NISA口座は、一人につき1つの口座しか開設できない。口座変更は可能だが1年に1回までだ。よく調べずに金融機関を選ぶと、後悔することになるかもしれない。今回は、大手ネット証券である楽天証券のメリットや特徴などを紹介する。証券会社選びに迷っている人は参考にしてほしい。
目次
- 1,つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA) の違いは?どちらがおすすめ?
- 2,楽天証券でつみたてNISA(積立NISA)やNISA(一般NISA)を始める5つのメリット
- 3.楽天証券でつみたてNISA(積立NISA)やNISA(一般NISA)を始めるメリット1……楽天ポイントが貯まる
- 4. 楽天証券でつみたてNISA(積立NISA)やNISA(一般NISA)を始めるメリット2……投資信託の本数が業界最多
- 5,楽天証券でつみたてNISA(積立NISA)を始めるメリット
- 6.楽天証券でNISA(一般NISA)を始めるメリット
- 7.楽天証券のホームページにある他のメリットを検証
- 8.楽天証券のNISAの評判・口コミは?
- 9,楽天証券でつみたてNISA(積立NISA)やNISA(一般NISA)を利用するデメリット
- 10.楽天証券つみたてNISA(積立NISA)やNISA(一般NISA)を始めるべき人
- 11.自分の考えに合わせて楽天証券でNISAを始めるか検討しよう
- 12.楽天証券でつみたてNISA、一般NISAを始めるメリットについてよくある4つのQ&A
- 実際にNISAを始めてみる
1,つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA) の違いは?どちらがおすすめ?
つみたてNISAと一般NISAは、投資方法や非課税ルールが異なる。
どんな投資をしたいのかによって、利用する制度を選択しよう。
つみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)の違い
つみたてNISAと一般NISAは同時に利用することができない。
年単位でつみたてNISAと一般NISAの切り替えは可能だが、手間もかかるため、違いを押さえて自分に適切な制度を選びたい。
つみたてNISA | 一般NISA | |
---|---|---|
年齢制限 | 20歳以上 | 20歳以上 |
投資方法 | 積立のみ | 一括・積立 |
非課税期間 | 最長20年間 | 最長5年間 |
非課税投資枠 | 年間40万円 (最大800万円) |
年間120万円 (最大600万円) |
対象商品 | 一定の基準を満たした 投資信託・ETF |
投資信託・上場株式・ 上場リートなど |
ロールオーバー | 不可 | 可 |
つみたてNISAの対象商品は長期・積立・分散投資に適した投資信託とETF(上場投資信託)に限定されている。
一般NISAの場合は、つみたてNISAでは投資できない商品も対象になることから、投資スタイルに合わせて選択する必要がある。
また、一般NISAではロールオーバーが可能だ。
一般NISAでロールオーバーした商品は、さらに5年間非課税で保有できます。仮に一般NISAの非課税投資枠である120万円分を満額ロールオーバーすれば、新しい非課税投資枠での新規投資はできなくなりますが、非課税のまま保有期間を延長できるメリットがあります。
つみたてNISA(積立NISA)が向いている人
積立投資であれば売買タイミングを考える必要もないため、投資経験が少なくても始めやすい。
商品も長期・積立・分散投資に適したものがあらかじめ選ばれているため、商品選びに自信のない人にもつみたてNISAは向いています。
NISA(一般NISA)のほうが向いている人
一般NISAでロールオーバーすれば10年間非課税で保有できるため、つみたてNISAでは買えない商品を中長期投資することも可能です。つみたてNISAと比べれば、比較的経験者向けの制度と言えます。
2,楽天証券でつみたてNISA(積立NISA)やNISA(一般NISA)を始める5つのメリット
楽天証券は大手ネット証券の一角であり、NISA口座(一般NISA、つみたてNISA)の開設でも多くの人に選ばれている。
楽天証券でNISAを始めると、以下のような5つのメリットがある。
- 楽天ポイントが還元される
- 楽天銀行口座との連携でお得になる
- 取扱商品数が多い
- 取引手数料が安い
- 日本経済新聞が無料で読める
以下、楽天ポイントと取扱商品の豊富さについて、詳しく見ていこう。
3.楽天証券でつみたてNISA(積立NISA)やNISA(一般NISA)を始めるメリット1……楽天ポイントが貯まる
貯まったポイントは1ポイント1円で換金でき、投資信託の購入にも充てられます。特に、普段から楽天カードや楽天市場などを利用している人にとっては魅力的でしょう。
具体的にNISAの取引でポイントが貯まるのは、以下のようなケースだ。
- 投資信託のクレジットカード決済
- 投資信託の残高(楽天銀行との連携+ハッピープログラム)
- 投資信託の残高(楽天銀行との連携なし)
投資信託の積立をするとポイント還元で得をする
NISA口座で投資信託の積立を利用する人は多いだろう。
還元額は決済額が基準になり、3万円の買付なら300ポイントだ。
積立できるのは毎月5万円までで、毎月1日に積立がされることになる。
楽天証券の投資信託は、販売手数料がすべて無料です。楽天カードによる積立なら、さらにポイント還元でお得に投資できます。
楽天銀行との口座連携「ハッピープログラム」の参加で楽天ポイントが貯まりやすくなる
楽天ポイントが貯まりやすくなったり、ATM手数料が無料になったりする楽天銀行の優遇プログラム。
楽天証券での取引も対象になるため、積極的に活用したい。
ハッピープログラムに参加すると、投資信託の残高10万円につき毎月3〜10ポイントが付与される。
ポイント付与は残高に応じて増えていくため、投資信託を購入するほど獲得できるポイント数も増えていく。
株式の場合は、取引手数料100円につき1ポイントです。NISAの対象ではありませんが、FXや先物取引などの取引手数料も同様にポイントが還元されます。
取引対象 | ポイント還元 |
---|---|
国内株式 | 手数料100円ごとに1ポイント |
外国株式 | 手数料100円ごとに1ポイント |
投資信託 | 残高10万円ごとに3〜10ポイント |
楽天FX | 10枚(10万通貨)ごとに1ポイント |
日経225先物取引 | 手数料100円ごとに1ポイント |
楽天銀行口座がなくても楽天証券の投資信託の残高があればポイントが貯まる
この場合に付与されるのは、楽天ポイントではなく「資産形成ポイント」だ。
資産形成ポイントは楽天市場などでは使えませんが、楽天ポイントやJALのマイルに交換できます。そのため、楽天銀行口座を保有していない人にもメリットがあります。
獲得できる資産形成ポイントは毎月の投資信託残高によって変わり、年間9,600ポイントが上限だ。
出典:楽天証券『「ハッピープログラム」と「資産形成ポイント」のサービス比較』
ポイント獲得数は以下の通りで、保有している投資信託の残高に応じて、発生する信託報酬が少し割安になると考えればわかりやすい。
投資信託残高 | ポイント還元 |
---|---|
50万円以上~200万円未満 | 20ポイント |
200万円以上~400万円未満 | 80ポイント |
400万円以上~600万円未満 | 150ポイント |
600万円以上~800万円未満 | 200ポイント |
800万円以上~1,000万円未満 | 300ポイント |
1,000万円以上~2,000万円未満 | 400ポイント |
2,000万円以上 | 800ポイント |
4. 楽天証券でつみたてNISA(積立NISA)やNISA(一般NISA)を始めるメリット2……投資信託の本数が業界最多
楽天証券のつみたてNISAや一般NISAでは、株式やETFを無料で購入できるだけでなく、投資信託の買付手数料も無料だ。
楽天証券の投資信託はNISA口座か否かにかかわらず買付手数料が無料であり、大手証券会社などと比べて有利な銘柄選びが可能です。
証券会社 | 投資信託 | ノーロード投資信託 | つみたてNISAの投資信託 |
---|---|---|---|
楽天証券 | 2,678本 | 2,678本 | 177本 |
SBI証券 | 2,646本 | 2,646本 | 175本 |
松井証券 | 1,540本 | 1,540本 | 170本 |
野村證券 | 988本 | 不明 | 7本 |
大和証券 | 538本 | 56本 | 22本 |
みずほ証券 | 331本 | 14本 | 3本 |
楽天証券では投資信託の取扱本数が2,600以上と業界最多水準だ。
大手証券会社である野村證券や大和証券と比べても圧倒的に優位で、国内最大規模と言っていいだろう。
楽天証券であれば投資信託の買付手数料を気にする必要がないため、今まで手数料で敬遠していた投資信託でも気楽に投資できます。
一般NISA、つみたてNISAのどちらを利用するにしても、豊富な品揃えから投資信託を選べるメリットは大きく、NISA口座の開設候補として楽天証券を入れておきたい。
5,楽天証券でつみたてNISA(積立NISA)を始めるメリット
ここでは、楽天証券のつみたてNISAに焦点を当てて解説していく。
楽天証券でつみたてNISAを始めるメリットは次の3つだ。
- 対象商品が業界最多水準
- 積立頻度を毎月か毎日で選べる
- 積立金額の自由度が高い
メリット1,つみたてNISA(積立NISA)対象商品が業界最多水準
大手証券会社は、商品数をあえて抑えて選びやすくしている面もありますが、より有利に長期・積立・分散投資を行うために商品数が豊富なことはメリットであると言えます。
つみたてNISAは商品基準が決まっているため、同じ種類の投資信託なら中身にほとんど違いはない。
そのため信託報酬などの手数料比較が重要になり、商品数が多ければ、それだけ長期投資で有利な投資信託を選びやすくなる。
実際に低コストで人気のeMAXIS Slimシリーズや楽天・バンガード・ファンドもあり、成長が期待できる市場に、より手数料を抑えて投資できる。
メリット2, つみたてNISA(積立NISA)の積立頻度を毎月か毎日で選べる
毎日積み立てるメリットとしては、毎月よりも購入タイミングを分散できることがあります。市場は毎日変動するため、できる限り分散して価格変動リスクに対応したい場合は毎日積立を検討してもいいでしょう。ただし、毎月積立と毎日積立では運用成果にほとんど違いがないというデータもあります。
出典:楽天証券『【投信積立】積立のボーナス設定を活用しましょう!』
メリット3, つみたてNISA(積立NISA)の積立金額の自由度が高い
毎日100円ずつや500円ずつなど貯金のつもりで積み立てることも可能です。また、普段は無理のない金額で積立を行い、年2回までのボーナスを使って非課税投資枠を消費することもできます。
楽天証券のつみたてNISAではボーナス設定とは別に、増額設定もある。
非課税投資枠に余裕がある場合に利用でき、ボーナス設定とは違って毎月の積立金額を増やすことができる。主な使い方は、年の途中から積立を開始した時に、増額設定によって通常の積立+増額分で非課税投資枠を消費するという方法。
設定した年のつみたてNISAのみ有効ですが、普段の積立金額に上乗せしたい時に利用しましょう。
6.楽天証券でNISA(一般NISA)を始めるメリット
次に、一般NISAにおける楽天証券のメリットを確認しよう。
- ETFの手数料がほとんど無料
- 国内株式の手数料が無料
- 銘柄情報が豊富なアプリで国内外の株とETFを取引できる
楽天証券の一般NISAは投資にかかる手数料を抑えながら利用できるため、投資家にとってのメリットが大きい。とりわけ、大手証券会社と比較した時に優位性があります。
メリット1,楽天証券では一般NISAにおけるETFの取引手数料がほとんど無料
通常は外国株式と同じ手数料体系の海外ETFも、NISA口座なら買付手数料が全額キャッシュバックされるため、ETFに投資しやすい環境が整っています。
証券会社 | ETF(上場投資信託)の取引手数料 | |
---|---|---|
国内ETF | 海外ETF | |
楽天証券 | 無料 | 買付は全額キャッシュバック 売却は0.495% |
SBI証券 | 無料 | 買付は無料 売却は0.495% |
松井証券 | 無料 | 取扱なし |
野村證券 | 最低152円 | 取扱なし |
大和証券 | 最低1,100円 | 最低0.99%+その他費用 |
みずほ証券 | 最低1,045円 | 買付は最低11.2% 売却は最低11.20051% |
大手証券会社でもインターネット専用取引を利用すれば、対面取引より手数料は抑えられるが、楽天証券のように無料で取引はできない。
手数料は収益の圧迫要因になるため、証券会社選びで重要なポイントだ。
海外ETFについては、そもそもNISAで取り扱っていない場合もあり、少しでも投資する可能性があるなら購入できる証券会社を選んでおくほうがいいでしょう。
メリット2,楽天証券の一般NISAでは国内株式の手数料が無料
仮に1回の国内株式の売買で500円の手数料がかかるとして、10回取引すれば5,000円、100回であれば5万円にもなるため、取引手数料は無視できないポイントです。
証券会社 | 株式の取引手数料 | |
---|---|---|
国内ETF | 海外ETF | |
楽天証券 | 無料 | 0.495% 最低0米ドル |
SBI証券 | 無料 | 0.495% 最低0米ドル |
松井証券 | 無料 | 取扱なし |
野村證券 | 最低152円 | 取扱なし |
大和証券 | 最低1,100円 | 最低0.99%+その他費用 |
みずほ証券 | 最低1,045円 | 買付は最低11.2% 売却は最低11.20051% |
楽天証券のNISAでは、外国株式の中で人気の高い米国株式の取引手数料も業界最低水準。
原則は約定代金×0.495%(税込)だが、米国株式は1株から投資でき、約定代金が2.22米ドル以下の場合は手数料が発生しない。
海外ETFと同じく一般NISAで外国株式に投資できない証券会社もあるため、NISA口座選びは慎重に行いましょう。いずれにしても、楽天証券なら他社のNISAより有利に投資できるはずです。
メリット3,市況情報や銘柄情報が豊富なアプリで国内外の株とETFを取引できる
出典:楽天証券『iSPEED』
iSPEEDはPCで取引するのと変わらない、様々な機能がある。
- ホーム画面のMy pageでは、30種類以上の投資情報パーツを組み合わせて、カスタマイズ画面を最大10ページまで作成可能
- マーケット画面では世界の主要株価指数を好みの表示形式で並び替えたり、情報を絞り必要な市況ニュースのみを閲覧可能
- 個別銘柄の業績関連の情報は、国内株だけでなく米国株でもビジュアルでわかりやすく整理されている
- チャートも1分足から月足までそろっており、短期トレーダーから長期投資家まで使いやすい
- Webで登録されたお気に入り銘柄はiSPEEDとも連携されるため、スマホでもPCでもスムーズに取引可能
iSPEEDから楽天証券の投資情報メディアの「トウシル」や日経新聞などが読める「日経テレコン」、米国投資情報の「バロンズ・ダイジェスト」にもアクセスできるため、特にアクティブな投資家には重宝するはずです。
7.楽天証券のホームページにある他のメリットを検証
楽天証券のホームページでは、上記の他にもさまざまなメリットを謳っているが、実際にNISAで運用する場合はどうだろうか。
楽天証券の口座を開設すれば日本経済新聞が無料で閲覧できる
楽天証券では、口座開設するだけで日本経済新聞を無料で読める。
本家の電子版ほど多機能ではありませんが、情報を得る程度に読むだけなら十分な機能です。
トレードアプリが充実しているが経験者や短期売買をしたい人向け
楽天証券の特徴の一つに、取引アプリが充実していることがある。
特にデスクトップアプリの「マーケットスピード」はデイトレーダーに人気だ。
ただし、投資初心者やNISA口座で中長期運用をしたい人には、それほど魅力的に映らないかもしれない。
モバイル向けのアプリ「iSpeed」はiPhoneやAndroid、iPadにも対応しているが、これも名前のとおり積極的に短期売買をする人向けと言える。
投資信託で安定的な運用を目指す人にとっては、他の証券会社との差はあまりないでしょう。
初心者への情報提供が多いがNISA口座である必要はない
楽天証券は、トウシルという初心者向けの情報提供サイトを運営している。
トウシルでは山崎元氏や竹川美奈子氏など、著書がベストセラーとなった著名なファイナンシャルプランナーやファンドマネージャーによるコラムが多数閲覧できる。また無料のセミナーや勉強会も多数開催し、これらの動画の配信もしている。
ただし、これらの情報のほとんどは口座を開設しなくても視聴できます。口座があればセミナーの申し込みが簡単にできますが、NISA口座である必要はありません。
口座を開設しておけば、初心者が勉強するためのツールとしては有用だが、NISA口座を開設する理由としては弱い。
8.楽天証券のNISAの評判・口コミは?
実際に楽天証券の一般NISAを利用しているユーザーがどのようなメリット・デメリットを感じているのかを見ていこう。
楽天証券の一般NISAの良い評判・口コミ
楽天証券の代名詞でもある楽天ポイントで投資できたり、投資でポイントが貯まったりする点がメリットとして多くあがっていた。
S.Gさん|30代女性
専業主婦
楽天証券では取扱商品が豊富なので、様々な選択肢から商品を選ぶことができ、自分にあったスタイルの投資が可能です。また一般NISAの国内株式の取引での手数料が無料なので利益を出しやすいのも魅力です。外国株式の取引の手数料もネット証券の中でも安いのもメリットです。
O.Tさん|30代男性
会社員
投資初心者・株主優待といったテーマのレポートも数多くラインアップされていて、株式投資初心者でも安心してサポートを受けながら投資の手順を進めていくことができました。
S.Sさん|20代男性
会社員
楽天証券は楽天ポイントが使えます。ポイントを使って楽天証券の一般NISA枠で株式を購入すれば、基本的にただでもらったポイントで株価が上がるのを待つという余裕のある投資ができます。楽天証券の一般NISAでは株価の動きに左右されない投資ができるのです。
S.Hさん|30代女性
専業主婦
楽天証券は取扱商品も豊富で、スマートフォンのアプリもあるのでいつでも簡単に購入や売却をすることができます。私は投資初心者なのですが、楽天証券はとても使いやすいと思いました。あとはカード引き落としにしているので、ポイントも貯まります。
N.Oさん|30代男性
自営業
楽天証券はポイントからも購入することができるので気軽に始められる点がメリットです。現金を使わずに始められるので、NISAが初めてという人でも気軽にチャレンジできると思います。
R.Iさん|20代女性
専業主婦
スマホから簡単に商品を注文することができるので、とても操作が簡単です。また、定期的なメールでどの株を買うとおすすめなのかなどの情報提供があるので、適当に商品を買わずに楽天証券がおすすめとうたっている商品を買うようにしています。とても使いやすいのがメリットです。
楽天証券の一般NISAのデメリット・改善してほしいところ
楽天証券だけではなくネット証券全体にいえるデメリットとして、対面で相談ができないサポート面をあげる声が多かった。
O.Tさん|30代男性
会社員
サイトに書いてある要素が多く、初心者が見ると、どのように進めて行けばいいか迷ってしまうような書き方に思えました。しかし、楽天カードのクレジット決済でポイントが貯まったりする特典内容等が充実しているので、デメリットは十分にカバーしていると思います
S.Hさん|30代女性
専業主婦
楽天証券で一般NISAを使いたいと思ったら色々な手続きが必要になります。実際に楽天証券が使えるようになるまで2週間くらいのタイムラグが出てしまうので、もう少し早く使えるようになるといいなと思いました。あとは一般NISAでは買えない投資信託があるのも改善してほしいです。
N.Oさん|30代男性
自営業
やはり対面で相談できないことはデメリットです。直接会って説明を聞きたいという人もたくさんいるので、その部分を改善できたらもっと利用者は助かると思います。地域ごとのコールセンターなどがあればすぐに相談できて便利だと思います。
R.Iさん|20代女性
専業主婦
楽天証券の一般NISAではアメリカ株や中国株の商品も購入できるようになりましたが、イギリスなど米中以外の商品については買うことができません。もう少し他国の商品を買えるように改善してほしいです。
S.Gさん|30代女性
専業主婦
楽天証券は実店舗をもたないネット証券なので、対面で相談しながら商品を決めていくことができないのがデメリットです。人件費や店舗運営費がかからない分、手数料などは安く設定されていますが一般NISA初心者でプロに相談しながら自分にあった商品を選びたい人にはおすすめできません。
9,楽天証券でつみたてNISA(積立NISA)やNISA(一般NISA)を利用するデメリット
楽天証券のつみたてNISAと一般NISAのデメリットもしっかり確認しておこう。
楽天証券でのつみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)に共通するデメリット
楽天証券はネット証券のため、店舗がなく対面での相談はできません。電話はあるものの、アドバイスをもらいながら相談するというよりは、問い合わせ程度です。
そのためネットで操作ができない人や対面相談がしたい人は、店舗のある証券会社や銀行を利用するほうがいいだろう。
楽天証券でつみたてNISA(積立NISA)を利用するデメリット
楽天証券には、つみたてNISAに対応したアプリはありません。他社ではつみたてNISA対応アプリを用意しているところもあります。
たとえば、SBI証券には「かんたん積立アプリ」があり、設定変更や運用状況の確認をすぐにできて便利だ。
だが、つみたてNISAは一度設定すれば売買したり設定変更したりする機会は少ないため、アプリはあまり必要ないかもしれない。
楽天証券のサイトはスマホにも最適化されており、十分使いやすい。
楽天証券のつみたてNISAはETFに投資できない点も注意しましょう。ETFは毎月決まった金額を積み立てられないため積立には不向きな面もありますが、投資したい人は他社を検討しましょう。
楽天証券でNISA(一般NISA)を利用するデメリット
出典:楽天証券『よくあるご質問:新規公開株(IPO)の申込み等について』
楽天証券でも国内外の株式に投資できるが、新規上場するIPO銘柄は一般NISAの対象外になる。
IPO銘柄は上場初日に数十%から数倍になることも珍しくなく、非課税で投資できれば値上がり益をまるごと受け取れる。
とはいえ、楽天証券はそもそもIPOの実績がそれほど多いわけではない。
取り扱いの多い証券会社でも、株数の限られるIPO銘柄は投資できないことも多い。そのためIPOに関心があるなら、課税口座で割り切って申し込むしかない。もしくは、SBI証券のような一般NISAでIPOに申し込める証券会社を利用することも検討しましょう。
10.楽天証券つみたてNISA(積立NISA)やNISA(一般NISA)を始めるべき人
紹介したメリットとデメリットを踏まえると、楽天証券でNISAを始めるべき人は以下に当てはまる人ではないだろうか。
楽天証券でつみたてNISA(積立NISA)とNISA(一般NISA)を始めるべき人
楽天証券でつみたてNISAと一般NISAを始めるべき人は、以下に挙げたように普段から楽天のサービスを利用する人が当てはまる。
- 楽天ポイントを貯めたい人
- 楽天市場でよく買い物をする人
- 楽天銀行口座を持っている人
- 楽天カードで積立をしたい人
楽天証券は取引手数料や投資信託残高が楽天ポイントで還元されたり、楽天銀行との連携で預金金利がアップしたりする。
楽天カードで投資信託の積立設定をすれば、決済額の1%が還元され、ポイントで投資したり楽天市場で買い物に使ったりすることも可能だ。
楽天はグループ内のサービスを併用すればお得になることが多いため、楽天証券を利用する時は楽天市場や楽天銀行など他のサービスも同時に使いましょう。
楽天証券でつみたてNISA(積立NISA)を始めるべき人
以下に当てはまる人は、楽天証券でつみたてNISAを検討しよう。
- 投資信託を業界最多水準のラインアップから選びたい人
- ボーナス設定や増額設定を使って積み立てたい人
- 毎日積立をしたい人
楽天証券は投資信託の取扱本数が業界最多水準であり、比較しながら自分に合う商品を選択できる。
商品数が多いため、口座開設後に選びたい商品がないということもあまり考えられない。
投資信託は随時追加されていることもあり、新しくつみたてNISAの対象商品が増えても順次更新されラインアップに並ぶはずだ。
楽天証券のつみたてNISAは積立方法を柔軟に設定できるため、ボーナス設定や増額設定で投資金額を上積みしやすい。特に年の途中から始める人でも、増額設定で非課税投資枠をどんどん消費できます。増額設定は毎日積立にも対応しており自由度が高い。
楽天証券でNISA(一般NISA)を始めるべき人
楽天証券で一般NISAを検討する場合、以下に当てはまるか考えよう。
- 手数料を抑えて株式やETFに投資したい人
- つみたてNISAで買えない投資信託を無料で購入したい人
- 高機能な取引アプリを使いたい人
楽天証券の一般NISAは、無料で投資できるものが多い。
国内株と国内ETFは買付・売却ともに無料で、アクティブに投資したい人にとってはうれしいポイントだ。
投資信託も買付手数料が無料、海外ETFも買付手数料が全額キャッシュバックされ、手数料を気にせず様々な商品に投資できる。
投資信託の買付手数料無料は全銘柄が対象のため、つみたてNISAでは購入できないアクティブファンドにもチャレンジしやすい。
積極的に取引する人にとって、高機能なアプリがあることもメリットです。アプリはスマホ用、PC用、iPad用があり、すべて無料です。PCアプリは他社なら有料でもおかしくないほど高機能な取引ツールを利用できます。
11.自分の考えに合わせて楽天証券でNISAを始めるか検討しよう
楽天証券のつみたてNISAや一般NISAには多くのメリットがあるが、それを活かせなければ口座開設する意味はあまりない。
楽天証券は投資の選択肢が豊富なため多くの人にとって利用価値があるが、それだけなら他の証券会社で代用できる。
投資で何を重視するのか意識し、自分の投資スタイルも含めて、楽天証券でNISAを始めるかどうかを検討しましょう。
12.楽天証券でつみたてNISA、一般NISAを始めるメリットについてよくある4つのQ&A
実際にNISAを始めてみる
積立コースは毎日・毎週・毎月の3種類、NISA枠ぎりぎり注文で投資可能枠を使い切れる
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投資信託の保有だけで楽天ポイントが貯まる、貯まったポイントで積立投資も可能
>>楽天証券の詳細はこちら(公式サイトへ)
取り扱い銘柄130以上、投信の提案から購入・運用まですべてができるアプリが便利
>>松井証券の詳細はこちら(公式サイトへ)
毎月100円から積立可能、通常の現物株式の取引手数料が最大5%割引になる
>>au カブコム証券の口座開設はこちら
つみたてNISAで投資信託を保有するだけでポイントが貯まりさまざまな特典と交換可能
>>マネックス証券の詳細はこちら(公式サイトへ)
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