NISAは税制優遇のある魅力的な制度だが、手続きが複雑なイメージがあるかもしれない。制度が開始した当初は、口座開設に住民票が必要と聞いて、二の足を踏んだ人もいたのではないだろうか。実は、NISAの普及を促すため、手続きは当初より簡素化されている。
出典:金融庁『あなたとNISA』

この記事で分かること
  • NISA口座の開設には住民票は不要!
  • 住民票の代わりにマイナンバーの提出が必須
  • NISA口座開設にはマイナンバー+本人確認書類が必要
  • 同じ金融機関でのNISA口座の変更はマイナンバーは不要
  • NISA口座のおすすめは楽天証券とSBI証券!
積立NISAのおすすめ証券会社
2022年4月時点
1 2 3 4 5
会社名 楽天証券 SBI証券 松井証券 マネックス証券 auカブコム証券
取扱銘柄数 181本 179本 173本 152本 164本
売買手数料 無料 無料 無料 無料 無料
最低投資金額 100円 100円 100円 100円 100円
ポイント還元 楽天ポイント Tポイント
Pontaポイント
Vポイント
dポイント
松井証券ポイント マネックスポイント Pontaポイント
クレジット
カード積立
ポイント還元率
楽天カード
1%(※1)
三井住友カード
0.5%(※2)
非対応 マネックスカード
1.1%
1%(※3)
積立コース 毎月
毎日
毎月
毎週
毎日
毎月 毎月
毎日
毎月
ココがおすすめ ・楽天カード積立のポイント還元が高い
・日経新聞の記事閲覧
・口座数主要ネット証券No.1柔軟な積立設定
・積立アプリでラクラク管理
・サポート体制に強み
・投信毎月現金還元サービス
・マネックスカード積立で1.1%ポイント還元 ・「NISA割®」で手数料割引
・Pontaポイントが貯まる
詳細はこちら
公式サイトへ
詳細はこちら
公式サイトへ
詳細はこちら
公式サイトへ
詳細はこちら
公式サイトへ
詳細はこちら
公式サイトへ
※1.2022年9月より1%または0.2%
※2.三井住友カードの一般カード。一部のカードは1%または2%
※3.2022年3月28日より。対象au回線契約者は最大5%
SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券auカブコム証券の公式ホームページをもとに筆者作成、2022年4月17日時点

目次

  1. 1,2018年からはNISA口座開設に住民票の写しは「不要」に
  2. 2,NISA口座開設には住民票の代わりに「マイナンバー」の提出が必須に
  3. 3,NISA口座を既に開設している場合でもマイナンバーの提出は必要
  4. 4,一般NISAから積立NISAに変更したい場合
  5. NISA口座開設に必要な書類についてのよくある5つのQ&A
  6. 実際にNISAを始めてみる

1,2018年からはNISA口座開設に住民票の写しは「不要」に

NISAを始めるには住民票が必要?
(画像=jikoman/stock.adobe.com)
2016年度税制改正により、2018年分以降のNISA口座開設にあたっては住民票の提出が不要になりました。

住民票の写し(コピー)を取得するには、平日に役所まで足を運ばなくてはならないことも多いため、手続きの手間が減ったことを歓迎する声も多い。

篠田わかな

かつては、NISA口座開設に住民票の提出が必須だったため、「住民票取得代行サービス」の有無が証券会社比較の一つの基準でしたが、現在は住民票が不要になったことでサービス自体が終了しています。

2,NISA口座開設には住民票の代わりに「マイナンバー」の提出が必須に

NISAを始めるには住民票が必要?
(画像=MONEY TIMES編集部制作)
住民票の写しが不要になった代わりに、NISA口座開設にあたっては「マイナンバー(個人番号)」の提出が必要になりました。

出典:金融庁『NISAを始める』

マイナンバー確認書類としては、「通知カード」「個人番号カード(マイナンバーカード)」が必要だ。

いずれも手元にないという場合は、役所に申請すれば再発行が可能だが、数週間かかることもある。

金融機関によっては、マイナンバーが記載された住民票で代用できるところもある。
出典:楽天証券『Qマイナンバー登録時は住民票でも大丈夫ですか?』SBI証券『マイナンバーの記載された住民票は本人確認書類として利用できますか?』

篠田わかな

2016年1月以降、証券会社での口座開設自体にマイナンバーの提出が必須となりました。NISA口座を開設する金融機関で、既にマイナンバーを提出済みの場合は、指定された本人確認書類のみ用意しましょう。

出典:日本証券業協会『マイナンバー提供のお願い』

NISA口座開設には「本人確認書類」も必要

マイナンバーの他に提出が求められるのは本人確認書類です。

本人確認書類として何が認められるかは金融機関ごとに異なるので、ホームページなどを参照するのが確実だ。

ここではSBI証券の例を挙げる。

SBI証券で認められている「本人確認書類」
• 運転免許証
• 日本国内パスポート
• 健康保険証
• 印鑑登録証明書
• 住民票の写し
• 在留カード
• 特別永住者証明書

出典:SBI証券『「本人確認書類」は何を用意すればいいですか?』

本人確認書類には顔写真付きの運転免許証やパスポートが必要というパターンが一般的である。

もし手元にない場合は、健康保険証や住民票の写しなどの書類2点の提出を求められることが多いようだ。

篠田わかな

NISA口座開設には一般的にマイナンバーと本人確認書類の2つが必要ですが、金融機関によっては、顔写真付きのマイナンバーカード1枚で済む場合もあります。顔写真付きの本人確認書類を持っていないなら、マイナンバーカードを作っておくと便利でしょう。

3,NISA口座を既に開設している場合でもマイナンバーの提出は必要

NISAを始めるには住民票が必要?
(画像=metamorworks /stock.adobe.com)

2018年以降、新規にNISA口座を開設する場合はマイナンバーの提出が必須だが、既にNISAを利用している人も追って手続きをする必要がある。

マイナンバーの提出が必要なのは以下のようなケースだ。

• 2016年以前にNISAを開始しており、マイナンバー未提出の場合
• NISAを利用する金融機関を変更したい場合
• 住所や氏名など重要事項に変更があった場合
• 既にNISAで保有している商品について、5年間非課税期間が延長できる「ロールオーバー」をしたい場合

NISAでマイナンバーを提出しないとどうなるか

マイナンバーを提出しない場合、特に法的な罰則などはありませんが、2018年以降はNISA口座で新たな買い付けができなくなります。

2017年末までに買い付けた資産に関しては非課税効果が継続するが、5年の期間が過ぎれば自動的に一般口座または特定口座に移管される。

移される前に発生した値上がり益や配当に対しては課税されない。

篠田わかな

マイナンバーの提出が必要な理由の一つは、非課税制度の不正利用を防ぐためです。各金融機関は投資家一人ひとりの法定調書を税務署に提出していますが、その際にマイナンバーを添付することが法令で決められています。個人が重複してNISAによる非課税の恩恵を受けていないかをチェックしています。

4,一般NISAから積立NISAに変更したい場合

NISAを始めるには住民票が必要?
(画像=A Stockphoto /stock.adobe.com)
金融機関を変更する場合はマイナンバーの再提出が必要ですが、一般NISAからつみたてNISAに変更する場合は必要ありません。

既に現在の金融機関でマイナンバーの登録が済んでいれば、「金融商品取引業者等変更届出書」または「非課税口座異動届出書」を提出するだけで良い。

篠田わかな

基本的にはマイナンバーの提出は1回で済みます。新たな買い付けの予定がなくても、NISAで保有している資産があれば、非課税期間が終わるまでにマイナンバーを提出しないと余計な税金が発生する可能性があります。いずれやることになるので、早めに対応しておきましょう。

NISA口座開設に必要な書類についてのよくある5つのQ&A

NISA口座開設に住民票の写しは必要?
住民票の提出は必要ない。2016年度の税制改正により、2018年分以降のNISA口座開設から住民票の提出が不要になった。

NISA口座開設にマイナンバーの提出は必要?
マイナンバー(個人番号)の提出は必須。マイナンバーの確認書類としては「通知カード」か「個人番号カード(マイナンバーカード)」が必要だ。一部の金融機関では、マイナンバーが記載された住民票で代用可能。

NISA口座を既に開設している場合でもマイナンバーの提出は必要?
マイナンバーの提出が必要。①2016年以前にNISA口座を開設し、マイナンバー未提出、②利用する金融機関を変更、③住所や氏名などの重要事項の変更、④既にNISAで保有している商品をロールオーバーしたい、などの場合が必要になる。

NISAでマイナンバーを提出しないとどうなる?
法的な罰則などはない。2018年以降はNISA口座で新たな買い付けができなくなる。また、2017年末までに買い付けた資産は5年の期間が過ぎると、自動的に一般口座または特定口座に移管される。非課税効果を失う。

一般NISAからつみたてNISAに変更したい場合、必要な書類は?
マイナンバーの再提出は不要。既に現在の金融機関でマイナンバーの登録が済んでいれば、「金融商品取引業者等変更届出書」または「非課税口座異動届出書」を提出するだけで良い。

実際にNISAを始めてみる

積立コースは毎日・毎週・毎月の3種類、NISA枠ぎりぎり注文で投資可能枠を使い切れる
>>SBI証券の詳細はこちら(公式サイトへ)

投資信託の保有だけで楽天ポイントが貯まる、貯まったポイントで積立投資も可能
>>楽天証券の詳細はこちら(公式サイトへ)

取り扱い銘柄130以上、投信の提案から購入・運用まですべてができるアプリが便利
>>松井証券の詳細はこちら(公式サイトへ)

毎月100円から積立可能、通常の現物株式の取引手数料が最大5%割引になる
>>au カブコム証券の口座開設はこちら

つみたてNISAで投資信託を保有するだけでポイントが貯まりさまざまな特典と交換可能
>>マネックス証券の詳細はこちら(公式サイトへ)

篠田わかな
執筆・篠田わかな
外資系経営コンサルティング会社にて製造・物流・小売部門のコンサルタントとして業務/システム改革プロジェクトに参画。退職後独学でFP技能士の資格を取得。開業して個人事業主となり、マネー・ビジネス分野の執筆、企業からの請負業務を手がける。
外資系経営コンサルティング会社にて製造・物流・小売部門のコンサルタントとして業務/システム改革プロジェクトに参画。退職後独学でFP技能士の資格を取得。開業して個人事業主となり、マネー・ビジネス分野の執筆、企業からの請負業務を手がける。

この筆者の記事を見る

【関連記事】
初心者がNISA注目したい銘柄は?高配当銘柄と投資信託10選
NISAで注目したい米国(アメリカ)株5銘柄 外国株の買い方も紹介
ネット証券NISA口座ランキングTOP10!
ネット証券6社のNISA口座の手数料を比較 SBI、楽天、マネックスなど
初心者向け!ネット証券ランキング