為替変動リスク

FXの基本的なリスクであり、為替が投資家の予想と逆に変動すること。例えば、円高を予想して米ドル/円を売ったが、円安方向に変動すると損失になる。

金利変動リスク

FXにおいては、高金利通貨を買って低金利通貨を売ると、その差額をスワップポイントとして受け取れる。しかし、政治や経済の状況が変化して金利が変動すると、スワップポイントが0になったり、マイナスになったりする恐れがある。

流動性リスク

通貨の取引量の減少によって、流動性が低くなることがある。これは売り手と買い手が少なくなることで起こり、取引が成立しにくくなってしまう。その場合、希望するタイミングや価格で売買できなくなることがある。

スリッページリスク

注文価格と実際の約定価格に差が生じるリスクのこと。発注後にFX会社のシステムがそれを認識して取引が成立するが、それまでの非常に短い間にレートが変動することによって起こる発生する。

システムリスク

FX会社のシステムトラブルによって、売買ができなくなること。その間にレートが不利な方向に変動すると、損失につながる恐れがある。

レバレッジリスク

レバレッジ倍率を上げることで、通常よりも損失が大きくなるってしまうリスクのこと。FXはレバレッジをかけることで、大きな利益を得られる生み出せる可能性があるのがメリットだが、レートが為替が予想と逆に動くと大きな損失を被るが発生するリスクもあるもはらんでいる。

追加証拠金リスク

FX取引でポジションの含み損が一定の大きさを超えると、追加証拠金(追証)の入金を求められる。指定されたの期限内に追証を入金しないと、ポジションがは強制的に決済されてしまう。

ロスカットリスク

ロスカットとは、FX会社が所定のルールに基づいて顧客のポジションを強制決済することで、投資家の資産を保護するための仕組みだ。ただし、ロスカットによって口座にある証拠金を上回る損失が発生することもあり、その場合はFX会社に対する負債になる。