株の売買手数料が安い証券会社はどこ？ネット証券、大手対面証券まで12社を徹底比較

マネックス証券手数料表記

株取引の手数料は、安いに越したことはない。同じ取引でも、手数料によって利益が変わってくるからだ。しかし、手数料は投資金額や投資手法によっても変わってくるので注意したい。ここでは、主な証券会社の手数料を比較してみた。

1,ネット証券9社と大手対面証券3社の手数料を比較

約定代金（株価×単元株）は、取引によって異なる。

そこで、

の、約定代金が100万円までの手数料を以下の表に整理した。

国内現物手数料（1注文の約定代金ごと）の比較

国内現物手数料（1日約定代金合計ごと定額手数料）の比較

米国株取引手数料の比較

高配当で人気の米国株の取引にかかる手数料も比較してみよう。

2,日本株や米国株、一番お得なのはどこのネット証券か？

手数料を比較すると、対面証券よりもネット証券ほうがかなり安いことがわかる。

日本株（国内株）でお得なのは？取引スタイルごとに確認

それに続くのが、「DMM.com証券 株」「GMOクリック証券」だ。

そして、「SBI証券」「楽天証券」「LINE証券」「auカブコム証券」も業界最低水準で続く。

1日約定代金の合計が100万円までであれば、「SBI証券」「楽天証券」「auカブコム証券」「GMOクリック証券」「岡三オンライン証券」「SBIネオトレード証券」の手数料が0円なのでお得だ。

手数料で差がつけられない場合は、提供されるサービス内容やサイト、ツールの使い勝手が良い証券会社を選ぶといいだろう。

米国株（アメリカ株）でお得なのは？DMM.com証券が最安

ネット証券大手で米国株を取り扱っている「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」は米国株手数料も安く、3社の金額は同じだ。

為替取引手数料については、2021年10月16日現在で「SBI証券」と「楽天証券」が0.25円、マネックス証券は買付時無料、売付時0.25円であり、若干の差がある。
出典：SBI証券『為替取引』、楽天証券『外国為替の手数料』、マネックス証券『マネックス証券「米国株」の4つの特典』

手数料が割引になるサービスもチェック

ちなみに「au カブコム証券」は最安値ではないものの、独自の取引手数料割引サービスがある。

具体的には、

出典：auカブコム証券『NISA割』、『株主推進割引』、『au割＋』

などが用意されている。

3,大手対面証券の手数料を下げるには「オンライントレード」を利用する

大手対面証券は、ネット証券と比較すると取引手数料が高い。

ただし、その手数料には投資のプロである営業担当者に相談する際のコストが含まれている。

大手対面証券である「野村證券」「SMBC日興証券」「大和証券」は、取引をオンライントレードに変更すれば手数料は下がる。

4,取引手数料だけでなく自分に合った証券会社を選ぶことが重要

証券会社の手数料についてよくある3つのQ＆A

1. TOP
2. 投資
3. 証券口座
4. 株の売買手数料が安い証券会社はどこ？ネット証券、大手対面証券まで12社を徹底比較