つみたてNISA(積立NISA)の口座はどこで開設する?SBI、楽天などおすすめのネット証券5社を比較

2020.1.8
INVESTMENT
(写真=SFIO CRACHO/Shutterstock.com)
(写真=SFIO CRACHO/Shutterstock.com)
NISAは、投資で得た利益にかかる約20%の税金が非課税となる制度。お得に積立投資ができる「つみたてNISA」は多忙なビジネスパーソンに適しているが、NISA口座は1人1つしか開設できないため、口座を持つ金融機関は比較検討して慎重に選びたい。
目次
1.つみたてNISAとは
2.口座を選ぶ時の4つのポイント
3.おすすめの金融機関比較
4.2大ネット証券のポイント付与比較

1.つみたてNISA(積立NISA)とは

つみたてNISAは国民の資産形成を後押しするために、2018年1月からスタートした投資制度だ。初心者が利用しやすいよう設計されており、資産形成の王道と言われる長期・積立・分散投資を実践できる。税金がお得になる制度であるため1人1口座しか開設できないので、金融機関はよく比較して選ぶようにしよう。

つみたてNISAで投資できる商品は、手数料が低水準など一定の基準をクリアした投資信託(ETFを含む)のみである。金融機関ごとに取扱商品は異なるが、制度全体としては173本 が対象だ(2019年12月時点)。日本には約6,000本の投資信託があることを踏まえると、つみたてNISAの対象商品はかなり厳選されている。

通常の口座で運用すると売却益や分配金に対して約20%の税金がかかるが、つみたてNISAでは運用益が非課税だ。100万円増えても本来なら手元に残る利益は80万円程度のところ、つみたてNISAは税金が免除されていることでより効率的な投資を行える。運用益が非課税になるのは投資を開始した年から20年間であり、毎年40万円まで投資できる。現行の制度では、投資可能な最後の年は2037年だ。

なお、2020年度税制改正大綱において、つみたてNISAの投資期限を2042年まで5年延長し、2023年までにつみたてNISAを始めれば20年間積み立てられることが盛り込まれている。今後の動向に注目したい。
 
つみたてNISAの概要
利用できる人 20歳以上の人(一般NISAと併用不可)
対象商品 公募株式投資信託、上場投資信託(ETF)
非課税対象 対象商品から得られる分配金や売却益
口座開設可能数 1人1口座
非課税投資枠 毎年40万円
非課税期間 最長20年間
投資可能期間 2018年~2037年
(※金融庁の『NISA特設ウェブサイト』より筆者作成)

2.つみたてNISA(積立NISA)口座を選ぶ時の4つの比較ポイント

つみたてNISAは、1つの金融機関でしか口座開設できないため慎重に選んでいきたい。比較するべき項目は商品ラインナップ、利便性、サービス、ポイント制度だ。
 
4つのポイント別 つみたてNISA口座比較表
(2019年12月時点)
ネット証券
会社名
ポイント1
取扱商品数
ポイント2
引落方法
ポイント3
最低積立金額
ポイント4
ポイント還元
SBI証券 153本 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
・住信SBIネット銀行から自動充当
100円 Tポイント
楽天証券 152本 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
・楽天銀行から自動充当
・楽天カードクレジット決済
・楽天カード支払口座から自動引落
100円 ・楽天スーパーポイント
・資産形成ポイント
松井証券 149本 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
100円 楽天証券ポイント
マネックス証券 149本 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
100円 マネックスポイント
au カブコム証券 150本 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
100円 毎月ポイント

ポイント1……商品ラインナップは選択肢の多さがカギ

つみたてNISAで投資できる商品は以下にある一定の基準をクリアしなければならず、必然的に各社で違いは出にくくなる。対象商品には上場投資信託(ETF)も含まれるが、取り扱う金融機関は少ないため、通常の投資信託の基準を確認してみよう。
 
投資信託 インデックス アクティブ
投資対象 国内資産のみ 海外資産を含む 国内資産のみ 海外資産を含む
信託報酬(税抜) 0.5%以下 0.75%以下 1%以下 1.5%以下
共通要件 ノーロード(購入手数料なし)
信託期間が無期限または20年以上
毎月分配でないこと
デリバティブ取引による運用をしていないこと
その他 なし 純資産額50億円以上
運用期間5年以上経過
運用中3分の2以上の期間で資金流入超
※金融庁の平成29年6月『つみたてNISAについて』を基に筆者作成(2019年7月時点)

インデックスとアクティブというのは、投資信託の運用方法の違いを表している。日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)といった特定の指標に連動させる運用方法をインデックス、特定の指数を上回ることを目指す運用方法をアクティブと呼ぶ。インデックスのほうが信託報酬が低いのは、指数と連動させているので、積極的に運用する必要がないからだ。

どちらにしてもこれらの基準に当てはまる投資信託は長期投資に向いていると考えられ、長期の資産形成を後押ししたい金融庁の意図が反映されていると言える。なお、投資信託のほかに、ETF(上場投資信託)もつみたてNISAの対象商品であるが、扱っている金融機関が少ないため説明は割愛する。
 

つみたてNISAの取扱商品数は金融機関によって異なり、選びやすさを重視して数を絞る金融機関と、選択肢の多さを重視して豊富に取りそろえる金融機関に分かれる。前者は対面型金融機関に、後者はネット証券に多い。代表的なネット証券5社、対面型証券2社の本数は以下の通りだ(2019年12月時点)。

取扱商品数に違いはあるものの、どの金融機関でも基準に合致した長期投資に向く商品を採用していることに変わりはない。ただし似た商品でも細かく比較したい部分はある。代表的なポイントは「信託報酬」だ。

信託報酬とは投資信託の運用手数料のことで、保有中の残高から差し引かれる。残高が少ないうちは大きな違いは生まれないが、将来的には数万円から数十万円の差になる可能性もあり無視できない手数料だ。例えば、国内株の投資信託を比べると信託報酬に約3.6倍もの開きがある商品もある(※SBI証券の「投資信託パワーサーチ」より)。

選びやすさを重視すれば最初から商品を絞ってくれているほうがありがたいが、運用成果に影響する信託報酬なども比較するなら、選択肢の多いネット証券が有利だろう。

ポイント2……引落方法の豊富さは使いやすさに直結する

つみたてNISAはどこの金融機関で口座開設しても同じ制度内容だが、金融機関ごとに使いやすさは異なる。見落とされやすいのは引落方法だ。

対面型金融機関では、積み立てるお金をその金融機関の口座からしか引き落とせないところも多い。普段からお金がプールされている金融機関なら問題ないが、つみたてNISAのためだけに口座開設した場合はお金を移動させなければならず、不便に感じるかもしれない。その点、ネット証券は他の銀行から自動引落を設定できて利便性が高い。

ネット証券の自動引落は、商品買付に必要な資金を手数料無料で指定の銀行口座から毎月自動で引き落とすサービスだ。自分で証券口座に入金しなくてもいいため、給与口座は他の銀行という場合でも手間をかけずに積み立てられる。ただし、ネット証券でも引落可能な金融機関は差があるので、自分の利用する金融機関が対応しているかは事前に確認しよう。

自動引落以外では特定のクレジットカードで積み立てられるネット証券もある。クレジットカード決済なら引落口座に関係なく積み立てられ、クレジットカード自体のポイントが付くメリットもある。使いやすさとお得さの両方を求めたい人は、クレジットカード決済のできるネット証券を検討してはいかがだろうか。

引落方法の豊富さは、金融機関の使いやすさにも直結するポイントだ。給与口座の変更などで日頃利用する銀行が変わっても、引落方法の種類が多いと対応できる。つみたてNISAは利用期間が長期に及ぶため、利便性にも目を向けて口座を選びたい。

ポイント3……柔軟な積立金額を設定できる

つみたてNISAで投資できる金額は年間40万円で、月々の上限は約3万3,000円となる。これを超えない範囲で毎月一定額を積み立てられるが、設定できる金額は金融機関によって異なる。積立金額の設定範囲が広いのはネット証券だ。

主要ネット証券では毎月最低100円から積み立てられ、幅広い世代が利用しやすい。積立金額があまり低いと資産形成にはならないが、設定範囲の広さは大きなポイントである。若いうちは3,000円程度の積立しかできなくても年齢を重ねるごとに1万円や2万円と増やしていくこともできるからだ。逆に積立が苦しくなった時には、金額を引き下げやすいというメリットもある。

最低1万円からという金融機関もある中、無理なく続けていくためには少ない積立金額でも柔軟に設定できる金融機関を選ぶのがいいだろう。

ポイント4……ポイント還元でお得に投資できる

ポイント還元があるかどうかも見逃せない。還元があると実質的には手数料の割引にもなるからだ。

ポイント還元に積極的なのはネット証券だが、還元方法や対象商品はさまざまである。投資信託の購入金額に対して還元されることもあれば、保有残高に対して還元されることもある。商品によっては対象外だったり還元率が異なったりすることもあり、実際に利用する時には何に対して還元されるのかの確認が必要だ。

つみたてNISAで重要なのはあくまで商品や手数料だが、お得に投資できる要素としてポイント還元にも注目しておこう。

3.つみたてNISA(積立NISA)口座のおすすめランキング

4つの比較ポイントをもとに、おすすめのつみたてNISA口座を紹介したい。比較ポイントに当てはまるのは大手ネット証券となった。主要5社のランキングを見ていこう。

4つのポイント別 つみたてNISA口座比較表
(2019年12月時点)
順位 ネット証券
会社名
ポイント1
取扱商品数
ポイント2
引落方法
ポイント3
最低積立金額
ポイント4
ポイント還元
1位 SBI証券 153本 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
・住信SBIネット銀行から自動充当
100円 Tポイント
2位 楽天証券 152本 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
・楽天銀行から自動充当
・楽天カードクレジット決済
・楽天カード支払口座から自動引落
100円 ・楽天スーパーポイント
・資産形成ポイント
3位 松井証券 149本 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
100円 楽天証券ポイント
4位 マネックス証券 149本 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
100円 マネックスポイント
5位 au カブコム証券 150本 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
100円 毎月ポイント

1位……SBI証券——投資初心者から経験者まで利用しやすい

SBI証券の特徴は、選択肢の豊富さとオンラインサポートが充実していることにある。

投資信託の取扱本数が業界最多であるだけでなく、積立頻度も「毎日・毎週・毎月」の中から選べる。細かい時間分散にこだわりのある経験者向けの設定だろう。スマートフォンアプリの「かんたん積立アプリ」では、損益や残高状況が簡単に確認できるほか、自分に合ったポートフォリオや具体的な商品まで提案してくれる機能もある。投資初心者から経験者まで利用しやすい環境を整えているのがSBI証券と言えるだろう。
 

SBI証券のつみたてNISA
取扱商品数 153本
最低積立金額 100円
積立頻度 毎日・毎週・毎月
引落方法 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
・住信SBIネット銀行から自動充当
ポイント還元 Tポイント
投資信託の月間平均保有残高に応じて付与
<通常銘柄>
・0.1%

<指定銘柄>
・0.05%
・0.03%
・0.02%
・0.01%
その他 「かんたん積立アプリ」でラクラク資産管理
(※SBI証券のホームページより筆者作成)

>>SBI証券の詳細はこちら(公式サイトへ)

2位……楽天証券——楽天グループでさまざまな特典がある

楽天証券もSBI証券と同じく投資信託の取扱本数が業界最多レベルである。最大の魅力は「楽天スーパーポイント」を貯められることだろう。 
 
ポイント以外にも楽天グループのサービスを利用することでさまざまな特典を受けられる。例えば楽天銀行口座と証券口座を連携すれば、普通預金金利が大手銀行の100倍である0.1%になる(2019年12月時点)。ほかにも楽天証券口座を開設するだけで、日経新聞や日経MJなどの日経の各種記事が無料閲覧可能になるのも大きな特徴だ。楽天証券を利用するなら、グループ内のサービスも使ってさまざまな恩恵を受けたい。
 
楽天証券のつみたてNISA
取扱商品数 152本
最低積立金額 100円
積立頻度 毎日・毎月
引落方法 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
・楽天銀行から自動充当
・楽天カードクレジット決済
・楽天カード支払口座から自動引落
ポイント還元⑴ 楽天スーパーポイント
楽天銀行と連携(ハッピープログラム)
・投資信託残高10万円ごとに毎月4ポイント

楽天カード決済額に応じて付与
・決済額100円につき1ポイント
ポイント還元⑵ 資産形成ポイント(ハッピープログラムとの重複不可)
投資信託の保有残高に応じて付与
・50万円以上~200万円未満……50ポイント
・200万円以上~400万円未満……100ポイント
・400万円以上~600万円未満……150ポイント
・600万円以上~800万円未満……200ポイント
・800万円以上~1,000万円未満……300ポイント
・1,000万円以上~2,000万円未満……500ポイント
・2,000万円以上……1,000ポイント
その他 ・楽天銀行口座と連携で普通預金金利が0.1%
・日経テレコンの無料利用可(日経新聞等の閲覧)
(※楽天証券のホームページより筆者作成)

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3位……松井証券——サポート体制が第三者機関からも高評価

松井証券はサポート体制に力を入れている。つみたてNISA専用の電話サポートを用意しているだけでなく、チャットでも気軽に質問できる。忙しい人にとってはうれしいサービスだろう。

第三者機関が評価する証券会社の問合わせ窓口の格付けでは、2019年度において9年連続で三つ星を獲得するほど高い評価も得ている。しっかりとしたサポートを求める人に適したネット証券かもしれない。
 
松井証券のつみたてNISA
取扱商品数 149本
最低積立金額 100円
積立頻度 毎月
引落方法 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
ポイント還元 松井証券ポイント
投資信託の月間平均保有残高に応じて付与
・0.1%
・除外銘柄あり
その他 ・サポートサービスについて問合せ窓口
格付け9年連続三つ星獲得
・「投信アプリ」で投資提案から
メンテナンスまでサポート
(松井証券のホームページより筆者作成)

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4位……マネックス証券——資産管理ツールが充実

マネックス証券は投資初心者から上級者までが利用できる多数の投資ツールを提供している。 
 
中でも「MONEX VISION β」は長期の資産運用をサポートしてくれるツールだ。ポートフォリオの提案だけでなく保有資産の細かい分析や診断を行ってくれ、目標に合わせたアドバイスも確認できる。言ってみれば、長期資産運用のための専属ホームドクターのようなものだ。 
 
保有資産をまとめて管理・運用したい人は、マネックス証券を候補に入れてもいいだろう。 
 
マネックス証券のつみたてNISA
取扱商品数 149本
最低積立金額 100円
積立頻度 毎月
引落方法 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
ポイント還元 マネックスポイント
投資信託の月末保有残高に応じて付与
・0.03%
・除外銘柄あり
その他 「MONEX VISION β」で資産設計をサポート
(マネックス証券のホームページより筆者作成)

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5位……au カブコム証券——NISA割で株式売買手数料が安くなる

普段から株式投資をしている人はau カブコム証券を検討したい。つみたてNISA口座を開設すると現物株式の売買手数料が最大5%割引される「NISA割」を受けられるからだ。

au カブコム証券ではほかにもさまざまな割引制度を用意しており、NISA割と併用してさらに現物株式の取引手数料を下げられる。積立と合わせて株式投資もお得にしたいならau カブコム証券のつみたてNISAはチェックしておきたい。
 
au カブコム証券のつみたてNISA
取扱商品数 150本
最低積立金額 100円
積立頻度 毎月
引落方法 ・証券口座に入金
・指定銀行自動引落
ポイント還元 毎月ポイント
投資信託の月間平均保有残高に応じて付与
・100万円ごとに1ポイント
・100ポイントで1万円と交換
・除外銘柄あり
その他 「NISA割®️」で現物株式の取引手数料最大5%割引
(au カブコム証券のホームページより筆者作成)

>>au カブコム証券の詳細はこちら(公式サイトへ)

4.SBI証券と楽天証券の「ポイント付与」を比較

ネット証券の中でよく比較されるのがSBI証券と楽天証券の2大ネット証券会社だ。この2社に共通したサービスのひとつに「ポイント付与」がある。他の大手ネット証券でもポイント付与を行っているが、つみたてNISAの対象となるような手数料の低い投資信託は除外されているものも多い。ポイント付与も視野に入れるなら、大手ネット証券の中ではSBI証券と楽天証券が検討候補になるだろう(2019年12月時点)。

SBI証券は投資信託の保有残高に応じてTポイントが貯まる

SBI証券のポイントサービスは、投資信託残高に対してTポイントが貯まるシステムだ。楽天証券のようにカード決済による買付での還元がないのは、見劣りするところかもしれない。

以前はSBIポイントが付与され、現金・他社ポイント・商品のいずれかに交換できたが、現在は広く使われているTポイントが付与されるようになった。その分、日常での使い勝手は良くなったのではないだろうか。

ポイント還元率は投資信託の銘柄ごとに0.01~0.1%の幅があり分かりにくさは感じるかもしれないが、楽天証券よりも還元率が高く設定されている。

楽天証券は投資信託の買付と保有残高に対してポイント還元

楽天証券のポイントサービスは、投資信託の買付に対してと保有残高に対しての還元がある。

買付では、楽天クレジットカード決済で投資信託の積立をした場合、カード決済額の1%が楽天スーパーポイントで還元される。つみたてNISAも取引対象であり、楽天市場や楽天カードをよく利用する人ならぜひ活用したい。

注意したいのは、楽天カード決済ではなく楽天カードの支払口座から直接引き落としをする積立方法だとポイント還元されない点だ。勘違いしやすいため、十分に気をつけたい。その他にもカード決済だと毎月定額のみの買付になり、特定の月だけ増額して買う設定はできなくなる。ボーナス時期などにまとめて買う設定をしたい人は注意しよう。

投資信託の保有残高に対するポイントは2種類あり、楽天スーパーポイントか資産形成ポイントのどちらかを選べる。還元ポイント数はどちらも同程度であるため、迷ったら獲得ポイント数に上限のない楽天スーパーポイントを選ぶといいだろう。楽天スーパーポイントの還元率は10万円ごとに4ポイントと、割合にして0.004%であるため、おまけ程度に考えておきたい。

ポイント還元はSBI証券と楽天証券のどちらが得かは言い切れない

ポイント還元でSBI証券と楽天証券のどちらが有利なのだろうか。

楽天証券のカード決済による1%還元は魅力的だが、長期的に還元額が大きくなりやすいのはSBI証券だ。例えば毎月3万円投資すると、楽天証券のカード決済による還元額は月300円だ。一方、SBI証券で0.05%の還元だとすると保有残高が60万円になる20ヵ月後には同じ還元額になる。その後は、楽天証券の保有残高に対する還元を入れてもSBI証券との差が開いていくことになる。

最終的にポイント還元で有利なのはSBI証券だが、それだけで決めることはできない。無料で日経新聞を閲覧できたり楽天市場でポイントを利用できたりするなど楽天証券ならではの特徴もあり、どちらが本当に得なのかはっきりと判断することはできないからだ。自分にとっての使い勝手の良さも十分に検討すべきだろう。

つみたてNISAを始めたい人におすすめの証券会社はこちら

積立コースは毎日・毎週・毎月の3種類、NISA枠ぎりぎり注文で投資可能枠を使い切れる
>>SBI証券の詳細はこちら(公式サイトへ)

投資信託の保有だけで楽天ポイントが貯まる、貯まったポイントで積立投資も可能
>>楽天証券の詳細はこちら(公式サイトへ)

取り扱い銘柄130以上、投信の提案から購入・運用まですべてができるアプリが便利
>>松井証券の詳細はこちら(公式サイトへ)

毎月100円から積立可能、通常の現物株式の取引手数料が最大5%割引になる
>>au カブコム証券の詳細はこちら(公式サイトへ)

つみたてNISAで投資信託を保有するだけでポイントが貯まりさまざまな特典と交換可能
>>マネックス証券の詳細はこちら(公式サイトへ)

文・國村功志(資産形成FP)
 

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