PayPay証券は、2016年に登場した証券サービスである。初心者でも簡単に利用できる、スマホで完結するといった点が特徴だ。ここでは、証券口座の開設を検討している投資初心者に向けて、PayPay証券の特徴や利用するメリット、注意点などを解説しよう。

目次

  1. 1,PayPay証券とは?
  2. 2,PayPay証券の3つの特徴
  3. 3,PayPay証券の基本情報
  4. 4,PayPay証券の売買手数料は?
  5. 5,PayPay証券の5つのメリット
  6. 6,PayPay証券で購入できる米国株の特徴
  7. 7,PayPayを使っているとお得なことはある?
  8. 8, PayPay証券の口座開設方法
  9. 10,PayPay証券の3つのデメリット
  10. PayPay証券を実際に利用した人からの口コミ
  11. 12,PayPay証券はどんな人におすすめ?
  12. 13, PayPay証券の利用でよくある3つのQ&A

1,PayPay証券とは?

PayPay証券はスマホに特化した証券会社だ。

2016年6月から「One Tap BUY(ワンタップバイ)」として証券取引サービスを提供しており、2021年2月に現在の社名へ変更された。

近年では同様の「スマホ証券」はいくつかあるが、PayPay証券はその中でも先駆的な存在といえるだろう。

【主なスマホ証券のサービス開始日(サービス開始の早い順)】
1. PayPay証券(旧One Tap BUY):2016年6月
2. SBIネオモバイル証券:2019年4月
3. LINE証券:2019年8月

出典:PayPay証券SBIネオモバイル証券LINE証券

<PayPay証券の基本情報一覧(2021年10月20日現在)>

会社名 PayPay証券株式会社
所在地 東京都六本木6ー10ー1
六本木ヒルズ森タワー
URL https://www.paypay-sec.co.jp/
代表取締役社長 内山 昌秋氏
主要株主 ソフトバンク株式会社
みずほ証券株式会社
Zホールディングス株式会社
設立 2013年10月31日
資本金 87億2,452万円
自己資本規制比率 587.4%(2021年6月末)
口座開設数 17.5万口座(2021年3月末)
※2021年10月20日現在のPayPay証券ホームページを元に筆者作成

2,PayPay証券の3つの特徴

(画像=MONEY TIMES編集部制作)

PayPay証券の主な特徴・メリットとして、以下の3点が挙げられる。

PayPay証券の特徴
  • 初心者向けの証券会社
  • スマホで完結する
  • 少額で株式投資ができる

>>PayPay証券の詳細はこちら

PayPay証券の特徴1,初心者向けの証券会社

もともとPayPay証券は、「OneTap BUY」という名称でサービス提供をしていた。

名称からうかがえるとおり、初心者でもスマホをタップするだけで簡単に株式を購入できるというのがコンセプトだ。

2021年にPayPay証券に商号変更されましたが、このコンセプトは現在のサービスにも引き継がれています。

PayPay証券の特徴2,スマホで完結する

PayPay証券は、口座開設・入金・取引・出金の一連の流れが、すべてスマホで完結します。

口座開設はスマホアプリをダウンロードしてから申し込む流れで、書類の記入や郵送は必要ありません。

このような証券サービスは「スマホ証券」と呼ばれることもあり、スマホに慣れている人ならスムーズに利用できるだろう。

PayPay証券の特徴3,少額で株式投資ができる

PayPay証券では、株式を1,000円から購入できます。日本株だけでなく米国株も対象となっているのが特徴で、コストコやジョンソン・エンド・ジョンソンといった有名企業の株式を気軽に購入できます。

スマホ証券で米国株式のサービスを提供するところはあまりないので、PayPay証券はその意味で貴重な存在です。

>>PayPay証券の詳細はこちら

3,PayPay証券の基本情報

(画像=beeboys/stock.adobe.com)

主に上記のような特徴のあるPayPay証券だが、取扱商品などの基本スペックを以下に整理しておこう。

<PayPay証券のサービス基本情報一覧(2021年10月20日現在)>

口座 口座開設手数料 無料
口座管理手数料 無料
入出金・振替 入金方法 ●利用者専用口座に入金
「みずほ銀行」内に設置される利用者専用振込口座に入金
※日本円のみ対応、手数料は利用者負担

●以下の場合、「おいたまま買付」
(残高から直接株を買い付け)を利用可能
・PayPay証券が提携する銀行口座
・ドコモ口座
(米国株のみ対応、払い出しサービスは適用外)
・ソフトバンクカード
(現金バリュー利用者のみ)
入金手数料 ●利用者専用振込口座(みずほ銀行)
振込手数料は利用者負担

●おいたまま買付
・2万円未満→1回あたり110円(税込)
・2万円以上→無料
リアルタイム口座振替 なし
出金日数 銀行営業日の14時30分(当社受付時間)
までは即日、それ以降は翌営業日
出金手数料 ・3万円未満:(みずほ銀行宛て)
110円、(他行宛て)275円
・3万円以上:(みずほ銀行宛て)
220円、(他行宛て)385円

・ソフトバンクカードまたは
ドコモ口座への出金(チャージ)は手数料無料
ツール・サービス PC版取引ツール PC取引サイト
スマートフォン版
取引ツール
・日米株アプリ
・つみたてロボ貯蓄アプリ
・誰でもIPO!アプリ
・10倍CFDアプリ
・日本株CFDアプリ
現物株注文方法 PayPay証券の提示する価格で注文
(基準価格+スプレッド)
取扱商品 株式 ・現物株取引
・IPO
・単元未満株
先物・オプション
外国株 米国株
その他 ・CFD
・PayPayボーナス運用
株式取扱銘柄 PayPay証券が指定する銘柄
※2021年10月20日現在のPayPay証券ホームページを元に筆者作成

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4,PayPay証券の売買手数料は?

PayPay証券は口座開設手数料・維持費が無料で、気軽に口座開設ができる。

ここからは株式取引における手数料について見ていこう。

国内株式の手数料

PayPay証券では、株式取引における売買手数料をその都度支払う。

気配基準値を参考に算出された基準価格に、0.5~1.0%を乗じた「スプレッド」がかかる。

購入の場合はこのスプレッドを加算し、売却ではスプレッドが減算されます。

基準価格にかかるスプレッドの割合は下記のとおり。

・9:00~11:30、12:30~15:00は0.5%
・それ以外の時間帯は1.0%

たとえば国内株式を、東京証券取引所の立会時間内(9:00~11:30、12:30~15:00)に取引する場合は下記のスプレッドが発生する。

参考として、SBI証券と楽天証券の手数料(税込)も併記する。

購入金額 PayPay証券の
スプレッド
SBI証券
(スタンダードプラン)
楽天証券
(超割コース)
1,000円 5円 55円 55円
1万円 50円 55円 55円
10万円 500円 99円 99円
100万円 5,000円 535円 535円
※2021年10月20日現在の各社の公式ホームページ(PayPay証券楽天証券SBI証券)を参照して筆者作成

SBI証券や楽天証券と比較すると、1万円まではPayPay証券のほうが割安だ。

しかし10万円以上になると、SBI証券と楽天証券のほうが安い。

よってPayPay証券は、1万円程度の少額購入で利用するのがお得です。

米国株式の手数料

米国株式の手数料もスプレッド形式の手数料がかかる。

基準価格にかかるスプレッドの割合は以下のとおりだ。

米国株式:現地時間9:30~16:00は0.5%、それ以外の時間帯は0.7%
※現地の9:00~16:00は、日本時間で23:30~6:00(夏時間:22:30~5:00)

たとえば米国株式を現地時間9:30~16:00の間に取引する場合、下記の手数料が発生する。

国内株式同様、SBI証券と楽天証券の手数料も併記するので参考にしてほしい。

購入金額 PayPay証券の
スプレッド
SBI証券
(スタンダードプラン)
楽天証券
1,000円 5円 4.95円 4.95円
1万円 50円 49.5円 49.5円
10万円 500円 495円 495円
100万円 5,000円 2,200円 2,200円
※2021年10月20日現在の各社の公式ホームページ(PayPay証券楽天証券SBI証券)を参照して筆者作成。SBI証券と楽天証券は1ドル=110円として換算

米国株式の手数料はいずれの購入金額でもSBI証券や楽天証券のほうが安い。

ただし、PayPay証券は1,000円単位で取引できるため少額取引を行いやすい(SBI証券および楽天証券は1株単位)。

少ない金額の取引は手数料の差も小さいため、米国株式においてもPayPay証券は少額取引に向いています。

>>PayPay証券の詳細はこちら

5,PayPay証券の5つのメリット

(画像=MONEY TIMES編集部制作)

実際にPayPay証券で口座を開設した場合に、どのようなメリットを享受できるのか見ていこう。

PayPay証券のメリット
  • 1,000円から日米の株式に投資ができる
  • 1株からIPO投資ができる
  • 米国株式は24時間いつでも取引可能
  • 「つみたてロボ貯蓄」で積立投資もできる
  • みずほ信託銀行が資産管理しており安心

PayPay証券のメリット1, 1,000円から日米の株式に投資ができる

PayPay証券の最大のメリットは、少額で株式投資ができることです。PayPay証券で取り扱う株式であれば、どれでも1,000円から買付が可能です。

通常の株式取引では「単元株」で取引する必要があるため、銘柄によっては数百万円の投資資金が必要になる。

少額投資が可能なPayPay証券は投資初心者にとって魅力が大きい。

単元株
単元株とは100株単位の株式を指す。証券取引所が100株単位で取引するよう定めているため、たとえば株価が1万円の銘柄だと100万円、200万円と売買することになる。
【株価が1万円を超える主な銘柄】
・ファーストリテイリング:7万5,500円(755万円)
・任天堂:5万300円(503万円)
・ダイキン工業:2万5,730円(257.3万円)
※株価は2021年10月20日終値、()は単元株の取引金額
単元未満株、端株
単元株(100株)に満たない株式のことを「単元未満株」、さらに1株にも満たない小数点以下の株式を「端株(はかぶ)」という。

PayPay証券は取引金額を株価で割り、購入できる株数を端株まで割り当てるため、1,000円という少額でも取引できる仕組みだ。

PayPay証券で取り扱う銘柄には、下記のように知名度の高い大手企業も多くある。

<日本株>
・ファーストリテイリング(「ユニクロ」を運営)
・任天堂株式会社
・ダイキン工業株式会社
・カルビー株式会社
・明治ホールディングス株式会社
・キリンホールディングス株式会社
・アサヒグループホールディングス株式会社
・日清食品ホールディングス株式会社
・株式会社セブン&アイホールディングス
・花王株式会社

※2021年10月20日現在のPayPay証券ホームページより確認

PayPay証券は銘柄探しのサポート機能として「テーマ機能」と「ピックアップ機能」を提供している。

テーマ機能

テーマ機能は「最先端技術」などのテーマで銘柄を絞り込む機能。

ピックアップ機能

ピックアップ機能は、PayPay証券が推奨する銘柄を表示させる機能。初心者でも銘柄を選びやすいよう工夫されている。

入金の手間を省きたいなら「おいたまま買付」がおすすめです。同機能を利用すると指定の銀行預金残高などから株式の購入代金を直接引き落とすことができます。

事前に入金する必要がないためスピーディーな取引が可能だ。

投資チャンスを逃したくない方にも向くだろう。

>>PayPay証券の詳細はこちら

PayPay証券のメリット2,1株からIPO投資ができる

IPOに1株単位で申し込める点もPayPay証券のメリットです。
IPO
IPOとは「Initial Public Offering」の頭文字を取ったもので、新規上場を指す。IPO投資とは新規上場株式への投資のこと。新規上場前の公募価格(主に抽選に当選した申込者が、上場前に購入する株価)は、多くの場合は割安に設定され、投資家に提供される。そのため、上場後は値上がりしやすくなるため人気がある。

PayPay証券の「誰でもIPO!」のアプリを使うと、新規上場株式の投資を1株単位で購入申し込みができる。
出典:PayPay証券『なんと!1株から申し込みができるIPO専用アプリ』

少額から申し込めるため、資金が少ない初心者でも気軽に挑戦しやすい。

ただしPayPay証券でもIPOは抽選のため、必ず購入できるわけではない。

>>PayPay証券の詳細はこちら

PayPay証券のメリット3,米国株式は24時間いつでも取引可能

アメリカの取引所が開場する時間帯は、日本では夜中から朝方(23:30〜6:00、夏時間は22:30〜5:00)にかけてとなるので、多くの人にとっては投資しづらい。

しかしPayPay証券では、24時間いつでも米国株式の取引ができる。

仕事の休憩中、帰宅後など、自分の都合のいい時間帯に取引可能なので利便性が高い。

PayPay証券のメリット4,「つみたてロボ貯蓄」で積立投資もできる

自動で積立投資をしたい人にとって便利なのが「つみたてロボ貯蓄」だ。

つみたてロボ貯蓄は、スケジュールを設定すればアプリが自動的に貯蓄を実行してくれます。積立金額は1,000円からで、少額で無理なく積立が可能です。

出典:PayPay証券『つみたてロボ貯蓄の特長』

複数銘柄の少額投資を組み合わせることで、リスクを分散させることにもつながります。

PayPay証券のメリット5, みずほ信託銀行が資産管理しており安心

PayPay証券は顧客から預かった資産を「みずほ信託銀行」で管理している。
出典:PayPay証券『お預けいただいたお金の安全性について』

これは、金商法が証券会社に義務付ける「分別管理」に対応したものだ。

分別管理
分別管理は投資家保護のために行なわれる。顧客の資産が証券会社の債務の弁済に用いられないよう、証券会社の資産と分けて管理する仕組みを持つ。これにより、証券会社が万が一破綻した場合も投資家の資産は保全されるため安心だ。

もう一つ安心できるポイントとして、初心者向けに投資を漫画で解説している点も挙げられるだろう。

口座の種類や税金のポイントなどを漫画で理解できるため、初心者でも始めやすい点がメリットです。

6,PayPay証券で購入できる米国株の特徴

(画像=Pavel Bobrovskiy/stock.adobe.com)

PayPay証券は以下のような大企業の米国株式を取り扱っている。

<米国株>
・アップル
・アマゾン
・ウォルトディズニー
・マイクロソフト
・アルファベット(検索エンジン「グーグル」を運営)
・ファイザー
・アメリカン航空
・セールスフォース・ドットコム
・IBM
・ナイキ
・スターバッス

※2021年10月20日現在のPayPay証券ホームページより確認

米国株式はもともと1株単位で売買できるが、やはり株価が高い銘柄がある。

たとえば世界的なECサイトを運営する「アマゾン」は3,415.06ドル、検索エンジン“グーグル”を運営する「アルファベット(C株)」は2,848.30ドルだ(2021年10月20日終値)。1ドル=110円の場合、いずれも30万円以上の資金が必要になる。

資金が少ないと投資できないのは日本株式と同じだ。

端株まで割り当てるPayPay証券なら、米国株式も1,000円単位で売買できます。少額で米国株式に投資したい場合は有力な選択肢となるでしょう。

7,PayPayを使っているとお得なことはある?

PayPay証券は本記事執筆時点(2021年10月20日)で、スマホ決済アプリ「PayPay」と連携したキャンペーンを提供している。

概要は以下のとおり。

【PayPayで投資体験を始めよう!キャンペーン】
・期間:2021年10月18日~11月28日
・条件:スマホ決済アプリ「PayPay」から「ボーナス運用」の利用規約に初めて同意する
・特典:100円相当のボーナス運用残高(付与予定日:12月3日)

出典:PayPay証券『超PayPay祭』

上記キャンペーンは初めてボーナス運用を行う人を対象としています。条件を満たした全員に100円相当のボーナス運用残高が付与されます。

PayPay証券は、PayPayアプリを通じて「ボーナス運用」というポイント運用サービスを提供している。

ボーナス運用

ボーナス運用は、PayPayの利用等で付与される「PayPayボーナス」を使い、投資を疑似体験できるサービスだ。

出典:PayPay『PayPayボーナスを運用する』

8, PayPay証券の口座開設方法

(画像=kelly marken/stock.adobe.com)

PayPay証券の口座開設は大まかに以下の手順で行う。

【PayPay証券 口座開設の流れ】
  • PayPay証券アプリをインストール
  • メールアドレスの登録
  • 申し込みフォームの入力
  • 本人確認書類&マイナンバー確認書類のアップロード
  • 郵送されるID・パスワードでログイン
口座開設には「本人確認書類」と「マイナンバー確認書類」の提出が必要です。

提出できる書類は以下のとおり。

本人確認書類 運転免許証
個人番号カード
パスポート
住民基本台帳カード
健康保険証
印鑑登録証明書
福祉手帳
住民票の写し など
マイナンバー確認書類 通知カード
個人番号カード
マイナンバー記載の住民票の写し
出典:PayPay証券

まずは「PayPay証券アプリ」をダウンロードし、「口座開設」ボタンからメールアドレスの登録に進む。

(画像=PayPay証券アプリより引用、以下同様)

メールアドレスの登録後、PayPay証券からメールが送られてくる。

本文に記載のURLから申し込みフォームへ進み、住所などの情報を入力する。

その後は本人確認書類とマイナンバー確認書類を提出する。

書類の提出後はPayPay証券で口座開設の処理が行われる(通常2~3週間)

完了後、ログインIDやパスワードが記載された「口座開設完了のお知らせ」が郵送されてきて、口座開設は完了だ。

10,PayPay証券の3つのデメリット

(画像=MONEY TIMES編集部制作)

メリットが多いPayPay証券だが、下記の点には注意が必要だ。

PayPay証券のデメリット
  • 取り扱う銘柄が限られている
  • 指値注文はできない
  • 出金手数料がかかる

デメリット1,取り扱う銘柄が限られている

PayPay証券で取引できるのは、日本・米国ともに一部の銘柄に限られます。

有名な企業が多く初心者でも親しみやすい銘柄もあるのは利点だが、幅広い銘柄から投資対象となる候補を探したい人には向いていない。

取引できる銘柄は公式ホームページで公開されているので、事前にチェックしておこう。

デメリット2,指値注文はできない

PayPay証券の株式取引は3回のタップで完了となるので、非常に簡単だ。

その代わり、提示された条件での購入のみとなり、利用者が指値注文を出すことはできません。

デメリット3,出金手数料がかかる

先の一覧表で触れたとおり、PayPay証券から出金する際には下記の手数料が発生する。

みずほ銀行宛て 他行宛て
3万円未満 110円 275円
3万円以上 220円 385円
※2021年10月20日現在のPayPay証券公式ホームページを参照して筆者作成

ソフトバンクカードおよびドコモ口座へ出金(チャージ)する際の手数料は無料となっているため、節約したい人はこれらの利用を検討するのも良いでしょう。

PayPay証券を実際に利用した人からの口コミ

実際にPayPay証券を利用した人は、その使い勝手についてどう感じているのか。

PayPay証券のメリット

PayPay証券のメリットとして、金額指定で株式が購入できる点を挙げる人が多いようだ。

K.Mさん|20代女性
会社員

1000円から投資できるのは、手軽に投資活動ができるためとても良いなと思いました。人気米国企業の投資が1000円単位で投資できるのは、PayPay証券の強みだと思います。少額で複数の企業に分散投資をすることで、他の証券会社よりもリスクを低く抑えられるのは大変ありがたいです。

K.Iさん|20代男性
会社員

PayPay証券を利用する一番のメリットは、やはり金額指定で株式を購入できることだと思います。とくに日本株は通常100株からの購入になるが、PayPay証券であれば金額指定で小額から投資できるのがありがたいです。高配当株投資など、元本がかなり必要な投資をしたい人には非常に便利だと思います。

K.Kさん|30代女性
会社員

PayPay証券のメリットは、キャッシュバックで手に入れたボーナスで株を購入出来る点です。日頃からPayPayを利用してお買い物をしており、定期的に大きなキャンペーンでキャッシュバックを受けています。このキャッシュバックはボーナス扱いとなるので後で引き出すことはできませんが、それを活用して株を購入できるのはとても便利です。

T.Tさん|20代男性
会社員

小額からも取引できるので、初めての人でも気軽に扱える点が嬉しいです。今では小額で投資を始められるサービスがたくさんありますが、PayPay証券は比較的歴史が長いだけあってとても洗練されています。初心者向けに漫画で企業の解説をしてくれるほか、面倒な税金分のお金もPayPay証券側で仮拘束してくれるサービスがあるため、払い忘れや、追加で入金する必要がなく気楽です。

Y.Fさん|30代男性
会社員

1000円から大企業の株が買え、日々の値動きもわかりやすいです。株取引初心者にとって手の出しやすさがメリットだと言えます。また、米株など取り扱っているため、スマホで簡単に株取引できるのが魅力です。私の初めての株取引はPayPay証券から始めました。サイトには大企業の創業者の自伝漫画などもあるので、暇つぶしに読むと勉強にもなります。

PayPay証券のデメリット

PayPay証券のデメリットとして、手数料の高さを挙げる声があった。

Y.Fさん|30代男性
会社員

投資商品などによっては銀行振り込みなどに手数料がかかってしまったりするところがデメリットです。(これはPayPay証券だけではありませんが……。)また投資信託商品を取り扱っていないので、NISAやiDeCoを利用したい場合は他の証券会社で購入する必要があります。NISAなどは手続きが煩雑なので、扱うとPayPay証券のメリットがなくなってしまうのかもしれませんが、ぜひ利用したかったです。

K.Mさん|20代女性
会社員

楽天証券に比べて手数料が少し高いのは気になるポイントだなと感じます。また、投資資金をPayPay証券に入金する際の手数料負担にも少し抵抗があります。楽天証券の場合、楽天銀行を保有し連携させれば手数料負担無しで投資が可能なので、それと比べると改善して欲しいと思います。

K.Kさん|30代女性
会社員

デメリットは、若干サポート体制が弱いという点です。証券の買い方がわからなかったことがあり、その点について運営に問い合わせをしました。ところがこちらの問い合わせにに対しての返答に1週間もの期間が掛かりました。もう少しサポートを手厚くしてほしいと思います。

T.Tさん|20代男性
会社員

基本的には使いやすいとは思うが、初めて株をPayPay証券で購入した際に、手数料に関する仕組みがとてもわかりにくいと感じました。また高額な取引をする場合、PayPay証券の手数料はお得とは言えないので、いくら手軽に始められるとはいってもそれなりに調べて知識をつける必要があります。その点についてもっと説明をすべきだと思います。

K.Iさん|20代男性
会社員

PayPay証券を利用する上でのデメリットは、取扱銘柄の少なさだと思います。日本株、米国株それぞれ150銘柄程度ずつしか取り扱っていないので、特に小型株に投資をしたい人にはPayPay証券はオススメしにくいです。あくまで、楽天証券などメインの証券口座を開設した上で、サブ口座としてPayPay証券を利用するのが良いと思います。

12,PayPay証券はどんな人におすすめ?

(画像=sh240/stock.adobe.com)

これまで解説した内容から、PayPay証券は以下のような人が利用するのに向いている。

PayPay証券が向いている人
  • 少額で株式投資を始めたい初心者
  • 日本株だけでなく米国株にも興味がある人
  • 操作が簡単なスマホアプリで取引したい人
  • 自動で積立投資をしたい人

自身のニーズと合致すると感じたら、PayPay証券の口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。

>>PayPay証券の詳細はこちら

13, PayPay証券の利用でよくある3つのQ&A

PayPay証券のメリットは何?
主に5つあります。「1,000円から日米の株式に投資ができる」「1株からIPO投資ができる」「米国株式は24時間いつでも取引可能」「つみたてロボ貯蓄で積立投資もできる」「みずほ信託銀行が資産管理しており安心」です。
PayPay証券のデメリットは?
「取り扱う銘柄が限られている」「指値注文はできない」「出金手数料がかかる」の3つです。
PayPayユーザーがPayPay証券を利用する場合、お得なことはある?
PayPay証券では2021年11月28日までの期間限定で、スマホ決済アプリ「PayPay」と連携し、条件を満たした全員に100円相当のボーナス運用残高を付与するキャンペーンを提供しています。

執筆・近藤真理
南山大学外国語学部卒業。野村證券の引受部門で勤務後、ビジネス系翻訳や工業系翻訳業務に従事。
2013年より、総合証券とネット証券を使い分けながら、資産運用を開始。2017年から各種WEBサイトのフリーライターとして活動、現在は経済金融系記事を中心に執筆している。

■保有資格
証券外務員一種、二種
投資診断士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者
南山大学外国語学部卒業。野村證券の引受部門で勤務後、ビジネス系翻訳や工業系翻訳業務に従事。
2013年より、総合証券とネット証券を使い分けながら、資産運用を開始。2017年から各種WEBサイトのフリーライターとして活動、現在は経済金融系記事を中心に執筆している。

■保有資格
証券外務員一種、二種
投資診断士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者

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