株主優待制度は、株式投資の魅力の一つだ。今回は、ホテルや宿泊施設で使える株主優待を行う10社について優待内容や特徴を比較し、銘柄を選ぶ際のポイントについて紹介する。

目次
1,ホテル・宿泊施設の株主優待の特徴とは
2,ホテル・宿泊施設のおすすめ株主優待銘柄10選・優待内容一覧
3,ホテル・宿泊施設のおすすめ株主優待10選の特徴を徹底解説
4,ホテル・宿泊施設の株主優待銘柄を選ぶときの注意点
5,株主優待が魅力的なホテルを知るきっかけになることも

1,ホテル・宿泊施設の株主優待の特徴とは?

はじめに株主優待の仕組みと、ホテル・宿泊施設で利用できる株主優待の特徴を押さえておこう。

株主優待制度は上場企業の約半数が導入している

株主優待とは、企業が株主還元の一環として、自社製品・サービスなどを提供する制度だ。安定的な株主となる個人を増やすことなどを目的に、上場企業の半数近い約1,500社が導入している(2021年7月時点)。

株主優待を受けるためには、それぞれの企業の「権利確定日」時点で株主名簿に株主として記載されている必要がある。株を購入してから実際に株主になるまでには2営業日かかるため、権利確定日の2営業日前までに株を購入しておかなければならない。

ホテル・宿泊施設の株主優待の特徴

ホテル・宿泊施設の主な優待内容は、自社の運営するホテル・宿泊施設に割引料金で宿泊できるというものだ。銘柄によって割引率に違いがあり、無料で宿泊できる銘柄もある。またレストランでの飲食代金、自社運営施設の入場料金・利用料金の割引を受けられる銘柄もある。これらをうまく組み合わせて利用すれば、宿泊から食事、観光までお得に楽しめるはずだ。

2,ホテル・宿泊施設のおすすめ株主優待10選の優待内容一覧

ホテル・宿泊関連の株主優待を行う銘柄は、74銘柄ある。今回は割引率の高さや、利用できる施設数などを基準に、特に優待内容が充実している10銘柄を厳選し、配当利回りが高い順に表にまとめた(2020年12月時点)。

銘柄名
(銘柄コード)
株価
2020/
12/29
終値
最低
投資額
権利
確定月
優待概要 配当
利回り
LA
ホールディングス
(2986)
843円 84万
3,000円
6月 ・全国RANDOR
シリーズホテル
宿泊割引優待券
2万2,000円分
(5,500円×4枚)
5.93%
オリックス
(8591)
1,594.5円 15万
9,450円
(1,595円)
3月
9月
・株主カード
(全株主)
(自社グループホテル・
旅館宿泊優待割引ほか)
・ふるさと優待
(カタログギフト
・3月のみ・
100株以上保有)
4.77%
サンフロンティア
不動産
(8934)
907円 9万
700円
3月 ・宿泊優待券
・宿泊補助券
(500株以上)
4.63%
サムティ
(3244)
1,793円 35万
8,600円
11月 ・ホテル無料宿泊券 4.57%
東急不動産
ホールディングス
(3289)
555円 5万
5,500円
3月
9月
・リゾートホテル
宿泊優待券
・宿泊優待共通券
・スポーツ優待共通券
(ゴルフ場・
スキー場など)
・東急ハンズ
買物優待カード
(3月のみ)
2.88%
スターツ
コーポレーション
(8850)
2,913円 29万
1,300円
3月
9月
・優待割引券
(宿泊料金・
食事料金・
ゴルフプレーフィー)
・ピタットハウス
仲介手数料10%割引
2.06%
リゾートトラスト
(4681)
1,480円 14万
8,000円
3月 ・ホテルトラスティ
(一般ホテル)
宿泊優待割引券
※自社指定
レストランでの利用も可
1.69%
共立メンテナンス
(9616)
3,780円 37万
8,000円
3月
9月
・施設優待割引券
‘リゾートホテル優待券
0.53%
ロイヤルホテル
(9713)
1,149円 11万
4,900円
3月
9月
・宿泊優待券
(50%割引)
・飲食優待券
(20%割引)
・婚礼優待券
(披露宴料理・
飲物8%割引)
0.00%
藤田観光
(9722)
1,422円 14万
2,200円
6月
12月
・株主優待券
(宿泊料金・
飲食料金・
入場料金割引)
・日帰り施設利用券
(入場無料券)
0.00%
※各社IR情報をもとに筆者作成(2020年12月29日現在)

 

保有株数に応じて優待券の枚数が増えるなど、優待内容がアップする銘柄が多い。一度利用して気に入れば、株を買い増してリピートするのもよいだろう。

3,ホテル・宿泊施設の株主優待の特徴を徹底解説

それぞれの銘柄の優待内容について、より詳しく見ていこう。

LAホールディングス(2986)……分譲住宅やホテルなどの新築不動産やリノベーション物件の開発・販売を手掛ける不動産会社

LAホールディングスは、分譲住宅やホテルなどの新築不動産や、高価格帯のリノベーション物件の開発・販売を手掛ける会社だ。

株主優待として、「RANDOR(ランドー)」ホテルで利用できる2万2,000円分の宿泊割引券が進呈される。「RANDOR」は、ホテル開発事業の協業パートナーである「株式会社Satisfill(サティスフィル)」が全国に展開するブランドだ。優待を受けるには、6月末時点で1,000株以上保有している必要がある。(2021年7月現在優待廃止)

オリックス(8591)……リース事業を核に、金融、不動産、事業投資など幅広い分野で事業を展開

オリックスはリース事業を核に、金融、不動産、事業投資など国内外の幅広い分野で事業を展開する総合金融サービス企業だ。1964年の創業以来、通期での純利益が赤字になったことがない優良企業であり、株主還元にも積極的だ。

3月末・9月末時点の株主には「株主カード」が発行され、自社運営のホテル・旅館の宿泊料金の割引など、さまざまな優待が受けられる。「株主カード」の発行に保有株数の条件はないため、ミニ株などを利用して1株でも保有していればよい。3月末時点で100株以上保有している株主に対する優待は人気のカタログギフト「ふるさと優待」になるため、100株以上の保有がおすすめだ。

<株主カードによる優待内容(全株主対象/3月・9月)>

  • ホテル・旅館宿泊料金割引
  • 水族館入場料金10%割引
  • プロ野球オリックス公式戦ホームゲーム観戦料優待
  • オリックスレンタカー基本料金30%割引(北海道・沖縄50%割引)
  • オリックス認定中古車3万円割引

サンフロンティア不動産(8934)……東京都心部の中小型オフィスビルの再生事業を手掛ける不動産会社

サンフロンティア不動産は、東京都心部の中小型オフィスビルに特化し、既存不動産オーナーに対する活用提案、売買仲介、テナント斡旋などを行う会社だ。

3月末時点で100株以上保有する株主には自社運営ホテルの宿泊割引券、500株以上保有する株主には宿泊補助券も進呈される。

優待券・補助券 対象ホテル
宿泊優待券
1室1泊1万2,000円(税別)で利用可
(※朝食付きは2名まで)
・日和ホテル舞浜(4名まで※)
・日和ホテル大阪なんば駅前(3名まで※)
・日和ホテル東京銀座EAST(2名まで)
宿泊優待券
1室1泊1万6,000円(税別)で利用可
(※朝食付きは2名まで)
・コートヤード・バイ・マリオット大阪本町
(※3名まで)
宿泊補助券5,000円分
※宿泊優待券と1枚まで併用可
・上記各ホテル
・たびのホテル
(飛騨高山・佐渡・倉敷水島・鹿島)
・佐渡リゾート ホテル吾妻
※筆者作成

 

保有株数に応じて進呈される宿泊優待券と宿泊補助券の枚数は、以下のとおり。

保有株数 3年未満保有 3年以上保有
宿泊優待券 宿泊補助券 宿泊優待券 宿泊補助券
100株以上 1枚 1枚
500株以上 1枚 1枚 2枚 2枚
1,000株以上 2枚 2枚 4枚 4枚
※筆者作成

 

500株以上を3年以上継続保有する株主は、長期保有特典として優待券・補助券の枚数が2倍になる。

サムティ(3244)……用地の仕入から企画開発、販売・保有・管理までを一貫して手掛ける総合不動産会社

サムティは、事業用地の仕入からマンションの企画・開発、賃貸募集、物件管理、販売・保有までを一貫して行う総合不動産会社だ。REIT(不動産ファンド)に物件を提供し、手数料を受け取るフィービジネスの強化を図っている。2021年11月期にホテルREITの上場を目指すなど、現在ホテル事業を拡大中だ。

11月末時点で200株以上保有する株主には、自社が保有・運営するホテルで利用できる「無料宿泊優待券」が進呈される。割引ではなく「無料」なのはうれしい。進呈される優待券の枚数は、保有株数に応じて変わる。一部ホテルの宿泊には、複数枚の優待券が必要だ。

<保有株数ごとの優待券枚数>

  • 200株以上……1枚
  • 300株以上……2枚
  • 600株以上……3枚
  • 1,000株以上……4枚
  • 2,000株以上……6枚
  • 5,000株以上……8枚
  • 1万株以上……10枚

東急不動産ホールディングス(3289)……東急グループの大手不動産会社、都市開発事業を軸に、リゾート開発、東急ハンズ事業まで幅広く展開

東急不動産ホールディングスは、東急グループの大手総合不動産会社だ。オフィスビルや商業施設、賃貸住宅の開発・運営、マンション・戸建住宅の開発・分譲、マンション・ビルなどの管理・改修工事、不動産の販売・仲介事業、リゾート施設やスポーツ施設などの開発・運営、「東急ハンズ」の運営と、事業領域は多岐にわたる。

株主優待は3月末と9月末に100株以上を保有する株主を対象に、ホテル宿泊割引優待券のほか、ゴルフ場やスキー場などのスポーツ施設利用料の割引優待券が進呈される。優待券の枚数は保有株数によって決まり、3月末時点で500株以上保有する株主には東急ハンズの買物優待カードが追加される。

種類 対象施設 1枚につき 保有株数に対する発行枚数
100株
以上
500株
以上
1,000株
以上
5,000株
以上
宿泊優待券 リゾートホテル 1泊1室 1枚 2枚 4枚 8枚
宿泊
優待共通券
東急ステイ 1泊1室 2枚 4枚 6枚 12枚
旧軽井沢KIKYOキュリオ・
コレクションbyヒルトン
1泊1室
パラオ パシフィック リゾート 6泊1室
スポーツ
優待共通券
ゴルフ場 平日1組4名
土日祝1名
2枚 4枚 6枚 12枚
スキー場 大人2名
東急スポーツオアシス 16才以上2名
買物
優待カード
東急ハンズ カード
(制限なし)
1枚
5%割引
1枚
5%割引
1枚
10%割引
カタログギフト
(6月末時点で3年以上継続保有する株主が対象)
2,000円
相当
5,000円
相当
1万円
相当
※筆者作成

 

500株以上を3年以上継続して保有する株主には、長期保有特典としてカタログギフトが進呈される。

スターツコーポレーション(8850)……賃貸住宅の建設・仲介・管理を行う不動産会社、「ピタットハウス」を運営

スターツコーポレーションは賃貸住宅の建設・仲介・管理事業を中心に、不動産関連事業や金融・コンサルティング事業などを展開する会社だ。「ピタットハウス」は知っている人も多いのではないだろうか。

3月末・9月末時点で100株以上保有する株主には、グループで運営するホテル・旅館・飲食店で利用できる割引優待券が進呈されるほか、「ピタットハウス」における不動産賃貸または売買の仲介手数料が10%割引になる。

リゾートトラスト(4681)……会員制リゾートホテル国内首位、ゴルフ場運営や検診事業も手掛ける

リゾートトラストは、会員制リゾートホテル事業で国内首位。ホテル、ゴルフ場、レストランなどの運営のほか、検診・人間ドックなど予防医療を中心としたメディカル事業も手掛ける。

3月末時点で100株以上保有する株主は、自社が運営する「ホテルトラスティ」の宿泊料金、または指定レストランの飲食料金が割引になる優待割引券が進呈される。保有株数に応じて発行される優待割引券の枚数は以下のとおり。

<保有株数ごとの優待割引券の枚数>
100株以上……3割引券1枚
1,000株以上……5割引券1枚
2,000株以上……5割引券2枚
4,000株以上……5割引券3枚
6,000株以上……5割引券4枚
1万株以上……5割引券5枚
2万株以上……5割引券10枚

共立メンテナンス(9616)……寮事業とホテル事業を軸に、ビジネスホテル「ドーミーイン」などを全国に展開

共立メンテナンスは学生寮や社員寮、ビジネスホテル「ドーミーイン」、リゾートホテルなどを運営する会社だ。「ドーミーイン」は、低価格ながら天然温泉やご当地メニューを取り入れた朝食などが人気のホテルだ。

3月末・9月末で100株以上保有する株主には、自社運営施設を利用できる「優待割引券」と、自社運営リゾートホテルで利用できる「リゾートホテル優待券」が進呈される。利用できる施設数は、今回の10銘柄の中で最も多い。

保有株数に応じて進呈される「優待割引券」および「リゾートホテル優待券」の枚数は以下のとおり。

保有株数 優待割引券 リゾートホテル優待券
年2回
年2回
(3月・9月)
長期保有特典
(3月のみ)
100株以上 1枚 2枚
200株以上 3枚 1枚
500株以上 8枚 3枚 3枚
1,000株以上 10枚 4枚 4枚
2,000株以上 25枚 10枚 10枚
5,000株以上 35枚 14枚
1万株以上 60枚 24枚
※筆者作成

 

優待割引券は1枚1,000円の割引券で、リゾートホテル優待券は1枚で10人まで宿泊料金が通常価格の約30%割引(休前日・特日などは約10%割引)になる。3月末時点で200株以上保有する株主には、長期保有特典として優待割引券が追加される。

ロイヤルホテル(9713)……名門ホテル「リーガロイヤルホテル」を運営

ロイヤルホテルは、西日本を中心に展開する名門ホテル「リーガロイヤルホテル」を運営する会社だ。株主には、関西財界を代表する企業が名を連ねる。

3月末・9月末時点で100株以上を保有する株主には、以下の優待券がそれぞれ進呈される。

  • 宿泊料金が50%割引になる「宿泊優待券」
  • ホテル直営レストラン・バーの飲食料金が20%割引になる「飲料優待券」
  • 披露宴の料理・飲物料金が8%割引になる「婚礼優待券」
保有株数 宿泊優待券 飲食優待券 婚礼優待券
100株以上 10枚 6枚 2枚
200株以上 15枚 9枚 3枚
500株以上 20枚 12枚 4枚
1,000株以上 40枚 24枚 8枚
5,000株以上 50枚 30枚 10枚
1万株以上 75枚 45枚 15枚
※筆者作成

 

100株(投資額10万円台)で10枚の宿泊優待券がもらえ、割引率50%というのはお得感がある。

藤田観光(9722)……「椿山荘」「ワシントンホテル」「箱根小涌園」などを運営

藤田観光は高級ホテル「椿山荘」、ビジネスユースに対応した「ワシントンホテル」「ホテルグレイスリー」、温泉・スパ施設「箱根小涌園」などを運営する会社だ。

6月末・12月末時点で100株以上保有する株主には、宿泊料金や飲食料金、運営施設の入場料金が割引になる「株主優待券」「日帰り施設利用券」が進呈される。優待内容と保有株数に応じて進呈される枚数は、以下のとおり。

保有株数 株主優待券 日帰り施設利用券
【宿泊料金】
1枚あたり1室1泊 基本料金の50%割引
(最大2万円引き)
【飲食料金】
1枚あたり飲食1回 飲食料金の20%割引
(最大1万円引き)
【入場料金※】
1枚あたり10名まで 入場料金50%引き
【入場料金※】
1枚あたり2名まで無料
100株以上 10枚 2枚
300株以上 20枚 4枚
500株以上 30枚 6枚
※箱根小涌園(通常大人3,500円)、下田海中水族館(通常大人2,100円)
※筆者作成

 

株主優待券は宿泊・飲食・入場の共通券になっており、用途が限定されていないため使いやすい。ネット予約でもチェックイン時に提示すれば優待料金で宿泊できる。

4,ホテル・宿泊施設の株主優待銘柄を選ぶときの注意点

ホテル・宿泊施設の株主優待銘柄を選ぶときは、「割引率の高さ」や「必要投資額の少なさ」のほか、「利用しやすさ」や「投資対象としてのリスク」にも注意したい。

株主優待銘柄をどこで利用できるか

ホテルや宿泊施設であれば優待を利用できる場所を目的地にするのもよいが、普段よく行く場所で利用できるもののほうが使い勝手はよい。今回紹介した10銘柄の優待を利用できるホテル・宿泊施設の数を地域別にまとめたので、銘柄を選ぶ際の参考にしてほしい。

<地域別・優待対象ホテル・宿泊施設数一覧>

銘柄名 北海道 東北 関東 中部 関西 中国 四国 九州・
沖縄
海外
LA
ホールディングス
2 0 4 0 2 1 0 1 0
オリックス 2 1 4 6 7 0 0 3 0
サンフロンティア
不動産
0 0 3 3 2 1 0 0 0
サムティ 0 0 3 1 5 2 0 2 0
東急不動産
ホールディングス
3 0 18 3 3 0 0 3 1
スターツ
コーポレーション
0 0 4 1 1 0 0 1 2
リゾートトラスト 0 0 2 4 3 0 0 1 0
共立メンテナンス ドーミーイン 12 9 18 13 11 6 4 8 1
リゾート 3 2 9 12 4 2 1 2 0
ロイヤルホテル 0 0 1 0 3 1 1 2 0
藤田観光 1 7 17 6 4 1 0 4 0
※各社IR情報より筆者作成(2020年12月29日現在)

 

ホテル・宿泊施設の銘柄別の利用可能施設数は、「共立メンテナンス」が圧倒的に多い。

表を見ると、地域的な偏りが大きいこともわかる。関東地方や関西地方にはすべての銘柄の対象施設があるが、東北地方や中国地方、四国地方は、対象施設のない銘柄が多い。対象施設の詳細は企業サイトに掲載されているので、気になる銘柄は確認するとよいだろう。

ホテル・宿泊業関連銘柄の業績は外部要因の影響を受ける

コロナ禍による海外旅行者の大幅な減少や店舗などの休業、外出自粛により、宿泊業界は大きな打撃を受けた。Go Toトラベルの実施によって需要の回復はみられたものの、今もなお新型コロナウイルスの感染拡大は続いており、先行きは不透明だ。宿泊業関連の企業に投資するのであれば、新型コロナウイルスのような外部要因によって業績が大きく左右されることを理解しておく必要がある。

5, 株主優待が魅力的なホテルを知るきっかけになることも

株主優待は、普段利用しているホテルをお得に利用できるだけでなく、今まで知らなかった魅力的なホテルを新たに発見するきっかけになるかもしれない。今回紹介した銘柄をはじめ、気になる銘柄があれば投資を検討してみるとよいだろう。

なお、記事の内容は特定銘柄への投資を勧誘するものではなく、投資判断は自己責任で行ってほしい。

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竹国弘城
竹国弘城
証券会社、保険代理店での勤務を経て、ファイナンシャルプランナーとして独立。より多くの方がお金について自ら考え行動できるよう、お金に関するコンサルティング業務や執筆業務などを行う。RAPPORT Consulting Office 代表。1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®︎
HP : https://www.rapportco.com
証券会社、保険代理店での勤務を経て、ファイナンシャルプランナーとして独立。より多くの方がお金について自ら考え行動できるよう、お金に関するコンサルティング業務や執筆業務などを行う。RAPPORT Consulting Office 代表。1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®︎
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