定代金合計100万円まで) |
0円 (アクティブプランにて 1日の約定代金合計100万円まで) |
積立投資信託 最低投資額 |
100円 | 100円 |
IPO取扱銘柄数 (2021年度) |
74銘柄 | 122銘柄 |
取扱投資信託本数 | 2,676本 | 2,631本 |
一般NISA対象商品 | 国内株式(現物取引)、 外国株式、投資信託 |
国内株式(現物取引)、 外国株式、投資信託 |
つみたてNISA (銘柄数) |
179銘柄 | 177銘柄 |
取扱外国株 | 6ヵ国 | 9ヵ国 |
米国株 (個別株) 取扱銘柄数 |
4,671銘柄 | 5,002銘柄 |
米国ETF取扱銘柄数 | 361銘柄 | 328銘柄 |
ポイント制度 | 楽天ポイント 楽天証券ポイント |
Tポイント Pontaポイント (三井住友カード:Vポイント) |
口座連携サービス | 楽天銀行 「マネーブリッジ」 |
住信SBIネット銀行 「SBIハイブリッド預金」 |
預金金利 | 年0.1% (楽天銀行で マネーブリッジ利用時) |
年0.01% (住信SBIネット銀行で SBIハイブリッド預金利用時) |
トレーディングツール | PC 「MARKET SPEED Ⅱ」 「MARKET SPEED」 「MARKET SPEED FX」 「楽天MT4」 スマホ 「iSPEED」 「iSPEED FX」 「iSPEED 先物OP」 |
PC 「HYPER SBI」 スマホ 「SBI証券 株 アプリ」 「SBI証券 米国株 アプリ」 「HYPER FXアプリ」 「HYPER 先物・オプションアプリ」 「取引所CFD アプリ -くりっく株365」 |
トレーディングツール 以外のスマホアプリ・サイト |
「スマートフォン専用サイト」 | 「国内株式向けスマートフォンサイト」 「かんたん積立 アプリ」 「投資信託向けスマートフォンサイト」 「iDeCo向けスマートフォンサイト」 |
問合せサポート | ・電話 ・AIチャット ・オペレーターとチャット ・メール |
・電話 ・AIチャット ・オペレーターとチャット ・メール |
無料の外部 投資情報 |
・日経テレコン21 ・フィスコ市況 ・ロイター・ジャパン ・会社四季報 ・バロンズ・ダイジェスト ・フル板 (FLEX Full対応 ※要利用申請) |
・会社四季報 ・トムソン・ロイター 提供 各種ニュース ・モーニングスター提供 銘柄レポート など |
ロボアドバイザー | 楽ラップ | ウェルスナビ (WealthNavi for SBI証券) |
口座開設日数 | 最短翌営業日 (スマホで本人確認時) |
申込後すぐ ※取引開始は審査完了後 (最短翌営業日)から (インターネットでの申込時) |
詳細 |
楽天証券とSBI証券の特徴を比較しながら、違いを見ていこう。
楽天証券の特徴……充実の楽天ポイント制度と楽天銀行のお得な優遇金利

楽天証券で貯まったポイントは、国内株式の投資や投資信託の投資・積立に利用できる。
楽天グループの買い物や旅行などで貯まった楽天ポイントも投資に利用可能だ。
銀行との口座連携サービスとして楽天銀行「マネーブリッジ」を利用すると、銀行預金の利息が年0.1%になる。
超低金利の現代においては、お得な制度だ。

楽天証券のスマートフォンでのトレードなどは「iSPEED」と「スマートフォン専用サイト」の2つで、多くの操作や情報収集などが可能です。スマホアプリなどを増やしたくない人にとって利用しやすいでしょう。
SBI証券の特徴……充実したIPO銘柄と外国株取扱とスマホアプリ・サイト


SBI証券には、IPOチャレンジポイントというIPOのポイント制度があります。これは、IPOの抽選に外れるとポイントが付与され、貯まったポイントを利用するとIPOの抽選が有利になる制度です。
SBI証券では外国株は9ヵ国に対応し、米国と中国に加えて、韓国、ロシア、ASEAN5ヵ国の株式を取引できる。
SBI証券Tポイントサービスでは、Tポイントが貯まり、貯まったTポイントで投資できる。
ポイントは、国内株式手数料や投資信託の保有額などに応じて貯まり、投資信託の買付代金にTポイントを利用可能だ。
SBI証券の投信積立では、三井住友カードのクレジット決済でポイントが貯まる。
三井住友カードで貯まるのは、TポイントではなくVポイントである。

スマートフォンのアプリ・サイトは、専用のものが多く用意されます。それぞれに特化したツールを好む人は利用しやすいでしょう。
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---|---|---|---|
国内株式手数料 | 10万円 | 99円 | 99円 |
50万円 | 275円 | 275円 | |
100万円 | 535円 | 535円 | |
米国株式 取引手数料 |
約定代金の 0.45% |
約定代金の 0.495% |
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投資信託本数 | 2,676本 | 2,631本 | |
IPO実績 | 2019年 | 26社 | 84社 |
2020年 | 38社 | 85社 | |
2021年 | 74社 | 122社 | |
取扱外国株 | 6ヵ国 | 9か国 | |
詳細 |
2, 楽天証券とSBI証券の手数料を徹底比較

取引にかかる手数料をいかに抑えるかは、有利に投資を行うための重要なポイントだ。
手数料は、利用する証券会社や選択する手数料コース(プラン)によって差がつきやすい部分であり、よく比較したうえで選びたい。
証券会社でかかる手数料

証券会社でかかる手数料には、次のようなものがある。
・入出金手数料……証券口座へ資金を入出金する際にかかる手数料
・口座管理料……口座を保有しているとかかる手数料
・情報利用料……取引ツールやチャート、投資情報サービスの利用にかかる手数料
・振替(移管)手数料……他社口座との間で商品の振替や移管を行う際にかかる手数料
・開示・発行手数料……残高証明書などの情報の開示、証明書類の発行にかかる手数料
口座管理料は、ほとんどの証券会社で無料であり、出金手数料も無料、入金はネットバンキングによるリアルタイム入金を利用すれば無料になる(銀行振込の場合、振込手数料は自己負担)。
振替や移管、開示などはそう頻繁に行うものではないだろう。

取引ツールやチャート、投資情報サービスは無料で利用できるものが多く、有料サービスを利用しなくても十分なレベルといえます。その充実度は、証券会社を選ぶポイントのひとつです。
楽天証券とSBI証券の国内株式取引手数料の比較

下表は国内株式の取引手数料を楽天証券とSBI証券で比較したものだ。
業界トップを争う2社であり、手数料水準は均衡しているが、一日定額コース・プランに違いがみられる。
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---|---|---|---|
国内株式・ETF 取引手数料コース/プラン |
約定金額 | 手数料 | 手数料 |
一日定額 (現物取引) |
100万円まで | 0円 ※1 | 0円 ※2 |
200万円まで | 2,200円 ※1 | 1,238円 ※2 | |
300万円まで | 3,300円 ※1 以降100万円増えるごと 1,100円追加 |
1,691円 ※2 以降100万円増えるごと 295円追加 |
|
一日定額 (信用取引) |
100万円まで | 0円 ※1 | 0円 ※2 |
200万円まで | 2,200円 ※1 | 880円※2 ※3 | |
300万円まで | 3,300円 ※1 以降100万円増えるごと 1,100円追加 |
1,320円 ※2 ※3 ※4 以降100万円増えるごと 440円追加 |
|
約定ごと (現物取引) |
5万円まで | 55円※4 | 55円 |
10万円まで | 99円※4 | 99円 | |
20万円まで | 115円※4 | 115円 | |
50万円まで | 275円※4 | 275円 | |
100万円まで | 535円※4 | 535円 | |
150万円まで | 640円※4 | 640円 | |
3,000万円まで | 1,013円※4 | 1,013円 | |
3,000万円超 | 1,070円※4 | 1,070円 | |
約定ごと (信用取引) |
10万円まで | 99円※4 | 99円※3 ※4 |
20万円まで | 148円※4 | 148円※3 ※4 | |
50万円まで | 198円※4 | 198円※3 ※4 | |
50万円超 | 385円※4 | 385円※3 ※4 | |
詳細 |
・SBI証券の国内株式取引手数料の特徴
SBI証券の国内株式の手数料体系は、1注文の約定代金に対して手数料がかかる「スタンダードプラン」と、1日の約定代金の合計額に応じて手数料がかかる「アクティブプラン」の2つのプランで構成されている。
<スタンダードプラン>
信用取引では、国内上場のETFやETN、REIT、インフラファンドの信用取引手数料は無料だ。
出典:SBI証券『国内株式信用取引 スタンダードプラン』
また、以下の条件を満たすと大口優遇の対象になり、約定代金に関わらず国内株取引手数料が無料になる。
<大口優遇の適用条件・優遇内容・優遇期間>
適用条件 | 優遇内容 | 優遇期間 | |
---|---|---|---|
日次判定 | 当日の信用新規建約定代金 3,000万円以上 |
・信用取引手数料:無料 ・プレミアムニュースを 無料で利用可能 |
判定日の翌営業日から 30営業日 |
当日の信用未決済建玉残高 3,000万円以上 |
|||
月次判定 | 1ヵ月の新規建約定代金合計 3億円以上 (前月21日−毎月20日) |
判定月の翌月から 1ヵ月間 |
|
貸株残高 3,000万円以上 (毎月20日) |
|||
投信残高 3,000万円以上 (毎月20日) |
最終更新:2022年2月12日
<アクティブプラン>

約定代金が100万円を超えた場合の手数料も、楽天証券に比べて割安です。
信用取引では、スタンダードプランと同様、国内上場のETFやETN、REIT、インフラファンドの信用取引手数料が無料だ。
スタンダードプラン同様、大口優遇の条件を満たせば約定代金に関わらず国内株取引手数料も無料になる。
出典:SBI証券『国内株式信用取引 アクティブプラン』
<制度信用取引と一般信用取引の違い>
信用取引では、投資家が証券会社から資金や株式を借りて取引を行う。
・楽天証券の国内株式取引手数料の特徴
楽天証券の国内株式の手数料体系は、1注文の約定代金に対して手数料がかかる「超割コース」と、1日の約定代金の合計額に応じて手数料がかかる「いちにち定額コース」の2つのコースで構成されている。
<超割コース>
出典:楽天証券『手数料』
ポイント還元率では、SBI証券・スタンダードプランの1.1%をやや下回る。
以下の条件を満たした場合には大口優遇の対象になり、現物取引手数料は割引、信用取引手数料は約定代金に関係なく無料になる。

大口優遇が適用されると、ポイントバックの還元率が1%から2%にアップし、SBI証券を上回ります。
適用条件 | 優遇内容 | 優遇期間 | |
---|---|---|---|
日次判定 | 当日の信用新規建約定代金 3,000万円以上 |
・現物取引手数料/超割コース: 割引(約定代金10万円までは0円) ・信用取引手数料:無料 ・ポイント還元率:2%にアップ |
判定日の翌営業日から 3ヵ月間 |
1ヵ月の信用新規建約定代金合計 3億円以上 (判定期間:毎月26日〜翌月25日) |
|||
当日15:30時点の信用未決済建玉残高 3,000万円以上 |
判定月の翌月から3ヵ月間 | ||
月次判定 | 貸株残高 3,000万円以上 (1ヵ月の平均残高) |
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投信残高 3,000万円以上 (1ヵ月の平均残高) |
ETF・ETN・REITの信用取引手数料は、約定代金に関わらず無料だ。
<いちにち定額コース>
1日の約定代金が100万円を超えた場合の手数料は、ネット証券の平均的な水準だが、SBI証券と比較すると割高だ。
1日の約定代金合計 | 楽天証券 いちにち 定額コース |
SBI証券 アクティブ プラン※1 |
auカブコム証券 一日定額 手数料コース※2 |
松井証券 ボックスレート 手数料 ※3 |
マネックス証券 1日定額 手数料コース |
---|---|---|---|---|---|
50万円まで | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 550円 |
100万円まで | 1,100円 | ||||
200万円まで | 2,200円 | 1,238円 | 2,200円 | 2,200円 | 2,750円 |
300万円まで | 3,300円 | 1,691円 | 3,300円 | 3,300円 | |
以降100万円 ごとに |
+1,100円 | +295円 | +1,100円 | +1,100円 ※上限11万円 |
300万円ごとに +2,750円 |
「デイ割」の適用例
現物取引 | 新規買い→当日中に売り | 売りの約定代金は手数料の 計算時に合算されない |
---|---|---|
前日から保有している銘柄を売り→ 当日中に同一銘柄を買い戻し |
売りの約定代金は手数料の 計算時に合算されない |
|
信用取引 | 新規買い建て→当日中に売り返済 | 売り返済の約定代金は手数料の 計算時に合算されない |
新規売り建て→ 当日中に買い返済 |
買い返済の約定代金は 手数料の計算時に合算されない |
|
前日買い建てた銘柄を売り返済→ 当日中に同一銘柄を再度買い建て |
売り返済の約定代金は手数料の 計算時に合算されない |
|
前日売り建てた銘柄を買い返済→ 当日中に同一銘柄を再度売り建て |
買い返済の約定代金は手数料の 計算時に合算されない |

信用取引で当日中に決済するデイトレードを行う場合、一般信用取引「いちにち信用」を利用すれば、新規建時と返済時、ともに取引手数料は無料になります。
ETF・ETN・REITの信用取引手数料は、超割コース同様、約定代金に関わらず無料だ。
・25歳以下で国内株式の現物取引をするなら「SBI証券」
インターネット経由の注文であれば、「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」、どちらのプランでも取引手数料は実質無料だ。
25歳以下の手数料が無料になる証券会社は、SBI証券のほかには以下がある。
・松井証券(現物・信用)
・auカブコム証券(現物)
・岡三オンライン証券(現物)
・DMM.com証券(現物)
出典:岩井コスモ証券、松井証券、auカブコム証券、岡三オンライン証券、DMM.com証券
・1日の約定金額が200万円超のデイトレードや、現物取引と信用取引を両方行う人なら「SBI証券のアクティブプラン」
SBI証券のアクティブプランは、1日の約定代金が100万円を超えた場合の手数料が他社に比べて安い。
楽天証券には、デイトレードの売却・返済手数料が無料になる「デイ割」があり、1日の約定代金合計額が200万円程度までは手数料が割安になるケースが多い。
しかし200万円を超えてくると、本来の手数料水準が低いSBI証券が有利になってくる。
またSBI証券のアクティブプランでは、現物取引、制度信用取引、一般信用取引の「それぞれ」について、1日あたり約定代金100万円まで取引手数料がかからない。

楽天証券のいちにち定額プランで取引手数料が無料になるのは、現物取引と信用取引(制度・一般)の約定代金を合算して1日あたり100万円が上限です。現物取引と信用取引を両方取引する人にとってはSBI証券が有利といえます。
・比較的少額のデイトレードが中心なら「楽天証券のいちにち定額コース」
ただし、売りと買いをあわせた1日の約定金額の合計が200万円を超える場合は、SBI証券のアクティブプランのほうが有利になるケースが多い。
・大口優遇の適用条件を満たす人なら「楽天証券の超割コース」

楽天証券は、大口優遇により、約定金額ごとの取引手数料は業界最低水準まで下がり、信用取引手数料は約定金額に関係なく無料になります。ポイント還元率も2%にアップするため、SBI証券の還元率1.1%を大きく上回ります。
楽天証券とSBI証券の外国株式取引手数料の比較

楽天証券とSBI証券の外国株式の取引手数料についても比較してみよう。
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---|---|---|---|
米国株式・ETF 取引手数料 (税込) |
手数料 | 約定代金の0.495% | 約定代金の0.495% |
最低手数料 | 0円 (約定代金 2.22米ドル以下) |
0円 (約定代金 2.02米ドル以下) |
|
上限手数料 | 22米ドル | 22米ドル | |
中国株 取引手数料(税込) |
手数料 | 約定代金の0.55% | 約定代金の0.286% |
最低手数料 | 550円 | 51.7香港ドル (約750円 ※1) |
|
上限手数料 | 5,500円 | 517香港ドル (約7,500円 ※1) |
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シンガポール株 取引手数料(税込) |
手数料 | 約定代金の1.1% | 約定代金の1.1% |
最低手数料 | 550円 | 30.8シンガポールドル (約2,590円 ※1) ※2 |
|
上限手数料 | なし | なし | |
タイ株 取引手数料(税込) |
手数料 | 約定代金の1.1% | 約定代金の1.1% |
最低手数料 | 550円 | 837.1タイバーツ (約2,850円 ※1) ※2 |
|
上限手数料 | なし | なし | |
マレーシア株 取引手数料(税込) |
手数料 | 約定代金の1.1% | 約定代金の1.1% |
最低手数料 | 550円 | 83.6マレーシアリンギット (約2,280円 ※1) ※2 |
|
上限手数料 | なし | なし | |
インドネシア株 取引手数料(税込) |
手数料 | 約定代金の1.1% | 約定代金の1.1% |
最低手数料 | 550円 | 26万1,800 インドネシアルピア (約2,070円 ※1) ※2 |
|
上限手数料 | なし | なし | |
ベトナム株 取引手数料(税込) |
手数料 | 取り扱いなし | 約定代金の2.2% |
最低手数料 | 132万ベトナムドン (約6,600円 ※1) ※2 |
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上限手数料 | なし | ||
韓国株 取引手数料(税込) |
手数料 | 取り扱いなし | 約定代金の0.99% |
最低手数料 | 9,900韓国ウォン (約950円 ※1) |
||
上限手数料 | なし | ||
ロシア株 取引手数料(税込) |
手数料 | 取り扱いなし | 約定代金の1.32% |
最低手数料 | 500ロシアルーブル (約800円 ※1) |
||
上限手数料 | なし | ||
為替手数料(片道) | 米ドル | 25銭 | 25銭(4銭 ※3) |
香港ドル | 15銭 | 15銭(5銭 ※3) | |
人民元 | 20銭 | 20銭 | |
シンガポールドル | 83銭 | 83銭 | |
タイバーツ | 8銭 | 8銭 | |
マレーシア リンギット |
43銭 | 43銭 | |
インドネシア ルピア |
0.03銭 | 0.03銭 | |
ベトナムドン | - | 0.02銭 | |
韓国ウォン | - | 0.2銭 | |
ロシアルーブル | - | 7銭 | |
詳細 |
・SBI証券の外国株式取引手数料の特徴
SBI証券の外国株式取引手数料は、外貨(現地通貨)建ての約定代金に対して一定率をかけて計算される。
最低手数料、上限手数料も外貨建で定められているため、為替レートによって変動する。
日本円を外貨に振り替える際には、上表の為替手数料がかかる。
インドネシア株とベトナム株を除き、円貨決済(日本円での買付、売却代金の受け取り)が可能であり、円貨決済では、為替手数料を含んだレートで外貨と日本円の振替が行われる。

外貨決済はすべての国で利用でき、為替手数料はかかりません。
<外貨即時入金サービス>
米ドルと香港ドルなどは「外貨即時入金サービス」の対象であり、住信SBIネット銀行口座から手数料無料でSBI証券口座へ入金できる。
出典:SBI証券『外貨即時入金(住信SBIネット銀行からの入金)』
住信SBIネット銀行の為替手数料は、米ドルで片道4銭、香港ドルで5銭であり、SBI証券の為替手数料よりも安い(いずれも2021年11月5日時点のレート)。
出典:住信SBIネット銀行『為替コスト(手数料)・金利』

売却時は売却代金を外貨で受け取り、住信SBIネット銀行へ外貨出金してから日本円に振り替えることで、外貨から日本円へ振り替える際の為替手数料も抑えられます。
・楽天証券の外国株式取引手数料の特徴
中国株の手数料水準はSBI証券よりも割高だが、中国株以外の手数料水準はSBI証券と横並びとなっている。
楽天証券の外国株式取引手数料は、米国株は米ドル建の約定金額に対して、それ以外は日本円換算した約定代金に対して一定率をかけて計算される。
米国株以外はすべて円貨決済であり、買付、売付とも上場の為替手数料を含んだレートで決済される。

米国株は外貨決済と円貨決済のいずれかを選択できます。
・米国株や中国株の取引ならSBI証券
米国株や中国株を取引するならSBI証券がおすすめだ。
米国株の取引手数料に楽天証券との差はない。
しかし、SBI証券であれば、住信SBIネット銀行で米ドルへ振り替え、外貨即時入金サービスを利用して入金し、外貨決済する方法により、為替手数料を抑えられるメリットがある。
また、住信SBIネット銀行で香港ドルに振り替え、為替手数料を抑える方法も使える。

約定代金が上記の範囲を外れる場合、取引手数料は最低手数料・上限手数料の設定の低い楽天証券のほうが安くなります。
・アセアン株(4カ国)の少額取引なら楽天証券
これには1回の約定代金が20〜30万円以下の取引が該当し、最低手数料が低い楽天証券が有利になる。
SBI証券を利用して手数料無料で株式投資する方法

SBI証券を利用して手数料無料で株式投資するには、次のような方法がある。
・アクティブプランを選ぶ(国内株現物取引)
SBI証券のアクティブプランであれば、「国内株式現物取引」「国内株式制度信用取引」「国内株式一般信用取引」について、それぞれ1日の約定代金合計額100万円まで手数料無料で投資できる。
・大口優遇の適用条件を満たす(国内株信用取引)
大口優遇の適用条件を満たせば、スタンダードプラン、アクティブプランのいずれでも、1日の約定金額に関係なく信用取引手数料が無料になる。
・PTS取引のナイトタイムセッションを利用する(国内株現物取引)
PTSのナイトタイムセッション(夜間取引)では、取引手数料無料で取引できる。
出典:SBI証券『「朝8:20~」「夜16:30~23:59まで」取引できるのがSBI証券のPTS取引!』
PTSは取引所取引に比べて参加者が少なく、希望する価格で売買が成立しにくいデメリットがある。
一方で、取引所の取引時間外にも取引できる、手数料が割安といったメリットがある。
・NISAを利用する(国内株現物取引・海外ETF買付)
NISAの投資枠は限られており、一度売却するとその投資枠は再利用できないといった制約はあるが、手数料や税負担を抑えながら投資できるお得な制度だ。
楽天証券を利用して手数料無料で株式投資する方法

楽天証券を利用して手数料無料で株式投資するには、次のような方法がある。
・いちにち定額コースを選ぶ(国内株現物取引)
楽天証券のいちにち定額コースであれば、「国内株式現物取引」「国内株式信用取引(制度・一般)」について、1日の約定代金を合算して100万円まで手数料無料で投資できる。
また、デイトレードの場合は「デイ割り」が適用され、売却・返済分については、手数料を計算する基準となる約定代金に加算されず、取引手数料は実質無料になる。
・大口優遇の適用条件を満たす(国内株信用取引)
大口優遇の適用条件を満たせば、超割コース、いちにち定額コースのいずれでも、1日の約定金額に関係なく、信用取引手数料が無料になる。
超割コースの国内株現物取引手数料についても、1約定につき約定代金10万円まで取引手数料無料で投資できる。
・NISAを利用する(国内株現物取引・海外ETF買付)
3,楽天証券はやめたほうがいい?

楽天証券は最も人気のあるネット証券の一つだが、デメリットも存在する。
主なデメリットは「外国株式の種類」と「IPO取扱数」だ。

またIPO取扱数に関しても、SBI証券と比較すると見劣りします。より多くのIPO銘柄に投資したい場合には、SBI証券がおすすめです。
4,SBI証券はやめたほうがいい?

SBI証券のデメリットはデモ口座を利用できないことだ。

デモ口座を利用して実際の取引前に感覚をつかみたい人は、楽天証券を利用するといいでしょう。
5,楽天証券とSBI証券を国内株式投資で比較 取扱市場や取引手数料など

国内株式やETFに投資する場合はどちらがおすすめか、楽天証券とSBI証券の取扱市場や株式・ETFの取引手数料などを比較した。
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---|---|---|---|
取扱市場 | ・東証 ・名証 |
・東証 ・名証 ・福証 ・札証 |
|
PTS(私設取引システム) | ・チャイエックスPTS ・東証 ・ジャパンネクストPTS(JNX) |
・ジャパンネクストPTS | |
取引手数料無料ETF銘柄数 | 150銘柄 (2022年2月1日時点) |
120銘柄 (2021年7月16日時点) |
|
国内株式・ETF 取引手数料コース/プラン |
約定金額 | 手数料(税込) | 手数料(税込) |
一日定額 (現物取引) |
100万円まで | 0円 ※1 | 0円 ※2 |
200万円まで | 2,200円 ※1 | 1,238円 ※2 | |
300万円まで | 3,300円 ※1 以降100万円増えるごと 1,100円追加 |
1,691円 ※2 以降100万円増えるごと 295円追加 |
|
一日定額 (信用取引) |
100万円まで | 0円 ※1 | 0円 ※2 ※4 |
200万円まで | 2,200円 ※1 | 880円 ※2 ※3 ※4 | |
300万円まで | 3,300円 ※1 以降100万円増えるごと 1,100円追加 |
1,320円 ※2 ※3 ※4 以降100万円増えるごと 440円追加 |
|
約定ごと (現物取引) |
5万円まで | 55円※4 | 55円 |
10万円まで | 99円※4 | 99円 | |
20万円まで | 115円※4 | 115円 | |
50万円まで | 275円※4 | 275円 | |
100万円まで | 535円※4 | 535円 | |
150万円まで | 640円※4 | 640円 | |
3,000万円まで | 1,013円※4 | 1,013円 | |
3,000万円超 | 1,070円※4 | 1,070円 | |
約定ごと (信用取引) |
10万円まで | 99円※4 | 99円※3 ※4 |
20万円まで | 148円※4 | 148円※3 ※4 | |
50万円まで | 198円※4 | 198円※3 ※4 | |
50万円超 | 385円※4 | 385円※3 ※4 | |
詳細 |
取扱市場は、福岡証券取引所と札幌証券取引所にも対応するSBI証券のほうが有利だ。
取引手数料無料のETF銘柄数はSBI証券、楽天証券ともほぼ同じだ。
国内株式・ETFの取引を重視するならSBI証券……ETFの信用取引と一日定額の取引が割安

国内株式の取引手数料について、SBI証券も楽天証券も似ているが、いくつか異なるポイントがある。
一日定額を比較すると、SBI証券と楽天証券で計算の仕方が異なるのが大きな違いだ。

楽天証券(いちにち定額コース)の手数料は現物取引と信用取引の合計額により手数料が決まるのに対して、SBI証券(アクティブプラン)では、現物取引、制度信用取引、一般信用取引の約定額が別々に計算されて手数料が決まります。
そのため、楽天証券(いちにち定額コース)にて手数料無料で取引できるのは、現物と信用合わせて100万円までになる。
それに対して、SBI証券(アクティブプラン)では現物100万円+制度信用100万円+一般信用100万円で合わせて300万円まで手数料無料で取引が可能だ。

ただし、楽天証券では楽天投信投資顧問のETFが取引手数料無料ETFに指定されています。楽天ETFの現物取引が多いのであれば、楽天証券を選ぶメリットがあります。
6,楽天証券とSBI証券を外国株式投資で比較 取扱国数や取引手数料、為替手数料など

海外株式に投資する場合は、楽天証券とSBI証券のどちらを選ぶべきか。
外国株の取扱国数や米国株の銘柄数、取引手数料などの比較は次の通りだ。
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||
---|---|---|---|
外国株 取扱国数 | 6ヵ国 | 9ヵ国 | |
米国株式(個別株)取扱銘柄数 | 4,669銘柄 | 5,002銘柄 | |
米国ETF | 取扱銘柄数 | 361銘柄 | 328銘柄 |
買付手数料無料 銘柄数 | 9銘柄 | 9銘柄 | |
米国株式・ETF 取引手数料 (税込) |
手数料 | 約定代金の0.495% | 約定代金の0.495% |
最低手数料 | 0円 (約定代金2.22米ドル以下) |
0円 (約定代金2.02米ドル以下) |
|
上限手数料 | 22米ドル | 22米ドル | |
為替手数料 | 米ドル | 25銭 | 25銭 |
香港ドル | 15銭 | 15銭 | |
人民元 | 20銭 | 20銭 | |
詳細 |
外国株式投資をする場合の手数料……SBI証券、楽天証券ともに同水準の安さ
より多くの外国株投資をしたいならSBI証券

外国株の取扱国数はSBI証券が楽天証券よりも3ヵ国多い。

楽天証券は、米国、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアの株を取引でき、SBI証券はそれに加えて、韓国、ロシア、ベトナムの株を取引できます。これら3つの国の株を投資対象に考えるならSBI証券を選びましょう。
7,楽天証券とSBI証券をIPO投資で比較

国内のIPO投資なら、楽天証券とSBI証券はどちらがよいのか。
IPOの銘柄数や主幹事数、抽選方法などを確認しよう。
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![]() |
|
---|---|---|
IPO取扱銘柄数 (2020年) |
38銘柄 | 85銘柄 |
IPO主幹事数 (2020年) |
0 | 10超 |
IPOポイント制度 | なし | IPOチャレンジポイント |
抽選方法 | 申込株数に応じて抽選 | ・配分予定の60%:申込株数に応じて抽選 ・配分予定の30%:IPOチャレンジポイントに応じて配分 ・配分予定の10%:取引状況等に応じて配分 |
詳細 |
IPO取扱銘柄数と主幹事数で比較……SBI証券のIPO取扱銘柄数はトップレベル

IPO投資で選ぶならSBI証券、SBI証券と楽天証券の併用もおすすめ

楽天証券とSBI証券の抽選方法は、申し込み株数が多いほうが有利です。両社からIPOに申し込む場合は、申し込み株数が多くなるように資金の管理を行いましょう。
8,楽天証券とSBI証券をつみたてNISA(積立NISA)で比較

つみたてNISAを利用する場合に、楽天証券とSBI証券はどちらが良いのか。
NISAの金融機関変更は年1回しかできないため、自分に合った証券会社を選びたい。
両社の取扱本数や積立頻度などの比較は次の通りだ。
楽天証券 | SBI証券 | |
---|---|---|
取扱本数 | 179銘柄 | 176銘柄 |
積立頻度 | ・毎月 ・毎日 |
・毎月 ・毎週 ・毎日 |
最低投資金額 | 100円 | 100円 |
金額設定単位 | 1円単位 | 1円単位 |
ボーナス月設定 | 設定可 | 設定可 |
枠ぎりぎり設定 | なし | 設定可 |

NISA枠ぎりぎり設定がなくても、手入力で金額を調整して投資枠を使い切ることは可能ですが、この機能があれば投資額が自動で調整され便利です。
つみたてNISA(積立NISA)の取扱本数で比較……SBI証券、楽天証券ともに同レベル

もし、積立したい商品が決まっているなら、その商品が対象銘柄に含まれているか確認しておきましょう。
つみたてNISA(積立NISA)の積立頻度で比較……SBI証券なら毎月・毎日に加えて毎週も積立可

つみたてNISA(積立NISA)の積立頻度で選ぶならSBI証券
つみたてNISAの積立頻度について、毎週の積立を選びたいならSBI証券を選択することになる。

毎月か毎日の積立でよければ、楽天証券とSBI証券の商品ラインナップを比較して、どちらのネット証券を利用するか検討するのがよいでしょう。
9,楽天証券とSBI証券をiDeCo(イデコ)で比較

iDeCoを利用する場合に、楽天証券とSBI証券はどちらが良いのか。
iDeCoの金融機関変更は年1回しかできないため、自分に合った証券会社を選びたい。
両社の取扱本数や積立頻度などの比較は次の通りだ。
楽天証券 | SBI証券 | |
---|---|---|
取扱本数 | 32銘柄 | 83銘柄 |
運用管理手数料 | 無料 | 無料 |
iDeCoの取扱本数で比較するならSBI証券
国内株式・海外株式、バランス型ファンドの取扱数はSBIが圧倒的に多いので、これらの商品に投資をしたい方はSBI証券を選択すべきだろう。

もし、積立したい商品が決まっているなら、どちらの証券口座で購入できるかあらかじめ確認しておきましょう。
iDeCoの運用管理手数料で比較……楽天証券・SBI証券ともに無料
10,楽天証券とSBI証券を単元未満株、少額投資で比較

日本における通常の株取引は100株(=1単元)単位で行うルールがある。
それに対して、1株単位での株取引を可能にするのが「単元未満株取引」だ。

単元未満株取引を利用すれば、100株購入するのに10万円必要な企業に、1,000円から投資できます。少額から株式投資を始めたい人にぴったりの仕組みです。
株主総会における議決権は得られないが、配当金は保有する株数に応じてきっちり受け取れる。
楽天証券とSBI証券における単元未満株の取り扱いの違いを比較してみよう。
楽天証券 | SBI証券 | |
---|---|---|
単元未満株の買付 | × | ○ (S株) |
単元未満株の売却 | △ (買取請求のみ) |
○ (S株・買取請求) |
楽天証券の単元未満株取引の特徴
このように、投資として単元未満株取引をするには、楽天証券は適さない。

楽天証券の場合、買取請求1件につき330円(税込)の取次手数料がかかります。
SBI証券の単元未満株取引の特徴
SBI証券では、単元未満株(「S株」)を単元株に近い形で売買できる。
S株の概要は以下の通りだ。
単元未満株取引「S株」の概要
取扱銘柄 | <買付・売却とも可能> 東証(1部・2部・マザーズ・JASDAQ)上場銘柄 <売却のみ可能> 名証(1部・2部・セントレックス)・ 福証(Q-Board含む)・札証(アンビシャス含む) 上場銘柄 |
---|---|
取引口座 | ・特定口座 ・NISA口座(投資可能枠の範囲内で買付可) |
取引時間 | <東証上場銘柄> 0:00〜7:00:当日前場始値で約定 7:00〜10:30:当日後場始値で約定 10:30〜13:30:当日後場引け(終値)で約定 13:30〜24:00:翌営業日前場始値で約定 <名証・福証・札証上場銘柄> 0:00〜7:00:当日前場始値で約定 7:00〜10:30:当日後場始値で約定 13:30〜24:00:翌営業日前場始値で約定 |
手数料 | 買付手数料:実質無料 (取引翌月下旬ごろにキャッシュバック) 売却手数料:約定代金の0.55%(税込) 最低手数料:55円(税込) |
最終更新:2022年2月12日
S株を利用せず、単元未満株の買取請求をすることもできる。
ただし、1銘柄あたり550円(税込)の取次手数料がかかるほか、郵送での手続きとなり、換金までに約2〜3週間の時間を要す。

特段の事情がない限り、S株を利用して売却するのが賢明です。
単元未満株投資をするならSBI証券
単元未満株投資をするなら、SBI証券はまず候補としたい証券会社といえる。
11, 楽天証券とSBI証券をポイント制度・ポイント投資で比較

楽天証券とSBI証券は、ポイント制度が充実しており、各種取引などでポイントが貯まり、貯まったポイントを使って投資することもできる。
下表は両社のポイント制度の概要をまとめたものだ。
楽天証券 | SBI証券 | |
---|---|---|
対象ポイント | 楽天ポイント 楽天証券ポイント |
Tポイント Pontaポイント (三井住友カード:Vポイント) |
ポイントを貯める | ・国内株式現物取引: 超割コース取引手数料(税抜)の 1%をポイントバック (大口優待なら2%) ・投信積立: 楽天カード決済でポイント付与 ・投信残高: 月末残高に応じてポイント付与 ・ハッピープログラム(銀行連携): 各種取引に応じてポイント付与 ・紹介プログラム: 家族や友達を紹介するとポイント付与 ・その他各種キャンペーン |
・国内株式手数料マイレージ: スタンダードプランと現物 PTS取引手数料(税抜)の1.1% 相当をポイントバック ・投信購入: 三井住友カード決済でVポイント付与 ・投信マイレージ: 投信の月間平均保有金額に 応じてポイント付与 ・国内株式入庫: 他社から国内株式を入庫で 100ポイント付与 ・金銀プラチナマイレージ: 金・銀・プラチナ取引の月間 合計手数料の1%相当をポイントバック ・新規口座開設: WEB新規口座開設+ポイントサービス 申し込みで100ポイント付与 ・紹介プログラム: 紹介による新規口座開設 1人につき5,000ポイント付与 |
ポイントで投資する | ・投資信託の買付 (スポット購入・積立購入) ・国内株式現物の買付、手数料支払 ・バイナリーオプションの購入 |
・投資信託の買付 |
楽天証券のポイント制度の特徴とメリット・デメリット

- クレジット決済でポイントが貯まる
- ポイント獲得のキャンペーンがある
- ポイント投資の対象商品が豊富
楽天証券では、投信積立には月5万円を上限として楽天カードのクレジット決済が利用でき、購入金額100円につき1ポイント、5万円の積立で500ポイント獲得できる。
出典:楽天証券『楽天カードクレジット決済』
そのほかにも投信の保有や各種商品の取引、紹介プログラム、各種キャンペーンなど多くのポイント獲得機会が用意されている。

貯まったポイントは、投資信託の買付のほか、国内株式の買付や手数料の支払い、バイナリーオプションの購入に利用できます。
- 期間限定ポイントなどはポイント投資に使えない
デメリットはこれといってないが、期間限定ポイントや他のポイントから交換して保有している楽天ポイントは投資に使えないので要注意だ。
楽天証券では、楽天ポイントではなく「楽天証券ポイント」を貯めるコースを選択できる。
楽天証券ポイントは、JMBマイルに交換してJALの特典航空券と引き換えたり、投資信託の購入に使えたりする。楽天ポイントコースにコースを変更すると、楽天証券ポイントは自動的に楽天ポイントに交換される。

航空券への引き換えを希望するなら楽天証券ポイントコースを、希望しないなら楽天ポイントコースを選べばよいでしょう。
SBI証券のポイント制度の特徴とメリット・デメリット

- Tポイント、Pontaポイントが選べる
- クレジット決済でVポイントが貯まる
SBI証券では、「Tポイント」と「Pontaポイント」のいずれか好きなポイント制度を選べる。
ポイントは投信の保有や各種商品の取引、紹介プログラム、各種キャンペーンなどで貯まる。
Vポイント付与率 | カード種類 |
---|---|
0.5% | ・三井住友カード(NL) ・下記以外のVポイントが貯まるカード |
1.0% | ・三井住友カードゴールド VISA/Mastercard ・三井住友カードゴールド PA-TYPE VISA/Mastercard ・三井住友カードゴールド(NL)VISA/Mastercard ・三井住友カードプライムゴールドVISA/Mastercard ・三井住友カードゴールドVISA(SMBC) ・三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC) ・三井住友ビジネスゴールドカード for Owners(VISA/Mastercard) ・三井住友銀行キャッシュカード一体型カード (ゴールド/プライムゴールド) |
2.0% | 三井住友カードプラチナ VISA/Mastercard 三井住友カードプラチナ PA-TYPE VISA/Mastercard 三井住友ビジネスプラチナカード for Owners(VISA/Mastercard) 三井住友カードプラチナプリファード |
最終更新:2022年2月12日
三井住友カードの一般カードでは還元率は0.5%で、楽天証券の楽天カードの1%を下回る。
ゴールドカードで同水準の1%、プラチナカードであれば楽天カードの2倍にあたる2%の還元を受けられる。
- クレジット決済のポイント還元率が低い
- ポイント投資の対象商品が投資信託のみ
楽天ユーザーなら楽天証券

楽天ポイントは多くのお店やサービスで貯まって使えるため、買い物で貯めたポイントで投資したり、投資で貯めたポイントで買い物したりと使い勝手は抜群です。
Tポイント・Pontaポイント・三井住友カードユーザーならSBI証券

特にゴールドカード、プラチナカードユーザーは、クレカ投信積立で効率よくポイントを貯められます。国内株式現物取引手数料に対するポイント還元率も1.1%と、楽天証券の1%を上回ります。
12, 楽天証券とSBI証券をサポート・投資情報サービスで比較

楽天証券とSBI証券のサポート体制についても比較しておこう。
楽天証券 | SBI証券 | |
---|---|---|
問い合わせへの サポート体制 |
・電話 ・AIチャット ・オペレーターによるチャット ・メール |
・電話 ・AIチャット ・オペレーターによるチャット ・メール ・リモートサポート |
無料の外部 投資情報サービス |
・日経テレコン21 ・フィスコ市況 ・ロイター・ジャパン ・会社四季報 ・バロンズ・ダイジェスト ・フル板(FLEX Full対応 ※要申請) |
・会社四季報 ・トムソン・ロイター提供 各種ニュース ・モーニングスター提供 銘柄レポート ・オンラインセミナー ・会場セミナー など |
有料の外部 投資情報サービス |
・QUICKリサーチネット | ・プレミアムニュース (※大口優遇適用で無料) ・NYSE/NYSE Arca/NASDAQ リアルタイム株価・チャート ・BroadNewsStreet ・全板(R) ・「株式新聞」Web版 (※大口優遇適用で無料) ・フィスコAI など |
問い合わせへのサポート体制は、両社に大きな違いはない。

オペレーターによる電話やチャット、AIチャット、メール、よくある質問に対する回答集などによって、ほとんどの質問やトラブルは解決できる体制が整っています。
投資に役立つ情報サービスには、次のような違いがある。
楽天証券の投資情報サービスの特徴

申請は必要だが、東証の次世代システム・arrowheadの中核サービス「FLEX Full」に対応した「フル板(R)」も無料で利用できる。
出典:楽天証券『フル板(R)』
「フル板(R)」サービスでは、通常基準値を中心に8本しか表示されない気配値や売買数量が制限値幅まですべて表示され、注文状況をより詳細に把握できる。


(画像=楽天証券 公式サイトより)

SBI証券でフル板の情報を見るには、月330円(税込)の「全板(R)」を利用しなければならないことを考えると、楽天証券の「フル板(R)」はお得なサービスです。
SBI証券の投資情報サービスの特徴

SBI証券では、有料情報サービスとして「プレミアムニュース」や「株式新聞Web」を利用できる。
プレミアムニュースでは、機関投資家向けに配信されるニュースがリアルタイムで日本語により配信され、相場を動かす情報をいち早く掴める。
株式新聞Webは、他のメディアやアナリストがカバーしていない中・小型株や新興市場、IPO情報が充実した証券専門メディアであり、投資銘柄探しに役立つ価値の高い情報を得られる。
プレミアムニュースは月額9,980円(税込)、株式新聞Webは月額4,400円(税込)とやや値が張るサービスだが、大口優遇の条件を満たせば無料で利用できる。

条件を満たすのは簡単ではありませんが、条件を満たせる人にとっては大きなメリットです。
無料で充実した投資情報サービスを利用したいなら楽天証券
無料で充実した投資情報サービスを利用したいなら楽天証券がおすすめだ。
取引金額や頻度によらず利用できるので、口座を持っておいて損はない。
大口優遇の条件を満たせるならSBI証券
「プレミアムニュース」や「株式新聞Web」は有料でも十分利用価値がある。
これらを無料で利用できるメリットはかなり大きい。
大口優遇の条件を満たせるならSBI証券を利用しない手はない。
13,楽天証券の3つのメリット 楽天ポイント、トレーディングツール、口座連携サービス

これまで両社の商品・サービスを比較してきた。
ここでは、楽天証券の3つのメリットである以下の点を詳しく見ていこう。
- ポイントの使い勝手が良い
- 高機能なトレーディングツールが無料で使える
- 銀行との口座連携サービスでお得なサービスが受けられる
楽天証券のメリット1,ポイントの使い勝手が良い

楽天証券では、取引に応じて「楽天ポイント」か「楽天証券ポイント」のいずれかが付与される。

楽天証券のWebサイトで、事前に受け取るポイントを「楽天ポイントコース」に設定しておくことを忘れないようにしましょう。
・大口顧客なら取引手数料の2%を還元

1日もしくは1ヵ月の取引基準に応じて「大口優遇」と判定されると、楽天ポイントの付与率が取引手数料の2%にアップします。
投資信託の月末残高が50万円以上あれば、残高に応じたポイントを受け取ることもできる。
さらに、楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」に申し込み、「ハッピープログラム」にエントリーすると、各種取引の手数料100円ごとに1ポイント、あるいは投資信託の残高10万円ごとに4ポイントが付与される。
また家族や友達を紹介しても、期間限定のキャンペーンなどに応募しても、楽天ポイントが貯まる。
・「ポイント投資」にも使える
楽天証券らしい楽天ポイントの使い方といえば、「ポイント投資」だろう。
ポイント投資には、「投資信託または積立投信の買付」と「国内現物株式の買付」がある。
投資信託の一括購入、積立を問わず、投資信託のポイント投資では「ポイント+1倍」のポイントが加算される。

楽天ポイントを使った国内現物株式の買付は、NISA口座での購入やPTS夜間取引にも対応しているため、株式取引が中心の人でも、楽天ポイントを十分活用できます。
出典:楽天証券『ポイント投資』
・投資信託の積立に楽天カードを利用可能できる

投信の積立も楽天カードのポイント対象のため、積み立てるごとに1%のポイントがもらえます。さらに、積立に楽天ポイントの利用も可能です。
楽天証券のメリット2,トレーディングツールの最高峰「MARKET SPEED Ⅱ」を無料で利用できる

MARKET SPEED Ⅱは、楽天証券の高機能パソコン用トレーディングツール「MARKET SPEED」の後継だ。
マーケットスピードの「武蔵」やチャート機能をパワーアップさせ、プロが使う自動売買テクニックを「アルゴ注文」として搭載した優れものだ。
現在はWindowsにしか対応していないが、国内株式取引を極めたい人でWindows機を使っている場合は、最高の取引環境であることは間違いないだろう。
なお先物やオプションにも対応している。

国内株式だけでなく、米国株式を取引したい人、あるいはMacユーザーは「MARKET SPEED」を利用するといいでしょう。マーケットスピードは投資家からの評価の高い高機能トレーディングツールであり、オールラウンドな使い方ができます。使用料は無料。MARKET SPEED Ⅱでなくとも、利用価値は十分にあります。
出典:楽天証券『MARKET SPEED Ⅱ』『 MARKET SPEED for Mac』
楽天証券のメリット3,楽天銀行との口座連携サービスでお得感を実感できる
ネット証券では資本関係のあるインターネット専業銀行があり、証券口座と銀行口座を連携させることができる。
楽天証券では楽天銀行の「マネーブリッジ」に申し込むと、
- 証券口座と銀行口座間での無料の資金移動
- 普通預金金利の優遇
- 銀行預金残高を証券口座の買付余力に反映
- 証券口座から銀行口座への夜間の資金自動出金(スイープ)
といった、お得なサービスを受けられるようになる。
出典:楽天証券『マネーブリッジ』

楽天証券と楽天銀行の口座連携サービス「マネーブリッジ」は、初心者投資家でもお得度を実感しやすい特徴があります。
・マネーブリッジの優遇金利は通常の100倍に

SBIハイブリッド預金の優遇金利が0.01%であることを考えると、かなり高い利率と言える。
年利0.1%といえば、メガバンクの普通預金金利0.001%の100倍だ。

毎晩スイープ(自動出金)によって証券口座の資金が銀行口座に集められるため、普通預金金利がより高いほうが資金効率は良くなります。
楽天証券ユーザーにとっては、投資に回す予定の余裕資金を証券口座に寝かしたままにするのではなく、年利0.1%とスイープで、着実に増やすことができればありがたいはず。
楽天銀行ユーザーにとっても、楽天証券に口座を開設してマネーブリッジを申し込めば、0.1%の優遇金利が適用されるので、資金を無駄なく運用できます。
・「ハッピープログラム」で効率的にポイントが貯まる

貯まったポイントは買い物に使うのも、投資に充当するのも自由。どちらも、すぐにでも活用できるので、証券と銀行の連携サービスの効果を実感しやすいでしょう。
14,SBI証券の3つのメリット Tポイント、トレーディングツール、口座連携サービス

続いて、SBI証券の3つのメリットである以下の点について、詳細を確認しよう。
- Tポイントが貯まる
- 無料で使いやすいトレーディングツール
- 銀行との口座連携サービスによる効率的な資金管理
SBI証券のメリット1,Tポイントユーザーにメリットが大きい
SBI証券では、以下のようなマイレージサービスによる取引などでTポイントを得られる。
スタンダードプラン(約定ごとの手数料プラン)での手数料などの月間合計手数料の1.1%相当のTポイントが付与される。
対象投資信託の月間平均保有額の年率0.1%相当のポイントを得る。さらに、月間平均保有額が1,000万円以上の場合は、2倍の年率0.2%相当のポイントが付与される。
SBI証券を紹介して条件を満たした場合に、Tポイントが5,000ポイント付与される。
その他、ポイントが貯まるキャンペーンなども随時実施している。
出典:SBI証券『SBI証券Tポイントサービス』
SBI証券のメリット2,トレーディングツールHYPER SBIが無料で利用しやすい
マウスを動かすだけで注文できる機能や「売り」「買い」の最良気配(発注)ボタンのワンクリックだけで注文できる機能をもち、早い注文が得意なツール。
「HYPER SBI」の投資情報では、様々なランキングを確認できるマーケット情報や各種チャート、ニュースなどを確認できる。
相場状況は、20銘柄を一度に確認できるなど、多彩な表示形式を選択でき、自分の好みにカスタマイズしやすいツールといえる。

HYPER SBIの利用料は、通常1カ月550円(税込)だが、無料で利用できる条件が複数あります。なかでも、「信用取引口座」または「先物・オプション取引口座」を開設すれば、原則無期限、無料での利用が可能です。
SBI証券のメリット3,住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金で資金管理が便利に
つまり、SBI証券口座に入金することなく、SBIハイブリッド預金への預け入れで株式や投資信託などの買付が可能になる。

アグリゲーションサービスとして、住信SBIネット銀行にてSBI証券の株式などの資産残高を確認できる機能があります。
SBIハイブリッド預金を利用していて、SBI証券の株式などを売却すると、売却資金はSBI証券口座からSBIハイブリッド預金へ移ることになる。
預金保険制度などによりSBIハイブリッド預金の金額を範囲内で運用したい場合には、SBIハイブリッド預金に上限金額の設定も可能だ。 出典:住信SBIネット銀行『SBIハイブリッド預金』
15,楽天証券の3つのデメリット 国内株式・ETFの手数料無料取引制限など

楽天証券には多くのメリットがあるが、楽天証券を利用するならデメリットも把握しておきたい。
3つのデメリットは次の通りだ。
- 期間限定の楽天ポイントはポイント投資に利用できない
- 国内株式・ETFの手数料無料取引がSBI証券より限定される
- 外国株式の取扱国がSBI証券より少ない
楽天証券のデメリット1,期間限定の楽天ポイントはポイント投資に利用できない

有効期限切れのポイントはもちろんポイント投資で利用できないが、期間限定ポイントも利用できません。
楽天証券のデメリット2,国内株式・ETFの手数料無料取引がSBI証券より限定される
楽天証券(いちにち定額コース)の国内株式・ETF取引は、一日の約定金額が現物・信用取引を合わせて100万円まで取引手数料無料で可能だ。
一方、SBI証券(アクティブプラン)では、現物・制度信用・一般信用取引で各100万円までの合計300万円まで取引手数料無料での取引ができる。
楽天証券のデメリット3,外国株式の取扱国がSBI証券より少ない
16,SBI証券の3つのデメリット SBIハイブリッド預金の金利など

SBI証券にも多くのメリットがあるものの、デメリットがある。
SBI証券の3つのデメリットは次の通りだ。
- 他社で貯めた期間固定TポイントはSBI証券で利用できない
- スマホでの国内・米国株式のトレーディングは別アプリが必要
- SBIハイブリッド預金の預金金利が楽天銀行より低い
SBI証券のデメリット1,他社で貯めた期間固定TポイントはSBI証券で利用できない
Tポイントには期間固定Tポイントがあり、SBI証券で貯めた期間固定TポイントはSBI証券で利用できる。
また、他社で貯めた通常のTポイントもSBI証券で利用可能だ。
SBI証券のデメリット2,スマホでの国内・米国株式のトレーディングは別アプリが必要

楽天証券なら、トレーディングツールのスマホアプリ「iSPEED」で国内株式と米国株式を取引できます。
SBI証券のデメリット3,SBIハイブリッド預金の預金金利が楽天銀行より低い
住信SBIネット銀行とSBI証券の口座連携サービス「SBIハイブリッド預金」の金利は0.01%である。
17,楽天証券でよくある3つのQ&A
楽天証券とSBI証券の違いは?
口座開設数は楽天証券がSBI証券を追い上げており、両社は国内証券トップレベルの口座数をもつ。両社とも国内現物株の最低取引手数料は0円で、投資信託取扱本数なども大きな差はない。
楽天証券のメリットとは?
楽天証券のデメリットとは?
18,SBI証券でよくある3つのQ&A

SBI証券と楽天証券を併用する場合のメリット・デメリットとは?
たとえば、SBI証券のアクティブ(一日定額)プランで国内株式を100万円分現物取引し、楽天証券でも同様の取引を行えば、手数料無料で一日に200万円までの現物取引が可能になる。
デメリットは、特定口座(源泉徴収あり)での取引でも、損益通算のため確定申告したほうがよいケースがあることだ。
SBI証券のメリットとは?
TポイントユーザーにうれしいTポイントの付与や利用、スピード注文で定評のあるトレーディングツール「HYPER SBI」を無料で利用しやすいのもメリットだ。
住信SBIネット銀行との口座連携サービス「SBIハイブリッド預金」も資金管理しやすいサービスだ。
SBI証券のデメリットとは?
口座連携サービスでは、楽天証券(楽天銀行)に比べてSBI証券のほうが金利が低いのもデメリットである。
19,SBI証券と楽天証券のどちらで口座開設するか迷っている人によくある3つのQ&A
SBI証券と楽天証券では、米国株式の手数料に違いはありません。
しかし、取扱銘柄数は楽天証券の4,669銘柄に対して、SBI証券は5,002銘柄です。
SBI証券のほうがより多くの銘柄に投資する機会があるといえるでしょう。
楽天証券よりもIPOの取扱実績が多いので、より多くの抽選に応募する機会があるでしょう。
実際に株式投資を始めてみる
口座開設数1位、IPO取扱数1位、投信本数1位、外国株取扱国数1位
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口座開設数2位、外国株や投資信託に強く、マーケットスピードも使える
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2013年より、総合証券とネット証券を使い分けながら、資産運用を開始。2017年から各種WEBサイトのフリーライターとして活動、現在は経済金融系記事を中心に執筆している。
■保有資格
証券外務員一種、二種
投資診断士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者
2013年より、総合証券とネット証券を使い分けながら、資産運用を開始。2017年から各種WEBサイトのフリーライターとして活動、現在は経済金融系記事を中心に執筆している。
■保有資格
証券外務員一種、二種
投資診断士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者
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