米国株式市場の活況を受けて、米国株投資への関心が高まっている。米国株に強い証券会社はどこか。銘柄数と手数料から、マネックス証券とSBI証券が有力だ。両者のスペックとメリットを徹底比較する。

目次

  1. 1,マネックス証券とSBI証券を徹底比較
  2. 2,マネックス証券とSBI証券の米国株取引を徹底解説!
  3. 3,マネックス証券とSBI証券の賢い使い分け方
  4. 4,マネックス証券とSBI証券の米国株投資の口コミ・評判は?
  5. 5,マネックス証券の口座開設手順
  6. 6,SBI証券の口座開設手順
  7. 7,マネックス証券とSBI証券、米国株以外の取引もするならどっちが良い?
  8. 8,米国株投資のメリット
  9. 9,米国株取引を行うネット証券を選ぶ際の2つのポイント
  10. 10,マネックス証券とSBI証券での米国株取引についてよくある8つのQ&A

1,マネックス証券とSBI証券を徹底比較

(画像=編集部作成)

以下の表は、マネックス証券とSBI証券の米国株式取引における取扱銘柄数と手数料および取引ルールなどをまとめたものだ。

マネックス証券とSBI証券の米国株投資の概要
マネックス証券 SBI証券
米国株取扱
銘柄数
4,224本 4,201本
米国ETF
取扱銘柄数
345本 327本
米国株売買
手数料(税込)
約定代金の0.495%
最低手数料:無料
上限手数料: 22米ドル
約定代金の0.495%
最低手数料: 無料
上限手数料: 22米ドル
為替手数料
(1ドルあたり)
買付時:0銭
売却時:25銭
買付時:25銭
売却時:25銭
米国ADR数 256本 166本
米国株取引時間
(立会時間)
標準時間
(原則11月第1月曜日~
3月第2土曜日)
23:30~翌6:00
夏時間
(原則3月第2日曜日~
11月第1日曜日)
22:30~翌5:00
標準時間 :23:30~6:00
サマータイム :22:30~5:00

(現地時間9:30~16:00)
時間外取引 「プレ・マーケット」、
「アフター・マーケット」
標準時間
-プレ 22:00~23:30
-アフター 翌6:00~翌10:00
夏時間
-プレ 21:00~22:30
-アフター 翌5:00~翌9:00
立会時間含めて
最大12時間取引可能
時間外取引なし
(立会時間外の注文は
すべて予約注文として受付)
注文方法 (注文種別)
「指値」「成行」「逆指値(指値)」
「逆指値(成行)」
「トレールストップ」
「トレールストップ %」
(条件付き注文)
「連続注文」
「OCO(OCOs)注文」
「OCO(ツイン指値)注文」
「指値」「成行」「逆指値」
米国株を取引
できるツール
・ウェブブラウザ型取引画面
・トレードステーション
米国株 スマートフォン
・銘柄スカウター
・外貨建商品取引サイト(PC)
・スマートフォンアプリ
「米国株アプリ」
おすすめポイント 米国ETFの買付手数料が
実質無料(USAプログラム)
貸株サービス対応
米国株・中国株以外
(韓国・ロシア・アセアン等)も充実
詳細
マネックス証券SBI証券の各公式ホームページより筆者作成(2021年12月2日時点)

マネックス証券とSBI証券の米国株投資を取扱銘柄数で比較

取扱銘柄数の総数では、両社競り合っている状態だが、マネックス証券がわずかに上回っていることが多い。

GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)といった主要な銘柄を購入するのであれば、どちらの証券会社でも違いは感じないでしょう。

ADR(米国預託証券)においては、マネックス証券が取り扱いの国籍の豊富さで上回っています。マネックス証券では33か国の取り扱いがあり、SBI証券では14か国となっています。

ADRはインドやブラジルといった直接は購入しにくい外国個別株を買うのに便利だ。

特別にねらっている銘柄があるなら、個別に比較するほかない。

たとえば米国の医療系バイオテクノロジー企業オウラ・バイオサイエンシズの株式はマネックスでしか買えない。逆に天然ガスなどの海上輸送を手がけるティーケイ LNGパートナーズの株式はSBI証券でしか買えない。

マネックス証券とSBI証券の米国株投資を手数料で比較

米国株式の1取引あたり手数料は、マネックス証券とSBI証券で変わりません。両社ともに約定代金の0.45%(税込0.495%)、最低手数料0米ドル(無料)、最大20米ドル(税込22米ドル)です。
たとえば約定代金が10万円の場合、為替レートは1米ドル100円で計算すると手数料は税込495円(4.95米ドル)だ。

マネックス証券とSBI証券では、一部銘柄に関しては買付手数料が無料になる。

現在(2021年12月8日)のところ対象銘柄は2社とも同じ9本で、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)やバンガード・S&P500ETF(VOO)をはじめとする海外ETFだ。
出典:マネックス証券『米国ETFの買付手数料が実質無料(USAプログラム)』SBI証券『SBI証券、米国ETF(9銘柄)の買付手数料無料の対象銘柄』

もうひとつの手数料、外国為替取引手数料を見てみよう。

外国為替取引手数料
外国為替取引手数料とは、円を米ドルに、米ドルを円に交換する際の手数料だ。売買レートに手数料を上乗せする「スプレッド」という手法がとられている。
マネックス証券の為替手数料は買付時0銭、売却時25銭、SBI証券の為替手数料は買付・売却ともに25銭です。

マネックス証券とSBI証券の米国株投資を取引時間で比較

米国株式の取引時間は、原則として「立会時間」と呼ばれる、現地時間9:30~16:00の6時間30分間ーとなっている。

マネックス証券に関しては、立会時間に加えて時間外取引も可能になっています。立会前の1時間30分である「プレ・マーケット」、立会後の4時間である「アフター・マーケット」の5時間30分を足すと、1日計12時間米国株の取引が可能です。
SBI証券は、立会時間外も取引の発注は可能ですが、すべて取引開始時の予約注文として処理されます。また、注文種別は「成行」のみとなっています。

マネックス証券とSBI証券の米国株投資を取引ツールで比較

マネックス証券とSBI証券では、パソコン(PC)、スマートフォンどちらでも米国株式を取引できる。

マネックス証券の米国株スマホアプリは「トレードステーション米国株 スマートフォン」だ。

トレードステーション米国株 スマートフォン

トレードステーション米国株 スマートフォンは米国で評価の高いTradeStation社の有料アプリ。マネックス証券の外国株式ユーザーなら無料で使える。リアルタイム相場、多様なチャート描画、チャート分析に対応し、約定済注文をチャート上に表示することもできる。逆指値注文、連続注文(OSO注文)、トレーリングストップ注文などの複雑な注文種別にも対応している。

出典:マネックス証券『トレードステーション米国株 スマートフォン』

SBI証券も2021年4月から米国株式取引専用のスマートフォンアプリ「SBI証券 米国株アプリ」を提供している。

SBI証券 米国株アプリ

SBI証券 米国株アプリは米国株に関する検索や注文、口座管理が行えるほか、米国株式の決算情報について発表から30分以内に日本語で速報を閲覧できる。

出典:マネックス証券『SBI証券 米国株アプリ』

2,マネックス証券とSBI証券の米国株取引を徹底解説!

(画像=nazlisart/stock.adobe.com)

マネックス証券とSBI証券における米国株取引の特徴を見たが、両社の強みは何であろうか。

以下にマネックス証券とSBI証券のメリットとデメリットを解説する。

マネックス証券……多彩な注文方法と米国株初心者にやさしい情報ツールやサポートが充実

米国株取扱銘柄数 4,224本
米国ETF取扱銘柄数 345本
米国株売買手数料
(税込)
約定代金の0.495%
最低手数料:無料
上限手数料: 22米ドル
為替手数料 1ドルあたり25銭
(売却時)
米国ADR数 256本
米国株取引時間 標準時間
(原則11月第1月曜日~3月第2土曜日)
通常 23:30~翌6:00
夏時間
(原則3月第2日曜日~11月第1日曜日)
通常 22:30~翌5:00
時間外取引 「プレ・マーケット」、
「アフター・マーケット」
標準時間
-プレ 22:00~23:30
-アフター 翌6:00~翌10:00
夏時間
-プレ 21:00~22:30
-アフター 翌5:00~翌9:00
立会時間含めて最大12時間取引可能
注文方法 (注文種別)
「指値」「成行」「逆指値(指値)」
「逆指値(成行)」
「トレールストップ」
「トレールストップ %」
(条件付き注文)
「連続注文」
「OCO(OCOs)注文」
「OCO(ツイン指値)注文」
米国株を取引
できるツール
・ウェブブラウザ型取引画面
・トレードステーション
米国株 スマートフォン
・銘柄スカウター

・マネックス証券の概要

マネックス証券
マネックス証券はインターネット専業証券会社の先駆けとして1999年に創設された。以来、商品やサービスの充実をはかり、インターネット証券として初めてのIPO取り扱い開始や貸株サービスの導入も行っている。2021年11月末時点で開設口座数は198万1,602件、預かり資産は5兆3,071億円となっている。

出典:マネックス証券『沿革』『口座数等(月次)』

・マネックス証券の米国株取引のメリット

マネックス証券の米国株取引のメリット
  • 初心者向けの情報ツールやサポート体制
  • 米国株式取引利用者向けの専用コールセンター
  • 多様な注文方法
  • 便利な「銘柄スカウター米国株」
マネックス証券がSBI証券よりも優れているのは、初心者でもわかりやすい情報ツールやサポート体制が整っていることです。
たとえば、米国株式投資の「初心者コーナー」では、専門家による解説動画を無料で視聴できる。各種レポートも初心者が疑問に感じるポイントの順にまとめてあり、図解や表を用いて理解しやすいように工夫されている。

出典:マネックス証券『初心者コーナー 米国株』

特筆すべきは、米国株式取引利用者向けの専用コールセンターによるサポートがあることです。

米国株式市場の立会時間前後である平日21:00~翌6:00(米国夏時間)、または平日22:00~翌7:00(米国冬時間)は、電話による相談や問い合わせのサポートが受けられる。
出典:マネックス証券『お客様サポート コールセンター』

多様な注文方法も取引の利便性を高めてくれる。

スタンダードな「指値」「成行」「逆指値(指値)」「逆指値(成行)」「トレールストップ」「トレールストップ%」はもちろん、「連続注文」や複数注文である「OCO(OCOs)注文」「OCO(ツイン指値)注文」といった複雑な注文方法も用意されています。注文有効期間は最短1分から90日まで選択可能です。

出典:マネックス証券『注文有効期間』

「銘柄スカウター米国株」は、特に業績分析を重視する人にはありがたい存在だ。

銘柄スカウター米国株

銘柄スカウター米国株はさまざまな機能を搭載した銘柄分析ツール。過去10期以上の企業業績をグラフ化、四半期業績の推移で直近の業績トレンドの確認、配当も通期や四半期データの表示、過去10年の業績をスクリーニング、決算スケジュールをカレンダーで確認といった機能が無料で使用できる。

出典:マネックス証券『銘柄スカウター米国株』

・マネックス証券の米国株取引のデメリット

マネックス証券の米国株取引のデメリット
  • 外国株の取り扱いは米国と中国のみ
  • 外国株式の貸株サービスは対象外
マネックス証券は外国株式に強いイメージがありますが、取り扱っている外国株は米国株と中国株のみ。アセアンや東南アジアといった地域は含まれていません。

その代わりADR(米国預託証券)の品ぞろえが充実しています。米国市場を通して、それらの地域への投資は可能です。

また、マネックス証券において外国株式は貸株サービスの対象外。

貸株サービス
貸株サービスとは、保有している株式を証券会社に貸すことで一定の金利が受け取れるサービス。

マネックス証券では、国内株式は対象ですが、米国株式では貸株金利を受け取ることはできません。

SBI証券……資金を効率的に活用するサービスやこだわりの情報源が満載

米国株取扱
銘柄数
4,201本
米国ET
F取扱銘柄数
327本
米国株売買手数料
(税込)
約定代金の0.495%
最低手数料: 無料
上限手数料: 22米ドル
為替手数料 1ドルあたり25銭
米国ADR数 166本
米国株取引時間 標準時間 :23:30~6:00
サマータイム :22:30~5:00
(現地時間9:30~16:00)
時間外取引 時間外取引なし
(立会時間外のご注文は
すべて予約注文として受付)
注文方法 「指値」「成行」「逆指値」
米国株を取引
できるツール
・外貨建商品取引サイト(PC)
・スマートフォンアプリ
「米国株アプリ」

・SBI証券の概要

SBI証券
SBI証券はSBIホールディングス傘下にあるインターネット証券最大手。2021年3月の同社の発表によると、開設口座数は603万口座、預かり資産残高は19兆3千億円(6月末には20兆円突破)。

出典:SBI証券『顧客中心主義に基づく業務運営の実施状況』

証券業界では手数料引き下げの競争が激化していますが、SBI証券はその先頭を走っています。

・SBI証券の米国株取引のメリット

SBI証券の米国株取引のメリット
  • 「貸株サービス」や「米ドル建MMF」が利用できる
  • 投資情報が充実している

SBI証券の米国株取引では「貸株サービス」や「米ドル建MMF」によって保有している株式を有効活用できる特典がある。

また、各種レポートや市況コメントなど投資情報も充実している。

貸株サービスを活用することで、保有している米国株式や米国ETFを同社に貸し出すことで金利を受け取れます。通常どおり配当も受け取れ、売却も好きなタイミングでできます。金利は銘柄ごとに設定されており、最大で年2.0%という銘柄もあります。

出典:SBI証券『米国貸株金利変更のお知らせ (2021/12/1~)』

米国株を買うには米ドルを保有する必要があるが、SBI証券では使っていない米ドルがあれば、手数料無料で米ドル建MMFの運用が可能だ。
出典:SBI証券『余ったドルは、米ドル建MMFへ』

米ドル建MMF
米ドル建MMFは格付が高い外貨建て短期証券に投資する投資信託で、基準価格は基本的に変動しないため、しばらく使う予定がない資金を一時的に預けておく場所として利用されることが多い。金利が年率1.2%を超えるものもある。

SBI証券は、以下のようなサービスや機能が無料で使えるのもメリットです。充実した投資情報はぜひとも活用しましょう。

・ダウ・ジョーンズ社「バロンズ・ダイジェスト」レポート
・モーニングスター社「個別銘柄評価レポート」
・米証券取引委員会(SEC)の決算速報ニュース
・「半導体」「GAFAM」などテーマやキーワード検索ができる機能
・米国株式のIPO情報サービス「IPOスピードキャッチ!」など

・SBI証券の米国株取引のデメリット

SBI証券の米国株取引のデメリット
  • 米国株の時間外取引ができない
  • 注文方法が3種類のみ
  • 米国株価情報がリアルタイムではない

SBI証券の米国株取引におけるデメリットとして、時間外取引ができない点が挙げられる。

取引時間は現地時間9:30~16:00の立会時間なので、日本時間の真夜中から明け方に該当します。その時間帯に相場を眺めながらのリアルタイム取引はなかなか難しいでしょう。

注文方法が「成行」「指値」「逆指値」の3種類のみに限られるのも物足りない。

株価の上昇を追従しつつ反落したところで売る、あるいは安値から一定価格上昇したところで買うといったことが可能な「トレールストップ」には対応していない。

個別銘柄の株価がリアルタイムではないのも不満のポイントだ。
出典:SBI証券『米国株アプリの個別銘柄の株価はリアルタイム株価ですか?』

SBI証券の米国株価情報は15分遅れです。

ネット経由の注文で米国株式・ETFの売買の約定が1回以上あれば、リアルタイム株価が無料で見られます。ただし、NISA口座での取引や買い付け手数料無料商品は対象外です。条件を満たせない場合は月330円の追加料金で使用可能です。

出典:SBI証券『米国株の株価がリアルで分かる!「NYSE/NYSE Arca/NASDAQリアルタイム株価・チャート」』

3,マネックス証券とSBI証券の賢い使い分け方

(画像=編集部作成)

スペックが同じように見えても、マネックス証券とSBI証券の特徴は異なる。

それを踏まえて、両社の賢い使い分けを解説する。

マネックス証券はこんな人におすすめ

マネックス証券は、これから米国株式投資を始めたい人に向いています。

マネックス証券のサイトは、米国株式投資のメリットや取引の手順、初心者向けの学習コンテンツ、米国マーケット情報など、動画や図解を中心にわかりやすく作られている

専用のコールセンターがあるのも心強い。

それでいて、機能は多彩だ。

注文方法の豊富さは、利便性の高さに直結する。マネックス証券では、例えば「1つの注文が約定すると自動的に次の注文が発注される」「利益確保のための指値注文とロスカットのための逆指値注文を同時に出す」といった複雑な注文も可能だ。

最初はさまざまな銘柄を試してみることが多いでしょうから、米国株取扱銘柄数が最も多いマネックス証券は、これから本格的に米国株投資を考えている人に向いているといえます。

SBI証券はこんな人におすすめ

SBI証券は、「資金を効率的に運用したい」と考えている人に向いています。

米国貸株サービス」や「米ドル建MMF」は、「保有中の株式や余っている資金からも利益を生み出せるユニークなサービスだ。

特に豊富な資金がある投資家なら、恩恵はさらに大きくなるだろう。

投資情報やレポート類も豊富だが基本的にテキストベースなので、すでにある程度の知識があるか、文字から情報を得るのを得意とする人のほうが向いているだろう。ダウ・ジョーンズ社やモーニングスター社のレポート、米国株専用のスクリーニング、テーマ・キーワード検索、IPO銘柄情報など、勉強の材料が豊富にあることを求める人には最適だ。

4,マネックス証券とSBI証券の米国株投資の口コミ・評判は?

(画像=tamayura39/stock.adobe.com)

実際にマネックス証券やSBI証券を利用して米国株取引をしている人はどんなところにメリットやデメリットを感じているだろうか。
引用元:クラウドワークス

マネックス証券の米国株投資の良い口コミ・評判

マネックス証券は米国株の取り扱い銘柄が他社よりも充実している点がメリットとして多く挙がった。

J.Sさん|30代男性
会社員

マネックス証券では米国株購入時の為替手数料が無料なので、安い費用で投資できます。また、米国ETFの場合、種類によっては買付手数料が無料なので、長期投資に向いています。銘柄スカウター米国株は、営業利益や売上などの情報をグラフで表示して、前期と比較できるので銘柄を分析するのに有効です。

K.Kさん|20代男性
会社員

マネックス証券の米国株取引のメリットといえば、取り扱い銘柄が他の証券会社に比べて多いことです。かなりマイナーな米国株を購入したいとき、ほかの証券会社では購入できなくてもマネックス証券では取り扱っていることがあるので、その点はメリットだと思います。

M.Sさん|50代男性
投資家

取引画面である、トレードステーションは非常によくできたツールです。上半分に残高など、下半分にチャート(5銘柄まで)を同時に表示できます。注文方法も分かりやすく、誤発注の可能性はほぼないと言っていいでしょう。米国株国内店頭取引サービスを開始しているため、ニューヨークが閉まっている時間でもアメリカ株が売買できます。

K.Kさん|40代男性
会社員

マネックス証券は米国株や中国株が充実しており、特に米国株の取り扱い銘柄数が4,000以上と豊富なことが特徴です。フェイスブックやアマゾンなどの世界的大企業に投資できることが大きなメリットでしょう。さらに手数料がトップクラスの安さです。

M.Mさん|40代男性
会社員

老舗のマネックス証券は安心感がちがいます。商品も豊富でアメリカ株取引でも多くの銘柄を扱っています。細かなデータ指標を比較できますし、マネックス独自の指標も用意されています。ビギナー向けの講座もあるので、勉強しながら外国株式投資に乗り出したい人にも向いています。

マネックス証券の米国株投資のデメリット・改善してほしいところ

マネックス証券の米国株取引では、初心者向けの情報をサイト内で提供してほしいという声や、米国株以外の投資が他社よりも劣るという声があった。

M.Sさん|50代男性
投資家

米国株国内店頭取引サービスは、約定価格が顧客に不利になる仕組みになっています。また、ドルを買うための仕組みも、SBI証券と違ってリアルタイムでなく当日の14時30分までに予約しなければいけません。それも、どのレートで買えるかが実際に購入するまで分かりません。1ドル25銭の手数料も発生します。

K.Kさん|40代男性
会社員

マネックス証券は、多彩な金融商品を取りそろえており通常の取引では他の証券会社と比較して遜色がないですが、外国株式については、米国株と中国株のみなのが残念なところです。海外投資を幅広く試してみたい場合は、マネックス証券は少し物足りなく感じられるでしょう。

M.Mさん|40代男性
会社員

米国株の取引を行うためには、アメリカの会社について学ぶことが必要です。名前が有名だから、取扱商品が有望だからその会社に決めるような安易な考えではいけません。もう少し初心者にわかりやすい米国株の知識をサイト内でまとめてほしいです。ある程度の知識があれば全く問題ないのですが、サイト内でその最初の知識を教えてくれると良いと思います。

K.Kさん|20代男性
会社員

マネックス証券では、今のところ米国株は「買い」からしか取引ができないことがデメリットです。下げ相場が到来したときに資産を失うリスクがあるので、米国株式も空売りができるようになるのがいいと思います。

J.Sさん|30代男性
会社員

米国株については、あまり不満に感じることはないですが、米国株以外の先進国や中国以外の後進国の株へ投資できるバリエーションが少ないと感じます。米国株と比べて国内株式の手数料が他の証券会社と比べて割高なので、他の証券会社と併用するのがおすすめです。

SBI証券の米国株投資の良い口コミ・評判

SBI証券では住信SBIネット銀行と連携することでコストが抑えられ利便性が高いという点をメリットにあげる人が多かった。また、米国株の貸株サービスや定額自動積立など、便利なサービスがある点も評価されているようだ。

K.Kさん|20代男性
会社員

保有している株式をSBI証券に貸すことで金利が受け取れる貸株サービスがあることがメリットです。日本株なら貸株を提供しているところは多いのですが、米国株で貸株ができるのはSBI証券だけなので、米国株を保有している人はうれしいサービスだと思います。

K.Kさん|40代男性
会社員

SBI証券では、住信SBIネット銀行と連携することで為替コストを抑えられるというメリットがあります。外国株取引を行う場合、その国の通貨に両替するための為替コストが発生します。SBI証券での米ドルの為替コストは片道25銭となっており、他の証券会社とほぼ同じ水準ですが、住信SBIネット銀行の外貨預金口座から入金することで、為替コストを4銭にすることができます。

M.Sさん|50代男性
投資家

住信SBIネット銀行と連携すれば、1ドル4銭という破格の手数料でドルが買えます。住信SBIネット銀行で積み立て設定をすれば、2銭です。普通は25銭なのでこれは大きなメリットでしょう。住信SBIネット銀行からの振り込み手数料もなく、ドルの金額を入力するだけですぐ買付余力に反映されます。取り扱っている銘柄数も、他社と遜色ないです。

J.Sさん|30代男性
会社員

米国株投資でもNISA口座を利用できたり、米国株やETFを自動積立購入できたりするなどメリットが多いです。米国株の取り扱い銘柄の豊富さだけでなく、購入時の最低手数料が0ドルと業界最低水準なのも魅力です。

T.Iさん|30代女性
会社員

SBI証券は手数料が安いところがとても良いです。住信SBIネット銀行を使っていれば為替の手数料がとても安く済み、資金移動も簡単なので、SBI証券で米国株取引を考えている人は住信SBIネット銀行とセットで利用すると手数料をかなり節約できると思います。

C.Hさん|30代女性
会社員

SBI証券では米国株も定期買付設定ができます。毎週1回、指定した曜日に選んだファンドを1株ずつ追加購入するようにして、あとは放っておいています。少額設定でコツコツと米国株を購入したい人や、値動きに一喜一憂せず長期投資がしたい人にはもってこいです。

SBI証券の米国株投資のデメリット・改善してほしいところ

SBI証券の米国株投資は、スマホでの操作がしにくいという点を改善してほしいという声があった。また株価をリアルタイムで見るには有料になる点もデメリットのようだ。

J.Sさん|30代男性
会社員

SBI証券では米国株と国内株の取引アプリが別なのが面倒です。取引画面では、現地での価格より15分程度遅れて表示されてしまいます。リアルタイムで表示するには有料(月額330円)になってしまうのがデメリットです。画面は見づらいので改善してほしいです。

K.Kさん|20代男性
会社員

SBI証券では米国株取引の株価は15分遅れで配信されます。株価をリアルタイムで見るにはサービスを利用するためにお金を払わないといけないのです。米国株であってもリアルタイムで見ることができ、しかもそれを無料で利用できればいいと思います。

C.Hさん|30代女性
会社員

買い付け額の変更や、買い付け株数の変更など、スマホで操作していてもわざわざPCサイトに飛ばされるのが面倒です。スマホではPCサイトは文字が小さく表示されて見づらいです。そういった1番売買に関わるであろう操作がアプリ内で完結できるよう改善を求めます。

E.Eさん|30代女性
会社員

投資信託の損益状況はスマホ画面からすぐ確認ができるのですが、米国株式についてはパソコン画面に飛んでからしか見られないので、アプリ内で全て見られる様になるとより使い勝手が良くなると思います。損益状況をパーセントで表示もしてほしいです。

M.Sさん|50代男性
投資家

リアルタイム株価が有料なのがデメリットです。一回でも約定させれば30日間無料になるのですが、最初から無料にしてほしいです。SBI証券はプレ・マーケット/アフター・マーケットに対応していません。板が薄いのであまり利用しないですが、マネックス証券が対応しているのでSBI証券も対応してほしいです。

T.Iさん|30代女性
会社員

SBI証券ではスマホでは画面が見にくく、PC画面中心でないと取引しにくいです。アプリをDLすると取引はしやすいですが、月に数度しか取引しない人などはアプリを入れているとスマホの容量が重くなってしまうので、インターネットの画面を見たい人は工夫が必要だと思います。

5,マネックス証券の口座開設手順

マネックス証券の場合、オンラインでの口座開設なら書類の郵送は不要で、最短翌営業日に口座開設が可能です。

用意するのは、本人確認のための「個人番号カード(マイナンバーカード)」または「運転免許証と通知カード」だ。

申込フォームに必要事項を入力し、本人確認書類の撮影とスマートフォンなどで顔の撮影をすることで本人認証を行う。

本人認証は、三菱UFJダイレクトにログインすることでも代用できる

フォームの送信が完了すれば、口座開設通知のメールが届くのを待つだけだ。

申込内容に不備がなければ、最短翌営業日に取引を開始できる。

なお、米国株を取引するには証券総合取引口座を開設後、外国株取引口座を開設する必要がある

手続きは、すべてウェブサイト上で完結する。外国口座開設のために、あらためて本人確認などの手続きを行う必要はないが、外国株取引に関する重要事項の確認や承諾は必要だ。外国株取引口座へ資金振替が済めば、米国株を取引できる。取引開始までは最短で翌営業日、最長で3営業日ほどだ。

6,SBI証券の口座開設手順

(画像=SBI証券)

SBI証券もネットで申し込めば書類の郵送は不要で、最短翌営業日に口座開設が可能です。

申込フォームに必要事項を入力し、マイナンバーカードまたは通知カードと運転免許証など必要書類、および申込者の顔の写真を提出すれば、審査結果がメールで届く。

申込者の顔写真の代わりに、銀行照会による手続きも可能だ。住信SBIネット銀行もしくは三菱UFJ銀行の口座があれば、ログインすることで本人確認が完了する

総合証券口座の開設が完了すれば、外国株式取引口座の開設が可能になる。

取引状況に問題がなければ、「開設」ボタンを押すだけですぐに取引ができる状態になるので、資金を移動すれば米国株取引を始められます。

7,マネックス証券とSBI証券、米国株以外の取引もするならどっちが良い?

(画像=Oran Tantapakul/stock.adobe.com)

どちらも米国株投資で定評のあるマネックス証券とSBI証券だが、米国株だけのために口座開設をする人は少ないだろう。

せっかくなら他のサービスも自分に合った証券会社を選びたい。

マネックス証券 SBI証券
現物株式取引手数料(税込)
※1注文の約定代金あたり
~10万円:110円
~20万円:198円
~30万円:275円
~40万円:385円
~50万円:495円
~100万円:
(成行)1,100円 (指値)1,650円
100万円超:
(成行)0.11% (指値)0.165%
~5万円:55円
~10万円:99円
~20万円:115円
~50万円:275円
~100万円:535円
~150万円:640円
~3,000万円:1,013円
3,000万円超:1,070円
投資信託本数
(ノーロード本数)
1,235本
(すべてノーロード)
2,635
(すべてノーロード)
外国株式の国の数 2か国
(米国・中国)
9か国
(米国・中国・韓国・ロシア・
ベトナム・インドネシア・
シンガポール・タイ・マレーシア)
NISA
つみたてNISA
ポイント運用 ○(マネックスポイント)
※株式売買手数料や暗号資産、
他者ポイントの交換に使用可
○(Tポイント、Pontaポイント)
※投資信託の買付に使用可
アプリ 銘柄スカウター
マネックス証券アプリ
マネックストレーダースマートフォン
(株式/先物/米国株/FX)
MONEX VISION(保有資産分析)
MONEX TRADER CRYPTO(暗号資産)
SNS型投資アプリ「ferci」
HYPER SBI
SBI証券 株アプリ
SBI証券 米国株アプリ
かんたん積立 アプリ
HYPER FXアプリ
HYPER 先物・オプションアプリ
取引所CFD アプリ
サポート 電話(平日8:00~17:00)
チャット(24時間)
自動運用ON COMPASS
電話(平日8:00~17:00)
チャット(24時間)
ロボアドバイザーWealthNavi
口座開設数 198万口座
(2021年11月末時点)
603万口座
(2021年3月末時点)
おすすめポイント IPO抽選は完全平等 25歳以下現物手数料
実質0円プログラム
マネックス証券SBI証券の公式サイトをもとに筆者作成(2021年12月2日時点)

マネックス証券……初心者にも経験者にも!豊富な商品と投資情報でサポート

マネックス証券のメリットとデメリットを以下にまとめた。

・マネックス証券のメリット

マネックス証券のメリット
  • 商品ラインアップの豊富さ
  • IPO抽選が完全平等
  • 投資レポートやセミナーが充実している
  • 投資ツールが便利
マネックス証券のおすすめポイントとして「品ぞろえの良さ」が挙げられます。国内株式や海外株式に加え、IPO(新規公開株)やFX、暗号資産など幅広い商品の取り扱いがあります。抽選方法が完全平等なIPOは評価が高いです。

投資レポートやセミナーが充実している点は、初心者にも経験者にもありがたいポイントです。

毎日更新される専門家レポート、独自開発のオリジナルマーケット情報、銘柄スカウターやマネックストレーダーなど高機能ツール、マーケット情報やアラートを知らせるメールサービスも便利だ。

・マネックス証券のデメリット

マネックス証券のデメリット
  • 国内株式の取引手数料が割高
  • 定額コースで無料の価格帯がない
マネックス証券のデメリットとしては、国内株式の取引手数料が割高な点が挙げられます。
たとえば約定金額50万円の取引の場合、SBI証券なら275円だが、マネックス証券は495円だ。約定金額100万円の指値注文なら1,650円(SBI証券は535円)とかなり割高になる。

出典:マネックス証券『手数料』SBI証券『国内株式現物取引 スタンダードプラン』

また、無料の1日定額コースがないのも残念な点だ。

SBI証券や楽天証券などいくつかの証券会社では1日の約定代金100万円までなら手数料はかからない。

マネックス証券の定額コースでは1日約定代金100万円までが550円、300万円までが2,750円となっています。お得感はあまりないかもしれません。

SBI証券……割安の手数料と幅広い金融商品が魅力!

SBI証券のメリットとデメリットを以下にまとめた。

・SBI証券のメリット

SBI証券のメリット
  • 取引手数料が安い
  • 25歳以下なら国内株式現物手数料が実質無料
  • 外国株の取り扱い国が豊富
  • 商品ラインアップが充実している

SBI証券と言えば取引手数料の低さがまず目を引く。

国内現物株式の取引手数料は、約定代金が5万円までなら55円、50万円までが275円、100万円までが535円と、値下げ競争の激しいネット証券業界においても最安の水準と言えます。

国内株式アクティブプランなら、1日の約定代金100万円まで手数料は無料です。さらに、25歳以下の利用者の国内株式現物手数料はキャッシュバックされ実質無料となっています。

出典:SBI証券『25歳以下現物手数料0円プログラム』

外国株式の取り扱い国数が多いのも特長だ。

外国株投資の中心は米国と中国だが、SBI証券ではそれらに加えて韓国、ロシア、東南アジアの国々の個別株も扱っている。

外国株式以外にも、投資信託やIPOといった商品の取扱数も多い。

・SBI証券のデメリット

SBI証券のデメリット
  • ウェブサイトの情報が多すぎる

SBI証券はこれといった致命的なデメリットは見当たらないが、商品やサービスが幅広いために情報量が多すぎてサイト上が煩雑になっている印象がある。

デザインによるのかもしれないが、なかなか必要とする情報まで行きつけない。

基本的に文字情報が中心なので、時間がない人や読解が苦手な人には使いにくいかもしれません。

IPO投資と米国株式投資がしたい投資初心者ならマネックス証券

投資初心者で米国株式投資に挑戦したいと考えている人なら、マネックス証券がおすすめです。サイトやアプリが使いやすく、解説が分かりやすいのが特徴です。米国株式専用の電話サポートは立会時間前後まで受け付けています。

出典:マネックス証券『サポート』

経験者でも豊富な投資情報や高機能ツールはうれしいはずだ。

米国株式以外にもIPOやFXに興味があるなら、IPO抽選が平等で取引アプリが充実しているマネックス証券は取引環境が良好と考えられる。

国内株式投資と米国株式投資ならSBI証券

米国株式投資をする人でも、国内株式投資は個人投資家の定番の投資対象である。

国内株式の手数料が安いSBI証券はとりあえず開設する証券口座として最有力候補となります。取扱商品の種類が多いので、よほどニッチな金融商品でない限りSBI証券では取引可能です。

国内株式や米国株式以外にも挑戦したい投資先ができても、SBI証券ならば新たに他の証券会社を探す必要はないでしょう。

8,米国株投資のメリット

(画像=ArtBackground/stock.adobe.com)

外国株式である米国株にわざわざ投資する意味は何だろうか。そのメリットを4つ紹介する。

米国株投資のメリット1……中長期的な成長に期待できる

米国株式はコロナ禍にも関わらず、順調に成長を続けています。

中国をはじめとする新興国の成長も目覚ましいが、金融市場の中心やはり米国である。

2021年の10月にはNYダウやS&P500が史上最高値を更新し、米国株式市場の活況はリーマンショック後から10年ほど続いている。

過去30年間を見ても、米国株式市場はそれ以外の株式市場のパフォーマンスを上回っており、特にこの10年はその差が広がっている。

牽引しているのは、GAFAM(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフト)をはじめとするテクノロジー企業だ。

過去の実績からも、米国株式は中長期的な成長が期待できます。

米国株投資のメリット2……大企業でも1株から購入できる

日本株との大きな違いは、購入単元にある。

日本株では最低購入単元が100株や1,000株が一般的であり、主要企業の株式を購入するためには相応の資金が必要だ。

米国の上場株式は1株から購入できるので、誰でも聞いたことがあるような有名企業の株式でも少額投資が可能です。
たとえば、米国を代表する企業であるアップル(AAPL)の2021年12月2日時点の株価は164.77 USD。1ドル110円とすると、最低購入価格は1万8,125円となる。数万円あれば、米国の超優良企業の株主になれるのだ。

米国株投資のメリット3……高配当の株式が多い

米国は日本よりも株主に対する利益還元の意識が高く、日本のような株主優待制度はないものの、配当利回りは高めです。

また、日本株の配当は年1~2回が一般的だが、米国では四半期ごと(年4回)に配当を行う企業も少なくない。

中には、時価総額上位銘柄でありながら配当利回りが5%を超えるエクソンモービル(XOM)や、59年連続増配のコカ・コーラ(KO)といった例もある。

米国株の特徴は、これらの高配当銘柄を1万円以下の少額から買えることだ。先ほどのエクソンモービルの最低購入価格は6,577円、コカ・コーラは5,753円、通信大手で配当利回りが7.65%のAT&T(T)なら2,445 円だ(2021年12月2日時点、1ドル110円で計算)。

株式投資で得られる利益は値上がり益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)なので、配当を得られる銘柄は投資パフォーマンスにおいて有利といえます。

米国株投資のメリット4……為替差益が得られる可能性がある

4つ目のメリットはリスクと隣り合わせであるが、為替差益が期待できることだ。

米国株は基本的に米ドルで取引するので、購入時よりも円安ドル高になっていれば、株の売却益に加えて為替差益も得られます。

例えば1ドル100円の時に米国株に投資して、売却時に1ドル110円になっていた場合、円ベースの利益は10%増加する。

ただし円高ドル安に振れた場合は、逆に為替差損が発生することに注意したい。手数料や税金に加えて為替差損も差し引くと、値上がり益がなくなってしまうこともある。また、為替差益も利益なので税金が発生するが、年収2,000万円以下の給与所得者で、為替差益が年間20万円以上になった場合は確定申告を行う必要がある。

為替差益のメリットは、デメリットと表裏一体です。

9,米国株取引を行うネット証券を選ぶ際の2つのポイント

(画像=編集部作成)

米国株式を取り扱うネット証券はいくつかある。

優れた証券会社を選ぶ際のポイントは、取扱銘柄数の多さと手数料の安さだ。

取扱銘柄の多さ

米国株取引を行うにあたっては、取扱銘柄数が多い証券会社を選びましょう。

銘柄の選択肢が多いことは、最適なポートフォリオを組むにあたって不可欠な要素といえる。

特に個別株は、業種・規模・タイプが異なる企業の中から選べる状態が望ましいです。

手数料の安さ

投資に必要なコストを下げることは、利回りの増加に直結します。
一般的に外国株式の取引手数料は、国内株式よりも高めに設定されている。例えば100万円を投資する場合、国内株なら1取引あたり数百円だが米国株は数千円になることもある。

長く投資を続けていると、手数料の違いは最終的な損益に大きく影響します。

米国株の取扱数が多いネット証券会社ランキング
マネックス証券 SBI証券 楽天証券 DMM.com証券 PayPay証券
米国株取扱銘柄数(ADR、ETFは含まない) 4,222本 4,201本 3,875本 1,265本 147本
外国株のNISA買付可否
米国株対応スマホアプリ 米国株専用アプリ有 米国株専用アプリ有 国内株・米国株取引アプリ有 国内株・米国株取引アプリ有 国内株・米国株取引アプリ有
口座開設最短日数 2~3営業日程度 翌営業日 翌営業日 当日 2週間
マネックス証券SBI証券楽天証券DMM.com証券PayPay証券の各公式ホームページより筆者作成(2021年12月2日現在)

マネックス証券とSBI証券は米国株の取扱数が4,000銘柄以上

米国株式の取扱銘柄数が多いのはマネックス証券、SBI証券、楽天証券だ。

特にマネックス証券とSBI証券は、取扱数が4,000銘柄を超えています。

マネックス証券やSBI証券は米国の個別銘柄だけでなく、米国ETF(上場投資信託)やADR(米国預託証書)の品ぞろえも豊富だ。

マネックス証券は米国株取扱銘柄の一覧の横に、米国株の銘柄追加要望受付サービス「シンボル+(プラス)」を配置している。利用者は、ここから追加してほしい銘柄をフォームで送信できる。

要望があった銘柄は連日追加されており、2021年12月の1か月間では77本の新規取り扱いがスタートしている。ただ他社も随時新規銘柄を追加しており、レース状態となっている。

10,マネックス証券とSBI証券での米国株取引についてよくある8つのQ&A

最後に、マネックス証券SBI証券の米国株取引についてよくある質問と回答を掲載する。

マネックス証券で米国株取引をするメリットは?
初心者でも取り組みやすい条件が整っており、外国株式を取引するという高いハードルをできるだけ低くしようという姿勢が見られる。豊富な取扱銘柄数と手厚いサポートに加え、経験を積んだ人でも物足りなさを感じない取引環境は、他社にはないメリットといえる。
SBI証券で米国株取引をするメリットは?
米国株以外の取扱商品やさまざまなツール・サービスがあるオールマイティーな総合証券会社なので、外国株式以外にも力を入れたい人に向いている。貸株やIPO、ロボアドバイザーといった多様なサービスを活用しつつ、資金を有効活用したいアグレッシブな投資家にはメリットが大きい証券会社といえるだろう。
マネックス証券で米国株取引をするデメリットは?
米国株と中国株以外の外国株式を取り扱っていない。マネックス証券の外国株式には、韓国やロシア、アセアンや東南アジアといった地域は含まれていない。その代わりADR(米国預託証券)の品ぞろえが充実している。米国市場のADRを通してそれらの地域へ投資できる。
SBI証券で米国株取引をするデメリットは?
時間外取引に対応しておらず、注文方法の種類が少ない。取引時間帯は米国立会時間に限られ、日本における深夜早朝のみ。それ以外の注文は予約注文扱いとなり、注文種別は「成行」しか認められない。立会時間中は「成行」「指値」「逆指値」の3種類が選べるが、「トレールストップ」や「連続注文」といった複雑な方法には対応していない。
米国株取引をするならマネックス証券とSBI証券どっちがいい?
IPOやFXもやりたいならマネックス証券、国内株式もやりたいならSBI証券だ。マネックス証券はIPOやFX、暗号資産といった新しい商品にも早くから対応しており、多様な投資に興味がある人に向いている。ただし国内株式の取引手数料が高めなので、国内株は必ずやりたいと考えている人ならSBI証券が良いだろう。
米国株取引のメリットは?
米国株式に投資するメリットとして、「成長が期待できる」「少額から米大企業の株主になれる」「日本株に比べて高配当」「為替差益による利益の可能性がある」などが挙げられる。外国株式専用の口座と米ドルを用意する必要があるが、ネット証券であればそれらの手続きもかなり簡素になっている。
米国株取引を行うネット証券を選ぶ際のポイントは?
重要なポイントは、「取引銘柄の豊富さ」と「手数料の低さ」だ。個別企業銘柄もさることながら、幅広い銘柄に分散投資ができるETFの種類にも注目したい。手数料は約定金額に連動するので、投資額が大きい人ほどしっかり比較することをおすすめする。また、一部銘柄の手数料を無料としている場合があるので、注目している銘柄がその対象かどうかも確認しよう。
米国株取扱数の多いネット証券は?
米国株の取扱数が多いネット証券は、マネックス証券、SBI証券、楽天証券だ。マネックス証券とSBI証券は、取扱数が4,000銘柄を超えている。楽天も4,000銘柄に迫る勢いだ。DMM証券も健闘しているが、上記の3社には及ばない。取扱数はETFやADRを含めた数字が使われることが多いので、内訳も確認しておこう。

執筆・篠田わかな
外資系経営コンサルティング会社にて、製造・物流・小売部門のコンサルタントとして、業務改革・システム改革プロジェクトに参画。個人としての投資歴は20年以上。

3人の子育てのかたわら、個人事業主として独立。マネー・ビジネス分野の執筆活動、社会人研修の企画立案・業務請負等を手がける。

■保有資格
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
外資系経営コンサルティング会社にて、製造・物流・小売部門のコンサルタントとして、業務改革・システム改革プロジェクトに参画。個人としての投資歴は20年以上。

3人の子育てのかたわら、個人事業主として独立。マネー・ビジネス分野の執筆活動、社会人研修の企画立案・業務請負等を手がける。

■保有資格
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

この筆者の記事を見る

【関連記事】
米国株(アメリカ株)の高配当銘柄ランキングTOP10!
米国(アメリカ)株投資に強いネット証券は?SBI、楽天、マネックスなど
米国株(アメリカ株)を買うにはどうしたらよいか、3ステップで解説
米国株(アメリカ株)の連続増配ランキングTOP10 上位10社は連続増配50年以上!
NISAで注目したい米国(アメリカ)株を紹介
米国株取引時間は何時から何時?
米国株(アメリカ株)にかかる税金はいくら?