楽天証券のメリットとデメリット SBI証券と比較

2020.6.26
投資

ネット証券で人気の楽天証券。SBI証券と比較しても大きな違いが見つからず、どちらに口座を開設するか迷ってしまう人もいるのでは?今回はネット証券の中でも比較的人気の高い楽天証券の特徴とメリット・デメリットを紹介する。

目次
1,楽天証券とSBI証券の違いを比較
2,楽天証券のメリット1,SBI証券よりもポイントが使いやすい
3,楽天証券のメリット2,最高峰のトレーディングツールが無料で使える
4,楽天証券のメリット3,楽天銀行との口座連携サービスはお得感を実感できる
5,楽天証券のデメリット SBI証券と比較
6,楽天証券とSBI証券で人気の銘柄を比較
7,楽天証券とSBI証券のランキングで注目したい銘柄3選
8,楽天証券には投資初心者に優しい仕組みが豊富

1,楽天証券とSBI証券の違いを比較

楽天証券とSBI証券、どちらのネット証券で口座を開設するか決めかねているなら、両社の違いを洗い出してみるとよいだろう。どちらのネット証券が自分の望む投資スタイルに合っているか再考するのが近道だ。

楽天証券とSBI証券の比較一覧

楽天証券とSBI証券の口座情報を比較したのが次の表だ。
手数料では並ぶ両社だが、IPO取り扱い数や外国株の取り扱いの幅広さではSBI証券に軍配が上がる結果となった。

  楽天証券 SBI証券
口座開設数
2020年3月31日現在
375万7,172口座 512万4,782口座
現物国内株式取引手数料
(最低手数料)
0円(税込) 0円(税込)
IPO取扱銘柄数
(2019年度)
28社 86社
取扱投資信託本数 2635本 2649本
取扱外国株 米国、中国、ASEAN
計6ヶ国
米国、中国、ASEANなど
計9ヶ国
取引開始までの日数 2営業日程度 最短翌営業日
 
  楽天証券 SBI証券
口座開設数
2020年
3月31日現在
375万
7,172口座
512万
4,782口座
現物国内
株式取引
手数料
(最低手数料)
55円(税込) 55円(税込)
IPO取扱
銘柄数
(2019年度)
28社 86社
投資信託
取扱数
2,635 2,649
取扱外国株 6ヶ国 9ヶ国
取引開始
までの日数
2営業日程度 最短翌営業日
 

2,楽天証券のメリット1,使い勝手の良い楽天証券のポイント

楽天証券では、取引に応じて「楽天スーパーポイント」か「楽天証券ポイント」のいずれかが付与される。ハイペースで貯められて、貯まったポイントの使い道も多いため、楽天グループの共通ポイントである「楽天スーパーポイント」を選択するほうが断然便利だ。

楽天証券のWebサイトで、事前に受け取るポイントを「楽天スーパーポイントコース」に設定しておくことを忘れないようにしたい。

楽天スーパーポイントの貯め方……大口顧客なら取引手数料の2%を還元

楽天証券のポイントプログラムでは、1約定ごとの手数料体系である「超割コース」で定められた取引手数料に対して、楽天グループ共通の「楽天スーパーポイント」が1%分付与される。1日もしくは1ヵ月の取引基準に応じて「大口優遇」と判定されると、楽天スーパーポイントの付与率が取引手数料の2%にアップする。

投資信託の月末残高が50万円以上あれば、残高に応じたポイントを受け取ることもできる。

さらに、楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」に申し込み、「ハッピープログラム」にエントリーすると、各種取引の手数料100円ごとに1ポイント、あるいは投資信託の残高10万円ごとに4ポイントが付与される。

また家族や友達を紹介しても、期間限定のキャンペーンなどに応募しても、楽天スーパーポイントが貯まる。

楽天スーパーポイントは「ポイント投資」にも使える

楽天証券で貯まった楽天スーパーポイントは、楽天ポイントクラブで取りまとめられているので、楽天市場や楽天グループ各社、または楽天ポイントが使える街中の店舗でも使用することができる。

楽天証券らしい楽天スーパーポイントの使い方といえば、「ポイント投資」だろう。ポイント投資には、「投資信託または積立投信の買付」と「国内現物株式の買付」がある。

積立投信のポイント投資を楽天カード決済にすると、楽天カードでも100円につき1ポイントを貯められる。投資信託の一括購入、積立を問わず、投資信託のポイント投資では「ポイント+1倍」のポイントが加算される。

楽天スーパーポイントを使った国内現物株式の買付は、NISA口座での購入やPTS夜間取引にも対応しているため、株式取引が中心の人でも、楽天スーパーポイントを十分活用できる。

対するSBI証券のポイントプログラムはTポイント

SBI証券のポイントプログラムは、Tポイントが採用されている。マイレージサービスとして、国内株式取引の月間合計手数料の1.1%相当を獲得できる。あるいは投資信託の保有残高、もしくは金・銀・プラチナ取引の月間合計手数料の1.0%相当がTポイントで付与される。また株式の移管入庫、新規口座開設、期間限定のキャンペーンでもTポイントを貯めることができる。

貯まったTポイントは、投資信託の購入やTポイント加盟店で使用することができる。

楽天スーパーポイントを使った楽天証券とTポイントを使ったSBI証券、ポイントプログラムだけで比較すると、現在積極的に貯めているポイントがあれば、そのポイントを採用している証券会社を選んだほうがポイントを有効活用できる。

どちらのポイントでも構わないのであれば、貯めやすさと使いやすさで圧倒的に有利な楽天スーパーポイントを使った楽天証券がおすすめだ。

 

3,楽天証券のメリット2,トレーディングツールの最高峰「MARKET SPEED Ⅱ」を無料で利用できる

MARKET SPEED Ⅱは、楽天証券の高機能パソコン用トレーディングツール「MARKET SPEED」の後継だ。マーケットスピードの「武蔵」やチャート機能をパワーアップさせ、プロが使う自動売買テクニックを「アルゴ注文」として搭載した優れものだ。

このプロ仕様のトレーディングツールを、楽天証券のユーザーなら誰でも無料で利用できる。現在は国内株式のみが対象で、Windowsにしか対応していないが、国内株式取引を極めたい人でWindows機を使っている場合は、最高の取引環境であることは間違いないだろう。

国内株式だけでなく、米国株式や為替、日経225先物・オプション、海外先物も取引したい人、あるいはMacユーザーは「MARKET SPEED」を利用するといい。マーケットスピードは投資家からの評価の高い高機能トレーディングツールであり、オールラウンドな使い方ができる。Mac版も提供されており、しかも使用料は無料だ。MARKET SPEED Ⅱでなくとも、利用価値は十分ある。

 

4,楽天証券のメリット3,楽天銀行との口座連携サービスでお得感を実感できる

楽天証券であれば楽天銀行、SBI証券であれば住信SBIネット銀行のように、どちらのネット証券にも資本関係のあるインターネット専業銀行があり、証券口座と銀行口座を連携させることができる。

楽天では「マネーブリッジ」、SBIでは「ハイブリッド預金」に申し込むと、
  • 証券口座と銀行口座間での無料の資金移動
  • 普通預金金利の優遇
  • 銀行預金残高を証券口座の買付余力に反映
  • 証券口座から銀行口座への夜間の資金自動出金(スイープ)
お得なサービスを受けられるようになる。

どちらでも、証券口座単体を持っているよりも、銀行口座と連携させた方がメリットはある。しかし、楽天証券と楽天銀行の口座連携サービス「マネーブリッジ」のほうが、初心者投資家でもお得度を実感しやすい特徴がある。

特徴1,マネーブリッジの優遇金利は通常の100倍に

楽天証券と楽天銀行のどちらにも口座を持っている人がマネーブリッジを申し込むと、楽天銀行の普通預金金利が年利0.1%(以降、年利率はすべて税引前)にアップする。(2020年5月11日現在)SBIハイブリッド預金の優遇金利が0.01%であることを考えると、かなり高い利率と言える。

年利0.1%といえば、メガバンクの普通預金金利0.001%の100倍だ。毎晩スイープ(自動出金)によって証券口座の資金が銀行口座に集められるため、普通預金金利がより高いほうが資金効率は良くなる。

楽天証券ユーザーにとっては、投資に回す予定の余裕資金を証券口座に寝かしたままにするのではなく、年利0.1%とスイープで、着々と増やすことができればありがたいはずだ。

楽天銀行ユーザーにとっても、楽天証券に口座を開設してマネーブリッジを申し込めば、0.1%の優遇金利が適用されるので、資金を無駄なく運用できるだろう。

特徴2,「ハッピープログラム」で効率的にポイントが貯まる

さきほど触れたように、楽天証券と楽天銀行のマネーブリッジを申し込んで、ハッピープログラムにエントリーすると、楽天スーパーポイントをより効率的に貯められるようになる。

貯まったポイントは買い物に使うのも、投資に充当するのも自由だ。どちらも、すぐにでも活用できるので、証券と銀行の連携サービスの効果を実感しやすいだろう。

 

5,楽天証券のデメリット――IPO投資や外国株はSBI証券に軍配

安い手数料や取り扱う金融商品の種類の多さ、グループ銀行との口座連携など、楽天証券とSBI証券には類似点も多く、楽天証券特有のサービスや楽天証券で口座開設することによるメリットもたくさんある。

ただし、IPO投資や外国株に興味がある人には、SBI証券のほうが魅力的に映るかもしれない。

IPO投資はSBI証券の圧勝

SBI証券は2019年度にIPO銘柄全92銘柄中86銘柄を取り扱っており、業界第1位の実績がある。IPOの抽選に外れてもIPOチャレンジポイントプログラムで次回以降に当選確率が高くなる仕組みもある。

近年は楽天もIPOの取扱銘柄件数を増やしており、2019年度は28社のIPO取扱実績があった。とはいえ、IPOを中心に株式投資を行う予定なら、SBI証券のほうが適していることは間違いない。

外国株は国数も余力の取り扱い方もSBIの方が便利

外国株取扱国数についても、楽天証券が6ヵ国であるのに対して、SBI証券はネット証券第1位の9ヵ国だ。

さらに、SBI証券と住信SBIネット銀行に口座があれば、住信SBIネット銀行の外貨普通預金から外貨のまま無料でSBI証券口座に入金できる。金融機関の間の外貨送金では、通常は高い入出金手数料が発生し、日本円から外貨への換金にも為替手数料がかかる。SBIの外貨送金無料サービスは、外国株を頻繁に売買する人にとっては非常に大きなメリットと言えるだろう。

外国株に興味がある場合は、SBI証券を選ぶと、取扱国数の多さや外貨送金手数料無料によって取引のチャンスが増えるかもしれない。

6,楽天証券とSBI証券の国内株式売買代金ランキングTOP20――2大証券で人気の銘柄を比較 

それぞれの強みを打ち出す楽天証券とSBI証券。最後にこの2大ネット証券で取引されている人気銘柄に違いが出てくるのかどうかを確認してみよう。実際に口座を解説して、銘柄を選ぶ際の参考になるはずだ。

取り上げるのは楽天証券とSBI証券各社公表の国内株式売買代金デイリーランキング。両社内の人気銘柄TOP20を「売り」と「買い」で比較する。

楽天証券の国内株式売買代金ランキングTOP20(2020年6月22日実績)

買い 売り
順位 コード 会社名 コード 会社名
1 1570 NF日経レバレッジETF 1570 NF日経レバレッジETF
2 9984 ソフトバンクグループ 9984 ソフトバンクグループ
3 4588 オンコリスバイオファーマ 4588 オンコリスバイオファーマ
4 7974 任天堂 1357 NF日経ダブルインバースETF
5 1357 NF日経ダブルインバースETF 7974 任天堂
6 9983 ファーストリテイリング 8035 東京エレクトロン
7 2191 テラ 2191 テラ
8 8035 東京エレクトロン 9983 ファーストリテイリング
9 3686 ディー・エル・イー 3686 ディー・エル・イー
10 6897 ツインバード工業 4563 アンジェス
11 4563 アンジェス 6897 ツインバード工業
12 4485 JTOWER 6920 レーザーテック
13 4712 KEYHOLDER 6758 ソニー
14 8306 三菱UFJフィナンシャル
グループ
4485 JTOWER
15 6758 ソニー 4712 KEYHOLDER
16 7203 トヨタ自動車 8306 三菱UFJフィナンシャル
グループ
17 6920 レーザーテック 1458 楽天225ダブルブル
18 9201 日本航空 4493 サイバーセキュリティ
クラウド
19 4493 サイバーセキュリティ
クラウド
2038 NN原油ブルETN
20 1458 楽天225ダブルブル 7610 テイツー
※楽天証券の社内売買代金上位ランキング(2020年6月22日前後場)を参照し、筆者が再構成

SBI証券の国内株式売買代金ランキングTOP20(2020年6月22日実績)

買い 売り
順位 コード 会社名 コード 会社名
1 1570 NF日経レバレッジETF 1570 NF日経レバレッジETF
2 9984 ソフトバンクグループ 9984 ソフトバンクグループ
3 4588 オンコリスバイオファーマ 4588 オンコリスバイオファーマ
4 1357 NF日経ダブルインバースETF 1357 NF日経ダブルインバースETF
5 7974 任天堂 9983 ファーストリテイリング
6 9983 ファーストリテイリング 2191 テラ
7 2191 テラ 7974 任天堂
8 2702 マクドナルド 8035 東京エレクトロン
9 8035 東京エレクトロン 2702 マクドナルド
10 6897 ツインバード工業 6897 ツインバード工業
11 3686 ディー・エル・イー 3686 ディー・エル・イー
12 4712 KEYHOLDER 7610 テイツー
13 7610 テイツー 4712 KEYHOLDER
14 1757 クレアホールディングス 1757 クレアホールディングス
15 4563 アンジェス 6758 ソニー
16 7203 トヨタ自動車 4563 アンジェス
17 9201 日本航空 6920 レーザーテック
18 6758 ソニー 7203 トヨタ自動車
19 3038 神戸物産 3038 神戸物産
20 6920 レーザーテック 4485 JTOWER
※SBI証券の社内売買代金上位ランキング(2020年6月22日前後場)を参照し、筆者が再構成

 
楽天証券とSBI証券内の売買代金上位3銘柄は、売りと買い、いずれも同じランキング結果となっている。上位3銘柄の概要を紹介していこう。

第1位,NF日経レバレッジETF<1570>――不動の人気、日経平均がベンチマークのETF

野村アセットマネジメントが運用するブル型ETF。正式名称は「NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」、通称は「日経レバレッジ・インデックス指数ETF」である。

ベンチマークに採用されている日経平均レバレッジ・イデックスは、日経平均株価の騰落率の2倍として計算される株価指標だ。NF日経レバレッジETFはこの日経平均レバレッジ・インデックスの値動きに連動するように運用されている。

NF日経レバレッジETFは、日経平均株価を構成する225銘柄に分散投資しながら、短期で高い利益を得ること目指す。同ETFは銘柄選びの手間をかけずに、効率よく利益を獲得したい投資家からの人気が高く、相場環境にかかわらず、常に売買代金トップに位置している。

第2位,ソフトバンクグループ<9984>――通信サービスに加えて、投資事業でも話題

孫正義氏が創業した通信サービス会社を中心とする企業グループ。携帯電話販売のソフトバンクや米スプリント、ユニコーン企業向けの投資ファンドなどを運営する。

2020年3月期は、国内通信事業は堅調ながらも、投資事業の不調によって、グループは1兆円を超える赤字決算となり、2020年5月は株価の下落が続いた。

同年6月に入ると、マイノリティーが創業する米企業14社に対する200万米ドル超の経営支援や、みずほフィナンシャルグループとの携帯電話を使った個人向け融資サービスの提携、保有する米携帯電話サービス大手のTモバイルUS株の65%の売却などが材料視され、売買が活発化している。

第3位,オンコリスバイオファーマ<4588>――がん治療薬開発順調、COVID-19治療薬開発着手も

オンコリスバイオファーマは2013年に東証マザーズに上場した創薬ベンチャーである。

同社開発の革新的ながんのウイルス療法テロメライシンは、国内では「先駆け審査指定制度」対象品目に指定されている。導出先の中外製薬では治験2相が進んでいるため、新薬の実用化に向けた期待感から、投資家の同社に対する関心も高い。

さらに、2020年6月19日には、鹿児島大学が出願中の抗 SARS-CoV-2 薬の特許譲受により、新型コロナウイルス感染症治療薬の開発着手が発表されたことによって株価が高騰し、ストップ高となった。

7,楽天証券とSBI証券のランキングで注目したい銘柄3選

楽天証券とSBI証券の売買代金上位には、どちらにも同様な銘柄がランクインしており、証券会社を問わず、一定の銘柄に幅広い層から注目が集まっていることがわかる。

その中で、楽天証券内、SBI証券内だけでTOP20にランクインしている注目の詳細を紹介していこう。

楽天証券の売買ランクングのみで登場する3つの注目銘柄 三菱UFJや原油ETFなど

SBI証券には登場せず、楽天証券のランキングに登場するのは三菱UFJフィナンシャル・グループ、楽天225ダブル・ブル、そしてNN原油ブルETNの3銘柄だ。

・三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>――国内No.1メガバンクを中核とする金融グループ

楽天証券の売り16位、買い14位にランクインしたのは三菱UFJフィナンシャル・グループだ。国内大手銀行のうち、時価総額第1位。2023年までの店舗削減を2017年度比35%から40%減に計画変更。2020年度は減収減益を予想している。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で国内外ともに貸出残高は伸びている。ベンチャーと連携して、AI為替予測などの新サービスを続々提供している。

・楽天225ダブルブル<1458>――NF日経レバレッジETFよりも信託報酬が安い

楽天証券の売りの第17位、買いの第20位にランクインしているのは、楽天投信投資顧問が運用する楽天225ダブルブルである。正式名称は「楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型」、愛称は「楽天225ダブルブル」。

日経平均の日次変動率の2倍の値動きをする日経平均レバレッジ・インデックスに連動する投資効果を目指している。

楽天225ダブルブルの信託報酬は年0.385%(税込)。同じ日経平均レバレッジ・インデックスをベンチマークとするNF日経レバレッジETFの信託報酬が年0.88%(税込)であることに比べると安く設定されている。

・NN原油ブルETN<2038>――野村グループが運用する原油指数のレバレッジETF

楽天証券の売りの第19位は、野村グループのETN/JDRブランドである「NEXT NOTES」シリーズのETN(信託受益証券)。正式名称は「NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN」。

連動対象指数は日経・東商取原油レバレッジ指数であり、東京商品取引所と日本経済新聞が算出する日経・東商取原油指数の騰落率を2倍にした指数。NF日経レバレッジETF同様に、ETN版のダブル・ブル型ファンドである。信託報酬は0.88%(税込)である。短期的に利益を獲得したい投資家の人気を集めているETNだ。

SBI証券の売買ランクングのみで登場する3つの注目銘柄 マクドナルドや神戸物産など

楽天証券とSBI証券のランキングを比較して、SBI証券のランキングTOP20にしかランクインしていないのはマクドナルド、クレアホールディングス、神戸物産の3銘柄である。

・日本マクドナルドホールディングス<2702>――外出自粛で売上を伸ばしたファーストフードの王者

SBI証券の売り9位、買い8位にランクインしているのが世界的ハンバーガーチェーンのマクドナルドだ。

既存店はコロナ禍で客数減でも、持ち帰りとまとめ買い需要で客単価が急増した。ネット注文や接客向上で客数増。サイドメニューの強化で客単価も高くなった。デリバリーの需要増にあわせて、ウーバーイーツに加えて、自社配送も拡大している。6月は業績好調が追い風となり、年初来高値更新や上場来高値更新を打ち出した。

・クレアホールディングス<1757>――ダチョウ抗体配合除菌スプレーで収益改善へ

SBI証券の売りと買い、どちらも第14位となったのはクレアホールディングスである。東証二部上場の住宅リフォーム・給排水管工事などを主な事業とする企業。コスメ事業は堅調であるが、建設・不動産関連事業の赤字幅が拡大している。

社会貢献と収益改善の一環として、2020年6月4日に、ダチョウ抗体を使った化粧品や日用品を製造販売する大阪市のジールコスメティックスと商品販売の売買基本契約書を締結した。これが材料視され、株価は年初来高値を更新した。

6月18日のダチョウ抗体配合スプレーなどの発売発表後は株価が続伸している。

・神戸物産<3038>――外食自粛と内食需要増で業務スーパーの売上急伸

SBI証券の売りと買いで第19位は、業務スーパーが主力事業である神戸物産であった。

2019年11月~2020年4月の上期営業利益は前年同期比34%増であったことを発表した。業務スーパー事業で新規出店による売上増、好調なプライベートブランド、外食自粛による内食需要の増大が寄与している。

神戸物産の上期業績の好進捗を受けて、株価は続伸し、2020年6月12日には年初来高値を更新した。

8,楽天証券には投資初心者に優しい仕組みが豊富

初めて証券会社に口座を開設するにあたって、楽天カードや楽天スーパーポイントのユーザーには、ポイントプログラムが連携している楽天証券は、身近で使い勝手がよい証券会社に感じるはずだ。

楽天証券には投資初心者に優しい仕組みも多数用意されている。各種商品の新規デビューキャンペーンを積極的な展開、投資初心者にとってわかりやすい操作画面の採用、金融商品解説記事が豊富であるなどがよい例だ。

投資初心者には、敷居の低い楽天証券で先に口座を開設し、株式投資に十分慣れてからSBI証券で口座開設するのもおすすめの手順だ。

楽天証券とSBI証券のサポート・特徴比較

最後に楽天証券とSBI証券のサポート体制やその他の特徴を比較しよう。
優秀なトレーディングツールとして名高い「MARKET SPEED II」を無料で使えることや、投資で楽天スーパーポイントが貯まり、投資にも使えることが楽天証券の強みとなっている。

  楽天証券 SBI証券
投資信託
取扱本数
2020年
5月11日現在
2,635本 2,649本
積立投資信託
最低投資額
100円 100円
取扱外国株 6カ国 9カ国
ハイブリッド
預金金利
0.10% 0.010%
トレーディング
ツール
(国内株)
PC
「MARKET
 SPEEDⅡ」
スマホ
「iSPEED」
PC
「HYPER
 SBI」
スマホ
「SBI証券 株」
 アプリ
銀行との
連携
楽天銀行
「マネー
ブリッジ」
住信SBI
ネット銀行
「SBI
ハイブリッド
預金」
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など
ロボアド
バイザー
楽ラップ ウェルスナビ
 
※上記比較表は、楽天証券とSBI証券のホームページを参照し、執筆者が作成した  
執筆・

証券会社の引受業務やビジネス系翻訳携わったのち、個人投資家として活動。現在は総合証券、ネット証券の両方を使いこなし、経済、金融、HR領域で多数の媒体で執筆中。2019年にフィナンシャルプランナーの資格取得。
 

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