証券会社の口座開設に必要な日数と書類は?マイナンバーの必要性SBI、楽天、マネックスなど各社を一覧で紹介

2020.6.5
投資
株式投資を始めるには、まず証券会社に口座を開設する必要がある。「いろいろな書類を用意しなければならず、開設までに日数がかかるのでは?」と心配する人もいるだろう。今回は、実際の口座開設に必要な書類と、取引開始までの日数を解説していこう。

目次
1,申込手続きから取引開始までの日数は?必要日数ランキングTOP10
2,ネット証券の口座開設手続き方法
3,インターネットで証券口座を開設するステップをわかりやすく紹介
4,証券総合口座とNISA口座、同時開設で手間を省く

1,申込手続きから取引開始までの日数は?書類はマイナンバーと本人確認書類が必要

ネット証券各社には、何通りかの口座開設申込方法が用意されている。それぞれの証券会社の口座開設に必要な日数や申込方法の流れや取引開始までの日数を一覧にして紹介する。

口座開設の手間を省いて、できるだけ早く取引を始めたい人は要チェックだ。

主要ネット証券の口座開設までの日数一覧(2020年5月25日現在)

日数はSBI証券やマネックス証券など、はやいところは翌営業日に開設できる。
 
ネット証券会社名 取引開始日の目安
SBI証券 最短翌営業日
au カブコム証券 最短翌営業日
マネックス
証券
最短翌営業日
LINE証券 最短翌営業日
松井証券 数日
楽天証券 最短翌営業日
DMM.com証券 株 最短当日
GMOクリック証券 最短2営業日
ライブスター証券 約1週間
岡三オンライン証券 約1週間
>>SBI証券の詳細はこちら(公式サイト)
>>マネックス証券の詳細はこちら(公式サイト)

主要ネット証券の必要書類(2020年5月25日現在)

必要書類は手元にマイナンバーが記載されている個人番号カードがあれば、顔写真付きの本人確認書類としても機能するため、必要書類はその1点だけで済むことが多い。顔写真のある表面とマイナンバーが記載されている裏面の両方を撮影・スキャン、またはコピーすることを忘れないでほしい。

マイナンバー通知カードがある場合は、本人の氏名・生年月日・住所が確認できる本人確認書類の添付が必要になる。運転免許証のような顔写真付き本人確認書類であれば1点、または顔写真が付いていない本人確認書類なら2点そろえば手続きが完了できる。

本人確認書類としては、運転免許証のほか、健康保険証・住民票の写し・印鑑登録証明書・パスポート・在留カード・特別永住者証明書・住民基本台帳カードのいずれかの書類が使用できる。いずれの書類も、氏名・生年月日・住所がはっきり読み取れるかチェックしてから提示しなければならない。

以下に、主要なネット証券会社5社(SBI証券・au カブコム証券・松井証券・マネックス証券・楽天証券)で口座開設する際に提示する必要がある書類を紹介する。証券会社間で若干の違いがあるので、ネット証券会社選びの参考にしてほしい。
 
証券会社 個人番号カードを
提示する場合
通知カードを
提示する場合
SBI証券 個人番号カード
のみでOK      
運転免許証が必要
au カブ
コム証券
個人番号カード
のみでOK      
本人確認書類
写真付きなら1点
写真なしは2点
松井証券 本人確認書類
写真付きなら1点
写真なしなら2点
運転免許証が必要
マネックス
証券
運転免許証が必要 運転免許証が必要
楽天証券 本人確認書類
写真付きなら1点
写真なしなら2点
本人確認書類
写真付きなら1点
写真なしなら2点
>>SBI証券の詳細はこちら(公式サイト)
>>マネックス証券の詳細はこちら(公式サイト)

2,ネット証券の口座開設手続き方法

ネット証券の口座開設方法のおすすめは、「オンライン申込+本人確認書類のオンライン提出」だ。この方法が最も手軽で、早く取引を始められるからだ。

もちろん、「オンライン申込+本人確認書類の郵送」や「申込書と本人確認書類の郵送」による口座開設もできる。

以下で、それぞれの口座開設方法の特徴と一般的な手続きの流れ、対応しているネット証券を確認していこう。(2020年5月25日現在)

口座開設方法①:オンライン申込+本人確認書類のオンライン提出

【特徴と用意するもの】
  • ネット証券の口座開設方法の主流で全社が対応
  • 申込から取引開始までが最短の方法
  • スマートフォンに口座開設対応アプリのダウンロードが必要な場合も
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)、またはカードタイプの写真付き本人確認書類があると便利
  • 捺印は不要
【事前準備】
  • スマートフォンに、ネット証券の口座開設アプリか取引アプリをダウンロードする(必要な場合)
  • 本人確認書類、預金通帳またはキャッシュカードを手元に準備する
【ステップ】
ステップ 内容
ステップ1 パソコンもしくはスマートフォンのアプリから
ネット証券サイトにアクセスし、
「口座開設」ボタンをクリックする
ステップ2
※1
申込フォームに遷移したら、住所、氏名、生年月日、
メールアドレス、職業、年収などの個人情報を
もれなく記入して、確認の上、送信する
ステップ3
※1
登録したメールアドレスに、
口座開設申込確認メールや、
本人確認書類提出先URLが記載されたメールが届く
ステップ4 通知されたURLにアクセスし、
スマートフォンで個人番号カードを撮影して本人認証、
あるいは本人確認書類を撮影してアップロードする
ステップ5 【メールで通知】……個人番号カードによる本人認証の場合
当日中または近日中にメールで、口座開設完了通知や
ログインID、仮ログインID(取引IDの場合も)を受け取る
【郵便で通知】……本人確認書類による本人確認の場合
約1週間後に郵送で、口座開設完了通知や
ログインID、仮ログインID、取引IDを受け取る
ステップ6 ネット証券サイトにアクセスして、初回ログインする
ステップ7 パスワードを変更し、入出金先預金口座情報を
入力(必要な場合)する
ステップ8 即時入金などで、証券口座に資金を入金する
ステップ9 取引開始
※1.ネット証券によっては、最初にメールアドレスを送信して、メールで受け取ったURLに遷移して口座開設申込と本人確認書類の提出を同時に行う場合もある(SBI証券、楽天証券、岡三オンライン証券)
※2.上記の取引開始までの流れは、ネット証券各社の口座開設申込手続きを集約して、ステップ1~ステップ9に細分化したもの

口座開設方法②:オンライン申込+本人確認書類の郵送

【特徴と用意するもの】
  • パソコンはあるがスマートフォンを持っていない場合や、未成年や法人など顔写真付きの本人確認書類がない場合の口座開設方法
  • 本人確認書類を郵送するので、オンライン申込から取引開始までに若干時間がかかる
  • 松井証券とマネックス証券は対応していない
  • 捺印は不要
【事前準備】
  • 本人確認書類、預金通帳またはキャッシュカードを手元に準備する
【ステップ】
ステップ 内容
ステップ1 パソコンもしくはスマートフォンのアプリから
ネット証券サイトにアクセスし、
「口座開設」ボタンをクリックする
ステップ2 申込フォームに遷移したら、住所、氏名、生年月日、
メールアドレス、職業、年収などの個人情報を
もれなく記入して、確認の上、送信する
ステップ3 本人確認書類(原本)をコピーして、郵送する
ステップ4 口座開設完了通知ログインID、仮ログインID、
取引IDが約1週間後に郵送で届く
ステップ5 ネット証券サイトにアクセスして、
仮パスワードで初回ログインする
ステップ6 パスワードを変更し、入出金先預金口座情報を
入力(必要な場合)する
ステップ7 即時入金などで、証券口座に資金を入金する
ステップ8 取引開始
※上記の取引開始までの流れは、ネット証券各社の口座開設申込手続きを集約して、ステップ1~ステップ8に細分化したもの

口座開設方法③:申込書と本人確認書類の郵送

【特徴と用意するもの】
  • スマートフォンを持っていない場合や、パソコン操作が苦手な場合の口座開設方法
  • 申込書の請求から取引開始までに時間がかかる
  • 申込書に捺印が必要になる
  • 「申込書と本人確認書類の郵送」方法に対応しているのは、主要ネット証券のうちSBI証券、松井証券、マネックス証券、auカブコム証券の4社
【事前準備】
  • 本人確認書類のコピー、預金通帳またはキャッシュカードを手元に準備する
【ステップ】
ステップ 内容
ステップ1 ネット証券サイトで必要事項を入力して
口座開設申込書を請求する、
あるいは電話で申込書を請求する
ステップ2 郵送で申込書が届いたら、住所、氏名、生年月日、
メールアドレス、職業、年収などの個人情報を
もれなく記入・捺印の上、本人確認書類のコピーを同封して郵送する
※SBI証券は、申込書を自宅プリンターで印刷して、記入・郵送できる
ステップ3 口座開設完了通知、ログインID、仮ログインID、
取引IDが約2週間後に郵送で届く
ステップ4 ネット証券サイトにアクセスして、初回ログインする
ステップ5 パスワードを変更し、入出金先預金口座情報を
入力(必要な場合)する
ステップ6 即時入金などで、証券口座に資金を入金する
ステップ7 取引開始
※郵送による申し込みの場合は、口座開設状況はメールで通知されない
※上記の取引開始までの流れは、ネット証券各社の口座開設申込手続きを集約して、ステップ1~ステップ7に細分化したもの


※各ネット証券とも、オンライン本人確認は、原則的に個人ならびに成人を対象としている

どのネット証券においても、「オンライン申込+本人確認書類のオンライン提出」による口座開設が簡単で、取引開始までの期間が最短になる。

中でも、本人確認書類として個人番号カード(マイナンバーカード)を使う場合は、カードの表面(本人確認書類)と裏面(個人番号)をスマートフォンで撮影するだけで本人認証できるので、手軽に口座開設ができる。

3,インターネットで証券口座を開設するステップをわかりやすく紹介

ネット証券の証券口座開設にあたっては、提出書類の組み合わせなど、一見わかりにくい印象を受けるかもしれない。しかし、とりわけオンラインで口座開設を完結させる方法は、やってみると思いのほか簡単だ。

そこで、提出書類が一番少なくて済み、短期間に取引を開始できる、個人番号カードを使ったオンライン口座開設手続きを、楽天証券のケースで確認していこう。
 
楽天証券の口座開設申込の流れ

最初にトップページの「口座開設」ボタンをクリックして、口座開設申込を開始する。

ステップ1:「楽天会員の方」か「楽天会員でない方」、いずれかを選ぶ

楽天会員IDを持っており、楽天スーパーポイントを貯めたり使ったりしている人は「楽天会員の方」を選ぶ。

楽天会員でなければ「楽天会員でない方」をクリックして、遷移したページで楽天会員登録をする。

以降は、楽天会員の人が楽天証券に口座を開設するケースを想定して、手順を追っていく。

ステップ2:楽天会員としてログインをする

楽天会員IDとパスワードでログインして、これから開設する証券口座と連携させる。

ステップ3:あらかじめ入力されているメールアドレスを確認して、送信する

入力されているメールアドレス(=楽天会員登録した際のメールアドレス)宛てに、楽天証券から総合口座申込手続き開始通知メールが届く。

ステップ4:申込手続きのためのURLが登録メールアドレス宛てに届く

メール本文に記載されているURLから口座開設申込画面に遷移する。(次の画面でスマートフォン用QRコードが記載されるので、ここではまだパソコンのままでもよい)

ステップ5:本人確認書類を選択して提出する

「運転免許証」と「個人番号カード」のどちらかを選ぶと、スマートフォン用のQRコードが表示されるので、スマートフォンでQRコードを読み取る。

あとは指示通りに、スマートフォンで本人確認書類を撮影して本人認証を行う。

運転免許証と個人番号カード以外の本人確認書類(住民票の写し、各種健康保険証、印鑑登録証明書、在留カードなど)でも、スマートフォンあるいはパソコンからアップロードして、本人確認を行うことができる。

パソコンからデータ化された本人確認書類を提出したい場合は、画面下の「またはパソコンから提出したい方はこちら」から、パソコン用本人確認書類ファイル添付・送信画面に移る。

なお、ネット証券会社によっては、申込フォームの入力が完了してから、本人確認書類の撮影とアップロードを行うこともあるので、各ネット証券の指示にしたがって手続きを進めよう。

ステップ6:お客様情報を入力・送信する

楽天会員の場合、お客様情報入力フォームに登録事項があらかじめ入力されているので、空欄部分だけを入力する。

入力内容を確認したら送信して、申込手続きは完了だ。

ステップ7:ログインIDをメールで受け取る

送信した本人認証や口座開設申込、お客様情報は証券会社で審査され、「スマホで本人確認」の場合は、翌営業日以降にログインIDがメールで通知される。

ステップ8:初期設定して入金、取引開始

楽天証券サイトを開いて、受け取ったログインIDと、自分で設定したパスワードで初回ログインする。

即時入金などで証券口座に入金したら、取引を開始できる。

4,証券総合口座とNISA口座、同時開設で手間を省く

初めての証券総合口座開設という場合は、NISA口座の同時開設をしてみてはいかがだろうか。

NISAは、国内上場株式の売買手数料無料や低コストの株式投資信託、対象国の海外ETF買付手数料無料など、低いコストで投資ができる少額投資非課税制度だ。譲渡益や配当金が年間120万円まで非課税になる期間が5年間継続し、非課税枠が計600万円になる。

つみたてNISAは積立投資信託を対象とした売買手数料無料の少額投資非課税制度だ。年間非課税枠は40万円、最長20年間で計800万円までの積立投資信託が非課税になる。

NISAとつみたてNISAは、1年間ごとにいずれかを選択して運用する仕組みだが、どちらも扱いやすい銘柄や低コスト、少額からの投資が可能なので、投資初心者が利用しやすい手軽な制度だ。

ただし、どちらも専用のNISA口座で運用する必要があり、NISA口座を開設する際には税務署の審査に2週間程度の時間がかかる。そのため、証券総合口座開設時にNISA口座で運用する予定がなくても、証券総合口座とNISA口座の開設手続きを同時に進めておくと、思い立った時にNISA・つみたてNISAを始められるので便利だ。

証券会社に株式投資のための口座の開設を考えているならば、NISA口座も同時に開設して、近い将来の投資運用の選択肢を増やすのもよいのではないだろうか。

実際に株式投資を始めてみる

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執筆・

証券会社の引受業務やビジネス系翻訳携わったのち、個人投資家として活動。現在は総合証券、ネット証券の両方を使いこなし、経済、金融、HR領域で多数の媒体で執筆中。2019年にフィナンシャルプランナーの資格取得。
 

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