NISA口座の開設数は、ネット証券の中ではSBI証券と楽天証券が多い。SBI証券は約680万口座、楽天証券は約600万口座だ(2021年6月時点)。両社は提供サービスで競い合っているが、どのような違いがあるだろうか。NISA口座には一般NISAとつみたてNISAがあるが、今回は一般NISA(以後NISAと表記)について両社を比較していきたい。NISA口座の一般NISAとつみたてNISAついて両社を比較していきたい。
目次
- 1.SBI証券と楽天証券のNISA比較一覧
- 2.そもそもNISAとは?つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA) の違い
- 3,SBI証券と楽天証券のつみたてNISA(積立NISA)を比較
- 4.SBI証券と楽天証券のNISA(一般NISA)を比較
- 5.NISAの人気銘柄ランキングをSBI証券と楽天証券で比較
- 6.つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)で使えるポイント制度をSBI証券と楽天証券で比較
- 7.つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)のクレジットカード投資をSBI証券と楽天証券で比較
- 8.つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)のアプリをSBI証券と楽天証券で比較
- 9.つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)の口コミ・評判をSBI証券と楽天証券で比較
- 10.NISA口座の開設をSBI証券と楽天証券のどちらですべきか
- 11.SBI証券と楽天証券のその他サービスを比較
- 12.iDeCo(イデコ)をSBI証券と楽天証券で比較
- 13.IPOをSBI証券と楽天証券で比較
- 14.自分にとってのメリットを考えてNISA口座を選ぶ
- 15.NISAにおけるSBI証券と楽天証券の違いについてのQ&A
- 実際にNISAを始めてみる
1.SBI証券と楽天証券のNISA比較一覧
SBI証券と楽天証券のNISAで、どんな違いがあるのか見てみよう。
NISA取引 | SBI証券 | 楽天証券 | |||
---|---|---|---|---|---|
つみたてNISA | |||||
取扱本数 | 176本 | 179本 | |||
積立頻度 | 毎日・毎週・毎月 | 毎日・毎月 | |||
最低積立金額 | 100円 | 100円 | |||
金額単位 | 1円 | 1円 | |||
積立金額上乗せ | ボーナス月設定 | ボーナス設定 増額設定 |
|||
NISA枠使い切り | NISA枠ぎりぎり注文 | (増額設定で対応) | |||
一般NISA | |||||
取引手数料 | 国内株式 | 買付・売却 0円 |
買付・売却 0円 |
||
国内ETF | |||||
米国株式 | 約定代金×0.495% | 約定代金×0.495% | |||
海外ETF | 0円 | 外国株式 と同じ |
キャッシュ バック |
外国株式 と同じ |
|
為替手数料 | 米ドル | 0.25円 | 0.25円 | ||
香港ドル | 0.15円 | 0.15円 | |||
人民元 | − | 0.20円 | |||
取扱数 | 国内株式 | 東証・名証・福証・札証 | 東証・名証 | ||
国内IPO | 84本 | NISA非対応 | |||
投資信託 | 2,572本 | 2,594本 | |||
外国株式 | 9ヵ国 | 6ヵ国 | |||
NISA対応アプリ | つみたてNISA | かんたん積立アプリ | ― | ||
一般NISA | SBI証券 株アプリ | iSPEED | |||
ロボアド | つみたてNISA対応 | 積立スタイル診断 (かんたん積立アプリ内) |
らくらく投資 | ||
一般NISA対応 | SBI-ファンドロボ | ||||
口座連携 | 住信SBIネット銀行 「SBIハイブリッド預金」 |
楽天銀行 「マネーブリッジ」 |
|||
クレカ積立 | 三井住友カード | 楽天カード | |||
ポイント還元 | カード決済額 | Vポイント 0.5〜2.0% |
楽天ポイント 1% |
||
投信残高 | Tポイント Pontaポイント 0.022%〜0.2% |
楽天ポイント 残高10万円ごとに4ポイント (0.004%) |
|||
問い合わせサポート | チャット (AI・オペレーター) NISA・投資土日専用デスク 電話 お問い合わせフォーム |
チャット (AI・オペレーター) 投信NISA週末専用ダイヤル 電話 |
SBI証券と楽天証券のNISAでは、取引手数料は実質的に変わらないが、対象商品やポイント制度など異なる点もある。
2.そもそもNISAとは?つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA) の違い
NISAを利用するにあたり、制度内容について押さえておきたい。
NISAとは?
NISAは非課税の分、効率的に資産が増やせるため、投資をする人は優先的に利用しましょう。ただしつみたてNISAと一般NISAの両方を利用することはできず、どちらかを選んで1人1口座しか開設できません。
つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)の違い
つみたてNISAと一般NISAの違いを確認しよう。
つみたてNISA | 一般NISA | |
---|---|---|
利用できる人 | 20歳以上 | 20歳以上 |
投資できる商品 | 国の基準を満たした 投資信託・ETF |
上場株式・投資信託・ETF ・上場リートなど |
非課税投資枠 | 年間40万円 (最大800万円) |
年間120万円 (最大600万円) |
非課税期間 | 最長20年間 | 最長5年間 |
投資方法 | 積立のみ | 一括・積立 |
ロールオーバー | 不可 | 可 |
つみたてNISAで購入できる商品は、金融庁によって一定の基準が設けられており、長期・積立・分散投資に適した投資信託とETF(上場投資信託)に限定されている。
一般NISAはそれ以外の投資信託や個別株にも投資できる。
・海外株式
・株式投資信託
・国内ETF
・海外ETF
・国内REIT(J-REIT)
・海外REIT
・ETN(上場投資証券)
・新株予約権付社債(ワラント債)
個別株は1単位あたりの投資金額が大きくなることもあり、一般NISAで投資できる金額は年間120万円までと、つみたてNISAの年間40万円よりも多い。
だが毎年NISAの非課税投資枠を使い切った場合、投資できる最大金額はつみたてNISAのほうが一般NISAよりも多くなる。
つみたてNISAは毎月3万3,333円が上限で少額積立になるため、非課税期間も最長20年間と一般NISAより長い。
一般NISAはつみたてNISAよりも非課税期間が短いですが、5年間の非課税期間終了時にロールオーバーという手続きをすれば、その翌年の新たな非課税投資枠に保有商品を移すことも可能です。ロールオーバーによって、一般NISAの商品は最長10年間まで非課税で保有できます。
3,SBI証券と楽天証券のつみたてNISA(積立NISA)を比較
つみたてNISAを始めるにあたり、証券会社の選び方を確認しよう。
つみたてNISA(積立NISA)を始める証券会社選びのポイント
つみたてNISAを開設する証券会社を選ぶ時、以下の3点は最低限確認したい。
- 商品ラインアップ
- 積立設定の自由度
- サービス
この3点はネット証券で充実している傾向にあるが、SBI証券と楽天証券は特に顕著だ。
SBI証券と楽天証券のつみたてNISA比較
SBI証券 | 楽天証券 | ||
---|---|---|---|
商品ラインアップ | 取扱本数 | 176本 | 179本 |
積立設定の 自由度 |
積立頻度 | 毎日・毎週・毎月 | 毎日・毎月 |
最低積立金額 | 100円 | 100円 | |
金額単位 | 1円 | 1円 | |
積立金額上乗せ | ボーナス月コース | ボーナス設定 増額設定 |
|
NISA枠使い切り | NISA枠ぎりぎり注文 | (増額設定で対応) | |
サービス | 対応アプリ | かんたん積立アプリ | ― |
ロボアド | 積立スタイル診断 (かんたん積立アプリ内) |
らくらく投資 |
つみたてNISA(積立NISA)の商品ラインアップをSBI証券と楽天証券で比較
指定インデックスファンド | 指定インデックスファンド以外 (アクティブファンド等) |
|
つみたてNISA 対象商品総数 |
173本 | 21本 |
SBI証券 取扱商品数 |
154本 | 22本 |
楽天証券 取扱商品数 |
117本 | 62本 |
SBI証券、楽天証券はいずれもつみたてNISA対象商品の9割以上をカバーしており、商品ラインナップの充実度は業界で一二を争う。
ひふみ投信は、投資方針や組入銘柄の同じ「ひふみプラス」を証券会社や銀行で販売しており、SBI証券や楽天証券でも購入できます。
SBI証券と楽天証券、いずれか一方でしか購入できないのは次のような商品だ。
・SBI証券でしか購入できないつみたてNISA(積立NISA)対象商品
SBI証券でしか購入できない商品はSBIアセットマネジメントが販売する以下の2つだ。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
いずれも世界最大級の運用会社である米国「バンガード社」が運用するETF(上場投資信託)を実質的な投資対象としています。取引コストの低いETFへ投資することで、同じカテゴリーのインデックスファンドに比べて、保有中にかかる運用コストである信託報酬が低く抑えられているのか特徴です。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドと類似商品との信託報酬の比較(対象:S&P500)
商品 | 信託報酬(年率・税込) |
---|---|
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・AM) | 0.0938%程度 |
eMAXIS Slim米国株式・S&P500(三菱UFJ国際投信) | 0.0968%以内 |
iFreeS&P500インデックス(大和AM) | 0.2475% |
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドと類似商品との信託報酬の比較(対象:全米株式)
商品 | 信託報酬(年率・税込) |
---|---|
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(SBI・AM) | 0.0938%程度 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天投信投資顧問) | 0.1620%程度 |
比較対象とした商品はすべてつみたてNISAの対象商品であり、信託報酬の水準は低いが、商品によって差がある。
つみたてNISAで米国株を対象としたインデックスファンドへの投資を検討している人は、この2商品を取り扱うSBI証券を選んでもよいでしょう。
・楽天証券のみでしか購入できないつみたてNISA(積立NISA)対象商品
楽天証券のみで購入できる商品は、らくらく投資専用の「楽天・資産づくりファンド」シリーズ5商品だ。
質問に答えるだけで性格やニーズにあった商品が選ばれ、スマホで簡単に投資を始められるサービスだ。
つみたてNISAの商品の選択肢が多過ぎて選べない投資初心者には、ひとつの選択肢になる。
「楽天・資産づくりファンド」シリーズは、期待するリターンや許容できるリスクに応じ、複数の投資対象に一定の割合で投資する、いわゆる「バランスファンド」の一種です。同様の商品はSBI証券でも取り扱っているため、それらの商品とも比較してみるとよいでしょう。
つみたてNISA(積立NISA)の積立設定の自由度をSBI証券と楽天証券で比較
つみたてNISAの積み立て方法は、SBI証券では「毎月」「毎週」「毎日」の3通り、楽天証券では「毎月」「毎日」の2通りがある。
SBI証券では、つみたてNISAの投資枠を超える金額の注文となる場合に、投資枠を使い切る金額に注文額が自動調整される「NISA枠ぎりぎり注文」という方法が選べる。
楽天証券には、SBI証券の「NISA枠ぎりぎり注文」のようなサービスはありませんが、投資枠が残ってしまいそうな場合は積立金額の増額設定をすることで投資枠を使い切れます。
つみたてNISA(積立NISA)の投資サービスをSBI証券と楽天証券で比較
SBI証券では、積立投資専用のスマホアプリ「かんたん積立アプリ」が用意されている。
スマホで運用状況の確認や積立の設定・変更、投資スタイル診断、ファンド情報の確認などが簡単にできるサービス。
楽天証券には専用のアプリはないが、「らくらく投資」サービスによる投資スタイル診断ができるほか、ファンド検索サービスなどは充実している。
4.SBI証券と楽天証券のNISA(一般NISA)を比較
NISA(一般NISA)を始めたい場合の証券会社選びのポイント
一般NISAを始める証券会社を選ぶ時は、以下の3点に注意したい。
- 売買手数料
- 海外為替手数料(スプレッド)
- 取扱銘柄数
・売買手数料
一般NISAで国内外の株式や投資信託など様々な商品を購入する際に売買手数料がかかる場合がある。
中長期で商品を保有する場合は手数料がかかってもそれほど収益に影響しませんが、やはりコストはなるべく抑えて投資しましょう。
大手証券会社でもオンラインコースを選択すれば売買手数料は抑えられるが、コスト面で有利なのはネット証券だ。
・為替手数料(スプレッド)
外国株や海外ETFを取引するなら、為替手数料(スプレッドに含む)にも注意しよう。
出典:外為どっとコムより
外国株や海外ETFに投資するには、円から米ドルなどに為替交換しなければならない。
この時にスプレッドが広いと取引コストも高くなるため、外国株や海外ETFの売買手数料と同じく気にすべきポイントだ。
頻繁に為替交換をしないなら何度もかかる手数料ではありませんが、安く抑えるにはネット証券を活用しましょう。
・取扱銘柄数
国内株に関してはどこの証券会社でも変わらないが、外国株や海外ETF、投資信託は証券会社によって取扱銘柄が異なる。
ネット証券は基本的に商品ごとの取扱銘柄数が豊富で、新しい銘柄もすぐに追加されやすい。
国内株しか投資しないのであれば大手対面証券会社でも問題ないですが、それ以外にも投資する可能性があるならネット証券を選んでおくほうがよいでしょう。ただし、ネット証券でも海外商品に投資できないところもあるため注意が必要です。
NISA(一般NISA)における株式売買手数料をSBI証券と楽天証券で比較
通常、株式の売買手数料がかかるのは買付と売却のときだが、SBI証券と楽天証券のNISAでは無料化されている取引が多い。国内株式、国内ETF、米国株式、海外ETFの手数料を以下にまとめた(2021年9月時点の手数料で比較)。
取引 | SBI証券 | 楽天証券 | ||
---|---|---|---|---|
買付 | 売却 | 買付 | 売却 | |
国内株式 | 0円 | 0円 | ||
国内ETF | 0円 | 0円 | ||
米国株式 | 約定代金の 0.495% |
約定代金の 0.495% |
||
海外ETF | 0円 | 外国株式 と同じ |
全額 キャッシュ バック |
外国株式 と同じ |
・SBI証券と楽天証券のNISA(一般NISA)は国内株式売買手数料と海外ETF購入手数料が無料
SBI証券と楽天証券のNISAでは、国内株式や国内ETFなら買付、売却ともに手数料無料だ。
SBI証券と楽天証券の手数料体系はほとんど同じで、NISAにおいても大きな違いはありません。
米国株式は通常通りの手数料がかかるが、海外ETFは買付のみ無料である。海外ETFの対象国などに細かい違いはあるが、実質的には大差はない。
海外ETFではバンガード社など世界的に評価の高いETFにも投資できるため、活用したいところです。
NISA(一般NISA)における海外株式の為替手数料をSBI証券と楽天証券で比較
外国株式に投資するときは為替の交換手数料がかかる。
通貨 | 為替手数料(スプレッド) | |
---|---|---|
SBI証券 | 楽天証券 | |
米ドル(米国株) | 0.25円 | 0.25円 |
香港ドル(香港株) | 0.15円 | 0.15円 |
人民元(上海A株) | − | 0.20円 |
楽天証券では上海株も購入できるため、取引市場によって決済通貨が香港ドルか人民元か異なる。
海外株式の為替の交換手数料は通貨によって異なるため、いくら手数料がかかるのかは事前に確認しておきましょう。
SBI証券は為替交換手数料が安く外国株式投資に有利
為替手数料はSBI証券も楽天証券も変わらないが、SBI証券は住信SBIネット銀行から入金すれば、為替手数料を抑えられる。
住信SBIネット銀行の為替手数料は、米ドルで0.04円、香港ドルで0.05円だ。SBI証券への入金も無料でできるため、楽天証券よりも外国株式に有利に投資できる。
NISA(一般NISA)の取扱銘柄数をSBI証券と楽天証券で比較
NISAで株式投資をする場合、SBI証券も楽天証券も売買手数料は同じだが、投資できる銘柄数には違いがある。NISAにおける両社の取扱銘柄を以下の表にまとめた。
NISAでの取扱銘柄 | SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|---|
国内株式 | 市場売買 | 東証・名証・福証・札証 | 東証・名証 |
IPO | 80本 | 非対応 | |
投資信託 | 取扱本数 | 2,631本 | 2,682本 |
外国株式 | 取扱国数 | 9ヵ国 | 6ヵ国 |
・NISA(一般NISA)でIPO銘柄や外国株式に投資したいならSBI証券
NISAで投資対象になる株式や投資信託について、楽天証券とSBI証券を比較していこう。
取扱銘柄数は、株式ならSBI証券、投資信託なら楽天証券のほうが多い。投資信託の取扱本数はそれほど変わらないが、違いが鮮明なのは、IPO(新規上場株式)の取扱数だ。楽天証券のNISAではIPO銘柄に投資できない。
SBI証券はIPOに力を入れているネット証券であるため、新規上場銘柄に投資したい場合はSBI証券を選んだほうがいいでしょう。
外国株式においてもSBI証券のほうが取扱国数が多く、楽天証券で投資できる国をすべてカバーしている。
米国株式に投資できれば問題ない投資家も多いと思いますが、先ほどの為替交換手数料や選択肢の多さを考えればSBI証券のほうが有利でしょう。
5.NISAの人気銘柄ランキングをSBI証券と楽天証券で比較
SBI証券と楽天証券のNISAでは、どんな銘柄が人気なのだろうか。つみたてNISAと一般NISAのそれぞれで購入できる銘柄で比較してみよう。
つみたてNISA(積立NISA)の人気ランキングをSBI証券と楽天証券で比較
SBI証券と楽天証券のつみたてNISAで、人気の投資信託を見てみよう。
・つみたてNISA銘柄の月間積立設定件数ランキングTOP10
順位 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
1位 | SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
2位 | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) |
楽天・全米株式 インデックス・ファンド |
3位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) |
4位 | SBI・V・全米株式 インデックス・ファンド |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス |
5位 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) |
楽天・全世界株式 インデックス・ファンド |
6位 | SBI・全世界株式 インデックス・ファンド |
- |
7位 | ニッセイ外国株式 インデックスファンド |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) |
8位 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) |
9位 | ニッセイ日経225 インデックスファンド |
ひふみプラス |
10位 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス |
ランキングの中ではSBI証券・楽天証券ともにeMAXIS Slimシリーズが人気だが、SBI証券のSBI・Vシリーズ、楽天証券の楽天・バンガードシリーズも購入している人が多い。
SBI・Vシリーズや楽天証券の楽天・バンガードシリーズは、いずれも低コストで投資できるインデックスファンドで、積立による長期投資との相性も良いです。米国株や先進国株、全世界株の投資信託でどれを選ぶか迷った場合は、この3つのシリーズから選んでもいいでしょう。
先進国株や全世界株のインデックスファンドも、商品によって日本を含むかどうかなどの違いがある。
NISA(一般NISA)の人気株式銘柄ランキングをSBI証券と楽天証券で比較
・一般NISAで買える国内株式買付代金ランキングTOP10
SBI証券と楽天証券の一般NISAにおける国内株式買付代金ランキングを見てみよう。
順位 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
1位 | 日本郵政 | 武田薬品 |
2位 | 武田薬品工業 | トヨタ自動車 |
3位 | トヨタ自動車 | イオン |
4位 | 日本郵船 | 日本郵政 |
5位 | KDDI | ANAホールディングス |
6位 | ソフトバンク | 日本たばこ産業 |
7位 | 日本たばこ産業 | 日本航空 |
8位 | ANAホールディングス | 三井住友フィナンシャルG |
9位 | 野村ホールディングス | 三菱UFJフィナンシャルG |
10位 | グローバルウェイ | ヤマダホールディングス |
米国は新型コロナウイルスワクチン接種の加速によるインフレへの警戒感から、株価が大きく下落する場面もあった。しかし弱気な経済指標も出たことでインフレ懸念が和らぎ、全体的には持ち直す動きだった。
今後もインフレへの警戒や長期金利の影響で不安定な動きが続く可能性はありますが、景気自体は回復傾向にあり、恩恵を受ける銘柄に資金が向かいやすいでしょう。
日本の株式市場は日経平均株価が1990年8月以来の高値を更新し活気づいている。
背景にあるのは菅首相の総裁選不出馬に伴う新首相の政策期待だ。
日本もワクチン接種率が米国並みに進み、新型コロナの新規感染者や重傷者数がピークアウトしていることもある(※厚生労働省の『新型コロナウィルス感染症について』より)。
行動制限緩和も議論される中、米国株と比べて割安な日本株を買う動きが進んでいる。
とはいえ、まだまだ新型コロナによる様々な影響が続くことは避けられない。
武田薬品工業は国内でモデルナ製のワクチン供給を担っているが、同じく製造受託するノババックス製ワクチンも日本政府が1億5,000万回分購入することが決まり、業績貢献期待が膨らむ。
武田薬品工業は配当金の権利日が9月末にあることも、個人投資家から配当取りの買いを集める要因になっていそうです(※武田薬品工業株式会社『株式についてのご案内』より)。
・一般NISAで買える米国株式買付代金ランキングTOP10
SBI証券と楽天証券のNISAでは、どんな米国株式が買われているのだろうか。確認してみよう(2021年6月2日時点)。
順位 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
1位 | テスラ | テスラ |
2位 | エヌビディア | アップル |
3位 | マイクロソフト | AT&T |
4位 | メタ プラットフォームズ A | マイクロソフト |
5位 | アップル | メルク |
6位 | マルケタ | ジョンソン・エンド・ジョンソン |
7位 | ビザ A | フェイスブック |
8位 | AT&T | マルケタ |
9位 | アルファベット A | コカ・コーラ |
10位 | ジョンソン・エンド・ジョンソン | エヌビディア |
米国株式市場は新型コロナによる急落からFRB(連邦準備制度理事会)の金融緩和で上昇を続けてきたが、割高感を指摘する声も多くなり、上昇基調の失速も懸念されている。
過去には成長期待から割高感が正当化されてきた面がある一方、実際に複数の金融機関がネガティブなマーケットレポートを発表しており、個別株を売買する投資家は短期的な警戒は必要かもしれません。
全体相場の雲行きは怪しいが、景気の影響を受けにくいヘルスケア業界の中で、ドクシミティというSNS運営企業に注目したい。
医療従事者向けで、医師同士で情報交換したり、SNSを通じて診療をしたりできるサービスだ。利用料は製薬会社などが払い、SNS上の医療従事者に製品PRをできるようにしている。日本だと高成長を果たしたエムスリーのような企業であり、経済が減速しても高い成長率を期待できる。
複数の指標で過熱感が見られますが、警戒しつつ有望な銘柄がバーゲンセールで買えるチャンスがあれば逃さないようにしたいです。
6.つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)で使えるポイント制度をSBI証券と楽天証券で比較
SBI証券と楽天証券でNISAを検討するなら、ポイント制度も見逃せない。SBI証券でも楽天証券でも共通してポイント獲得ができる商品は投資信託だ。
投資信託の ポイント獲得 |
SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
買付時 | ― | 積立で 楽天カード 決済額の1% (楽天カードより付与) |
保有中 | 銘柄により 月間平均 保有残高の 0.05%~0.1% (大口は0.2%まで) |
残高10万円 ごとに3〜10ポイント (0.003〜0.01%) |
投資信託のNISA取引でポイント獲得機会が多いのは楽天証券
SBI証券ではTポイントが貯まり、楽天証券では楽天ポイントが貯まる。
どちらもネットショッピングなど日常生活で使いやすいポイントだ。
SBI証券ではTポイントが貯まり、楽天証券では楽天スーパーポイントが貯まる。どちらもネットショッピングなど日常生活で使いやすいポイントだ。
楽天証券では投信積立時(買付時)に楽天クレジットカード決済を選ぶと、決済額に応じ楽天ポイントが付与される。
楽天証券で投資信託の保有中にポイントを獲得するには、楽天証券と楽天銀行を口座連携させる「マネーブリッジ」に申し込んだうえで、「ハッピープログラム」にエントリーが必要だ。
楽天証券と楽天銀行の無料の口座連携サービス。普通預金金利がアップしたり、楽天ポイントを貯めやすくなったりする。楽天証券の取引時に自動入出金も可能。
楽天銀行の優遇プログラム。無料エントリーで取引ごとに楽天ポイントが貯まる他、ステージに応じてATM利用手数料や振込手数料の無料回数が増える。
SBI証券にも住信SBIネット銀行との口座連携サービスがあり、NISAを始めるならグループの銀行口座を開設しておくと何かと便利です。
・銀行口座に資金を用意しておけば証券口座に入金せずともNISAでそのまま買付が可能
ポイントについては、対象取引はいくつかあるが、投資信託残高での獲得は共通している。SBI証券の場合は銘柄によって0.05%〜0.1%(大口は0.2%)であり、楽天証券の場合は0.003〜0.01%(残高10万円ごとに3〜10ポイント)だ。
NISAでのポイント獲得機会の多さから考えれば、SBI証券よりも楽天証券のほうが魅力的かもしれません。
7.つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)のクレジットカード投資をSBI証券と楽天証券で比較
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
対応カード | 三井住友カード | 楽天カード |
積立設定可能額 | 5万円 | 5万円 |
ポイント付与率 | カードの種類により 0.5%・1%・2% |
1% (100円につき1ポイント) |
ポイントの種類 | Vポイント | 楽天ポイント |
ポイントで投資信託買付 | × | ○ |
使用できるカードは、SBI証券では三井住友カード、楽天証券では楽天カードだ。
どちらも積立上限額は5万円だが、SBI証券はカードの種類によってポイント付与率が異なる。
基本のポイント付与率は0.5%であり、以下のカードは付与率がアップする。
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- 三井住友カード ゴールド VISA/ Mastercard
- 三井住友カード ゴールド PA-TYPE VISA/ Mastercard
- 三井住友カード プライムゴールドVISA/ Mastercard
- 三井住友カードゴールドVISA(SMBC)
- 三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)
- 三井住友ビジネスゴールドカード for Owners(VISA/ Mastercard)
- 三井住友銀行キャッシュカード一体型カード(ゴールド/プライムゴールド)
- 三井住友カード プラチナ VISA/ Mastercard
- 三井住友カード プラチナ PA-TYPE VISA/ Mastercard
- 三井住友ビジネスプラチナカード for Owners(VISA/ Mastercard)●
- 三井住友カード プラチナプリファード
※いずれも出典はSBI証券
SBI証券のクレカ積立で貯められるのはVポイントで、買い物やカード代金の引落に1ポイント=1円で使用できたり、景品や他社ポイントに交換できたりする。(出典=三井住友カード)
Vポイントで投資信託の買付はできないが、TポイントやPontaポイントなら可能だ。(出典=SBI証券)
楽天証券の場合はカードの種類を問わず、ポイント付与率は1%だ。
楽天ポイントを投資信託の買付にも使用できる。
どちらがおすすめかはカードの種類などで変わりますが、SBI証券で2%貯まるカードを持っていれば、ポイント付与率は楽天証券よりも高くなります。
しかし、それ以外のカードやポイントを投資に使えないことを考えると、楽天カード積立のほうが便利かもしれない。楽天証券はポイント投資が楽天市場のポイントアップ条件になっていることもあり、自分の使い方次第で最適なカードが変わる。(出典=楽天証券)
8.つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)のアプリをSBI証券と楽天証券で比較
SBI証券 | 楽天証券 | ||
---|---|---|---|
つみたてNISA | |||
スマホアプリ | かんたん積立アプリ | スマホサイト(アプリなし) | |
AppStore評価 | 2.5 | ― | |
機能 | 積立スタイル診断 運用状況確認 積立設定 ファンド検索 ファンド情報確認 |
らくらく投資診断 運用状況確認 積立月数確認 積立設定 投資可能ポイント確認 ファンド検索 ファンド情報確認 |
|
NISA | |||
スマホアプリ | SBI証券 株アプリ | 米国株アプリ | iSPEED for iPhone/Android |
AppStore評価 | 2.4 | 2.6 | 4.2 |
機能 | 日本株取引 約定通知 企業情報通知 ランキング情報 銘柄分析 テクニカル分析 ニュース配信 企業情報配信 株主優待情報 テーマ投資 スクリーニング |
米国株取引 ランキング情報 銘柄情報 テクニカル分析 ニュース配信 企業情報配信 テーマ銘柄検索 スクリーニング |
日本株・米国株取引 投資情報画面のカスタマイズ 約定通知 企業情報通知 ランキング情報 銘柄分析 テクニカル分析 ニュース配信 企業情報配信 株主優待情報 日本株テーマ銘柄検索 日本株スクリーニング 日経テレコン アップルウォッチと連携 |
つみたてNISAの場合、SBI証券は「かんたん積立アプリ」、楽天証券はスマホに最適化されたウェブサイトで取引が可能だ。
どちらもスマホから簡単に運用状況を確認したり、積立設定をしたりできるため、機能にはそれほど違いはない。
大きな違いは、SBI証券は投資信託専用のスマホアプリであるのに対し、楽天証券はウェブサイトであることだ。
NISAに関しては、SBI証券は日本株と米国株でそれぞれ別のアプリがあり、楽天証券は1つのアプリで日本株と米国株を取引できる。
特に楽天証券のiSPEEDは使いやすいと評判で、銘柄の分析機能はもちろん、投資情報画面をカスタマイズでき、PC用トレードツール並みに豊富な情報を閲覧できます。
1つのアプリで日米の株を取引でき、米国株の業績サマリーなどをグラフで視覚的に確認できる点も評価が高い。
日経テレコンに接続でき、日本経済新聞などを読めるというメリットもある。(出典=iSPEED)
一方、SBI証券の日本株アプリも情報が豊富で、各種ニュースや業績などのグラフ化はもちろんのこと、テーマ投資が可能という特徴がある。
(出典=SBI証券)
日本株のアプリと比べると簡素で機能が充実しているとはいえないが、売買をしたり基本情報を確認したりするだけなら十分だろう。
iSPEEDではできない米国株のテーマ銘柄検索もできるため、投資テーマから銘柄を見つけやすい。
SBI証券と楽天証券は、どちらもスマホから取引がしやすい。つみたてNISAはスマホアプリかウェブサイトかという違いで、機能が大きく変わるわけではないが、NISAで個別株を取引する場合はアプリの使い勝手で好みが分かれるだろう。例えば、SBI証券は日本株と米国株でアプリが別なので、まとめたいならiSPEEDのほうが便利だが、日本株のみならSBI証券の株アプリでもよいだろう。「日本株のテーマ投資をするか否か」などの使い方でも、選び方は変わってくる。そのため、トレードアプリはどちらも試して使いやすいほうを選ぶことをおすすめする。
9.つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)の口コミ・評判をSBI証券と楽天証券で比較
実際にSBI証券や楽天証券の一般NISAを利用している人はどんなところにメリットやデメリットを感じているだろうか。
引用元:クラウドワークス
SBI証券のNISAの良い口コミ・評判
SBI証券のつみたてNISAでは、商品ラインナップの豊富さのほか、細かな部分の使いやすさがメリットとして挙げられた。
M.Mさん|40代男性
会社員
SBI証券のつみたてNISAは、商品数が多いうえに、信託報酬も低い商品が多いです。eMAXIS Slimシリーズなど、人気の投資信託がほとんど揃っています。また、三井住友カードを使って積み立てを行うことによりポイントを獲得できるのも魅力です。
K.Yさん|30代女性
主婦
SBI証券は大手であるという安心感と取扱商品の多さが魅力だと思います。実際に利用してみて一番良いと思ったところは、問い合わせにすぐに返答してくれるところです。口座開設はすんなりできたのですが、取引開始までに設定でわからないところがあったので、メールで問い合わせたところ、すぐに、そして丁寧に対応していただけたのが印象的でした。
M.Nさん|50代男性
会社員
つみたてNISAでは正直なところSBI証券、楽天証券あたりなら銘柄数、最低積立金額、手数料、の3項目についてほぼ変わりはありません。SBI証券を選ぶ重要な項目は、個人的には積み立て頻度だと思います。SBI証券では「毎週」が選択できます。積立頻度が「毎日」ではせわしないし「毎月」では積み立てている実感が少なく、「毎週」がちょうどいいと感じています。
K.Iさん|40代女性
自営業
SBI証券といえば業界のトップを行く最安水準の手数料が魅力の証券会社です。口座を開設する際にはキャッシュバックキャンペーンなどが充実しているので、投資初心者の人におすすめの証券会社です。つみたてNISAでは、投資信託の取扱商品の数が他の証券会社よりも豊富なので、自分に合った投資信託を選ぶことができます。
I.Nさん|30代男性
会社員
SBI証券でしか買えないものも含めたたくさんのファンドがあり、信託報酬が0.1パーセントを切るインデックスファンドもあるので、長期的な資産形成に向け効率良く運用することができます。
SBI証券のつみたてNISA(積立NISA)のデメリット・改善してほしいところ
SBI証券のつみたてNISAは機能や取扱商品が豊富である分、複雑でわかりにくく感じるとの声があった。
I.Nさん|30代男性
会社員
SBI証券のつみたてNISAに大きなデメリットはないですが、初心者で慣れるまでは、設定が難しいと思います。積み立て設定は毎月、毎週、毎日と細かく設定できますが、使いこなすのには慣れが必要です。また、自動で毎月銀行から証券会社に積立額を自動で送金できるサービスがありますが、実際に証券会社に到着するまで2〜3週間かかるのもデメリットです。
K.Yさん|40代男性
会社員
個人的には株売買のフォームが見にくいと思います。一度、入力しても何度も確認を求められ、結局、売買ボタンをクリックしても購入できなかったということが、何度かありました。
Y.Yさん|30代女性
主婦
SBI証券のつみたてNISAの取扱商品が多い点は、メリットである反面、どれに投資すべきか悩んでしまうのがデメリットです。また自分の取引口座情報の見方が難しいなと感じました。顧客が多いからこそだと思うのですが、電話が少しつながりにくく、メールはすぐに返事をくれる一方、電話はすぐにつながらないことが多々ありました。
K.Yさん|40代男性
会社員
個人的には株売買のフォームが見にくいと思います。一度、入力しても何度も確認を求められ、結局、売買ボタンをクリックしても購入できなかったということが、何度かありました。
K.Oさん|40代男性
自営業
SBI証券のつみたてNISAで取り扱っている商品数は豊富ですが、どうしても投資したいという商品が他社にあってSBI証券にない場合もあると思います。その場合は特に、メリットを感じることができないかもしれません。またインターネット上の取引がメインになりますので、店頭で申し込みしたい人にはSBI証券はデメリットになるかもしれません。
O.Yさん|40代男性
会社員
SBI証券のサイトから、ポートフォリオを確認したり、追加で買ったりなどの操作を行いますが、自分が行いたい項目までなかなかたどり着きません。何度やってもこの画面に慣れません。色々な項目があるので致し方ないとは思いますが、もう少しシンプルに目的の項目にたどり着くよう改善してほしいです。
A.Iさん|30代女性
主婦
個人的にですが、パソコンでは画面が見やすい一方でスマホでの操作が少し不便に感じます。スマホでももう少し操作しやすいといいなと思います。スマホ画面で資産評価を確認した時は評価損益だけでなく、今いくら積み立てているのかがぱっと見でわかればありがたいです。
楽天証券のつみたてNISA(積立NISA)の良い口コミ・評判
楽天証券のつみたてNISAについては、楽天スーパーポイントが貯められる点や、その他楽天サービスとの連携をメリットに挙げる人が多かった。
A.Fさん|40代男性
トレーダー
楽天ならではという意味では対象の投信の多さと、その購入をクレジット決済できる点です。たとえば、購入額に応じて汎用性の高い楽天ポイントがもらえます。さらに最小投資設定額が100円(ポイント付)で、少額からコツコツ積み立てられることもメリットと言えます。貯まったポイントは一般の国内株などの購入金の一部としても利用できるのでその点においては得しかありません。
D.Dさん|40代男性
会社員
楽天証券のつみたてNISAのメリットは、取扱商品・ファンドの多さです。NISAの口座は一つの証券会社でしか開設できませんので、その証券会社にどのようなラインアップがあるか確認することは重要です。また、楽天カードで投資信託の積み立て購入ができ、毎月最大500ポイントをゲットできます。獲得した楽天ポイントを利用しての投資もできるので、非常にお得です。
Y.Hさん|30代女性
主婦
楽天証券のつみたてNISAではクレジットカード決済ができます。楽天カードを持っているなら、楽天カード決済で楽天スーパーポイントも貯まり、お得です。貯まるポイントは少しですが、毎月のことなのでありがたいです。ポイントを投資に回すこともできます。積立金額も100円という少額から好きな金額を決められるので無理のない範囲でできておすすめです。
M.Kさん|40代男性
会社役員
つみたてNISAで楽天証券の口座を使うメリットは、楽天カードでクレジットカード決済ができる点、それに伴い楽天ポイントが貯まる点、この2点だと思います。いろいと楽天のサービスを使っているので、つみたてNISAまで楽天カードで決済できて、なおかつポイントが貯まるのは大変ありがたいです。
M.Kさん|30代男性
会社員
楽天証券のつみたてNISAは、連携してポイントが貯まりやすいです。支払い方法を楽天カードにして引き落とし銀行を楽天銀行にすれば、毎月知らないうちに勝手にポイントが貯まっていきます。またネットショッピングに楽天市場を利用すれば貯まったポイントで買い物ができます。楽天でふるさと納税を利用するのもおすすめです。
楽天証券のつみたてNISA(積立NISA)のデメリット・改善してほしいところ
さまざまな楽天サービスと連携できる楽天証券のつみたてNISAだが、楽天証券のアプリと連携していないことをデメリットとして挙げる声があった。
Y.Hさん|30代女性
主婦
つみたてNISAでETFの積立をしたかったのですが、楽天証券では取り扱いがないようなので諦めました。また、普段の取引には楽天証券のスマホアプリや、パソコンのマーケットスピードを普段利用しておりますが、つみたてNISAの詳細はそこからは見ることができないので、わざわざHPにログインしなければならず少し面倒です。
A.Fさん|40代男性
トレーダー
楽天証券にはiSPEEDという証券会社の中では屈指の使いやすさを誇るアプリがあるのですが、残念ながらつみたてNISAには対応していません。対応させるのはそう難しくないはずなので残念です。また楽天証券は対象の投信の本数は多いですが、もちろん全てをカバーしているわけではないので、これを買いたいという何か特定の投信が事前にあるのならそれが楽天証券でも買えるのかはチェックしておく必要があります。
D.Dさん|40代男性
会社員
デメリットは楽天証券のアプリで投信信託の取引ができない点です。商品の購入や運用商品の変更などはスマートフォン専用サイトで行うのですが、初心者には使いづらいと思います。投資信託のアプリをリリースしてほしいです。
R.Mさん|20代男性
学生
楽天証券のつみたてNISAに特にデメリットはありませんが、強いて言うなら、アプリの起動時には指紋認証や顔認証を取り入れるべきです。普通にパスワードを打つのも悪くありませんが、指紋認証などを用いて一瞬で開くほうが効率良くスムーズに利用できると思います。
M.Kさん|40代男性
会社役員
つみたてNISAの制度自体がとても良いものだと考えていますので、あまりデメリットは感じません。デメリットがあるとしたら、毎月のように楽天証券からお知らせが届く点です。改善されると良いと思います。
SBI証券のNISA(一般NISA)の良い口コミ・評判
SBI証券の一般NISAはIPO銘柄や外国株の取扱数など、商品数が多い点をメリットとしてあげる声が多かった。
K.Gさん|40代男性
自営業
日本株、米国株、投資信託などいろんな種類からNISA枠の商品を選ぶことができます。選択肢が広い点で、自分のスタイルにあった投資方法を選ぶことができるので、大変助かっています。操作画面も大変見やすく、使いやすい点でも便利だなと思い利用しています。
K.Yさん|40代男性
会社員
SBI証券の一般NISAは、とにかく豊富な商品がありますが、メインはやはり株で、一株から買えるのが最大のメリットだと思います。それに付随していろいろなニュースなども記載があるので勉強しながら取引をしています。
Y.Aさん|60代男性
会社員
SBI証券のNISAでは国内現物株とETFの売買手数料と海外ETFの買付手数料が無料です。外国株式の取扱国の数も多く、豊富な投資商品群から投資先を選択できます。また、SBI証券はIPOの引受幹事会社になることも多く、抽選ですがIPOに応募して株式を取得しNISA口座に入れることもできます。
S.Sさん|20代男性
会社員
SBI証券は一般NISAでもIPO株が購入できる点が良いです。IPOは利益が発生しやすい投資法ですが、当選したIPOをNISA枠に入れてそこで売却すれば売却益に税金がかからず、NISAの大きな恩恵を受けることができます。
Y.Yさん|40代男性
会社員
株取引の手数料がNISAだと無料になるのが大変ありがたく、かつSBI証券で取引をする一番のメリットだと思います。また、投資信託も多くあるため、初心者が投資を始めるのには一番おすすめなのではないでしょうか。
SBI証券のNISA(一般NISA)のデメリット・改善してほしいところ
SBI証券のNISAの改善点として操作画面の使いにくさや見づらさをあげる人がいた。
K.Gさん|40代男性
自営業
選べる銘柄の種類が多いのはメリットではありますが、どれにしようか迷ってしまうので何かサポートしてくれるサービスがほしいです。また、アプリでは、日本株のチャートはリアルタイムで表示される点は良いのですが、もう少し細かい仕様だとより使いやすいと思います。
K.Yさん|40代男性
会社員
個人的には株売買のフォームが見にくいと思います。一度、入力しても何度も確認を求められ、結局、売買ボタンをクリックしても購入できなかったということが、何度かありました。
Y.Yさん|40代男性
会社員
あまりデメリットを感じたことはないですが、もしあったとしても積極的に改善をされている印象があり、メールでも毎月「ここを改善しました!」という報告をいただいています。ですので、もし気になることがあれば、改善提案をすれば解決してくれると思います。
楽天証券のNISA(一般NISA)の良い口コミ・評判
楽天証券のNISAのメリットとしては、楽天ポイント制度をあげる人が多かった。
M.Nさん|40代女性
会社員
総合口座もNISA口座も開設が全てネットで申請でき便利です。iSPEEDという専用アプリでお気に入り銘柄を登録でき、配当利回りや株主優待情報、業績予測などを簡単に確認、そのアプリ上で売買も可能です。残りのNISA買付可能額もすぐに確認できるのと、国内株式売買手数料が無料なのもうれしいポイントです。
K.Kさん|30代男性
会社員
楽天ポイント投資では投資初心者にオススメの投資信託である「ファンド7」が選定されていたり、ポイント投資であってもNISA口座を利用できたりするなど、全投資家にうれしいサービスが整っています。現金で投資をするのは不安という人でも、気づかないうちに貯まっていた楽天ポイントでなら現金が減る心配もなく、投資を始めることができます。
M.Mさん|20代女性
会社員
一つ目のメリットは楽天ポイントが還元される点です。二つ目は、楽天銀行口座との連携でお得になる点です。三つ目は取引手数料が安い点です。一般NISAにおけるETFの取引手数料がほとんど無料なのは、継続するならば結構な利点だと思います。
W.Nさん|40代男性
会社員
楽天証券の一般NISAは、手数料の設定が安くおさえられているので、とにかく始めやすいというのが利点です。また、NISAでも楽天ポイントが使えるので、貯まったポイントをさらに運用資金にできるのが魅力です。
M.Mさん|30代女性
会社員
他社と比較して、商品の取扱が多いので多数の銘柄を選べる点が良いと思います。また、ネット証券のため手数料も安めです。インターネットに抵抗がなければ、特に不満が出るような証券会社ではないと思います。サイトも使いやすいです。
楽天証券のNISA(一般NISA)のデメリット・改善してほしいところ
楽天証券のNISAの改善点として操作画面の見づらさがあげられた。
M.Nさん|40代女性
会社員
保有銘柄一覧表示がNISA口座のものと課税口座のものが一緒に表示されるので少し使いづらいです。別々に表示できたり、並び替え優先順位を自分で決められたりすると便利なのにと思います。あとは一般NISAで積立投資信託をしてもアプリ上では確認することができないのが少し不便に感じます。
K.Kさん|30代男性
会社員
楽天証券では単元未満株(ミニ株)の買付ができないことがマイナスです。株式投資を始めるときに初心者はいきなり大きな金額を動かせないので、少額からスタートしたい人も多いと思います。NISAで単元未満株での購入ができないことは積み立てるうえでデメリットが大きいように感じています。
M.Mさん|30代女性
会社員
全ての売買の帳票はインターネットです。また、店頭でしか扱いのないような商品はネットには出てきません。質問が多々出てきてしまうようだと、なかなか聞く場所がなく、電話も繋がらず、メールの問い合わせはタイムラグが大きいなど、その点が少しデメリットになってくると思います。
10.NISA口座の開設をSBI証券と楽天証券のどちらですべきか
NISA(一般NISA)でIPO投資や外国株投資をしたいならSBI証券
SBI証券はIPO銘柄が多かったり、外国株式の投資先が豊富だったりと、主にNISAで株式投資をしたい人に向いています。
外国株式に投資するときは、住信SBIネット銀行を利用すれば為替手数料を抑えられるメリットもある。
つみたてNISA(積立NISA)を総合力で選ぶならSBI証券
商品ラインナップ、積立設定の自由度、投資サービスの3点から総合的に評価すると、SBI証券がやや優位といえる。
とはいえ、SBI証券と楽天証券の差はわずかです。自身にとって使いやすいほうを選べばどちらを選んでも失敗はないでしょう。
NISA(一般NISA)、つみたてNISA(積立NISA)ともにポイント制度で選ぶなら楽天証券
SBI証券のTポイントも使い勝手はいいですが、日本最大級のECモールである楽天市場でポイントを使えることに魅力を感じる人もいるでしょう。
楽天証券で口座開設するなら、楽天カードを利用するのがおすすめだ。 楽天証券では、楽天カードでの投信の積立や保有でも楽天ポイントが付与される。楽天カードを持っている人はもちろん、まだ持っていない人もこの機会に新規申込すると良いだろう。
楽天カードでは、現在新規カード発行でもれなく5,000ポイントもらえるキャンペーンを実施中だ。
11.SBI証券と楽天証券のその他サービスを比較
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
口座数(2021年9月末) | 771万口座 | 624万口座 |
国内株手数料 | <スタンダードプラン> 55円〜1,070円 |
<超割コース> 55円〜1,070円 |
<アクティブプラン> 100万円まで0円 200万円まで1,238円 300万円まで1,691円 以降100万円ごとに295円追加 |
<いちにち定額コース> 100万円まで0円 200万円まで2,200円 300万円まで3,300円 以降100万円ごとに1,100円追加 |
|
米国株銘柄数(ETF含む) | 4,515銘柄 | 4,464銘柄 |
日本株貸株サービス | ○ | ○ |
米国株貸株サービス | ○ | × |
おまかせ運用 | WealthNavi for SBI証券 | 楽ラップ |
一般NISAは投資枠が120万円までと少ないため、投資枠を超えて定額プランで取引する人は注意したい。
保有株の貸株サービスでは、米国株も貸し出せるのはSBI証券のみだ。
米国株を保有しながら貸株を利用したい人は、SBI証券を選ぶことになります。
おまかせ運用をする場合も、サービスをよく比較しよう。
どちらも投資診断によってその人に合ったポートフォリオを構築してくれるが、WealthNaviはETF、楽ラップは投資信託で運用する。
手数料もWealthNaviは年率1.1%、楽ラップは固定報酬型で最大年率0.715%と異なるため、中身をよく比較して検討しよう。
12.iDeCo(イデコ)をSBI証券と楽天証券で比較
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
iDeCo商品数 | 37本(セレクトプラン) | 32本 |
加入時手数料 | 2,829円 | 2,829円 |
口座管理手数料 (加入者) |
171円 | 171円 |
口座管理手数料 (運用指図者) |
66円 | 66円 |
iDeCoは1人1口座しか作れないため、どこで口座を開設するかをしっかり検討したい。
手数料は最初に1回のみ支払う加入時手数料と、加入中に毎月支払う口座管理手数料があり、掛金を積み立てる人は「加入者」、掛金拠出を停止している人は「運用指図者」の手数料を支払うことになる。
SBI証券と楽天証券の手数料はまったく同じなので、比較すべきは取り扱い商品だ。
アクティブファンドで運用する場合は中身をしっかり分析する必要がありますが、インデックスファンドで運用するならSBI証券のほうが有利です。
13.IPOをSBI証券と楽天証券で比較
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
IPO 2021年実績 | 86件 | 54件 |
NISA取引 | ○ | × |
関与率 (2021年4〜9月) |
100% | 63.3% |
抽選方式 | 60%完全抽選 30%チャレンジポイント 10%裁量配分 |
100%完全抽選 |
IPOで実績が豊富なのはSBI証券だが、楽天証券も力を入れて引受社数を増やしている。
NISAでIPO銘柄を申込むならSBI証券を選ぶことになりますが、NISAにこだわらなければ楽天証券でも問題なく、両社で申込んでもよいでしょう。ただし、抽選方法は証券会社によって異なります。
楽天証券は1口(100株)につき1票として100%平等に抽選(完全抽選)するため、資金があり申込口数が多い人ほど当選確率が高くなる。
SBI証券も60%分は完全抽選だが、30%分は過去のIPO抽選に落選した時に付与されるチャレンジポイントで申し込める。
14.自分にとってのメリットを考えてNISA口座を選ぶ
SBI証券も楽天証券もそれぞれに特徴があるので、どちらでNISA口座を開設するほうが自分にとってメリットがあるのか考えよう。NISAは1人1口座までしか開設できないため、よく比較して検討することが大切だ。
15.NISAにおけるSBI証券と楽天証券の違いについてのQ&A
複数の証券会社に申込むと当選しやすいため、少々手間はかかるがSBI証券と楽天証券の両方で申込むとよいだろう。
実際にNISAを始めてみる
口座開設数1位、IPO取扱数1位、投信本数1位、外国株取扱国数1位
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株式の売買手数料が無料、海外ETFの買付手数料も全額キャッシュバック
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