楽天証券ではポイントプログラムとして「楽天証券ポイントコース」と「楽天スーパーポイントコース」がある。投資家はどちらかのコースを選べるが、2つのコースの違いはなんだろう?

楽天証券ポイントコースはJALのマイルと交換可能

楽天証券が提供しているポイントプログラムは、口座開設後の初期状態では楽天証券ポイントコースに設定されている。

楽天証券ポイントコースは取引に応じて楽天証券ポイントという同社独自のポイントが付与されるポイントプログラムだ。

楽天証券ポイントは同社のポイント投資を利用することで投資信託の買付代金の一部またはすべてに利用可能。

他のポイントへの交換も可能となっており、JALのマイルや楽天スーパーポイントと交換できる。交換レートは楽天証券ポイント35ポイント=JMBマイル10マイル。楽天証券ポイントと楽天スーパーポイントは1:1の等価交換となる。

有効期限は最長2年間で、4月から翌年3月までに獲得したポイントが翌々年の3月まで有効となる。

楽天スーパーポイントコースは楽天経済圏で幅広く利用可能

楽天スーパーポイントコースへは楽天証券で口座開設後に設定・変更メニューからの変更手続きでコース変更が可能だ。ただし設定変更後に楽天グループ共通の楽天スーパーポイント口座番号を登録する必要がある。

楽天スーパーポイントでも楽天証券ポイントと同様に投資信託の買付代金の一部またはすべてに利用可能なポイント投資を利用できる。

楽天スーパーポイントは楽天証券での利用以外にも楽天グループ各社の楽天市場や楽天トラベル、楽天ブックス、ラクマ、楽天GORAや、提携店舗であるマクドナルドやミスタードーナツ、ロイヤルホスト、すき家、サンドラッグ、出光などさまざまな店舗で利用可能だ。

楽天スーパーポイントでは一部の電子マネーサービスや楽天EdyとANAのマイルへ交換できる。楽天Edyへの交換は1:1の等価交換だが、マイルへの交換は楽天スーパーポイント2ポイント=ANAマイル1マイルとなっている。

ポイントの有効期限は最後にポイントを獲得した月を含めた1年間。ただし有効期限内に新たにポイントを獲得することで有効期間が延長される。

また楽天スーパーポイントコースの場合は、500円分以上のポイント投資をすると、楽天市場でのポイントが+1倍になるSPU(スーパーポイントアップ)の対象にもなっている。

楽天証券ポイントと楽天スーパーポイントの比較一覧

ポイントコース別比較表
楽天証券ポイントコース 楽天スーパーポイントコース
付与ポイント 楽天証券ポイント 楽天スーパーポイント
ポイント利用方法 ポイント投資 ポイント投資
楽天グループ・提携店舗
ポイント交換 楽天スーパーポイント
JALマイル
楽天Edy
ANAマイル
有効期限 最長2年間 1年間だが
新たにポイント獲得する度に1年延長
SPU対象 対象外 ポイント投資500円以上で対象
(+1倍)
※2021年7月22日時点の各社ホームページ(楽天証券楽天)をもとに作成

2つのポイントコースを比較した場合の大きな違いはポイント交換、有効期限、SPU対象の3点だ。

ポイント交換の点では楽天証券ポイントのみJALマイルに交換できる。もしJALマイルを貯めたいのであれば楽天証券ポイントコースがいいだろう。

楽天EdyやANAマイルへの交換は楽天証券ポイントではできないが、一度楽天スーパーポイントへの交換を経由することで楽天EdyやANAマイルに交換ができるため、どちらのコースでも問題ない。

有効期限は楽天証券ポイントが最長2年間であり延長はできない。楽天スーパーポイントはポイント獲得で有効期限の延長が可能となる。

ポイントをすぐに利用する予定のない人は楽天スーパーポイントコースで有効期限を延長させながら利用するのがいいだろう。

SPUの対象は楽天スーパーポイントコースでポイント投資を500円以上した場合だ。楽天証券でのSPU対象を目指している人は同コースを選択する必要がある。

楽天証券ポイントコースと楽天スーパーポイントコースを比較すると、付与されるポイント数は一緒だがポイントの利用方法や有効期限など細かな点が異なっているため、自分にあったコースを選択したい。

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投資信託の積立に楽天カードを利用可能

投資信託の積立では、楽天カードを決済方法に指定可能だ。積立できるのは毎月5万円までで、毎月1日に積立がされることになる。

投信の積立も楽天カードのポイント対象のため、積み立てるごとに1%のポイントがもらえる。さらに、積立に楽天ポイントを利用することも可能だ。

文・右田創一朗(元証券マンのフリーライター)

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