証券会社のネット口座開設数ランキング1位は?野村、大和、SBIや楽天など10社の特徴も紹介

2020.4.16
INVESTMENT
(写真=Bart Sadowski/Shutterstock.com)
(写真=Bart Sadowski/Shutterstock.com)
証券会社の人気度を表す口座開設数。今回はネット口座開設数の上位10社をランキング形式で紹介。野村證券やSBI、楽天などランクインしている10社には、それぞれどのような特徴があるのか、詳細も解説していく。自分にぴったりな証券口座を持つための参考としてもらいたい。 

証券会社のネット口座開設ランキングTOP10 

ネット証券または店舗型総合証券のオンライントレード手数料は、対面取引の手数料に比べて安いのが一般的だ。新規の口座開設キャンペーンも積極的に行われており、ネット証券は初めて証券口座を開設する候補として外せない。証券会社を選ぶ際、役に立つのが口座開設数だ。口座開設数の多さは、総合的に見て評価が高く、人気があることの証でもある。

この口座開設数ランキングでは、インターネット専業証券とオンライントレードを行っている店舗型総合証券を含めた広義のネット証券を対象としている。このうち、口座開設数を公開していない証券会社については、対象外とした。

証券会社のネット口座開設数ランキング上位10社(2019年12月末現在)
順位 ネット証券会社名 口座開設数 備考
1 SBI証券 5,139千口座 ・インターネット専業証券
2 野村證券 4,526千口座 ・店舗型総合証券
・オンラインサービスの口座利用者数
3 楽天証券 3,757千口座 ・インターネット専業証券
4 大和証券 3,358千口座
・店舗型総合証券
・オンライントレード「ダイワ・ダイレクトコース」契約口座数
5 SMBC日興証券 2,263千口座 ・店舗型総合証券
・オンライントレード「日興イージートレード」利用可能な口座数
6 マネックス証券 1,842千口座 ・インターネット専業証券
7 松井証券 1,212千口座 ・インターネット専業証券
8 au カブコム証券 1,139千口座 ・インターネット専業証券
9 GMOクリック証券 415千口座
・インターネット専業証券
株式だけの証券取引口座数
10 岡三オンライン証券 229千口座 インターネット専業
※ 上記一覧表は、ネット証券各社の開示情報をもとに執筆者が作成したもの

 

 

1位,SBI証券――さまざまなレベルの投資家ニーズに応えるネット証券の王者

多種多様な金融商品を取り扱っており、投資情報も豊富な「SBI證券」。何種類ものキャッシュバックキャンペーンも常時行われている。初心者から上級者まで、幅広いレベルの投資家のニーズに応えられるのがこの証券会社の最大の特徴だ。

2020年4月7日現在、投資信託の取扱本数は2,659本であり、主要インターネット証券5社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、au カブコム証券)で最も多い品揃えだ。どの投資信託も買付手数料が無料であるのも魅力だ。

新規公開株式(IPO)の引受銘柄数も豊富だ。2019年1月から12月までに上場した88社のうち、「SBI証券」の取扱銘柄数は82件、引受関与率は93.2%。業界トップとなっている。「SBI証券」は、IPO投資を考えるなら口座開設しておきたいネット証券の筆頭だろう。

「SBI証券」は、口座開設数ランキングで「野村證券」に続いて第2位につけている。預り資産残高・委託売買代金・委託手数料などについて主要インターネット専業証券と比較すると、第2位の「楽天証券」を大きく引き離して連続第1位だ。

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2位,野村證券――対面取引を追い上げるオンラインサービス


「野村證券」では、対面による店舗でのサービスとは別に、口座保有者なら申し込むだけで利用できるオンラインサービスを提供している。2019年12月末時点で、本・支店の残あり顧客口座数は5,354千口座、オンラインサービス利用口座数は4,526千口座にも上る。売買件数ベースで、全体の77%がオンラインサービスによる取引だ。

店舗でのサービスとオンラインサービスでは手数料体系が異なっており、オンラインサービス人気の理由は手数料の安さにあるのは間違いないだろう。例えば、現物株式取引の約定金額が50万円の場合、本・支店口座の手数料は7,150円(税込)であるのに対し、オンラインサービスの手数料は524円(税込)だ。

「野村證券」のオンラインサービス手数料は、主要インターネット専業証券の手数料に比べるとやや高め。しかしそれでも野村證券を選ばれる理由としては、証券業界の雄である「野村證券」ならではの安心感があることや、新規公開株式(IPO)の主幹事案件数が業界トップレベルで当選確率が高いこと、「野村證券」の専門家による独自の投資情報を無料で閲覧できることなどが挙げられる。

ネットで予約すれば、無料で本・支店の窓口で資産運用などのコンサルティングが受けられるのも魅力だ。

3位,楽天証券――商品取引でポイントを貯めて楽天グループで利用できる

2019年12月には約375万口座だった、2020年3月単月の口座開設数16万口座、累計で400万口座を突破した「楽天証券」。

同社で取引するメリットは、楽天グループのサービスを余すことなく活用できることだ。紹介プログラムのポイントプレゼントや取引手数料のポイントキャッシュバックで楽天スーパーポイントを貯めて楽天グループで利用する、または投資信託や国内株式の購入に充てられるのはその一例だ。

ほかにも楽天銀行との連携プログラムにエントリーすれば、さらにポイントを貯められるなど、積立投信を一定額楽天カードで決済できるなど、楽天経済圏ユーザーにはお得なネット証券だ。

もう一つ忘れてはならないのが、「楽天証券」オリジナルの高機能トレーディングツール。パソコン向けの「MARKET SPEEDⅡ」とスマートフォン向けの「iSPEED」はどちらも優れた操作性と豊富な情報量で利用者から好評を得ている。今後トレーダーを目指すなら、楽天証券での口座開設も視野に入れるといいだろう。

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4位,大和証券――業界で初めてオンライントレードを取り扱った証券会社

大和証券は業界でのオンライントレードの先駆けであり、20年以上の運用実績に基づく安定したオンラインシステムが特長。シンプルで使いやすい取引画面、多機能チャートや外債かんたん検索をはじめとした便利な分析ツール、四季報・日経テレコン21といった無料の投資情報ツールなどを利用できるのもポイントだ。

同一の証券総合口座で、料金体系の違う対面取引のダイワ・コンサルティングコースと、オンライン(インターネットとコンタクトセンター)取引のダイワ・ダイレクトコースのいずれかを選択する仕組みになっている。3ヵ月過ぎたらいつでもコースを切り替えられるので、状況に応じて使い分けができる。

ダイレクトコースでも、必要に応じて店舗窓口で取扱商品について相談したり、専門知識を持ったコンタクトセンターのオペレーターから説明を受けたりできる。

IPO引受銘柄数や主幹事案件も多い。ネット証券としては手数料がやや高いものの、利用価値の高い証券会社と言えるだろう。

5位,SMBC日興証券――日興イージートレードの手数料は安さが魅力

SMBC日興証券の「日興イージートレード」は、ネット取引専用の「ダイレクトコース」、支店担当者とやり取りできる「総合コース」双方のオンライントレードの名称である。

日興イージートレードの手数料は、対面取引手数料に比べて格安だ。とりわけ、ダイレクトコースのオンライントレード手数料は、総合証券としては比較的安いのが魅力。

現物株式の約定代金(税込)は10万円以下で137円、50万円なら440円、100万円でも880円となっており、主要インターネット証券のau カブコム証券やマネックス証券の手数料水準に迫っている。

注目したいのは、日興イージートレード(ダイレクトコースの場合)での信用取引委託手数料が、約定代金や期間に関わらず常に無料であることだ。主要ネット証券で信用取引の手数料が無料になるのは、大口の信用取引である場合や、一定条件を満たした場合に限られることを踏まえるとお得感がある。

将来信用取引もしてみたい人は、覚えておきたい証券会社だ。

6位,マネックス証券――IPOと米国株の取扱銘柄数の多さが魅力

「マネックス証券」はIPOと米国株に強みがあるネット証券だ。

IPOの取扱銘柄数は「SBI証券」に次いで多い。2019年1月~12月に上場したIPO銘柄88社のうち、「マネックス証券」が取り扱ったのは48本で関与率は54.5%だった。

しかも、「マネックス証券」のIPO抽選は証券会社割当分の100%が個人投資家に配分されるだけでなく、1人1票の完全平等性。IPO抽選で大口投資家が優遇される他社に比べると、預かり残高が少ない初心者にも優しいネット証券なのだ。

一方、米国株の取扱銘柄数は3,327本(2020年4月7日現在)で、証券業界で最も多い水準だ。世界的に有名な銘柄から掘り出し物の割安株まで、お気に入りの銘柄が必ず見つかるはずだ。

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7位,松井証券――初心者や中高年に人気

「松井証券」のWEBサイトは、画面の見やすさや構成のシンプルさが他社に比べて際立っている。文字が大きめで、情報も最小限に絞り込まれ、これが初心者や中高年以上の投資家を惹きつける大きな要因なようだ。

フリーコールの「松井証券顧客サポート」も株式投資に不慣れな人には心強い。問合せ窓口格付け(証券業界)の「三つ星」を9年連続で受賞したヘルプデスクの丁寧な対応は、困った時に強い味方になる。

少額投資を考える人にとっては、「松井証券」の「1日50万円まで手数料無料」は大きな魅力。手数料体系も1日定額制のボックスレートだけで、手数料の試算も簡単だ。初心者や中高年、そして少額投資をする人に寄り添った、とにかくわかりやすいネット証券と言えるだろう。

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8位,auカブコム証券――注文方法が多彩なリスク管理追求型ネット証券

「auカブコム証券」の魅力は、リスク管理を追求した多彩な注文方法が用意されていることだ。

条件を満たすと自動的に売買を執行する自動売買の中でも、逆指値注文やW指値注文、±指値注文などは特許取得済み。リレー注文やトレーリング注文、時間指定注文は、「auカブコム証券」でしか利用できない。

投資成績にこだわりたい人や、損失をできる限り抑えて堅実に株式投資をしたい人には最適なネット証券だ。

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9位,GMOクリック証券――業界最安水準の安い手数料が魅力

FXで定評のある「GMOクリック証券」。株式取引でも取引コストの安さがウリの注目のネット証券だ。

1約定ごと手数料プラン(税抜)では、1回の約定代金が10万円以下なら97円、50万円以下で187円、100万円でも479円の安さ。1日定額手数料プラン(税抜)だと、1日の約定代金合計が100万円以下なら876円に設定されている。

「SBI証券」や「楽天証券」、「松井証券」の1日定額手数料では、約定代金合計が50万円以下だと手数料0円だ。しかし、約定代金合計が100万円以上になって3社の手数料が有料になると、「GMOクリック証券」に軍配が上がる。

取引回数が少ない人、あるいは1日に何度も取引するが1日約代金合計を100万円以下に収められる人には、取引コストを業界最安水準に抑えられるのでおすすめだ。

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10位,岡三オンライン証券――手数料の安さと使い勝手の良い取引ツールが強み

「岡三オンライン証券」は、証券会社の口座開設数ランキングでは第10位だが、手数料の安さでは格安手数料を謳う他社に引けを取らない。

1注文ごとの手数料(税抜)は、約定代金10万円以下が108円、50万円以下で385円、100万円以下で660円だ。1日定額手数料(税抜)なら、約定代金合計が50万円までは0円、100円以下で880円だ。

もう1つの魅力は、取引ツールの使い勝手の良さだ。とりわけ初心者でも扱いやすい「岡三ネットトレーダーWEB2」は、パソコン、スマートフォン、タブレットのマルチデバイス対応。どのデバイスでも共通の画面構成なのでわかりやすく、取引で迷うことはない。

小規模ながら、岡三オンライン証券も初心者にとって使いやすいネット証券の1つだろう。

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文・近藤真理(フリーライター)
 

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