楽天証券では国内株の取引手数料が業界最低水準というのを掲げている。ネット証券は手数料が安いというのが半ば常識となっているが、中でもはたして楽天証券の取引手数料は同社がアナウンスしている通り本当に業界最低水準なのだろうか。他社と比較してみよう。

目次

  1. 楽天証券の現物株取引の手数料は最低0円から
  2. 楽天証券の信用取引も手数料0円から
  3. 楽天証券のETFやREITの取引手数料は?
  4. 楽天証券の外国株手数料は?
  5. 楽天証券と主要ネット証券各社との比較
  6. 現物株だけでなく信用取引、ETFの手数料も安かった
  7. 楽天証券の手数料についてよくあるQ&A
  8. 実際に株式投資を始めてみる

楽天証券の現物株取引の手数料は最低0円から

楽天証券1.jpg
(画像=編集部作成)

楽天証券の現物株の売買手数料は1取引ごとに手数料がかかる「超割コース」と、1日の約定代金の合計で手数料が決まる「いちにち定額コース」の2種類から選べる。

現物株での、取引ごとの手数料コース「超割コース」と他社の同等コースの取引手数料は以下の通り。

現物株「超割コース」と他社の取引手数料比較

取引手数料(税込)
1取引の
約定代金
楽天証券 SBI証券 au
カブコム証券
DMM.com証券
(DMM株)*2
松井証券 岡三
オンライン証券
マネックス証券
5万円まで 55円 55円 55円 55円 1取引ごとの
手数料
コースなし
108円 110円
10万円まで 95円 95円 99円 88円
20万円まで 115円 115円 115円 106円 220円 198円
30万円まで 275円 275円 275円 198円 385円 275円
40万円まで 385円
50万円まで 495円
100万円まで 535円 535円 535円 374円 660円 成行:1,100円
指値:1,650円*1
150万円まで 640円 640円 約定代金×
0.099%+99円
【上限4,059円】
440円 1,100円 成行:
約定代金の0.11%
指値:
約定代金の0.165%*1
300万円まで 660円 1,650円
3,000万円まで 1,013円 1,013円 880円 約定代金100万円増加
ごと330円ずつ増加
【上限3,300円】
3,000万円超 1,070円 1,070円
出典:楽天証券SBI証券auカブコム証券DMM.com証券松井証券岡三オンライン証券マネックス証券のホームページより筆者
作成(2021年11月2日現在)
*1 マネックス証券:マネックストレーダー株式スマートフォンは約定代金の0.11%
*2 DMM.com証券:25歳以下の人は国内株の現物取引手数料がキャッシュバックにより実質0円

楽天証券の最低手数料は1取引55円(税込)からであり、少額の約定代金でも手数料が低いです。

約定代金が3,000万円超の場合は手数料一律1,070円(税込)のため、どれだけ高額な売買でも手数料が1,070円を超えることはない。

楽天証券の取引手数料より安いのはDMM.com証券だ。

DMM.com証券は取引ごとの手数料が割安なことはメリットだが、この後紹介する1日の約定代金合計の手数料コースを利用できないことがデメリットである。

現物株での、1日の約定代金合計による手数料コース「いちにち定額コース」と他社の同等コースの取引手数料は以下の通り。

現物株「いちにち定額コース」と他社の取引手数料比較

取引手数料(税込)
1日の
約定代金合計
楽天証券 SBI証券 au
カブコム証券
DMM.com証券
(DMM株)
松井証券
*3
岡三
オンライン証券
マネックス証券
50万円まで 0円 0円 0円 1日の約定代金
合計の手数料
コースなし
0円 0円 550円
100万円まで 1,100円
200万円まで 2,200円 1,238円 2,200円 2,200円 1,430円 2,750円
300万円まで 3,300円 1,691円 3,300円 3,300円 1,980円
以降
100万円
増加毎に
1,100円
ずつ増加
295円
ずつ増加
1,100円
ずつ増加
1,100円
ずつ増加 *4
550円
ずつ増加
約定代金合計
300万円増加毎に
2,750円ずつ増加
出典:楽天証券SBI証券auカブコム証券DMM.com証券松井証券岡三オンライン証券マネックス証券のホームページ(2021年11月2日現在)
*3 松井証券:25歳以下(未成年含む)の人は現物と信用の取引手数料が無料
*4 松井証券:1日の約定代金合計1億円超では取引手数料110,000円(上限)

楽天証券は、1日の合計約定代金が100万円まで手数料は0円です。

1日の約定代金合計が低い人には「いちにち定額コース」がおすすめだ。

「いちにち定額コース」の場合は、1日で手仕舞うデイトレード(日計り取引)においてデイトレード割引が適用され、片道分の約定代金を含めずに手数料が計算される。

楽天証券「いちにち定額コース」より低い手数料で利用できるのは、岡三オンライン証券とSBI証券だ。

岡三オンライン証券は、1日の約定代金合計の手数料コースでは楽天証券より低いが、1取引ごとの手数料コースでは逆に割高だ。両方のコースを切り替えて利用する場合は、楽天証券のほうが手数料を節約できることがある。

SBI証券は1日の約定代金合計が100万円超の場合、今回比較したネット証券のなかで取引手数料が最安だ。

ただし、SBI証券に対する楽天証券のメリットとして、楽天グループのサービス利用による楽天経済圏の恩恵がある。

たとえば、楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス「マネーブリッジ」を利用すれば、楽天銀行の普通預金金利が年0.10%にアップする。(出典=マネーブリッジ

一方、住信SBIネット銀行とSBI証券の口座連携サービス「SBIハイブリッド預金」の普通預金金利は0.010%であり、マネーブリッジの預金金利の10分の1だ。(出典=住信SBIネット銀行

証券会社の比較では、現物株式の取引手数料だけでなく、関連するサービスの手数料や金利なども含めて検討したい。

・「超割コース」と「いちにち定額コース」のどちらがおトク?

楽天証券の2つのコース「超割コース」「いちにち定額コース」はどちらを選ぶべきか。シミュレーションにて2つのコースの取引手数料を比較しよう。

超割コースは、約定代金が50万円と5万円の株を取引する2つのケースを想定。

たとえば、1日の約定代金合計が100万円のときは、50万円の株は2回の取引、5万円の株は20回の取引になる。

1日の約定代金合計が100万円、200万円、300万円の場合、現物株取引手数料のシミュレーションは次の通りだ。

現物株「超割コース」「いちにち定額コース」の取引手数料シミュレーション

取引手数料(税込)
超割コース いちにち定額コース
1日の
約定代金合計
約定代金高めの場合
(約定代金50万円の
株を複数回取引)
約定代金低めの場合
(約定代金5万円の
株を複数回取引)
100万円 550円
(275円×2回約定)
1,100円
(55円×20回約定)
0円
200万円 1,100円
(275円×4回約定)
2,200円
(55円×40回約定)
2,200円
300万円 1,650円
(275円×6回約定)
3,300円
(55円×60回約定)
3,300円
出典:楽天証券ホームページ(2021年11月2日現在)

超割コースで約定代金低めの取引を多くおこなう場合、1日の約定代金合計が100万円を超えると2つのコースの手数料が同額になることがあります。

そのため、100万円超でも約定代金低めの取引が多い場合には、いちにち定額コースの手数料のほうが低いケースも想定できる。

・「超割コース」はこんな人におすすめ

超割コースは、1日の約定代金合計が100万円を超える場合におすすめだ。

1日の約定回数が数回程度で約定代金合計が100万円超なら、いちにち定額コースよりも一般的に手数料が低くなります。
ただし、約定代金が数万円程度の取引を多くおこなう場合には、超割コースの手数料が割高になることがある。そのような場合は、両方のコースの手数料を計算して比較しておきたい。

・「いちにち定額コース」はこんな人におすすめ

筆者

1日の約定代金合計が100万円以下の場合には、何度取引しても手数料が0円のいちにち定額コースがおすすめです。

楽天証券の信用取引も手数料0円から

楽天証券2.jpg
(画像=編集部作成)

信用取引の手数料も現物株と同様に1取引ごとに手数料がかかる「超割コース」と、1日あたりの約定代金で手数料が決まる「いちにち定額コース」に分かれている。

>>楽天証券の口座開設はこちら

楽天証券で口座開設するなら、楽天カードを利用するのがおすすめです。

楽天証券では、楽天カードでの投信の積立や保有でも楽天ポイントが付与される。

楽天カードを持っている人はもちろん、まだ持っていない人もこの機会に新規申込すると良いだろう。

楽天カードでは、現在新規カード発行でもれなく5,000ポイントもらえるキャンペーンを実施中だ。

株式信用取引での「超割コース」と他社の同等コースの取引手数料は以下の通り。

株式信用取引「超割コース」と他社の取引手数料比較

手数料(税込)
1取引の
約定代金
楽天証券 SBI証券 au
カブコム証券
DMM.com証券
(DMM株)
松井証券 岡三
オンライン証券
マネックス証券
10万円まで 99円 99円 99円 88円 1取引ごとの
手数料
コースなし
108円 99円
20万円まで 148円 148円 148円 165円 148円
50万円まで 198円 198円 198円 330円 198円
100万円まで 385円 385円 385円 550円 385円
150万円まで 770円
300万円まで 1,100円
300万円超 0円 1,320円
出典:楽天証券SBI証券auカブコム証券DMM.com証券松井証券岡三オンライン証券マネックス証券のホームページより筆者作成(2021年11月3日現在)

信用取引ごとの手数料コースにおいても、楽天証券よりDMM.com証券の取引手数料が全ての約定代金で低いです。

ただし、現物取引と同様に、DMM.com証券は信用取引でも1日の約定代金合計の手数料コースを利用できない。

2つのコースを切り替えて利用するなら楽天証券が便利だ。

また、auカブコム証券とマネックス証券は楽天証券と取引手数料が同額だ。しかし、auカブコム証券は、現物取引ごとの手数料が100万円以上の約定代金で割高であり、マネックス証券は、現物の取引手数料が全般的に割高である。
筆者

現物と信用の手数料を合わせて考えると、auカブコム証券やマネックス証券よりも楽天証券の手数料のほうが利用しやすいといえます。

株式信用取引での「いちにち定額コース」と他社の同等コースの取引手数料は以下の通り。

株式信用取引「いちにち定額コース」と他社の取引手数料比較

手数料(税込)
1日の
約定代金合計
楽天証券
*5
SBI証券
*6
au
カブコム証券
*5
DMM.com証券
(DMM株)
松井証券
*3 *5
岡三
オンライン証券
*6
マネックス証券
*5
50万円まで 0円 0円 0円 1日の約定代金
合計の手数料
コースなし
0円 0円 550円
100万円まで 1,100円
200万円まで 2,200円 880円 2,200円 2,200円 1,100円 2,750円
300万円まで 3,300円 1,320円 3,300円 3,300円 1,430円
以降100万円
増加毎に
1,100円
ずつ増加
440円
ずつ増加
1,100円
ずつ増加
1,100円
ずつ増加
*4
330円
ずつ増加
約定代金合計
300万円増加毎に
2,750円ずつ増加
出典:楽天証券SBI証券auカブコム証券DMM.com証券松井証券岡三オンライン証券マネックス証券のホームページより筆者作成(2021年11月3日現在)
*3 松井証券:25歳以下(未成年含む)の人は現物と信用の取引手数料が無料
*4 松井証券:1日の約定代金合計1億円超では取引手数料110,000円(上限)
*5 楽天証券、auカブコム証券、松井証券、マネックス証券:現物と信用の合算額で手数料が計算される
*6 SBI証券、岡三オンライン証券:現物と信用が別々に計算されて手数料が計算される

信用取引でも、1日の約定代金合計のコースは岡三オンライン証券とSBI証券のほうが、楽天証券よりも割安な取引手数料だ。

岡三オンライン証券は、現物の取引手数料と同様に、信用取引ごとの手数料コースでも楽天証券と比べて割安だ。しかし2つのコースを切り替えて利用するなら、シンプルな料金体系の楽天証券のほうが利用しやすいケースが多いだろう。

SBI証券の信用取引の1日の定額コースは、楽天証券に比べると約定代金100万円超では割安で魅力的だ。

筆者

しかし、楽天証券の楽天経済圏の魅力などを加えると、楽天証券のメリットが上回るケースがあるでしょう。

信用取引では基本的に「超割コース」と「いちにち定額コース」からどちらかを選択するのだが、この2種類以外にもデイトレード専用の手数料プランとして「いちにち信用」というプランもある。こちらは手数料が0円で、約定代金100万円以上なら金利も貸株料も0%となっているため、日計り取引の場合はこちらのプランがお得だ。

楽天証券のETFやREITの取引手数料は?

楽天証券3.jpg
(画像=編集部作成)

ETF・REITの取引では、通常の株式と同様の手数料であることが多い。

現物取引では、ETF・REITの取引手数料は、今回比較の7ネット証券いずれも株式と同じ扱いである。

なお、証券会社によっては、ETF一部銘柄の現物と信用の取引手数料を無料にしている。

楽天証券では手数料無料のETFを「手数料0円ETF」と呼んでいる。(出典=楽天証券)

筆者

取引したいETFがあれば、取引手数料無料の対象銘柄に入っているか確認しておくといいでしょう。

信用取引では、ETF・REITの取引手数料が無料の証券会社がいくつかある。

楽天証券もETF・REITの信用取引手数料が無料です。

ETF・REIT信用取引での「超割コース」と他社同等コースの取引手数料は以下の通り。

ETF・REIT信用取引「超割コース」と他社の取引手数料比較

手数料(税込)
1取引の
約定代金
楽天証券 SBI証券 au
カブコム証券
DMM.com証券
(DMM株)
松井証券 岡三
オンライン証券
マネックス証券
10万円まで 0円 0円 99円 88円 1取引ごとの
手数料
コースなし
108円 0円
20万円まで 148円 165円
50万円まで 198円 330円
100万円まで 385円 550円
150万円まで 770円
300万円まで 1,100円
300万円超 0円 1,320円
出典:楽天証券SBI証券auカブコム証券DMM.com証券松井証券岡三オンライン証券マネックス証券のホームページより筆者作成(2021年11月3日現在)
※楽天証券では取引手数料コースに関わらず、2019年12月16日からREIT・ETFの信用取引が完全無料(出典=楽天証券)

ETF・REIT信用取引での「いちにち定額コース」と他社同等コースの取引手数料は以下の通り。

ETF・REIT信用取引「いちにち定額コース」と他社の取引手数料


手数料(税込)
1日の
約定代金合計
楽天証券 SBI証券 au
カブコム証券
*7
DMM.com証券
(DMM株)
松井証券
*7
岡三
オンライン証券
*8
マネックス証券
50万円まで 0円 0円 0円 1日の約定代金
合計の手数料
コースなし
0円 0円 0円
100万円まで 1,100円
200万円まで 2,200円 2,200円 1,100円
300万円まで 3,300円 3,300円 1,430円
以降100万円
増加毎に
1,100円
ずつ増加
1,100円
ずつ増加 *4
330円
ずつ増加
出典:楽天証券SBI証券auカブコム証券DMM.com証券松井証券岡三オンライン証券マネックス証券のホームページより筆者作成(2021年11月3日現在)
※楽天証券では取引手数料コースに関わらず、2019年12月16日からREIT・ETFの信用取引が完全無料(出典=楽天証券)
*4 松井証券:1日の約定代金合計1億円超では取引手数料110,000円(上限)
*7 auカブコム証券、松井証券:現物と信用の合算額で手数料が計算される
*8 岡三オンライン証券:現物と信用が別々に計算されて手数料が計算される

ETF・REITの信用取引では、楽天証券、SBI証券、マネックス証券が取引手数料無料です。

ETF・REITの信用取引を主におこなうなら、この3社から選ぶのがおすすめだ。

筆者

楽天証券には「マネーブリッジ」などの魅力的なサービスがあるため、楽天証券のメリットを加味して、証券会社を比較しましょう。

楽天証券の外国株手数料は?

楽天証券4.jpg
(画像=編集部作成)

外国株の取引手数料は、米国株、中国株、ASEAN株で手数料体系が異なっている。

それぞれの外国株について主要ネット証券の手数料を比較したい。

米国株取引手数料で比較

楽天証券の米国株手数料(1取引あたり)では、約定代金の0.45%(税込0.495%)です。

ただし手数料の上限・下限が決まっており、最低手数料0米ドル、手数料上限20米ドル(税込22米ドル)だ。

米国株の取引手数料や為替手数料などの主要ネット証券比較は以下の通り。

米国株の取引手数料等の比較

楽天証券 SBI証券 DMM.com証券
(DMM株)
マネックス証券
取引手数料
(税込)
1取引ごと 約定代金の
0.495%
約定代金の
0.495%
0円 約定代金の
0.495%
最低手数料 0米ドル 0米ドル 0米ドル
上限手数料 22米ドル 22米ドル 22米ドル
為替手数料
(1米ドルあたり)
25銭 25銭 25銭 買付時:0銭
売却時:25銭
決済通貨 日本円
米ドル
日本円 米ドル 日本円 日本円
米ドル
出典:楽天証券SBI証券DMM.com証券マネックス証券のホームページより筆者作成(2021年11月4日現在)
※auカブコム証券、松井証券、岡三オンライン証券は米国株の取り扱いなし

取引手数料はDMM.com証券が0円と最安だ。

しかし、DMM.com証券は米ドル決済に対応しないため、取引ごとに為替手数料の負担が必要である。日本円決済での為替手数料には上限が設定されないため、約定代金が高いと為替手数料も高くなることに気を付けたい。

そのため、米ドル決済で約定代金が高額の場合には、楽天証券の手数料のほうが割安になる。

たとえば、約定代金1万米ドルで米国株を購入する場合を考えよう。DMM.com証券の日本円決済では、為替手数料の負担が2,500円(25銭×1万)だ。楽天証券の米ドル決済では計算上49.5米ドルだが、上限手数料が適用され22米ドルになり、1米ドル110円時に2,420円だ。

楽天証券、SBI証券、マネックス証券は、米ドル決済を選べば為替手数料を負担しなくて済むのがメリットだ。

楽天証券、SBI証券、マネックス証券の取引手数料は約定代金の0.495%(税込)と同額であり、最低手数料の閾値が僅かに異なるものの、ほぼ同額です。

3社ともに、米国ETFの特定9銘柄(銘柄は各社異なる、2021年11月4日現在)の買付手数料が実質無料である。

なかでも、楽天証券の買付手数料無料の米国ETFには、ビッグデータやゲノム&バイオテクノロジーの銘柄が含まれている。(出典=楽天証券)

楽天証券なら、これらのETFをお得に購入できるメリットがある。

中国株取引手数料で比較

楽天証券の中国株手数料(1取引あたり)は、約定代金10万円~100万円未満では約定代金の0.5%(税込0.55%)です。

最低手数料は約定代金10万円まで手数料500円(550円)、上限手数料は約定代金100万円以上で5,000円(税込5,500円)だ。

中国株の取引手数料や対象市場、為替手数料などの主要ネット証券比較は以下の通り。

中国株の取引手数料等の比較

楽天証券 SBI証券 マネックス証券
取引手数料
(税込)
1取引ごと 約定代金の
0.55%
約定代金の
0.286%
約定代金の
0.275%
最低手数料 550円 51.7香港ドル
(約724円)
49.5香港ドル
(約693円)
上限手数料 5,500円 517香港ドル
(約7,238円)
495香港ドル
(約6,930円)
対象市場 香港市場
上海A株
香港市場 香港市場
為替手数料 香港ドル:15銭
人民元:20銭
香港ドル:15銭 香港ドル:15銭
決済通貨 日本円 日本円 香港ドル 日本円 香港ドル
出典:楽天証券SBI証券マネックス証券のホームページより筆者作成(2021年11月4日現在)
※auカブコム証券、DMM.com証券、松井証券は中国株の取り扱いなし
※岡三オンライン証券は中国株の売却のみコールセンターにて対応しており、取引が制限されるため比較から除外(出典=岡三オンライン証券
※香港ドルの円換算金額は1香港ドル=14円にて計算

楽天証券は、1取引ごとの約定代金に対しての手数料率がSBI証券とマネックス証券に比べて高めなものの、最低手数料と上限手数料が2社より割安です。

中国株の決済通貨は日本円のみだが、上海A株を取引できる主要ネット証券は楽天証券だけである。

ASEAN(アセアン)株取引手数料で比較

楽天証券のASEAN株式(1取引あたり)は約定代金の1%(税込1.1%)で、最低手数料500円(税込550円)です。

ASEAN株の取引手数料や対象市場、為替手数料などの主要ネット証券比較は以下の通り。

ASEAN株の取引手数料等の比較

楽天証券 SBI証券
取引手数料
(税込)
1取引ごと 約定代金の1.1% 約定代金の1.1%
(ベトナム株のみ約定代金の2.2%)
最低手数料 550円 ・30.8シンガポールドル
(約2,600円)
・837.1タイバーツ
(約2,850円)
・83.6マレーシアリンギット
(約2,300円)
・261,800インドネシアルピア
(約2,100円)
・1,320,000ベトナムドン
(約6,600円)
対象市場 ・シンガポール
・タイ
・マレーシア
・インドネシア
・シンガポール
・タイ
・マレーシア
・インドネシア
・ベトナム
為替手数料 ・シンガポールドル:83銭
・タイバーツ:8銭
・マレーシアリンギット:43銭
・インドネシアルピア:0.03銭
・シンガポールドル:83銭
・タイバーツ:8銭
・マレーシアリンギット:43銭
決済通貨 ・日本円 ・日本円
(シンガポール、タイ、
マレーシアの株に対応)
・シンガポールドル
・タイバーツ
・マレーシアリンギット
・インドネシアルピア
・ベトナムドン
出典:楽天証券SBI証券のホームページより筆者作成(2021年11月4日現在)
※auカブコム証券、DMM.com証券、松井証券、岡三オンライン証券、マネックス証券はASEAN株の取り扱いなし
※各通貨の円換算金額は1シンガポールドル=85円、1タイバーツ=3.4円、1マレーシアリンギット=27.5円、1インドネシアルピア=0.008円、1ベトナムドン=0.005円にて計算

筆者

楽天証券はベトナム株取引に対応していないものの、最低手数料が550円に統一されて分かりやすく、SBI証券よりも最低手数料が低いのがメリットです。

楽天証券と主要ネット証券各社との比較

楽天証券5.jpg
(画像=編集部作成)

約定代金5万円から3,000万円超までの現物株取引手数料について、1取引あたりの手数料コース(松井証券は1日の約定代金合計の手数料)で各ネット証券を比較した。

業界最大手のSBI証券と楽天証券は同じ金額だ。

その他の主要ネット証券と比べると、どの約定手数料の場合でもDMM.com証券が安く、50万円以下では1日の約定代金合計で手数料が計算される松井証券が無料という結果となった。

ただし、DMM.com証券は1日の約定代金合計の手数料プランを利用できません。また松井証券は1日の約定代金合計の手数料プランのみのため、約定代金が上がるにつれて取引手数料が高くなります。
取引手数料を総合的に判断すると、楽天証券とSBI証券が最も利用しやすい手数料であるといえます。

主要ネット証券手数料の比較表(1取引あたりの現物株取引手数料)(税込)

約定代金 楽天証券 SBI証券 au
カブコム証券
DMM.com証券
(DMM株)
松井証券
*3
岡三オンライン証券 マネックス証券
5万円 55円 55円 55円 55円 0円 108円 110円
10万円 99円 99円 99円 88円 0円 108円 110円
20万円 115円 115円 115円 106円 0円 220円 198円
50万円 275円 275円 275円 198円 0円 385円 495円
100万円 535円 535円 535円 374円 1,100円 660円 成行:1,100円
指値:1,650円
150万円 640円 640円 1,584円 440円 2,200円 1,100円 成行:1,650円
指値:2,475円
3,000万円 1,013円 1,013円 4,059円 880円 33,000円 3,300円 成行:33,000円
指値:49,500円
3,000万円超 1,070円 1,070円 4,059円 880円 100万円ごとに
1,100円
(上限110,000円)
3,300円 成行:
約定代金の0.11%
指値:
約定代金の0.165%
*1
※2021年11月2日時点の各社ホームページ( SBI証券楽天証券au カブコム証券DMM.com証券松井証券岡三オンライン証券マネックス証券)を元に作成
*1 マネックス証券:マネックストレーダー株式スマートフォンは約定代金の0.11%
*2 DMM.com証券:25歳以下の人は国内株の現物取引手数料がキャッシュバックにより実質0円
*3 松井証券:25歳以下(未成年含む)の人は現物と信用の取引手数料が無料

楽天証券以外の主要ネット証券を紹介しよう。

SBI証券……国内証券で低コストの手数料をリードする人気ネット証券

SBI証券 1取引あたりの現物株取引手数料(税込)

約定代金 SBI証券
5万円 55円
10万円 99円
20万円 115円
50万円 275円
100万円 53.5円
150万円 640円
3,000万円 1,013円
3,000万円超 1,070円
※2021年11月2日時点のSBI証券ホームページを元に作成

SBI証券は、2021年4月から6月の国内株式個人取引シェアNo.1の人気ネット証券だ。(出典=SBI証券)

SBI証券は、国内証券で株取引などの格安手数料をリードする存在である。

株取引手数料が1日の約定代金合計の手数料コース「アクティブプラン」では、楽天証券と同様に1日の約定代金合計100万円まで手数料無料です。(出典=SBI証券

さらに、現物、信用(制度)、信用(一般)の1日の約定代金がそれぞれ合計100万円まで無料のため、1日に合わせて300万円まで手数料無料で取引ができる。

商品ラインナップは、外国株や投資信託などが充実している。

投資信託の積み立てでは、楽天証券のようにクレジットカード(三井住友カード)での決済が可能になり、ポイントが貯まる。

auカブコム証券……自社開発システムによる自動売買などの高機能ツールが魅力

auカブコム証券 1取引あたりの現物株取引手数料(税込)

約定代金 au カブコム証券
5万円 55円
10万円 99円
20万円 115円
50万円 275円
100万円 53.5円
150万円 1,584円
3,000万円 4,059円
3,000万円超 4,059円
※2021年11月2日時点のau カブコム証券ホームページを元に作成

auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャルグループのネット証券であり、KDDIグループともつながりが深い。(出典=auカブコム証券

auカブコム証券のサービスの特徴は、システムを完全内製化し、自動売買をはじめとする高機能なツールを提供していることです。

株式の取引手数料は、約定ごとのコース「ワンショット手数料コース」にて、約定代金100万円まで楽天証券と同額である。

1日の約定代金合計のコース「1日定額手数料コース」では、楽天証券と同じく1日の約定代金合計100万円まで手数料無料での取引が可能である。

筆者

auカブコム証券の株式取引手数料は、現物と信用ともに100万円までの取引であれば国内証券最安レベルです。(出典=auカブコム証券

DMM.com証券(DMM株)……約定ごとの株取引手数料は主要ネット証券最安

DMM.com証券(DMM株) 1取引あたりの現物株取引手数料(税込)

約定代金 DMM.com証券
(DMM株)*2
5万円 55円
10万円 88円
20万円 106円
50万円 198円
100万円 374円
150万円 440円
3,000万円 880円
3,000万円超 880円
※2021年11月2日時点のDMM.com証券ホームページを元に作成
*2 DMM.com証券:25歳以下の人は国内株の現物取引手数料がキャッシュバックにより実質0円

DMM株の魅力は、特定の取引において国内主要ネット証券で最安手数料を実現していることです。

約定ごとの株式取引手数料は、約定金額にかかわらずに国内主要ネット証券で最安である。(出典=DMM株

米国株式の取引手数料は、為替手数料の負担があるものの約定金額にかかわらず無料だ。

筆者

さらに、25歳以下の人は国内株の現物取引手数料がキャッシュバックされ、実質無料で取引できるため若者が利用しやすいネット証券といえます。

またDMM株はDMM FXとの連携も便利だ。

DMM株で保有している国内・米国株をDMM FXの取引の担保として利用できる。

DMM FX利用者にもメリットがあるのがDMM株である。

松井証券……100年を超える実績があり若者にやさしいネット証券

松井証券 1取引あたりの現物株取引手数料(税込)

約定代金 松井証券
*3
5万円 0円
10万円 0円
20万円 0円
50万円 0円
100万円 1,100円
150万円 2,200円
3,000万円 33,000円
3,000万円超 100万円ごとに1,100円
(上限110,000円)
※2021年11月2日時点の各社ホームページ松井証券ホームページを元に作成
*3 松井証券:25歳以下(未成年含む)の人は現物と信用の取引手数料が無料

松井証券は100年を超える実績がある老舗証券会社であり、ネット証券に強みをもつ。

松井証券は豊富な投資情報ツールに定評があり、高機能トレーディングツール「ネットストック・ハイスピード」などが人気だ。(出典=松井証券の魅力

松井証券の株式取引手数料は約定ごとのプランがなく、1日の約定代金合計で手数料が決まる。

1日の約定代金合計50万円までは手数料無料で株取引できる。(出典=松井証券)

松井証券は手数料がシンプルで分かりやすいのがメリットですが、株式取引手数料の上限が11万円と高額なのがデメリットです。

また松井証券には、利用者が25歳以下の場合に株式取引手数料が無料になるという特徴がある。

筆者

松井証券では、25歳以下の場合に現物と信用のどちらも取引手数料が無料になるため、若者に最もおすすめできる証券会社といえます。

岡三オンライン証券……1日約定代金合計の手数料コースでは楽天証券より割安な手数料

岡三オンライン証券 1取引あたりの現物株取引手数料(税込)

約定代金 岡三オンライン証券
5万円 108円
10万円 108円
20万円 220円
50万円 385円
100万円 660円
150万円 1,100円
3,000万円 3,300円
3,000万円超 3,300円
※2021年11月2日時点の岡三オンライン証券ホームページを元に作成

岡三オンライン証券は、岡三証券をコアとする岡三証券グループのネット証券だ。(出典=岡三オンライン証券について

2022年1月には、岡三証券と岡三オンライン証券が経営統合する予定である。経営統合により、岡三オンライン証券のサービスや手数料などに変更はない見込みだ。(出典=岡三証券株式会社との経営統合に関するお知らせ
岡三オンライン証券は分析ツールの評価が高く、2021年オリコン顧客満足度ネット証券での分析ツール1位を獲得しています。(出典=岡三オンライン証券が選ばれる理由

分析ツールには、マーケット情報や株価情報などをEXCEL上で利用できるアドオンツール「岡三RSS」などがある。

株式の取引手数料では、1日の約定代金合計コース「定額プラン」にて楽天証券より低い手数料を設定するなど、魅力を増している。(出典=岡三オンライン証券

逆に、取引ごとの手数料コース「ワンショット」では、楽天証券と比べると取引手数料が割高です。

マネックス証券……米国株に強く購入時の日本円決済での為替手数料が無料

マネックス証券 1取引あたりの現物株取引手数料(税込)

約定代金 マネックス証券
5万円 110円
10万円 110円
20万円 198円
50万円 495円
100万円 成行:1,100円
指値:1,650円
150万円 成行:1,650円
指値:2,475円
3,000万円 成行:33,000円
指値:49,500円
3,000万円超 成行:約定代金の0.11%
指値:約定代金の0.165% *1
※2021年11月2日時点のマネックス証券ホームページを元に作成
*1 マネックス証券のマネックストレーダー株式スマートフォンは約定代金の0.11%

マネックス証券は米国株に強く、米国株取り扱い銘柄数は4,400超と主要ネット証券最多レベルです。(出典=マネックス証券

米国株の取引手数料は楽天証券と同等であり、約定代金の0.495%(税込)である。

筆者

マネックス証券のメリットは、米国株の日本円決済で購入時の為替手数料(スプレッド)が無料になることです。

国内株式の取引手数料は楽天証券に比べると全体的に高めだが、取引ごとの手数料コース「取引毎手数料コース」での信用取引では楽天証券と同等だ。(出典=マネックス証券)。また、楽天証券と同じく、信用取引でのETF・REITの取引手数料が無料である。

マネックス証券は、特に米国株を日本円決済で取引する人にメリットが大きいネット証券だ。

現物株だけでなく信用取引、ETFの手数料も安かった

国内株取引手数料が業界最低水準の楽天証券は、現物株だけでなく信用取引手数料0円、ETF手数料0円など他の手数料も安いです。

手数料を重視する投資家は楽天証券で売買することを検討してみてもいいだろう。

楽天証券の手数料についてよくあるQ&A

楽天証券の手数料は国内主要ネット証券比較で魅力的だ。楽天証券の手数料について、よくある質問とは何だろうか。

楽天証券の超割コースとは?
「超割コース」とは、国内の株式・ETF・REITなどの1回の取引金額(約定代金)で取引手数料が決まるコースであるもうひとつの「いちにち定額コース」に比べると、1日の取引金額の合計が100万円を超えると「超割コース」のほうがお得になるケースが多いといえる。

超割コースの取引手数料は次の通り。

楽天証券「超割コース」1取引あたりの取引手数料

約定代金 現物取引手数料
(税込)
信用取引手数料
(税込)
5万円まで 55円 99円
10万円まで 99円
20万円まで 115円 148円
50万円まで 275円 198円
100万円まで 535円 385円
150万円まで 640円
3,000万円まで 1,013円
3,000万円超 1,070円
※2021年11月5日時点の楽天証券ホームページを元に作成
※信用取引では取引手数料コースに関わらず、2019年12月16日からREIT・ETFの取引が完全無料(出典=楽天証券

楽天証券のいちにち定額コースとは?
「いちにち定額コース」とは、国内の株式・ETF・REITなどの1日の取引金額(約定代金)の合計額で取引手数料が決まるコースである。もうひとつの「超割コース」に比べると、1日の取引金額の合計が100万円以下ならば「いちにち定額コース」のほうがお得になる。

いちにち定額コースの取引手数料は次の通り。

楽天証券「いちにち定額コース」1日あたりの取引手数料

1日の約定代金合計
(現物取引と信用取引の合算)
取引手数料(税込)
100万円まで 0円
200万円まで 2,200円
300万円まで
以降100万円増えるごとに
手数料1,100円加算
3,300円
※2021年11月5日時点の楽天証券ホームページを元に作成
※信用取引では取引手数料コースに関わらず、2019年12月16日からREIT・ETFの取引が完全無料(出典=楽天証券

楽天証券の信用取引手数料はいくらか?
信用取引手数料は「超割コース」と「いちにち定額コース」にて異なる。「超割コース」は約定ごとの手数料、「いちにち定額コース」は1日の約定代金合計の手数料である。

信用取引での「超割コース」と「いちにち定額コース」の株式取引手数料は次の通り。

楽天証券 信用取引の取引手数料

超割コース いちにち定額コース
1取引の
約定代金
信用取引手数料
(税込)
1日の
約定代金合計
信用取引手数料
(税込)
10万円まで 99円 10万円まで 0円
20万円まで 148円 20万円まで
50万円まで 198円 50万円まで
100万円まで 385円 100万円まで
200万円まで 200万円まで 2,200円
300万円まで 300万円まで 3,300円
300万円超 300万円超 4,400円+約定代金
100万円増えるごとに
手数料1,100円加算
※2021年11月5日時点の楽天証券ホームページを元に作成
※信用取引では取引手数料コースに関わらず、2019年12月16日からREIT・ETFの取引が完全無料(出典=楽天証券

超割コースの1日の手数料は、取引ごとの合算にて計算できる。

いちにち定額コースの1日の取引手数料と比較すれば、どちらがお得か判断できるだろう。

楽天証券のETF・REIT手数料はいくらか?
ETF・REITの手数料は、現物取引の場合に「超割コース」と「いちにち定額コース」とで異なる。信用取引の場合には、ETF・REITの取引手数料は無料だ。現物取引での「超割コース」と「いちにち定額コース」のETF・REIT取引手数料は次の通り。

楽天証券 ETF・REITの現物取引手数料


超割コース いちにち定額コース
1取引の
約定代金
ETF・REIT現物
取引手数料(税込)
1日の
約定代金合計
ETF・REIT現物
取引手数料(税込)
5万円まで 55 5万円まで 0円
10万円まで 99 10万円まで
20万円まで 115 20万円まで
50万円まで 275 50万円まで
100万円まで 535 100万円まで
150万円まで 640 150万円まで 2,200円
200万円まで 1,013円 200万円まで
300万円まで 300万円まで 3,300円
+約定代金100万円
増えるごとに
手数料1,100円加算
3,000万円まで 3,000万円まで
3,000万円超 1,070円 3,000万円超
※2021年11月5日時点の楽天証券ホームページを元に作成
※信用取引では取引手数料コースに関わらず、2019年12月16日からREIT・ETFの取引が完全無料(出典=楽天証券

楽天証券の外国株手数料はいくらか?
外国株の取引手数料は国によって異なる。外国株の取引手数料や為替手数料などは次の通り。

外国株の取引手数料等

米国株 中国株 ASEAN株
取引手数料
(税込)
1取引ごと 約定代金の
0.495%
約定代金の
0.55%
約定代金
の1.1%
最低手数料 0米ドル 550円 550円
上限手数料 22米ドル 5,500円
対象市場 NYSE
NASDAQ
NYSE Acra
香港市場
上海A株
シンガポール
タイ
マレーシア
インドネシア
為替手数料 米ドル
:25銭
香港ドル
:15銭
人民元
:20銭
シンガポールドル
:83銭
タイバーツ
:8銭
マレーシアリンギット
:43銭
インドネシアルピア
:0.03銭
決済通貨 日本円
米ドル
日本円 日本円
出典:楽天証券ホームページ(2021年11月4日現在)

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文・MONEY TIMES編集部

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