SBI証券と楽天証券は、ネット証券の2強と言っていい存在だろう。米国株取引においても両社の存在感は大きく、SBI証券、楽天証券のうちどちらに米国株の取引口座を持つか迷う投資家も少なくない。SBI証券と楽天証券の米国株取引を比較し、どちらを米国株投資の「パートナー」とするべきか考えてみたい。
目次
1,SBI証券と楽天証券の米国株投資をポイントごとに徹底比較
米国株取引において取引証券会社を選ぶ際にチェックするポイントは、日本株など国内商品を取引する証券会社選びの場合とやや異なる。
馴染みのある日本株を取引するのと違い、米国株取引は注意しなければならないことが多いので、しっかりサポートしてくれる証券会社を選ぶことが重要だ。
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
米国個別株銘柄数 | 4,364銘柄 | 3,827銘柄 |
米国ETF銘柄数 | 327銘柄 | 356銘柄 |
米国ADR銘柄数 | 166銘柄 | 314銘柄 |
米国株売買手数料 | 約定代金×0.495%(税込) 最低:0米ドル 上限:22米ドル |
約定代金×0.495%(税込) 最低:0米ドル 上限:22米ドル |
為替手数料 | 適用為替レート±0.25円 | 適用為替レート±0.25円 |
米国株取引時間 | 標準時間 23:30~翌6:00 夏時間22:30~翌5:00 |
標準時間 23:30~翌6:00 夏時間 22:30~翌5:00 |
注文受付時間 | 米国営業日の以下を除く時間帯 ・日本時間19:00~19:30 ・日本時間での 取引終了後から9:00頃まで |
【月~金】8:00~翌6:00 (8:00~翌5:00) 【土】8:00~翌2:30、 3:30~5:00、 5:15~6:00 (8:00~翌2:30、 3:30~5:00) 【日】6:00~翌2:30、 3:30~5:00、 5:15~6:00 (5:15~翌2:30、 3:30~5:00) ※カッコ内はサマータイム |
時間外取引 | 不可 | 不可 |
注文方法 | 指値/成行/逆指値 | 指値/成行/逆指値 |
米国株を取引 できるツール |
外貨建商品取引サイト 米国株アプリ |
Webサイト マーケットスピード iSPEEDアプリ |
おすすめポイント | 幅広く銘柄をカバー、 スマートフォンアプリを 導入しさらにパワーアップ |
高機能PCツールと 使い勝手のいい スマホアプリを揃え、 初心者からプロまで 幅広くサポート |
SBI証券と楽天証券の米国株投資を取扱銘柄数で比較
SBI証券の個別銘柄取扱数は4,364銘柄であり、楽天証券の3,876銘柄を1割以上上回る(2021年12月10日現在)。
SBI証券、楽天証券ともに、取扱銘柄を増やす試みを続けています。
SBI証券は新規取扱銘柄の要望を行う「リクエストフォーム」を用意、楽天証券も「外国株式 取扱追加リクエストフォーム」を用意し、投資家の取扱銘柄追加の要望に応えているので、今後も取扱銘柄は継続的に増えていくであろう。
出典:SBI証券『~米国、中国、その他国の銘柄をリクエスト~「外国株式リクエストフォーム」を新設!』、楽天証券『外国株式 取扱追加リクエストフォーム』
SBI証券と楽天証券の米国株投資を手数料で比較
SBI証券、楽天証券ともに取引手数料は約定代金に対して0.495%(税込)で同水準だ。
為替手数料についても、両社とも適用為替レート±25銭と横並びだ。
SBI証券と楽天証券の米国株投資を取引時間で比較
米国株市場には、通常の立会時間以外に「プレマーケット」「アフターマーケット」という制度があるが、SBI証券、楽天証券ともにこれらの時間外取引には対応していない。
通常の立会時間前に1時間半取引ができる「プレマーケット」では、アジアや欧州市場で株価材料が出た場合などに取引ができ利便性が高い。
米国企業の決算は通常の取引時間後に発表されるケースがあり、銘柄によっては大きく変動する。
このような時でも「アフターマーケット」で売買できれば重要な取引機会を逃すことがない。
SBI証券、楽天証券においても、通常の米国株取引時間以外で取引ができるようになれば、投資家からの両社に対する支持の声がさらに高まるでしょう。
SBI証券と楽天証券の米国株投資を取引ツールで比較
SBI証券は、2021年4月に待望のスマートフォンアプリ「SBI証券 米国株アプリ」をリリースした。
出典:SBI証券『SBI証券米国株アプリ』
SBI証券での米国株取引ではこれまで、決して使い勝手がいいとは言えないWebサイトでの取引を余儀なくされていた。
「SBI証券 米国株アプリ」の登場で、投資家は瞬時に取引体制をとることができるようになり、利便性はかなり高まったのではないでしょうか。
楽天証券はすでに米国株式が取引できるスマホアプリ「iSPEED」を提供しており、加えて多機能な取引ツールであるPCダウンロード型の取引ツール「マーケットスピード」も用意している。
出典:楽天証券『取引ツール』
2,SBI証券と楽天証券の米国株投資のメリット・デメリットは?どんな人におすすめ?
SBI証券と楽天証券は、米国株取引において多くの点で優れている。
しかしこの2強といえども、すべてにおいて完璧というわけではない。
限られた経営資源を強化する分野に重点的に投入すれば、顧客の要望に応えられないこともある。
2社の米国株投資におけるメリット、デメリットを考察してみよう。
SBI証券の米国株投資のメリット・デメリットは?どんな人がおすすめ?
米国個別株銘柄数 | 4,364銘柄 |
---|---|
米国ETF銘柄数 | 327銘柄 |
米国ADR銘柄数 | 166銘柄 |
米国株売買手数料 | 約定代金×0.495%(税込) 最低:0米ドル 上限:22米ドル |
為替手数料 | 適用為替レート±0.25円 |
米国株取引時間 | 標準時間 23:30~翌6:00 夏時間22:30~翌5:00 |
注文受付時間 | 米国営業日の以下を除く時間帯 ・日本時間19:00~19:30 ・日本時間での取引終了後から9:00頃まで |
時間外取引 | 不可 |
注文方法 | 指値/成行/逆指値 |
米国株を取引 できるツール |
外貨建商品取引サイト 米国株アプリ |
おすすめポイント | 幅広く銘柄をカバー、 スマートフォンアプリを 導入しさらにパワーアップ |
・SBI証券の米国株投資のメリット
- メリット1, 取扱銘柄数が多い
- メリット2, 米国株の投資コストを引下げるサービスの提供
- メリット3,「米国株アプリ」の導入
メリット1, 取扱銘柄数が多い
米国株に投資する最初の段階では、アップル、アマゾン、マイクロソフトといった多くの証券会社で取扱っている銘柄を中心に投資することが多いので、取扱銘柄数はそれほど気にならないかもしれない。
米国株投資の経験を積むにしたがい、メディア等で常に報道される有名な銘柄だけではなく、市場が気付いてない潜在力があるにもかかわらずまだ埋もれたままの銘柄を探し投資したくなるものだ。
そのような時に備えて、多くの取扱銘柄を揃える証券会社に取引口座を持つことをおすすめします。
メリット2, 米国株の投資コストを引下げるサービスの提供
SBI証券では、下記のように投資コストを引下げる様々な機会を投資家に提供している。
- ①海外ETFの買付手数料無料化(NISA口座)
- ②指定する米国ETFの買付手数料無料化
- ③米国貸株サービス「カストック」
- ④銀行提携サービスによる為替手数料優遇
それぞれのサービスにおけるコスト低減効果は大きくないかもしれないが、これらの機会を長期的に享受すればパフォーマンス向上にもたらす影響は大きい。
①NISA口座における海外ETFの買付手数料が無料
SBI証券では、NISA口座での海外ETF(米国、中国、韓国)の買付手数料を無料としている。
出典:SBI証券『NISA』
②SBI証券が指定する米国ETFの買付手数料が無料
SBI証券では、以下9銘柄の米国ETFの買付手数料を無料としている。
バンガードやブラックロック(iシェアーズ)などのETFを利用して米国株に投資する投資家にとって、コスト削減効果は大きいでしょう。
・バンガード S&P 500 ETF (VOO)
・バンガード トータルストックマーケットETF (VTI)
・iシェアーズ S&P 500 ETF (IVV)
・SPDR S&P 500 ETF トラスト (SPY)
・ウィズダムツリー インド株収益ファンド (EPI)
・ウィズダムツリー米国株高配当ファンド (DHS)
・ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド (DLN)
・ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成 (DGRW)
出典:SBI証券『SBI証券、米国ETF(9銘柄)の買付手数料無料の対象銘柄』
③米国貸株サービス「カストック(Kastock)」による貸株金利の受取り
SBI証券では、「カストック(Kastock)」というサービスを提供しており、米国株の対象銘柄は2,000以上に及ぶ。
④住信SBIネット銀行との外貨入出金サービスによる為替手数料の節約
SBI証券で米国株式を売買する時、為替手数料の適用為替レートは±25銭だ。
メリット3,「米国株アプリ」の導入
「米国株アプリ」には、注文、チャート、ニュース、銘柄登録などの基本的な機能はすべて盛り込まれている。
口座管理機能では、入金額、出金額、買付余力などの情報が4日先まで一覧できる。
米国株を取引する時、先の入出金スケジュールを見ながら、十分なドル資金が口座にあるかを手元で確認できるのはとても便利です。
「米国株アプリ」では、決算発表後30分以内に日本語で決算速報を配信している。
米国株に投資する際、日本の投資家にとって決算情報などはどうしても不足気味だが、「30分以内に日本語で」提供してくれるのはとてもありがたい。
・SBI証券の米国株投資のデメリット
- デメリット1,PCダウンロードツールがない
- デメリット2,時間外取引ができない
- デメリット3,米国株式の株価配信が15分遅れ
デメリット1,PCダウンロードツールがない
スイングトレードや長期投資を運用スタイルとする投資家は、Webサイトやスマホアプリによる取引で問題ないだろう。
しかし米国株をよりアクティブに取引する投資家にとって、注文機能、チャート分析、ニュースなどの情報を一目で把握できるPCダウンロード型の取引ツールは必須だ。
国内株式や先物・オプション取引で評判の高い「HYPER SBI」に米国株式取引機能を追加するなど、SBI証券の今後の対応が期待されます。
デメリット2,時間外取引ができない
米国株市場には、通常の立会時間以外に「プレマーケット」「アフターマーケット」という取引制度があり、投資家の利便性が高い。
しかし、SBI証券は「プレマーケット」「アフターマーケット」の取引に対応していない。
現代の金融・資本市場はグローバルに連動しているので、米国の立会時間外にリリースされたニュースや株価材料に対応するのに、株式取引所における通常の立会時間だけでは難しいのではないか。
今後は、投資家の満足度を高めるために時間外取引への対応が望まれます。
デメリット3,米国株式の株価配信が15分遅れ
月額330円(税込)の追加料金を支払えばリアルタイムの株価を取得することはできるが、ネット証券業界トップに位置するSBI証券には、リアルタイム株価の標準装備を求める投資家は多いのではないか。
出典:SBI証券『米国株の株価がリアルで分かる!「NYSE/NYSE Arca/NASDAQリアルタイム株価・チャート」』
・SBI証券の米国株投資がおすすめな人
SBI証券は米国株に興味を持つ幅広い投資家層におすすめだが、その中でも米国株投資の初心者で今後じっくりと長期的なスタンスで米国株投資を計画している投資家に適している。
SBI証券は個別銘柄のみならず、ETF、ADRも幅広くカバーし、取引手数料やその他の取引コスト削減をもたらすサービスも提供しています。米国市場に簡単にアクセス可能なスマホアプリが投入されたことも心強いポイントです。
楽天証券の米国株投資のメリット・デメリットは?どんな人がおすすめ?
米国個別株銘柄数 | 3,827銘柄 |
---|---|
米国ETF銘柄数 | 356銘柄 |
米国ADR銘柄数 | 314銘柄 |
米国株売買手数料 | 約定代金×0.495%(税込) 最低:0米ドル 上限:22米ドル |
為替手数料 | 適用為替レート±0.25円 |
米国株取引時間 | 標準時間:23:30~翌6:00 サマータイム:22:30~翌5:00 |
注文受付時間 | 【月~金】8:00~翌6:00 (8:00~翌5:00) 【土】8:00~翌2:30、3:30~5:00、5:15~6:00 (8:00~翌2:30、3:30~5:00) 【日】6:00~翌2:30、3:30~5:00、5:15~6:00 (5:15~翌2:30、3:30~5:00) ※カッコ内はサマータイム |
時間外取引 | 不可 |
注文方法 | 指値/成行/逆指値 |
米国株を取引 できるツール |
Webサイト マーケットスピード iSPEEDアプリ |
おすすめポイント | 高機能PCツールと使い勝手のいい スマホアプリを揃え、 初心者からプロまで幅広くサポート |
・楽天証券の米国株投資のメリット
- メリット1,取引ツールが優れている
- メリット2,米国株の投資コストを引下げるサービスの提供
- メリット3,楽天銀行から自動入金が可能
メリット1, 取引ツールが優れている
楽天証券では、Webサイトでの取引に加えPCダウンロード版「マーケットスピード」と スマホアプリ 「iSPEED」を米国株取引に利用できる。
PCダウンロード型の取引ツールである「マーケットスピード」は、日本株や先物、オプション取引でも実績のある取引ツールだ。
スマホアプリ「iSPEED」は、日本株と米国株を同じアプリで取引できる優れた取引ツールだ。
ポートフォリオの多くを米国株が占めている投資家にとって、日本株と米国株を一緒に管理できるツールは、複数のアプリを行き来する必要がなく使い勝手がよくて便利です。
・「お気に入りページ」…日本株、米国株を並べて配置できるので、ポートフォリオの管理に便利。
メリット2,米国株の投資コストを引下げるサービスの提供
楽天証券でも、投資コストを引き下げる様々な機会を投資家に提供している。
それぞれのサービスを利用すればトータルで投資コストの低減が可能なので、コスト控除後のパフォーマンスを向上させる効果がある。
- ①海外ETFの買付手数料無料化
- ②充実したポイントプログラム
①海外ETF(9銘柄)の買付手数料が無料
楽天証券では、以下の9銘柄を対象にETFの買付手数料が無料だ。
・バンガード・S&P 500 ETF(VOO)
・バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
・SPDR S&P 500 ETF(SPY)
・SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF(RWR)
・SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(GLDM)
・グローバルX AIビッグデータ ETF(AIQ)
・グローバルX フィンテックETF(FINX)
・グローバルX ゲノム&バイオテクノロジーETF(GNOM)
②ポイントプログラム(超割コース)
楽天証券で国内株式の手数料コースを「超割コース」にすると、米国株を取引した場合でも、取引手数料の1%がポイントバックされる。
獲得したポイントは「楽天ポイント」として使ったり、国内株式の購入資金として利用したりできます。
メリット3,楽天銀行からの自動入出金(スイープ)が可能
楽天証券と楽天銀行の資金移動サービスである自動入出金(スイープ)を利用できる。
このサービスは、一般的な入出金のプロセスに比べて手続きが少なく利便性の高いサービスだ。
・楽天証券の米国株投資のデメリット
- デメリット1,時間外取引ができない
- デメリット2,米国株式の株価配信が15分遅れ
デメリット1,時間外取引ができない
米国市場の通常立会時間は、ほぼ日本時間の深夜にあたる。
「プレマーケット」で就寝前に気になった銘柄をトレードしたり、「アフターマーケット」で就業前に米国の日中に動いた銘柄を取引したりできれば、日本の投資家にとって貴重な取引機会になるのではないでしょうか。
デメリット2,米国株式の株価配信が15分遅れ
SBI証券同様に、月額330円(税込)を支払えばリアルタイムの株価を見ることが可能だ。
出典:楽天証券『米国株式の株価をリアルタイムで見ることはできますか?』
楽天証券で米国株式、米国ETFを過去1ヶ月の間に1回以上約定すれば無料でリアルタイムの株価が配信されますが、長期投資家などは取引をしない月もあるので、やはり無料提供が望まれるのではないでしょうか。
・楽天証券の米国株投資がおすすめな人
楽天証券は、「マーケットスピード」や「iSPEED」など優れた取引ツールを提供しているので、初心者から経験豊富な投資家まで幅広い投資家層に推薦できるネット証券だ。
特にスイングトレードなどアクティブに売買したい投資家は、これらのツールを使いこなせばストレスなく米国株をトレードできるはずだ。
3,米国株(アメリカ株)のメリットは?米国株投資をおすすめする理由
米国株への投資は、世界経済に資金を投じることに他ならない。
世界経済をリードしているのは米国であり、多くのイノベーションが米国から始まり、世界各地へと分散、浸透していく。
世界規模で事業を展開する企業を継続的に生み出している米国に投資するメリットは次の3点だ。
- 長期上昇トレンドが継続中
- グローバルに活動するハイテク大企業への投資が可能
- 高配当銘柄への投資
米国株(アメリカ株)のメリット1,長期上昇トレンドが継続中
リーマンショックや欧州債務危機、コロナショックなど、世界経済を大きく動揺させるイベントで一時的な調整局面はあったが、その都度復活し現在も世界中から投資資金が流入している。
日本株は1990年代のバブル経済崩壊を経て、2010年代には「アベノミクス」を背景とした日本経済の復活にともない上昇局面に入りました。しかし米国株は、日本株以上のパフォーマンスで推移しており、日米両国株価の格差は埋まらず、むしろ拡大しています。
日本の投資家にとって、自国株式のみではなく、米国株への投資が資金を成長させるために必要不可欠な存在であることは明白だ。
米国株(アメリカ株)のメリット2,グローバルに活動するハイテク大企業への投資が可能
2021年2月8日付の日本経済新聞の報道では、時価総額が10兆円を上回る企業数は米国で96社に上るという。
日本企業で時価総額が10兆円を越える企業は5社のみで、前年から増えていない。
経済発展が著しい中国も前年比で時価総額10兆円企業の数は減っており、米国企業の躍進ぶりが際立っている。
下表に日米株式市場の時価総額上位10社を示した。
米国株 | 時価総額(円) | 日本株 | 時価総額(円) | |
---|---|---|---|---|
1 | アップル | 333兆8,052億 | トヨタ | 33兆4,783憶 |
2 | マイクロソフト | 291兆5,888億 | キーエンス | 17兆6,009憶 |
3 | アルファベット | 208兆748億 | ソニー・グループ | 17兆4,912憶 |
4 | アマゾン・ドット・コム | 198兆451億 | リクルート | 11兆7,207憶 |
5 | テスラ | 115兆8,026億 | NTT | 11兆1,775憶 |
6 | メタ・プラットフォームズ | 88兆4,681億 | 東京エレクトロン | 9兆7,219憶 |
7 | エヌビディア | 85兆5,962憶 | ソフトバンク・グループ | 9兆5,072憶 |
8 | 台湾セミコンダクター | 70兆481億 | 三菱UFJフィナンシャル | 8兆3,278憶 |
9 | JPモルガン・チェース | 53兆5,505億 | 信越化学工業 | 8兆1,124憶 |
10 | ユナイテッドヘルス | 51兆687億 | 日本電産 | 8兆0,081憶 |
米国株では、アップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾンなどのハイテク分野の大企業が並ぶ。
加えて電気自動車のテスラや半導体のエヌビディアなどこの10年で急速に成長したイノベーション企業が名を連ねる。
これほど時価総額に差が生まれるのは、イノベーション、市場支配力、事業のキャッシュ創出力、グローバルな事業展開などあらゆる面で優れ、巨大になった米国のトップ企業に世界の投資家から資金が流入し続けているからです。
米国株(アメリカ株)のメリット3,高配当銘柄への投資
アメリカでは、株主還元策として配当を重視する企業が多いことから、高い配当を狙って中長期的に株式を保有する投資家が多い。
このような高配当指数に連動して動く投資信託やETFに定期的に資金を振り向ける投資家が存在する。
配当を重視した投資家が、現物株のみならず高配当銘柄に連動する投資信託やETFを通して継続的に株式市場に投資している。
4,米国株(アメリカ株)に投資する方法
米国株市場では、個別株以外にも米国株にアクセスする手段を投資家に提供している。
それぞれの投資方法の特徴を理解し、自身の投資スタイルに合わせて、様々な局面でもっとも適した投資方法を選択することが重要だ。
米国株(アメリカ株)に投資する方法は4種類
米国株へ投資する方法は、大きく分けて次の4つである。
- 個別株
- ETF
- 投資信託
- ADR
それぞれメリットとデメリットがあるので、自身の投資スタイルの適した方法を選ぶべきだ。
米国個別株のメリット・デメリット
・米国個別株のメリット
一般的に、まだ市場に織り込まれていない情報を探り当てて株式を取得すれば、その情報が市場で評価されるにつれて株価は上昇します。
・米国個別株のデメリット
個別株投資のデメリットは、やはりリスクが高いことだろう。
米国株は新陳代謝が激しい市場なので、新しいビジネスアイデアで大きく成長する企業が頻繁に出現する一方で、消え去る企業も多い。
また個人投資家は資金量の制約から十分な分散を図れないので、少数の株式しか保有できない場合は注意が必要だ。
・米国個別株が向いている人
個別銘柄を調査・分析し、まだ明らかになっていない企業の成長力を見出し、市場が評価するまで忍耐強く株式を保有できる人に個別銘柄への投資をおすすめします。
米国ETFのメリット・デメリット
・米国ETFのメリット
①リスク分散
多くのETFは、S&P500やNasdaq100のような株価指数に連動するように設計されており、ETFを購入することにより自動的に分散されたポートフォリオを持つことになる。
ETFは指数に採用されている銘柄をすべて買うので、1つの銘柄が大きく下落しても他の銘柄が補ってくれるのでリスクが分散されます。
②安い運用コスト
運用コストが安いこともETFの魅力だ。
多くのETFは指数に連動するように運用されるので、個別の企業を調査する必要はなく、高報酬のアナリストやファンドマネージャーを雇う必要もない。
したがって運用コストをかなり抑えることができる。
③リアルタイムで売買可能
3つ目のメリットは、リアルタイムで売買ができることだ。
ETFは証券取引所に上場されているので、上場株式と同じように取引所が開いている間は価格が常に提示されており、投資家は個別株式と同じように売買が可能だ。
・米国ETFのデメリット
・米国ETFに向いている人
ETFは長期投資向きの商品です。特に米国株市場は、いくつかの急落局面を経ながらも長期上昇相場が続いており、購入タイミングを分散して低コストのETFを長期的に保有する戦略が機能します。
米国投資信託のメリット・デメリット
投資信託は大きく分けて、パッシブファンドとアクティブファンドの2種類に分類される。
パッシブファンドは、S&P500やNasdaq100のような株価指数に連動するように運用されるファンドなので、指数に採用されている銘柄を機械的に購入する。
アクティブファンドは、ファンドマネージャーやアナリストが業種や個別企業を分析して投資する銘柄を決め、株価指数を上回るリターンを目指す。
・米国投資信託のメリット
パッシブファンドは、指数に採用された銘柄をすべて購入する。
アクティブファンドは、プロのファンドマネージャーがリスクを抑えるために十分に銘柄を分散して投資をする。
・米国投資信託のデメリット
投資信託のデメリットは、リアルタイムで売買できないことだ。
投資信託はETFと違って取引所に上場していないため、常に価格が提示されているわけではない。
投資家は、証券取引所がクローズした後に各銘柄の終値を用いて算出されたファンドの基準価額で投資信託を購入する。
・米国投資信託に向いている人
株価指数と同程度のリターンを狙う安定志向の投資家にはパッシブファンドが適した商品です。アクティブファンドについては、プロの運用者に銘柄選定を任せて米国企業の高い成長力を享受したい投資家向きと言えるでしょう。
米国ADRのメリット・デメリット
・米国ADRのメリット
もうひとつADR投資のメリットを挙げるとすれば、安心感ではないだろうか。
ADRは米国で上場される金融商品なので、審査基準が厳しいと言われるSEC(米国証券取引委員会)に承認される必要がある。
財務面で優れている企業が審査を通過し、投資家保護の観点から情報公開なども厳しくチェックされるので株主の権利なども守られており、投資家にとっては安心感を持って投資することができる。
特に新興国の企業に投資する場合は、ADRを活用することによって一定の安心感を得られるでしょう。
・米国ADRのデメリット
・米国ADRに向いている人
ADRを利用することにより、米国の株式市場を通して様々な国に投資が可能になるので、米国株だけではなく、その他の外国株にも投資をしてグローバルに分散されたポートフォリオを持ちたい人におすすめです。
5,米国株(アメリカ株)の2つの取引方法
米国株の取引方法は次の2つだ。
- 現物取引
- CFD取引
主流は現物取引だが、リターンの最大化やリスクヘッジの観点から近年CFD取引の利用も増えている。
投資家は自身の運用スタイルに適したほうを選ぶか、あるいは2つの取引手法を併用してリスクをコントロールしながら、より高いリターンを狙うこともできる。
現物取引
・現物取引のメリット
たとえば10万円投資した場合、それ以上の損失を被ることはないので損失リスクがはっきりしています。
他に保有コストがかからないこともメリットだ。
投資信託やETFであれば、保有している間は信託報酬料を支払う必要があるが現物株にはこのようなコストがない。
・現物取引のデメリット
保有していない株を「この株は下がるのではないか」と考えても売ることはできないし、買い持ちしている株をヘッジするために、同業種内の別の銘柄を売るような投資行動もできないのである。
・現物取引はこんな人におすすめ
個別企業の調査・分析をしっかり行い、長期的に値上がりが見込める銘柄をじっくり保有する投資家は、現物取引を中心に取引すべきでしょう。
CFD取引
前述の現物取引の説明では、銘柄Aを100株、1,000円の株価で購入した場合、購入代金の10万円(=100株×1,000円)を支払い、このA株を1,100円で売却した場合は、売却代金の11万円(=100株×1,100円)を受取り、差額の1万円が利益となった。
・CFD取引のメリット
また、売りからマーケットに参加できることもCFD取引の魅力だ。
CFDは差金決済なので、売りから入った後で買い戻して差額のみをやり取りすればいい。
ヘッジ取引としても活用できる。
・CFD取引のデメリット
レバレッジを利用して大きなポジションを持てるので、思惑どおりにマーケットが動けは大きな利益を得られるが、思惑とは逆の方向に動いてしまえば、損失も大きくなってしまう。
CFD取引ではリスク管理の重要度がより高くなる。
・CFD取引はこんな人におすすめ
CFDは、デイトレードやスイングトレードなど、長期投資に比べてより短いスパンでの取引に向いている商品です。CFD取引は、少ない資金で取引ができるレバレッジを使い、高いリターンを狙う投資家に利用価値があります。
6,米国株(アメリカ株)の3つのデメリット
米国株投資はいいことばかりではなく、いくつか注意しなければならないことがある。
外国証券に投資する際に常に発生する為替リスクと税金処理の問題だ。
売買手数料の格差も含めて、頭に入れておいた方がいいだろう。
- 為替リスクがある
- 税金の処理が違う
- 日本株より売買手数料が高め
米国株(アメリカ株)のデメリット1,為替リスクがある
株価の上昇で利益を得ても、為替差損でリターンが悪化してしまうこともある。
場合によっては株価下落、ドル安/円高で為替差損が出て、ダブルパンチで損失を招くこともある。
米国株投資においては、為替変動を考慮にいれたリスク管理が必要です。
米国株(アメリカ株)のデメリット2,税金の処理が違う
米国株の税金については、日本株の税金といくつか違う点があるので理解しておくことが必要だ。
米国株式を購入した後、株価の値上がりにより利益が出た場合の譲渡所得に関しては、米国では課税されず国内の課税(税率:20.315%)になる。
この時に為替差損益が出た場合は、譲渡損益に含めて計算する。
注意しなければならないのは、配当に関する税金の処理だ。
米国で支払った配当に関する税金に関しては、外国税額控除の制度を使い取り戻すことができます。
米国株のデメリット3,日本株より売買手数料が高め
ネット証券各社は、米国株の売買手数料をかなり安く設定しているが、それでも日本株の売買手数料と比較すると割高感は否めない。
7,SBI、楽天以外で米国株取引ができる証券会社3選
日本の投資家の米国株投資熱が高まるにつれ、あらためて米国株取引にエネルギーを注ぐネット証券が増えている。
取引手数料、約定方法、取引時間などで独自色を示す3社の米国株式取引の概要をチェックしてみよう。
マネックス証券 | DMM株 | PayPay証券 | |
---|---|---|---|
米国個別株銘柄数 | 3,965銘柄 | 1,265銘柄 | 147銘柄 |
米国ETF銘柄数 | 345銘柄 | 113銘柄 | 25銘柄 |
米国ADR銘柄数 | 256銘柄 | 118銘柄 | - |
米国株売買手数料 | 約定代金×0.495% (最低0米ドル、 上限22米ドル) |
0円 | 標準時間 23:30~翌6:30 夏時間 23:30~翌5:30 →基準価格×0.5% 上記以外の時間帯 →基準価格×0.7% |
為替手数料 | 買付時:無料 売却時: 適用為替レート-25銭 |
適用為替レート±25銭 | 適用為替レート±35銭 |
米国株取引時間 | 【プレマーケット】 標準時間 22:00~23:30 夏時間 21:00~22:30 【立会時間】 標準時間 23:30~翌6:00 夏時間 22:30~翌5:00 【アフターマーケット】 標準時間 6:00~10:00 夏時間 翌5:00~9:00 |
標準時間 23:30~翌6:00 夏時間 22:30~翌5:00 |
24時間 |
注文受付時間 | 24時間 | 【日~金】 標準時間16:00~翌6:00 夏時間 16:00~翌5:00 【土】 標準時間 16:00~翌3:00 夏時間 16:00~翌3:00 |
24時間 |
時間外取引 | 可能 | 不可 | 可能 |
注文方法 | 成行/指値/逆指値/ トレールストップ(値幅)/ トレールストップ(%)/ 連続/OCO(OCOs)/ OCO(ツイン指値) |
成行/指値/IFDONE | 提示価格による 相対取引のみ |
米国株を取引 できるツール |
マネックス証券アプリ トレードステーション 米国株スマートフォン |
DMM株 PRO+ DMM株 STANDARD DMM株 ノーマルモード/ かんたんモード |
PayPay証券アプリ |
おすすめポイント | 「プレマーケット」 「アフターマーケット」の 時間外取引に対応 |
米国株売買手数料無料 | 相対取引で365日、 24時間取引が可能 |
マネックス証券…米国に子会社を持つ米国株取引のパイオニア
マネックス証券は、米国にネット証券子会社の米トレードステーショングループ(2022年上半期にニューヨーク証券取引所に上場予定)を有しており、米国株取引を強化中だ。
マネックス証券は、トレードステーショングループを米国株サービスの軸足にして、日本での取扱銘柄数を継続的に増やしたり、使い勝手の良いスマホアプリを提供したり、日本の投資家にとって米国株投資をサポートする存在です。
・マネックス証券で米国株取引をするメリット
マネックス証券は、米国株専用のスマートフォンアプリ「トレードステーション米国株スマートフォン」を投資家に提供している。
米TradeStation社の開発した米国株取引専用のスマートフォンアプリで、リアルタイムの株価情報や現地のニュースが利用可能だ。
出典:マネックス証券『トレードステーション米国株 スマートフォン』
マネックス証券に取引口座があれば、投資家は通常の立会時間外で不測の事態が起こった時、時間外取引を利用して持ち高を変更するなど臨機応変に対応できます。
・マネックス証券で米国株取引をするデメリット
利便性が高いスマホアプリが十分に米国株取引をサポートしているが、高度な取引を米国株取引にも用いる投資家にとって、チャート分析、ニュース、注文機能などが一目で確認でき、素早くは発注できるダウンロード型の取引ツールの導入が期待される。
・マネックス証券で米国株取引をするのにおすすめな人
マネックス証券は、個別株だけでなくETFやADRも含めて幅広く投資対象とし、使い勝手のいいスマホアプリで臨機応変に売買したい投資家におすすめです。
マネックス証券は質の高い金融サービスを幅広く提供する、ネット証券業界でトップグループに位置する証券会社のひとつだ。
米国株に関しても、取扱銘柄数は業界最多水準であり、ETFやADRの取扱銘柄も多く、日本の投資家に米国の成長性のある企業を発掘する新たな機会を提供している。
また米子会社トレードステーショングループを米国株取引の基点としており、日本の投資家に取引約定から決済までスムースなサービスを提供している。
DMM株…米国株取引手数料が無料
DMM株は米国株式取引においては新規参入組であるが、最大の特徴である「手数料無料」を武器に、米国株式取引おいて投資家に大きなインパクトを与えている。
DMM株は、保有米国株を米国株のみならず、国内株式やFXにおいても信用取引の担保として活用できるなど独自のサービス展開しており、ネット証券界における注目の存在です。
・DMM株で米国株取引をするメリット
約定手数料は提供されるサービスとの見合いで考えるべきで、安ければいいというものではありません。ただし、そういった側面を加味してもなお、手数料無料は魅力的にうつります。
・DMM株で米国株取引をするデメリット
出典:DMM株『米国株式を取引する際の決済方法は、円貨と外貨どちらで行いますか?』
DMM株では、米ドルで受け取った配当は配当支払いの都度、円貨で口座へ入金される。
この時に米ドルで支払われる配当金を円に交換するが、DMM株では適用為替レート1円のスプレッドを課しており、他のネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券は25銭)に比べ割高だ。
出典:DMM株『商品概要・取引ルール』
投資家は配当が支払われるたびに1円の手数料を支払わなければならないので、配当重視で米国株へ投資する投資家は注意が必要です。
・DMM株で米国株取引をするのにおすすめな人
DMM株は手数料の安さを重視する投資家にとって「ファーストチョイス」の証券会社です。
DMM株の米国株取引は、取引手数料と為替手数料の合計でネット証券界最安水準なので、コストを抑えて米国株を取引したい投資家には絶対的におすすめのネット証券だ。
配当金を円に両替する時のコストを考えると、DMM株は高配当株を中心に運用する投資家よりも、値上がり益を期待してグロース株を中心に保有する投資家に向いているのではないか。
PayPay証券…米国株投資を操作が簡単なスマホアプリで1,000円から始める
スマホ専用証券会社であるPayPay証券は、スマホひとつで取引が完結する利便性を売りにしているだけあり、アプリでの操作がシンプルで簡単だ。
アプリの機能も厳選されており、銘柄を選んで購入するまで複雑な操作は不要だ。
PayPay証券は取引所で取引するのではなく相対取引なので、米国株式を24時間いつでも取引可能で、1,000円という少額から始められます。
・PayPay証券で米国株取引をするメリット
相対取引のメリットとしてもう一つ挙げられるのは、取引所が開いていなくても米国時間まで待つことなく24時間いつでも米国株取引が可能なことだ。
・PayPay証券で米国株取引をするデメリット
取引コストも割高だ。
PayPay証券は相対取引なので売買手数料はないが、基準価格に上乗せされる0.5%~0.7%のスプレッドが取引手数料に相当する。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券の米国株取引手数料は0.495%なので比較すると割高感が残る。
・PayPay証券で米国株取引をするのにおすすめな人
PayPay証券は投資初心者で小さい金額から米国株取引をはじめ、取引所取引の時間帯に縛られず、自由に24時間取引をしたい投資家におすすめです。
8,SBI証券のメリット
(出典=手数料|SBI証券)
また国内株式や投資信託だけではなく、債券、外国株式、ETF、FXなど幅広く金融商品を提供している。
SBI証券のメリットは次のとおりである。
- 業界屈指の格安な手数料
- 米国株の取扱い銘柄が多い
- IPO銘柄の取扱数が多い
SBI証券のメリット1, 業界屈指の格安な手数料
1注文の金額 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
---|---|---|---|
スタンダードプラン | 超割コース | 取引毎手数料コース | |
~5万円 | 55円 | 55円 | 110円 |
~10万円 | 99円 | 99円 | |
~20万円 | 115円 | 115円 | 198円 |
~30万円 | 275円 | 275円 | 275円 |
~40万円 | 385円 | ||
~50万円 | 495円 | ||
~100万円 | 535円 | 535円 | 1,100円(成行) 1,650円(指値) |
~150万円 | 640円 | 640円 | 約定金額の0.11%(成行) 約定金額の0.165%(指値) |
~3,000万円 | 1,013円 | 1,013円 | |
3,000万円~ | 1,070円 | 1,070円 |
1日の約定金額(合計) | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
---|---|---|---|
アクティブプラン | いちにち定額コース | 一日定額手数料コース | |
~50万円 | 0円 | 0円 | 550円 |
~100万円 | |||
~200万円 | 1,238円 | 2,200円 | 100万円超、 300万円ごとに2,750円 |
~300万円 | 1,691円 | 3,300円 | |
以降100万円増加ごとに | 295円追加 | 1,100円追加 |
国内株の取引手数料(現物取引)について、1回の取引金額に応じて手数料が決まるプランでは、SBI証券は楽天証券と横並びの水準、マネックス証券と比べると大幅に下回る手数料率を設定している。
1日あたりの約定代金に応じて手数料が決まるプランでは、1日の約定代金の合計が100万円以内なら約定手数料が不要だ(アクティブプランの場合)。
(出典=SBI証券)
100万円を越える約定金額の手数料率を楽天証券、マネックス証券と比較してみると、SBI証券は2社よりも低く抑えている。
またSBI証券は若年層の資産形成をサポートするため、年齢が25歳以下なら国内株式現物手数料が実質無料になる。
(出典=25歳以下現物手数料実質0円プログラム)
個々のトレードにおいて、売買手数料はさほど気にならないかもしれないが、長期的に考えるとパフォーマンスに与える影響は大きい。
コストを考慮したリターンを考える場合、低い売買手数料は大きな魅力です。
SBI証券のメリット2, 米国株の取扱い銘柄が多い
証券会社名 | 取扱銘柄数 | ||
---|---|---|---|
個別 | ETF | ADR | |
SBI証券 | 4,364銘柄 | 327銘柄 | 166銘柄 |
楽天証券 | 3,827銘柄 | 356銘柄 | 314銘柄 |
マネックス証券 | 3,965銘柄 | 345銘柄 | 256銘柄 |
PayPay証券 | 147銘柄 | 25銘柄 | ‐ |
野村證券 | 696銘柄 | 155銘柄 | 77銘柄 |
日本の投資家の外国株に対する投資意欲はますます旺盛で、その中心になるのが米国株だ。
アメリカは世界最大の経済大国であり、ITセクターを中心に数々のイノベーションを起こし、米国株は2000年代後半からの上昇相場が続いている。
SBI証券は、米国株を4,000銘柄以上網羅しており、大型株はもちろんのこと、中小型の銘柄やIPO銘柄も幅広く取扱うことで、投資家にできる限り多くの選択肢を提供しています。ETFの取扱銘柄数も楽天証券やマネックス証券など他のネット証券大手と比べて遜色のない水準を維持しています。
(出典=外国株式・海外ETF|SBI証券)
SBI証券のメリット3, IPO銘柄の取扱数が多い
IPO株は、売出価格(公募価格)より高い初値がつくことが多く、投資家にとって魅力的な投資対象である。
投資家はIPO銘柄を購入するには幹事会社に証券口座を持つ必要がある。
SBI証券 | みずほ証券 | SMBC日興証券 | 楽天証券 | 野村証券 | |
---|---|---|---|---|---|
取扱数 | 93 | 61 | 61 | 60 | 52 |
主幹事数 | 14 | 25 | 18 | 0 | 22 |
SBI証券は2021年、IPO銘柄を93社取り扱いトップを維持しています。また主幹事数も野村証券、みずほ証券など大手総合証券には及ばないものの14社と健闘しており、SBI証券でIPOに申し込めば当選のチャンスが増えます(いずれも12月までの実績)。
またSBI証券は、「IPOチャレンジポイント」というIPO投資のための独自のポイント制度を採用している。
IPOチャレンジポイントは、IPO銘柄の抽選に外れた回数に応じて加算されるポイントだ。次回以降のIPO申し込み時にIPOチャレンジポイントを使用すると、IPOに当選しやすくなる。
(出典=IPOチャレンジポイントとはなんですか? : SBI証券)
9,楽天証券のメリット
楽天グループが提供する様々なサービスを利用した時に得られる「楽天ポイント」を、楽天証券で国内株式(現物)や投資信託を購入する際に使用できるメリットは大きい。
- 楽天ポイントをフルに活用できる
- 日本株と米国株を同一のアプリで取引できる
- 高水準のトレーディングツール「マーケットスピードⅡ」を無料で利用できる
楽天証券のメリット1,楽天ポイントをフルに活用できる
(出典=楽天グループ株式会社コーポレートサイト)
楽天グループが提供する様々なサービスから得られる楽天ポイントを、投資で貯めることができ、投資に使うこともできるのが、楽天証券のメリットのひとつだ。
たとえば国内株式手数料で「超割コース」を選択すると、取引手数料の1%が付与される。また取引基準に応じて「大口優遇」と判定されると、付与されるポイントが2%にアップする。
ポイント付与の対象とされる商品は以下の通りである。
- 国内株式取引(現物・信用)
- 外国株式取引(米国株式、中国株式、アセアン株式)
- 先物オプション取引(株価指数先物・オプション、商品先物)
- 海外先物
- 金・プラチナ取引
出典:楽天証券『超割でためる』
その他、投資信託の保有残高(10万円以上)に応じてポイントが付与される。
さらに楽天銀行との口座連携サービスや、家族や友達を紹介した時、楽天カードで投信積立を行う時、また期間限定のキャンペーンなどでもポイントが付与される。
楽天ポイントを投資に使う場合は、3つの方法がある。
- 1, 国内株式(現物)を買う
- 2, 投資信託を買う・積立する
- 3, バイナリーオプションを買う
・1, 国内株式(現物)を買う
国内株式(現物取引)に投資する際に、購入代金や手数料にポイントを利用できる。
また楽天ポイントを使って、NISA口座での取引やPTS夜間取引も行える。
(出典=楽天証券)
投資資金を増やしたい人や、手数料の支払いにポイントを使って投資コストを抑えたい人に便利なサービスです。
・2, 投資信託を買う・積立する
また投資信託の積立でもポイントを利用できる。
株式購入でのポイント利用同様、投資コストを抑えたい人には重要なサービスです。
・3, バイナリーオプションを買う
(出典=楽天証券)
バイナリーオプションは1,000円未満から購入できるので、気軽にポイント利用ができるでしょう。
楽天証券のメリット2,日本株と米国株を同一のアプリで取引できる
(出典=iSPEED for iPhone/Android)
1つのアプリで、株式投資の2大投資先である日本株と米国株の両方を管理できるのは、複数のアプリを行ったり来たりしながら情報確認や取引をする必要がないので、想像以上に便利です。
すでに米国株がポートフォリオに欠かせないものとなっている投資家にとって、「日本株」「米国株」を分けて管理するのではなく、「グローバル株」として管理できるツールはとても重要だ。
楽天証券のメリット3,高水準のトレーディングツール「マーケットスピードⅡ」を無料で利用できる
(出典=マーケットスピード II | 楽天証券のトレーディングツール)
マーケットスピードで評判の高かった以下の機能がパワーアップした。
・直感的に操作が可能な「チャート」…チャート上に注文中の指値や取得単価など多様な情報を表示
・登録をしておくことで銘柄を様々な形式で見ることができる「ザラバ情報」…マルチチャート機能で登録した銘柄のチャートを一望
しかしもっとも注目すべき点は、「アルゴ注文」が導入されたことだろう。
マーケットスピードⅡのアルゴ注文に相当する自動売買システムはSBI証券やauカブコム証券などでも導入されているが、各社それぞれ独自色がある。
マーケットスピードⅡのアルゴ注文では、いくつか特色のある注文方法が導入されている。代表的な機能は下記2点だ。
アイスバーグ注文は、1つの注文を少しずつ小分けして発注できる機能で、流動性の低い銘柄にまとまった注文を出すときに有効だ。板の薄い銘柄で大きな注文を出すと、他の投資家に先回りされることがあるので、目立たないように少しずつ注文を出す。
スナイパー注文は希望する価格に気配が表示されていない時、指定した価格の気配が表示されるまでは発注せず、表示された時にすばやく発注する機能だ。流動性の薄い銘柄で自分の手口を他の投資家に悟られないために有効だ。
このように複雑な発注方法でも、マーケットスピードⅡのアルゴ注文を利用すればモニターに噛り付いている必要ななく、マーケットにアクセスできない場合などにも便利な機能です。
10,SBI証券と楽天証券を比較
ここではSBI証券と楽天証券の特徴やサービスなどを徹底比較することで、どちらの証券会社を選択すべきかのヒントを提供する。
また、どのようなポイントに注目して口座を開設する証券会社を選ぶべきかについても示したい。
国内株の約定手数料でSBI証券と楽天証券を比較
国内投資家にとって、もっとも利用することが多いサービスが国内株式の取引だろう。
特に取引頻度の高い運用スタイルの投資家には、優先度の高い項目ではないだろうか。
SBI証券と楽天証券における、約定ごとに手数料が決まるプランと、1日あたりの約定代金に応じて手数料が決まるプランについて比較してみよう。
1注文の金額 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
スタンダードプラン | 超割コース | |
~5万円 | 55円 | 55円 |
~10万円 | 99円 | 99円 |
~20万円 | 115円 | 115円 |
~50万円 | 275円 | 275円 |
~100万円 | 535円 | 535円 |
~150万円 | 640円 | 640円 |
~3,000万円 | 1,013円 | 1,013円 |
3,000万円~ | 1,070円 | 1,070円 |
1日の約定金額(合計) | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
スタンダードプラン | いちにち定額コース | |
~50万円 | 0円 | 0円 |
~100万円 | ||
~200万円 | 1,238円 | 1,238円 |
~300万円 | 1,691円 | 3,300円 |
以降100万円増加ごとに | 295円追加 | 1,100円追加 |
SBI証券と楽天証券を比較すると、1回の取引金額に応じて手数料が決まるプランでは、両社とも同水準の約定手数料を設定している。
しかし、1日あたりの約定代金に応じて手数料が決まるプランでは、200万円を越えるとSBI証券の方が低い手数料となっている。
約定手数料については、SBI証券に優位性があると言えるでしょう。
米国株、その他外国株でSBI証券と楽天証券を比較
日本の個人投資家にとって米国株への投資は、ポートフォリオ構築においてもはや欠かすことはできないパーツだ。
世界をリードする経済力と次々とイノベーションを生み出す革新性を備えた市場は、米国株以外に見当たりません。米国株は、日本株では投資できないIT分野への投資を補完するためにもっとも適した市場ではないでしょうか。
米国株を低い手数料率で、より多くの取扱銘柄を提供できる証券会社が、投資家に選好されることは明らかだ。
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
米国株取扱銘柄数 | 4,364銘柄 | 3,827銘柄 |
米国株取引手数料 | 約定代金の0.495%(税込) 上限22米ドル(税込) |
約定代金の0.495%(税込) 上限22米ドル(税込) |
米国為替手数料 | 適用為替レート±0.25円 | 適用為替レート±0.25円 |
米国ETF取扱銘柄数 | 327銘柄 | 356銘柄 |
米国以外の取引可能国数 | 8ヵ国 | 5ヵ国 |
取引コストである手数料や為替手数料は同水準ですが、米国株の取扱銘柄数や取引可能な国数を考慮すると、米国株およびその他外国株を取引するのに、SBI証券は外せない存在といえるでしょう。
アプリでSBI証券と楽天証券を比較
投資家はスマートフォンで簡単に株式取引ができるようになった。
多くのニュースや株式情報にアクセスでき、ストレスなく株取引ができるアプリを使えれば、投資にプラスの効果をもたらすでしょう。
ネット証券各社は、それぞれ特色のあるスマホアプリを開発しているが、自分の投資スタイルにあったアプリを提供する証券会社に取引口座を持ちたいものだ。
SBI証券と楽天証券のアプリを比較してみよう。
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
アプリ名称 | SBI証券 株アプリ |
iSPEED |
AppStoreの評価 | 2.4 | 4.4 |
ニュース・投資情報 | 「分析の匠」 決算速報、 決算カレンダー 財務分析、 アナリスト予想 適時情報開示 |
銘柄サマリー、市況情報、 銘柄関連ニュース、 チャート、板情報、四季報、 株主優待情報、ロイター、フィスコ、 株式新聞、日経テレコン、 楽天トウシル、会社四季報 |
登録銘柄リスト | 登録銘柄リストを200作成可能。 各リストに50銘柄登録が可能なので、 合計1,000銘柄 |
1ページに国内株式100銘柄、 米国株式100銘柄の合計200銘柄できる。 10ページで最大2,000銘柄 |
米国株式の可否 | 米国株式は別アプリで取引 | 米国株式も取引可能 |
表示できるランキング | 値上がり率/値下がり率 値上がり幅/値下がり幅 出来高上位 出来高急増 売買代金上位 売買代金急増 株価往復数 ティック回数 株価急騰率/急落率 寄前気配上昇率/下落率 ギャップアップ/ダウン率 ストップ高/ストップ安 年初来高値/安値 特別買気配/売気配 |
日本株式値上がり率/値下がり率 値上がり幅/値下がり幅 前場寄前値上昇率/下落率 後場寄前値上昇率/下落率 出来高 売買代金 売買代金急増 高PER/低PER 高PBR/低PBR 配当利回り 信用高倍率/低倍率 信用買残増/減 信用売残増/減 出来高乖離率 ティック数米国株式値上がり率/値下がり率 出来高 売買代金 |
通知設定できる項目 | 約定通知 企業情報通知 |
約定アラート 株アラート ニュースアラート |
トレーディングツールとしてのスマホアプリの評価は難しい。
使い勝手の良さなどはとても大事だが、極めて主観的になるからだ。
どのような情報が必要なのか、自分の投資スタイルに合っているのか、情報画面から取引画面に速やかに移動ができ、ストレスなくトレードができるかなどを、口座開設前に確認しておきましょう。
つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoでSBI証券と楽天証券を比較
SBI証券や楽天証券では、つみたてNISAやiDeCoといった長期積立投資を行うことができる。
また長期投資をする場合、最終的なリターンに大きな影響を及ぼすのが手数料などのコストだ。
SBI証券や楽天証券といったネット証券は、低コストで投資家にこれらのサービスを提供している。
つみたてNISAとは積み立て型の少額投資非課税制度のこと。毎年40万円を上限に積み立て投資ができ、20年間で最大800万円の非課税投資枠を利用できる。
iDeCoとは加入者が自分で毎月一定額の資金を出して、積み立てた資金を自己の裁量で運用する年金制度。「個人型確定拠出年金」ともいう。60歳から年金または一時金として受け取ることができる。
出典:iDeCo公式サイト
つみたてNISA | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
投資対象商品数 | 176本 | 179本 |
最小積立金額 | 100円 | 100円 |
積立頻度 | 毎日、毎週、毎月 | 毎日、毎月 |
iDeCo | SBI証券 (セレクトプラン) |
楽天証券 |
---|---|---|
投資対象商品数 | 36本 | 32本 |
SBI証券、楽天証券ともに十分な投資対象商品数があり、商品ラインアップも、株、債券に加えて金やリートなども用意し分散投資に必要な投資商品を網羅している。
長期的にどの程度のリターンを狙い、それに伴うリスクをどの程度負うかをまず考え、そのために必要な投資商品を揃えている証券会社を選択するのが良いでしょう。
IPO抽選でSBI証券と楽天証券を比較
SBI証券と楽天証券は、ネット証券の中でも優れたIPOの実績を誇っている。
両社のIPO実績を比較してみよう。
SBI証券 | 楽天証券 | ||
---|---|---|---|
IPO実績/主幹事実績(銘柄数) | 2021 | 93/14 | 60/0 |
2020 | 85/15 | 38/0 | |
2019 | 84/7 | 26/0 | |
配分方法 | 60% 平等抽選 30% IPOチャレンジポイント 10% 独自に配分 |
100% 平等抽選 |
投資家はSBI証券に口座を持つことで、より多くのIPOに申し込みができるでしょう。
またSBI証券は積極的に主幹事の役割を担っている。
IPOでは主幹事に配分される株数が多いので、主幹事実績の豊富な証券会社に口座を持つことは重要だ。
配分方法について、SBI証券と楽天証券では対応が分かれている。
IPOは人気があるので、抽選で当たる確率は高くありません。「IPOチャレンジポイント」は抽選で外れた投資家に配慮した制度で、好感を持つ方は多いのではないでしょうか。
夜間取引でSBI証券と楽天証券を比較
SBI証券と楽天証券は、PTS取引に顧客からの注文をつなぐことにより、証券取引所がクローズした後でも投資家に取引機会を提供している。
日本が夜間でも海外で取引が行われている場合、予想外のイベントで日本株が影響を受けることがある。
PTS取引はこのような場合に、投資家に取引機会を与えるので、投資家は不測の事態に対応することができる。
SBI証券と楽天証券は、PTS取引を利用して夜間も投資家に取引会を提供している。
取引時間と手数料を比較してみよう。
SBI証券 | 楽天証券 | ||
---|---|---|---|
取引時間 | ナイトタイム | 16:30~23:59 | 17:00~23:59 |
手数料 | ~5万円 | 0円 | 55円 |
~10万円 | 99円 | ||
~20万円 | 115円 | ||
~50万円 | 275円 | ||
~100万円 | 535円 | ||
~150万円 | 640円 | ||
~200万円 | 1013円 | ||
~3,000万円 | |||
3,000万円超 | 1070円 | ||
1億円超 |
また手数料に関しても、SBI証券の夜間取引は無料なので、SBI証券に優位性があると言えるだろう。
ポイントサービスでSBI証券と楽天証券を比較
貯まったポイントは、投資に使えるだけではなく、指定の飲食店で使ったり、マイレージサービスに移換したり、さまざまなモノやサービスに交換できる。
SBI証券と楽天証券はいずれもポイントサービスに力を入れているので、両社ポイントサービスを比較してみよう。
対象取引 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
SBI証券ポイントサービス (Tポイント、Pontaポイント) |
楽天証券ポイントコース | |
国内株式現物取引 | 手数料の1.1% | 手数料の1.0% |
国内株式信用取引 | - | 手数料の1.0% |
投資信託購入 | クレカ積立で最大2.0% (Vポイント) |
クレカ積立で1.0% |
投資信託保有 | 月間平均保有額 1,000万円未満: 0.1% 1,000万円以上:0.2% |
10万円以上の投資信託保有 残高に応じて3〜10ポイントを付与 |
金・銀・プラチナ取引 | スポット取引手数料、 積立買付手数料の 月間合計手数料の1.0% |
手数料の1.0% (除く銀取引) |
新規口座開設 | 一律100ポイント | - |
国内株式移換入庫 | 1回の移換入庫につき 100ポイント |
- |
株価指数先物・ オプション |
- | 手数料の1.0% |
商品先物 | - | 手数料の1.0% |
海外先物 | - | 手数料の1.0% |
SBI証券、楽天証券ともに多くの証券取引でポイントが貯まる。
もっとも取引をする金融商品がポイントの対象になるか確認して、有利な会社に口座を開くといいでしょう。TポイントやPontaポイントをよく使う人はSBI証券、楽天経済圏の人は楽天証券がおすすめです。
ポイント投資については、SBI証券は投資信託の購入に使え、楽天証券は投資信託の購入・積立、現物株の購入、バイナリーオプションの購入に使うことができる。
11,証券口座を複数開設するメリット
また不測の事態に備えるという意味でも、複数口座の開設は重要だ。
すでに、多くの投資家が複数の証券口座を開設しているでしょう。まだひとつしか証券口座を開設していない投資家には、複数の証券口座開設を強くおすすめします。
SBI証券と楽天証券についてよくあるQ&A
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