GMOクリック証券の良い評判は、FXに強いことや手数料が安いこと、GMOあおぞらネット銀行の金利が高くなること、取引ツールが充実していることなどだ。
特に店頭FXに関しては81万7,505口座(※2024年2月現在)と国内最多の口座数を誇り、スプレッドの狭さやFX取引のしやすさを魅力として挙げる口コミが多かった。
一方、良くない口コミとしては取り扱い商品数が少ない点があがっていた。単元未満株の買い付けができない、外国株の取り扱いがない、投資信託の取り扱いが少ないといったものだ。
国内株式においても、IPOの取扱実績が少ないこと、東証に上場する銘柄しか取引できないことを指摘する声もあった。選択肢の少なさは、GMOクリックのデメリットといえるだろう。
GMOクリック証券の証券口座数が52万6,198口座と、同社のFX口座数よりも30万ほど少ないことからも、FX取引で支持されているネット証券だといえるだろう。
(公式サイト)
GMOクリック証券の良い評判・メリット
GMOクリック証券の良い評判として同社のFXを評価するものが多く見られ、スプレッドの狭さやFX取引のしやすさが魅力として挙がっていた。
GMOクリックの口座数は証券口座52万6,198に対し店頭FXが81万7,505口座(2024年2月)と上回っており、証券口座よりもFXで選ばれている会社だというのがわかる。
証券口座では株式手数料の安さを評価する口コミが多かった。
例えば27歳以下なら手数料無料で取引が可能だ。また28歳以上でも1日定額プランで1日100万円までの取引なら手数料がかからず、株式手数料無料化になったSBI証券や楽天証券と同水準だ。
GMOグループとの連携を評価する声もあった。GMOあおぞらネット銀行の金利が優遇されるサービスや、一部のGMOグループ企業の株主は株式手数料のキャッシュバックを受けられるサービスが好感されているようだ。
(公式サイト)
メリット1,FXに強い
50代|男性
【総合力の高い証券会社】
FX取引のメイン口座としてFXネオを利用しています。私がメリットと感じるのは「スプレッドの狭さ」「約定力の高さ」「スワップポイント」「アプリの使い勝手」などです。いずれも業界最高水準に近いサービスを提供しているので、総合力の高い会社だと思います。1,000通貨から取引できるようになったり、期間限定でスワップポイントを売買同値にしたりするなどうれしい改定が実施されていて好感が持てます。
40代|男性
【スプレッドが狭い】
他の証券会社と比較してスプレッドが狭いので、取引するたびに生じる損金が少なくて済みます。これが一番のメリットではないでしょうか。さらに取引スピードが早いのもGMOクリック証券の特徴です。注文執行スピードが早いので価格の誤差があまり出ません。
50代|男性
【続々と改良が進むFXネオ】
最近エントリーの数量が1,000通貨からになりました。スプレッドも狭いし、チャートも見やすいです。スパンモデルも搭載になったことでだいぶ不満もなくなりました。チャートソフトもカスタマイズしやすいので、日曜にいろいろと検証トレードをして平日に向けて準備をするなど、楽しんでいます。
20代|男性
【スプレッドが狭い】
他の証券会社に比べてスプレッド手数料が狭いと思います。これはたくさん取引をする人にとってかなり有利になるので、FXでは特に重要なポイントだと思います。このように優良な証券会社なので、これからも利用していきたいです。
30代|男性
【初心者に扱いやすい】
チャート画面などの機能が基本的に初心者に扱いやすい仕様になっていることがメリットです。余計な線などがなく、値動きがすっきりと見やすくなっているので、扱っている側からすればとてもやりやすく感じます。スワップポイントも高水準の部類ですので、取引回数が少ない人にもおすすめです。
30代|男性
【アプリが便利】
アプリが便利で動作が軽いので、画面表示に時間がかかりません。価格変動のタイムラグを気にする必要がないので、特にデイトレには向いているかと思います。また取引ボタンをクリックした瞬間から決済までのタイムラグもほとんどないので、その点についてもストレスがないです。主要通貨はスプレッドが狭いので、初心者には特におすすめです。
20代|男性
【取引ツールがいい】
スマートフォンで取引するときは、チャートからワンタップで発注できます。短期売買で利益を積み重ねていくスタイルの人にとって、このようにスピード注文ができるツールは、取引をストレスなく行う上でありがたいと感じるでしょう。
50代|男性
【スワップポイントだけ引き出せる】
「GMOクリック証券」では、保有しているポジションを決済しなくても、貯まったスワップポイントだけを引き出すことが可能です。ですので、南アランド/円やメキシコペソ/円などの高金利通貨を買いで保有していた場合、ある程度口座の維持率に気をつけていれば、これら通貨の保有で貯まったスワップポイントだけを金利感覚で受け取れます。
40代|男性
【初心者から上級者まで満足】
取引ツールが使いやすい点がメリットです。私は、株式やFXをアプリ上ですることが多いのですが、見やすくテクニカルを確認しながら取引できる点はすばらしいと思います。シンプルでわかりやすい画面構成は、初心者から上級者まで扱いやすいのではないでしょうか。さすがFX会社比較ランキング2023でNo.1の会社だと思います。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
(公式サイト)
GMOクリック証券は、FXで高いシェアを握っている。主要なFX会社で店頭FX口座を比べると、口座数や預かり残高ではトップクラスにある。
FX会社名 | 口座数 | 預かり残高 |
---|---|---|
81万1,468口座 | 約2,445億円 | |
60万6,364口座 | 約1,304億円 | |
45万9,851口座 | 約1,076億円 | |
36万7,482口座 | 約467億円 | |
31万1,068口座 | 約654億円 |
売買代金に占めるシェアも高い。2023年は、店頭FX全体で約1京1,962兆円が取引され、そのうちGMOクリックの売買代金は約1,836兆円に上った。つまりGMOクリック証券1社で全体の約15%のシェアを握っているといえる。
(公式サイト)
GMOクリック証券の店頭FXは、FXネオというブランドで運営されている。FXネオは20銘柄を取り扱っており、最低1,000通貨単位の売買が可能だ。
取り扱い通貨ペア (通常銘柄) |
20種 |
---|---|
最小取引単位 | 1,000通貨単位(※1) |
スプレッド (米ドル/円) |
0.2銭(原則固定) |
スワップポイント (米ドル/円) |
242円(※2) |
レバレッジ倍率 | 25倍 |
詳細 | 公式サイト |
低いコストで取引できる点はGMOクリック証券の強みだ。取引コストに相当するスプレッドは、米ドル/円で0.2銭(0.002円)に原則固定されている。1,000米ドル分の取引ならコストは2円だ。
スワップポイントも魅力的だ。FXでは、通貨ペア間の金利差に相当するスワップポイントの受け払いが生じる。日本円は金利が低いため、対円通貨ペアを買い建てると基本的にスワップポイントはプラスになる。
2024年2月28日の実績では、米ドル/円を1万通貨分買い建てた場合、1日あたり242円のスワップポイントを受け取れた。
(公式サイト)
メリット2,手数料が安い
40代|男性
【手数料が安い】
インターネット証券ということもあり、他の証券会社と比べて圧倒的に取引手数料が安いという点がメリットです。取引回数が多い私としてはまず取引手数料の安い証券会社をと思って選びましたが正解でした。チリも積もれば山となるで、毎日何十回も取引していると膨大な金額となるからです。
30代|女性
【手数料が安い】
業界最安水準の手数料になっているので損をしていると感じなくて済むのが良かったし、投信積立で100円から投資することが可能なので気軽にチャレンジできました。ネット銀行との連携により預金金利110倍となるので、投資をしていない時でもお得になるのも良いです。
60代|女性
【取引手数料が安い】
取引手数料が安い。株式取引の手数料は、最低100円から最高300円という破格の安さです。他の証券会社と比べても圧倒的にお得です。またスマホで簡単に操作できます。アプリの画面はシンプルで見やすく、注文や決済もスムーズにできます。チャートやニュースも充実していて、いつでもどこでも情報収集ができます。さらにサポートが充実しています。電話やメールでの問い合わせはもちろん、チャットやLINEでも対応してくれます。迅速かつ丁寧な対応に感動しました。
40代|男性
【さまざまな点で便利】
良かった点は、取引手数料が安く、キャッシュバックサービスがあることです。それと貸株サービスでボーナス金利をもらえることや、GMOあおぞらネット銀行と連携すれば預金金利110倍であることも魅力です。投信積立では100円から投資できるので、投資に関してあまり詳しくない方や未経験の方にとっても親しみやすく取引がしやすいです。
30代|男性
【CFD取引なら!】
GMOクリック証券は総合的にサービスが良いです。株式、投資信託の取扱商品が多く、手数料も安いです。1日100万円以内なら株式取引手数料が無料ですので、長年使っていますがほとんど手数料を支払っていません。信用取引の金利も低いため、信用取引にも適した証券会社です。CFD取引では日本株だけでなく米国株を対象とした商品も多く、投資の幅が広がります。
40代|男性
【初心者向けの証券会社】
1日定額プランのコースであれば、1日100万円以下の取引なら無料ですし業界最低水準であり、手数料だけなら文句ない証券会社だと思います。CFDなどは数量1つから購入可能なので小資金からでも参入しやすく、トレード資金が少ない時などは非常に助かります。
20代|男性
【安心して取引できる!】
手数料が安く、口座開設・維持も無料、入出金も無料なので安心して取引できています。スマホアプリの使いやすさも秀逸。高度な分析ツールを備えている点もよかったです。株、FX、CFD、株BOなどアプリが別になっている点も良いです。
20代|男性
【コストがとにかく低い】
業界最安値とうたっているように、FXやCFD、株式などの取引手数料が安い点は大きなメリットだと思います。また、2023年現在で国内の店頭CFD取引高、店頭BO取引高No.1なので安心して取引できる点も良いですね。コストを抑えながら安心して取引できることは大きな強みです。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
手数料は「1日定額プラン」と「1約定ごとプラン」がある。1日定額プランは1日の取引金額で手数料を計算するもので、1約定ごとプランは1回の取引ごとに手数料を計算する。
1日の約定代金 | 100万円以下 | 100万円超~ 200万円以下 |
200万円超~ 300万円以下 |
以降100万円 ごとに |
---|---|---|---|---|
手数料(現物) | 0円 | 1,238円 | 1,691円 | 295円 |
手数料(信用) | 0円 | 880円 | 1,320円 | 440円 |
1回の約定代金 | 5万円以下 | 5万円超~ 10万円以下 |
10万円超~ 20万円以下 |
20万円超~ 50万円以下 |
50万円超~ 100万円以下 |
100万円超~ 150万円以下 |
150万円超~ 3,000万円以下 |
3,000万円超 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
手数料 (現物) |
50円 | 90円 | 100円 | 260円 | 460円 | 550円 | 880円 | 930円 |
手数料 (信用) |
97円 | 97円 | 143円 | 187円 | 264円 | 264円 | 264円 | 264円 |
取引1回あたりの額が小さいと1日定額プランが有利になりやすく、取引1回でまとまった額を売買する場合は1約定ごとプランの方が手数料を抑えやすい。
一方、1回あたりの取引が100万円を超える場合、1回取引するだけで1日定額プランの手数料が1約定ごとプランの手数料を超えてしまう。したがって何度も取引を繰り返さない限りは1約定ごとプランが有利になる。
どちらのプランが良いかは、自身の取引スタイルに合わせプランを選ぶとよいでしょう。なお27歳以下は無条件で手数料が無料です。
GMOクリック証券の手数料がどれだけ安いのか、他のネット証券と比較してみよう。SBI証券と楽天証券は2023年に国内株式の手数料を原則として無料化している。
1日定額プランで比較すると1日100万円以下までの取引ならGMOクリック証券株式会社は業界最低水準だ。
1日の約定代金 | 1日定額プラン |
ゼロ革命対象 |
ゼロコース |
一日定額手数料コース |
1日定額手数料 |
---|---|---|---|---|---|
100万円 | 0円 | 0円 | 0円 | 550円 | 0円 |
200万円 | 1,238円 | 0円 | 0円 | 2,750円 | 2,200円 |
300万円 | 1,691円 | 0円 | 0円 | 2,750円 | 3,300円 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
GMOクリック証券は100万円を超えるとSBI証券や楽天証券に劣る一方、マネックス証券やauカブコム証券よりは低いコストで取引できる。
1約定ごとプランで比較すると以下のようになる。
1回の約定代金 | (1約定ごとプラン) |
(ゼロ革命対象) |
(ゼロコース) |
(取引毎手数料コース) |
(ワンショット手数料) |
---|---|---|---|---|---|
50万円 | 260円 | 0円 | 0円 | 275円 | 275円 |
100万円 | 460円 | 0円 | 0円 | 535円 | 535円 |
150万円 | 550円 | 0円 | 0円 | 640円 | 1,584円 |
200万円 | 880円 | 0円 | 0円 | 1,013円 | 2,079円 |
250万円 | 880円 | 0円 | 0円 | 1,013円 | 2,574円 |
300万円 | 880円 | 0円 | 0円 | 1,013円 | 3,069円 |
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原則として手数料を撤廃したSBI証券や楽天証券が最も安い。しかしマネックス証券やauカブコム証券と比べると、GMOクリック証券も低コストといえる。
次に信用取引で手数料を比較してみよう。信用取引の1日定額プランの場合は、以下のようになる。
1回の約定代金 | (1約定ごとプラン) |
(ゼロ革命対象) |
(ゼロコース) |
(一日定額手数料コース) |
(1日定額手数料) |
---|---|---|---|---|---|
100万円 | 0円 | 0円 | 0円 | 550円 | 0円 |
200万円 | 880円 | 0円 | 0円 | 2,750円 | 2,200円 |
300万円 | 1,320円 | 0円 | 0円 | 2,750円 | 3,300円 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
1日100万円以下の取引ならGMOクリック証券は最低水準のコストで取引できる。
100万円を超えると、原則として手数料を撤廃したSBI証券と楽天証券が最も安い。しかしマネックス証券やauカブコム証券と比べれば、GMOクリックのほうが低コストだ。
信用取引の1約定ごとプランの比較は以下の通りだ。
1回の約定代金 | (1約定ごとプラン) |
(ゼロ革命対象) |
(ゼロコース) |
(取引毎手数料コース) |
(ワンショット手数料) |
---|---|---|---|---|---|
50万円 | 187円 | 0円 | 0円 | 198円 | 198円 |
100万円 | 264円 | 0円 | 0円 | 385円 | 385円 |
150万円 | 264円 | 0円 | 0円 | 385円 | 385円 |
200万円 | 264円 | 0円 | 0円 | 385円 | 385円 |
250万円 | 264円 | 0円 | 0円 | 385円 | 385円 |
300万円 | 264円 | 0円 | 0円 | 385円 | 385円 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
やはりSBI証券と楽天証券の手数料が最も安い。しかしマネックス証券やauカブコム証券よりGMOクリック証券のほうが低コストだ。
ただしGMOクリック証券株式会社は、大口顧客にあたるVIPプランに適用されると信用取引手数料が一律0円になる。適用されるためには、以下のいずれかの条件を満たすことが必要だ。
毎月判定(1) | 毎日判定(2) |
---|---|
・判定期間の信用建玉残高の平均が3,000万円以上 ・判定日の大引け時点の信用建玉残高が3億円以上 ・判定期間の貸株残高の平均が3,000万円以上 ・判定期間の投信残高の平均が3,000万円以上 |
・判定日の新規建玉約定代金合計が3,000万円以上 ・判定日大引け時点の信用建玉残高が3,000万円以上 |
条件は、すべて満たす必要はなく上記のいずれかを満たせば信用取引手数料が0円になります。
若山卓也(ファイナンシャル・プランナー)
メリット3,GMOあおぞらネット銀行の金利が高くなる
40代|男性
【さまざまな点で便利】
良かった点は、取引手数料が安く、キャッシュバックサービスがあることです。それと貸株サービスでボーナス金利をもらえることや、GMOあおぞらネット銀行と連携すれば預金金利110倍であることも魅力です。投信積立では100円から投資できるので、投資に関してあまり詳しくない方や未経験の方にとっても親しみやすく取引がしやすいです。
30代|男性
【ネット銀行と連携でお得】
GMOクリック証券とGMOあおぞらネット銀行の口座を連携すると、「証券コネクト口座」を利用できます。 証券コネクト口座では、株式や投資信託の買付代金をGMOあおぞらネット銀行の銀行口座から自動振替します。またGMOあおぞらネット銀行とGMOクリックを連携すると、GMOあおぞらネット銀行の円普通預金が0.11%(税引後:年0.0876%)となります。
30代|女性
【手数料が安い】
業界最安水準の手数料になっているので損をしていると感じなくて済むのがが良かったし、投信積立で100円から投資することが可能なので気軽にチャレンジできました。ネット銀行との連携により預金金利110倍となるので、投資をしていない時でもお得になるのも良いです。
30代|女性
【100円から投資できる】
一番いいなと思うのは、投信積立で100円から投資できることです。これほどの少額からなら安心なので始めました。あとは、キャッシュバックサービスがあることや、ネット銀行と連携で預金金利110倍になることですね。少し面倒ですがやる価値はあると思います。
GMOあおぞらネット銀行とGMOクリック証券のそれぞれの口座を保有して連携することにより、GMOあおぞらネット銀行の円普通預金が0.11%(税引後:年0.0876%)となります。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
銀行の普通預金金利で0.11%は、比較的高い水準だ。
住信SBIネット銀行や楽天銀行、auじぶん銀行でもグループ証券会社と連携することで金利が優遇される。しかし、いずれと比較しても優遇金利はGMOあおぞらネット銀行が最も高い。
銀行 | GMOあおぞら ネット銀行 |
住信SBI ネット銀行 |
SBI新生銀行 | 楽天銀行 | auじぶん銀行 | 三菱UFJ銀行 |
---|---|---|---|---|---|---|
通常金利 | 0.001% | 0.001% | 0.001% | 0.020% | 0.001% | 0.001% |
優遇金利 | 0.110% | 0.010% | 0.100% | 0.100% | 0.100% | ― |
優遇金利の 条件 |
GMOクリック証券と 口座連携 |
SBI証券と 口座連携 |
SBI証券と 口座連携 |
楽天証券と 口座連携 |
auカブコム証券と 口座連携 |
― |
GMOクリック証券 | SBI証券 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 |
条件を満たせば、GMOあおぞらネット銀行の預金金利は三菱UFJ銀行の110倍、住信SBIネット銀行の11倍になる。
金利が高いと、受け取れる利子も大きくなる。
GMOあおぞらネット銀行の優遇金利は、GMOクリック証券と口座連携すれば受けられます。GMOクリックの口座開設を申し込む場合、GMOあおぞらネット銀行の口座も同時に申し込みたいところです。
若山卓也(ファイナンシャル・プランナー)
メリット4,GMOグループの株式保有者はキャッシュバックを受け取れる
30代|男性
【100万円まで無料】
1日定額プランを選択すれば、100万円までの現物取引手数料がかからない点がメリットです。また、GMOインターネットやGMOフィナンシャルホールディングスなどの株主優待を使えば、手数料のキャッシュバックを受けられる点も助かります。
30代|女性
【100円から投資できる】
一番いいなと思うのは、投信積立で100円から投資できることです。これほどの少額からなら安心なので始めました。あとは、キャッシュバックサービスがあることや、ネット銀行と連携で預金金利110倍になることですね。少し面倒ですがやる価値はあると思います。
40代|男性
【さまざまな点で便利】
良かった点は、取引手数料が安く、キャッシュバックサービスがあることです。それと貸株サービスでボーナス金利をもらえることや、GMOあおぞらネット銀行と連携すれば預金金利110倍であることも魅力です。投信積立では100円から投資できるので、投資に関してあまり詳しくない方や未経験の方にとっても親しみやすく取引がしやすいです。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
GMOグループの上場企業の一部は、GMOクリック証券の手数料をキャッシュバックする株主優待を実施している。
キャッシュバック株主優待は、2種類ある。「売買手数料キャッシュバック」と「買付手数料キャッシュバック」だ。
売買手数料キャッシュバックは、銘柄や買い付け・売り付けを問わず対象となる。買付手数料キャッシュバックは、そのGMOグループ企業の株式を買い付ける際の手数料のみが対象だ。なお信用取引の場合は、買い建ての新規取引と返済取引の手数料も対象となる。
キャッシュバックの上限は、以下のように所有するGMOグループ企業の株式によって異なる。
会社名 <証券コード> |
売買手数料 キャッシュバック |
買付手数料 キャッシュバック |
---|---|---|
GMOインターネット グループ<9449> |
最大5,000円 | 上限なし |
GMOフィナンシャル ホールディングス<7177> |
最大1万5,000円 | 最大1万円 |
GMOグローバルサイン・ ホールディングス<3788> |
最大3,000円 | 上限なし |
GMOペパボ <3633> |
最大3,000円 | 上限なし |
GMOアドパートナーズ <4784> |
最大3,000円 | 最大1万円 |
GMO TECH <6026> |
最大3,000円 | 最大1万円 |
キャッシュバックの額は、保有株式数によっても異なる。例えばGMOフィナンシャルホールディングスの場合、売買手数料キャッシュバックは1単元(100株)の所有だと最大でも3,000円だ。
保有株式数 | 最大キャッシュバック金額 |
---|---|
100株以上300株未満 | 3,000円 |
300株以上500株未満 | 5,000円 |
500株以上1,000株未満 | 7,000円 |
1,000株以上3,000株未満 | 1万円 |
3,000株以上5,000株未満 | 1万3,000円 |
5,000株以上 | 1万5,000円 |
GMOフィナンシャルホールディングスの場合、売買手数料キャッシュバック対象取引は次のとおりだ。
優待を利用するためには、専用の株主優待サイトで事前登録が必要だ。登録は、事前に案内がある。
例えば2023年6月30日現在で株主だった場合の株主優待申請期間は、以下のとおりだ。
基準日 | 株主優待申請受付期間 |
---|---|
2023年6月30日 | 2023年10月2日~2024年3月31日 |
株主名簿に載る基準日は、6月末と12月末の年2回あり、キャッシュバックを受けるためにはそれぞれに対応する期間で登録が必要だ。
メリット5,取引ツールが充実
30代|男性
【ツールの機能が充実】
何といってもスマホアプリやパソコンツールの操作がしやすいです。画面表示が大きくはっきりしているので見やすいのもいいですね。特にチャート画面などは他社と比べ物にならないぐらい見やすく機能も充実しているので助かります。強制ロスカットになる証拠金率が50%とかなり低いため、余裕を持って取引ができます。
40代|男性
【株投資が気軽でカンタン!】
スマホ画面でもパソコンとほぼ同じ環境で取引が可能です。他の証券会社アプリだとパソコン用と仕様が異なり、見にくいのですが、GMOクリック株ならどちらの環境でも気軽に操作ができます。また、株主優待ねらいの方には株主優待検索という嬉しい機能もついてます。
40代|男性
【初心者から上級者まで満足】
取引ツールが使いやすい点がメリットです。私は、株式やFXをアプリ上ですることが多いのですが、見やすくテクニカルを確認しながら取引できる点はすばらしいと思います。シンプルでわかりやすい画面構成は、初心者から上級者まで扱いやすいのではないでしょうか。さすがFX会社比較ランキング2023でNo.1の会社だと思います。
20代|男性
【取引ツールがいい】
スマートフォンで取引するときは、チャートからワンタップで発注できます。短期売買で利益を積み重ねていくスタイルの人にとって、このようにスピード注文ができるツールは、取引をストレスなく行う上でありがたいと感じるでしょう。
20代|男性
【安心して取引できる!】
手数料が安く、口座開設・維持も無料、入出金も無料なので安心して取引できています。スマホアプリの使いやすさも秀逸。高度な分析ツールを備えている点もよかったです。株、FX、CFD、株BOなどアプリが別になっている点も良いです。
30代|男性
【初心者に扱いやすい】
チャート画面などの機能が基本的に初心者に扱いやすい仕様になっていることがメリットです。余計な線などがなく、値動きがすっきりと見やすくなっているので、扱っている側からすればとてもやりやすく感じます。スワップポイントも高水準の部類ですので、取引回数が少ない人にもおすすめです。
30代|男性
【アプリが便利】
アプリが便利で動作が軽いので、画面表示に時間がかかりません。価格変動のタイムラグを気にする必要がないので、特にデイトレには向いているかと思います。また取引ボタンをクリックした瞬間から決済までのタイムラグもほとんどないので、その点についてもストレスがないです。主要通貨はスプレッドが狭いので、初心者には特におすすめです。
30代|女性
【新NISAに対応してくれた】
2023年までは、つみたてNISAに対応しておらず不満でしたが、2024年からは新NISA対応となり、つみたて投資枠が使えるので、よかったです。パソコン、スマホともにツールが見やすく使いやすいので隙間時間を活用して資産運用に励めることも良い点です。
30代|男性
【初心者にメリットが多い】
長期投資で資産形成を目指す初心者の私にとって、現物株取引手数料が無料(100万円まで)になる1日定額プランや、米国や中国株式などさまざまなCFD取引ができることが魅力的でした。使いやすい取引ツールやアプリ、充実した情報提供も重宝しています。
60代|女性
【取引手数料が安い】
取引手数料が安い。株式取引の手数料は、最低100円から最高300円という破格の安さです。他の証券会社と比べても圧倒的にお得です。またスマホで簡単に操作できます。アプリの画面はシンプルで見やすく、注文や決済もスムーズにできます。チャートやニュースも充実していて、いつでもどこでも情報収集ができます。さらにサポートが充実しています。電話やメールでの問い合わせはもちろん、チャットやLINEでも対応してくれます。迅速かつ丁寧な対応に感動しました。
50代|男性
【総合力の高い証券会社】
FX取引のメイン口座としてFXネオを利用しています。私がメリットと感じるのは「スプレッドの狭さ」「約定力の高さ」「スワップポイント」「アプリの使い勝手」などです。いずれも業界最高水準に近いサービスを提供しているので、総合力の高い会社だと思います。1,000通貨から取引できるようになったり、期間限定でスワップポイントを売買同値にしたりするなどうれしい改定が実施されていて好感が持てます。
ただし、アプリに不満を感じる人も一部みられた。
40代|男性
【アプリが使いにくい】
アプリが少し使いにくいです。操作性が悪いのとチャート機能が乏しい点がデメリットとして挙げられるかと思います。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
株式取引のツールは、3種類が用意されている。「iPhone・Android版」「iPad・Mac版」「Windows版」があり、初心者から上級者まで自分に合った環境で取引できる。
ツール名 | 対象デバイス | 注文機能 | テクニカル指標 | 描画ツール |
---|---|---|---|---|
GMOクリック 株 | スマートフォン (iOS、Android) |
〇 | 12種 | 11種 |
GMOクリック 株for iPad |
iPad、PC (Mac) |
〇 | 12種 | 11種 |
スーパーはっちゅう君 | PC (Windows) |
〇 | 30種 | 29種 |
最も機能が高いのは、PC版のスーパーはっちゅう君だ。チャート分析に利用できるテクニカル指標と描画ツールが最も多い。
テクニカル指標とは、株価の方向性や水準を数値で示すもので、描画ツールは、直線や多角形などの図形を任意にチャート上に表示させるものだ。
外出先の取引が多いならスマートフォン版やタブレット版が便利だろう。種類はPC版に劣るが、テクニカル指標や描画ツールを利用した取引が可能だ。
FX向けの取引ツールは、以下4種が用意されている。
ツール名 | 対象デバイス | 注文機能 | テクニカル指標 | 描画ツール |
---|---|---|---|---|
GMOクリック FXneo | スマートフォン (iOS、Android)、Apple Watch |
〇 | 12種 | 12種 |
はっちゅう君FXプラス | PC (Windows) |
〇 | 8種 | ― |
プラチナチャート | PC (Windows、Mac) |
〇 | 38種 | 25種 |
FXWatch! | スマートウォッチ (Wear OS) |
― | ― | ― |
FX取引では、プラチナチャートが利用できる。テクニカル指標が豊富で38種が用意されている。描画ツールも25種とFX取引ツールでは、数が最も多い。
FX取引ツールは、スマートウォッチにも対応している。スマートフォンと共通のGMOクリックFXneoは、発注も可能だ。FXWatch!は、注文機能はないがペアリングしたスマートフォン(Android)をスピーディに起動させられる。
CFDの取引では、以下の3種のツールを利用できる。
ツール名 | 対象デバイス | 注文機能 | テクニカル指標 | 描画ツール |
---|---|---|---|---|
GMOクリックCFD | スマートフォン (iOS、Android) |
〇 | 12種 | 12種 |
はっちゅう君CFD | PC (Windows、Mac) |
〇 | 11種 | 6種 |
プラチナチャート | PC (Windows、Mac) |
〇 | 38種 | 25種 |
プラチナチャートは、CFD取引でも利用できる。GMOクリック証券が取り扱うFXとCFDの全銘柄のチャートを一つの画面に表示できる。より高度に取引したいならプラチナチャートを選びたい。
メリット6,CFDの取引ができる
30代|男性
【CFD取引なら!】
GMOクリック証券は総合的にサービスが良いです。株式、投資信託の取扱商品が多く、手数料も安いです。1日100万円以内なら株式取引手数料が無料ですので、長年使っていますがほとんど手数料を支払っていません。信用取引の金利も低いため、信用取引にも適した証券会社です。CFD取引では日本株だけでなく米国株を対象とした商品も多く、投資の幅が広がります。
30代|男性
【初心者にメリットが多い】
長期投資で資産形成を目指す初心者の私にとって、現物株取引手数料が無料(100万円まで)になる1日定額プランや、米国や中国株式などさまざまなCFD取引ができることが魅力的でした。使いやすい取引ツールやアプリ、充実した情報提供も重宝しています。
20代|男性
【コストがとにかく低い】
業界最安値とうたっているように、FXやCFD、株式などの取引手数料が安い点は大きなメリットだと思います。また、2023年現在で国内の店頭CFD取引高、店頭BO取引高No.1なので安心して取引できる点も良いですね。コストを抑えながら安心して取引できることは大きな強みです。
40代|男性
【初心者向けの証券会社】
1日定額プランのコースであれば、1日100万円以下の取引なら無料ですし業界最低水準であり、手数料だけなら文句ない証券会社だと思います。CFDなどは数量1つから購入可能なので小資金からでも参入しやすく、トレード資金が少ない時などは非常に助かります。
30代|男性
【金融商品の種類が多彩】
GMOクリック証券は、株式やFX、CFD、株BOなど多彩な投資商品を提供しているので、初めてでもチャレンジしやすいと思います。1日平均100本以上提供される専門的なマーケット情報は、とても参考になっています。自分の投資スタイルや目標に合わせてさまざまな商品を試せているので引き続き使っていきたいです。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
GMOクリック証券では、大きく4種類のCFDを取り扱っている。株価指数CFDと商品CFD、バラエティCFDと株式CFDだ。
商品CFDは、原資産に資源(コモディティ)を持つものだ。金や銀といった貴金属、原油や天然ガスといったエネルギー、小麦やコットンなどの農産物の価格に連動する。商品CFば株式のような伝統的な資産とは異なる値動きが期待できる。
バラエティCFDはGMOクリック証券の場合、VIX(恐怖指数)先物を活用したETFやレバレッジ型ETF・ETN(上場投資証券)、またREIT(上場不動産投資信託)型ETFを原資産に持つ銘柄で構成される。
バラエティCFDが原資産に持つ資産は、値動きが比較的大きいものが多い。CFDは、レバレッジをかけて取引もできため、リスクを取って積極的に運用したい人向きの商品といえるだろう。
最小取引単位やレバレッジ倍率は、銘柄によって異なる。各CFDの概要をまとめると以下のようになる。
株価指数CFD | 商品CFD | バラエティCFD | 株式CFD | |
---|---|---|---|---|
取扱銘柄 | 33種 | 15種 | 23種 | 91種 |
最小取引単位 | 0.1枚(※1) | 0.1枚 | 1枚(※2) | 1枚 |
レバレッジ倍率 | 10倍 | 20倍 | 5倍 | 5倍 |
GMOクリック証券の良くない評判・デメリット
口コミで挙がったGMOクリック証券の良くない評判として、取扱商品の少なさを指摘するものがある。単元未満株の買い付けができない、外国株の取り扱いがない、投資信託の取り扱いが少ないといったものだ。
国内株式においても、IPOの取扱実績が少ないこと、東証に上場する銘柄しか取引できないことを指摘する声もあった。選択肢の少なさは、GMOクリックのデメリットといえるだろう。
また投信積立の代金をクレジットカードで支払うクレカ積立に対応していないことをデメリットとする口コミもあった。大手ネット証券の多くはクレカ積立に対応しているが、GMOクリック証券は非対応だ。
これらの評判から新NISAの使い勝手が良くないことが懸念される。国内外の株式や投資信託を非課税で運用できるが、GMOクリック証券株式会社は取り扱いが少ないため選択肢が限られる。
デメリット1,単元未満株の買付ができない
30代|女性
【1株からは買えない】
他社のネット証券では、1株から株式を購入できるところが結構ありますが、GMOクリック証券では購入できない点がデメリットです。FXやCFD取引など商品のバラエティ豊かな点はいいのですが、株式を現物取引したい場合は100株単位で購入しなくてはいけないため、ある程度まとまったお金が必要になります。
30代|男性
【1株投資なし】
GMOクリック証券のデメリットは1株から株式を購入できないことです。「貯蓄から投資へ」と政府が大合唱しているのですから、1株から株式を売買できるシステムを導入してくれれば、多くの人がもっと気軽に株式を売買できると思います。それがないのは残念でしかありません。
40代|男性
【選択肢が少ない】
単元未満株を売り出していないので取引することができず、国内株式でも東証の上場銘柄のみに限られており、選択肢はかなり狭いです。投資信託の数が少なく、さらに外国株の取り扱いもないのが残念です。このあたりが改善されればかなり満足度が高い証券会社になると思います。
40代|男性
【選択肢を広げてほしい】
外国株式の取引をしたい場合は、株式CFDで取引するしかなく、銘柄数が少ない点が不満です。取扱銘柄数が限られているため、米国株や中国株で気になる銘柄があっても対象外の場合があります。また単元未満株の取り扱いがないこともデメリットです。少額から投資を始めたい人や、分散投資でリスクを抑えたい人にとって単元未満株は魅力的な投資方法だと思いますが、GMOクリック証券では購入できません。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
単元未満株とは1単元に満たない株式のことだ。
1単元とは、100株単位のことを指す。国内株式は、原則として100株、200株、300株……といったように100株単位で売買するが、10株や20株のように、株数が100株に満たない株式を単元未満株と呼ぶ。
基本的にGMOクリック証券は、単元未満株の取引に対応していない。
GMOクリックでは、保有する株式で分割や併合が行われた時に偶然に発生した単元未満株の売却のみに対応している。新たに単元未満株を買うことはできない。
100株単位の取引は、取引所を介し投資家同士で売買する場合のルールだ。単元未満株の取引は、取引所の取引ではなく、基本的に証券会社が取引の相手を引き受けることで実現している。
単元未満株の取引は、以下のような証券会社で対応している。1株単位で売買したい場合はこれらの証券会社を検討しよう。
証券会社 | 単元未満株取引 | 詳細 |
---|---|---|
○(S株) | 公式サイト | |
○(かぶミニ) | 公式サイト | |
○(ワン株) | 公式サイト | |
○(プチ株) | 公式サイト | |
― | 公式サイト | |
○(キンカブ) | 公式サイト | |
― | 公式サイト | |
― | 公式サイト |
単元未満株取引のメリットは、少額投資できることと、分散投資しやすいことの2つだ。
単元未満株取引では、100株単位の取引と比べ、最低投資額が小さくなる。
また、単元未満株は最低投資額が小さいため、分散投資しやすいというメリットもある。
1単元(100株)の価格は10万~20万円の銘柄が最も多い(2023年9月)。つまり1株あたりの株価は1,000円~2,000円だ。
例えば株価が2,000円の場合、100株単位で分散投資するには2銘柄で40万円、3銘柄では60万円の資金が必要だ。しかし1株単位で売買できる単元未満株取引なら、4,000円で2銘柄に投資でき、6,000円あれば3銘柄に分散投資できる。
単元未満株取引のデメリットは、株主の権利が制限されることだ。基本的に株主総会の議決権はなく、株主優待も受けられないことが多い。ただし配当金は、単元未満株でも受け取れるケースが一般的だ。
デメリット2,外国株の取り扱いがない
30代|女性
【外国株式の選択肢が少ない】
GMOクリック証券で取引が可能となっているのは日本国内の株式だけで、外国株はCFDでの取引のみとなっているのがイマイチかなと思いました。日本株に特化した口座を求めている人にはぴったりだと思いますが、外国株まで視野に入れている人には向かないと思います。
60代|女性
【外国株や投資信託が少ない】
デメリットは、外国株式や投資信託の種類が少ないことです。他のネット証券会社に比べると、海外市場に投資するのには不便です。また、情報量もやや不足していると感じます。もっと分析ツールやニュース、コラムなどが充実していれば嬉しいです。
30代|男性
【米国株現物取引はできない】
CFD取引で米国株の値動きに連動する投資商品に投資できるものの、現物の米国株の取扱いはありません。昨今、米国株人気の高まりで多くのネット証券が米国株の取扱いを開始しているように、やはり世界の投資の中心は米国ですので、早く米国株の取扱いをしてほしいです。
30代|男性
【現物米国株は売買できない】
国内株は、とても商品がそろっていますが、米国株についてはCFD取引しかできず現物での売買はできません。また、システムに関するトラブルが結構深刻なものが多いのが気になります。アカウントが一時的に使用できなくなったことがあり、「なんらかのハッキング行為を受けたのでは?」と背筋が凍りました。過去に業務改善命令を受けているようなので、今後は改善してくれることを期待します。
20代|男性
【外国株式が買えない】
米国株や中国株といった外国株式がないことは、大きなデメリットです。他社の場合、国内株式だけでなく外国株式を取り扱っているところも多いため、「なぜ取り扱ってくれないのだろう」と感じてしまいます。CFD取引で米国株や中国株などに投資することはできますが、現物で取引したい人は選択肢に入らないと思います。
40代|男性
【選択肢を広げてほしい】
外国株式の取引をしたい場合は、株式CFDで取引するしかなく、銘柄数が少ない点が不満です。取扱銘柄数が限られているため、米国株や中国株で気になる銘柄があっても対象外の場合があります。また単元未満株の取り扱いがないこともデメリットです。少額から投資を始めたい人や、分散投資でリスクを抑えたい人にとって単元未満株は魅力的な投資方法だと思いますが、GMOクリック証券では購入できません。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
GMOクリック証券では、外国株式の取り扱いがない。外国株式とは米国や中国といった海外の取引所に上場する株式のことだ。
外国株式に投資したい場合、取り扱いのある以下のような証券会社で口座を開設したい。
米国 | 中国 | シンガポール | タイ | マレーシア | インドネシア | 韓国 | ロシア | ベトナム | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 (※1) |
〇 | |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ― | ― | ― | |
〇 | 〇 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
〇 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | |
〇 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
外国株式の現物は取り扱っていないものの、CFDならGMOクリック証券でも実質的に外国株式に投資できる。
基本的にCFDの価格は、実際の商品や株価指数に連動する。CFDが連動する対象のことを原資産と呼ぶ。外国株式を原資産に持つCFDに投資すれば、その外国株式への投資に近いリターンが得られる。
GMOクリック証券では、以下のような外国株式を原資産に持つCFDを取り扱っている。アマゾンやアップル、エヌビディア、マイクロソフトなど人気銘柄も取り扱われている。2024年2月28日現在では91銘柄が投資対象だ。
上場株だけでなく海外の株価指数に連動する商品を原資産に持つCFD商品もあり、世界中に分散投資ができる。例えば以下のような銘柄がある。
CFD銘柄 | 参照原資産 |
---|---|
米国30 | NYダウ先物 |
米国S500 | S&P500先物 |
上海A50 | FTSE中国A50先物 |
イギリス100 | FTSE100先物 |
インドネシア株価指数ETF | iシェアーズMSCIインドネシアETF |
シンガポール株価指数ETF | iシェアーズMSCIシンガポールETF |
CFDを通じて外国株式に投資する場合、金利調整額が生じる。これは現地通貨の金利と日本円の差額を調整するものだ。日本は2023年4月現在、低金利のため外国株式CFDを買う場合はコストになる。
なおCFDでは、配当金を直接受け取ることはできません。しかし配当金に相当する金額を権利調整額として受け取れます。
若山卓也(ファイナンシャル・プランナー)
デメリット3,投資信託の本数が少ない
60代|女性
【外国株や投資信託が少ない】
デメリットは、外国株式や投資信託の種類が少ないことです。他のネット証券会社に比べると、海外市場に投資するのには不便です。また、情報量もやや不足していると感じます。もっと分析ツールやニュース、コラムなどが充実していれば嬉しいです。
40代|男性
【選択肢が少ない】
単元未満株を売り出していないので取引することができず、国内株式でも東証の上場銘柄のみに限られており、選択肢はかなり狭いです。投資信託の数が少なく、さらに外国株の取り扱いもないのが残念です。このあたりが改善されればかなり満足度が高い証券会社になると思います。
50代|男性
【FX以外はいまいち】
FXのスプレッドは、米ドル対円で0.2銭など業界最狭水準をうたっていますが、横並びとなっており他社では0.1銭のところもあります。総合力が高い証券会社だとは思いますが、FX以外はいまいちに感じます。FX取引のなかでの不満は、強制ロスカット時のゼロカットシステムがない点です。これに関しては、国内FX会社では対応していないと思うので、気になる人は海外FX会社を利用するしかありません。また、現物の外国株が買えず、投資信託の取扱銘柄数が他社よりも少ないため、NISA口座利用などには不向きでFX以外にはメリットが少ないと思います。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
GMOクリック証券の投資信託の取扱本数は131本だ。うち新NISAのつみたて投資枠の対象銘柄は36本、成長投資枠の対象銘柄は103本である(2024年2月28日)。
主要ネット証券と比べると、GMOクリックの取り扱いは少ない。
証券会社名 | 全体 | NISAつみたて投資枠 | NISA成長投資枠 |
---|---|---|---|
GMOクリック証券 | 131本 | 36本 | 103本 |
SBI証券 | 2,578本 | 221本 | 1,176本 |
楽天証券 | 2,558本 | 221本 | 1,133本 |
マネックス証券 | 1,758本 | 218本 | 1,121本 |
SBI証券や楽天証券は2,500本以上の投資信託を取り扱っており、マネックス証券も1,700本を取り扱っている。NISA対象商品もGMOクリック証券より多くラインアップしている(2024年2月28日)。
(公式サイト)
取り扱い投資信託の数は少なめだが、人気銘柄はGMOクリック証券も取り扱っている。
(※1)ETFを除く。出典:日本経済新聞 2023年12月29日付
(※2)ETFを除く。出典:日本経済新聞 2024年2月6日付
NISA対象商品で純資産総額の上位5銘柄について、各証券会社の取扱状況を以下にまとめた。人気銘柄は、GMOクリック証券でもおおむね取り扱っていることがわかる。
純資産総額 | |||||
---|---|---|---|---|---|
eMAXIS Slim米国株式 (S&P500) |
約3兆8,632億 500万円 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
eMAXIS Slim全世界株式 (オール・カントリー) |
約2兆7,186億 5,800万円 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド |
約1兆4,537億 5,800万円 |
― | 〇 | ― | 〇 |
楽天・全米株式 インデックス・ファンド |
約1兆3,771億 700万円 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
グローバルESG ハイクオリティ成長株式ファンド (為替ヘッジなし) |
約1兆1,247億 9,300万円 |
― | ― | ― | ― |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
なおETF(上場投資信託)やREIT(上場不動産投資信託)は、基本的にどの証券会社でも取り扱い状況に差はありません。東証に上場しているため、証券会社なら原則としてどの銘柄も売買できます。NISAにおいても、成長投資枠なら投資可能です(対象銘柄に限る)。
若山卓也(ファイナンシャル・プランナー)
(公式サイト)
デメリット4,IPOの取扱実績が少ない
40代|男性
【情報が少ない】
悪かった点は、IPO取扱銘柄数やIPOに関する情報量が少なく、IPO主幹事案件がほぼないことです。またつみたてNISAに対応しておらず、外国株式は取り扱いがないため国内株式のみになります。FXでロスカットになると手数料が発生することもデメリットです。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
IPOとは、新たに証券取引所へ上場する株式のことだ。一般的にIPOの取り扱いとは、上場を控えた株式を上場前に抽選などで購入者を募集することを指す。
GMOクリック証券のIPOの取り扱いは少ない。直近では2018年に1件、2020年に1件あった。以降はIPOを募集したことがない(※2024年2月28日現在。出典:GMOクリック証券)。
他のネット証券では、IPOの取り扱いが多い。例えば2023年はSBI証券が91件、松井証券は70件、楽天証券が61件の取扱実績がある。
証券会社 | IPOの取扱件数(2023年) | 詳細 |
---|---|---|
0件 | 公式サイト | |
91件 | 公式サイト | |
61件 | 公式サイト | |
53件 | 公式サイト | |
26件 | 公式サイト | |
70件 | 公式サイト | |
21件 | 公式サイト |
IPOに応募したいなら実績の多いSBI証券や松井証券が候補となるでしょう。
若山卓也(ファイナンシャル・プランナー)
(公式サイト)
デメリット5,日本株は東証上場銘柄しか買えない
40代|男性
【選択肢が少ない】
単元未満株を売り出していないので取引することができず、国内株式でも東証の上場銘柄のみに限られており、選択肢はかなり狭いです。投資信託の数が少なく、さらに外国株の取り扱いもないのが残念です。このあたりが改善されればかなり満足度が高い証券会社になると思います。
出典:MONEY TIMES編集部がクラウドワークスで調査
GMOクリック証券は、東京証券取引所に上場する銘柄しか取り扱っていない。したがって他の取引所に単独上場する企業には投資できない。
国内株式が上場する証券取引所は、全国に4つある。東京、名古屋、福岡、札幌だ。
上場会社の数は、東京証券取引所が最も多い。しかしその他の取引所のみに上場する単独上場会社もある。
例えばトレーニングジムのRIZAPグループ<2928>は、札幌証券取引所の単独上場会社だ。またファミリーレストランのジョイフル<9942>は、福岡証券取引所にしか上場していない。
4つの取引所すべてに対応している証券会社としては、SBI証券とマネックス証券、auカブコム証券、松井証券が挙げられる。楽天証券は、東京証券取引所と名古屋証券取引所に対応しているが、福岡証券取引所と札幌証券取引所の単独上場会社は売買できない。
証券会社名 | 東証 | 名証 | 福証 | 札証 | |
---|---|---|---|---|---|
〇 | ― | ― | ― | 公式サイト | |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 公式サイト | |
〇 | 〇 | ― | ― | 公式サイト | |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 公式サイト | |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 公式サイト | |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 公式サイト |
株式投資初心者であれば東証に上場する銘柄が買えれば十分でしょう。ただし東証に上場していない有名企業の株を買いたい場合はSBI証券やマネックス証券などを検討しましょう。
若山卓也(ファイナンシャル・プランナー)
(公式サイト)
デメリット6,クレカ積立ができない
SBI証券や楽天証券など多くのネット証券では、クレジットカードで投資信託の積み立てができる。
クレカ積立とは投信積立の代金をクレジットカードで決済できるサービスのことだ。投信積立とは、投資信託を継続的に買付する方法を指す。
通常、投信積立の代金は証券口座の預り金から引き落として決済する。クレカ積立ならクレジットカード決済ができるため、事前に入金する手間を省ける点がメリットだ。
またクレカ積立は、ポイントが付与される特典がある。ポイントが付与される分、現金で決済するよりお得に資産形成ができる。
「三井住友カード つみたて投資」は、投資信託積立額の最大2.0%分のポイントが貯まるお得さと、最短5分でのクレジットカード発行や一度設定すれば入金の手間や万が一の購入漏れがなく継続して投資が行える利便性などが高く評価され、幅広い世代のお客さまに利用いただいています。
(引用元:PR TIMES|株式会社SBI証券|「三井住友カード つみたて投資」の積立設定金額100億円突破のお知らせ)
クレカ積立は、以下のような証券会社で対応している。
証券会社名 | クレジットカード | ポイント付与率 | 詳細 |
---|---|---|---|
三井住友カード | 0.5~5.0% | 公式サイト | |
楽天カード | 0.5~1.0% | 公式サイト | |
マネックスカード | 1.1%(※1) | 公式サイト | |
au PAY カード | 1.0~3.0%(※) | 公式サイト |
(公式サイト)
デメリット7,新NISA口座の使い勝手が良くない
新NISAとは、非課税で運用できる制度だ。課税口座(特定口座や一般口座)では、利益のおよそ2割の税金が生じる。例えば利益が10万円なら約2万円の税金が発生し、残り8万円が手取りとなるといった具合だ。
しかし新NISA口座で取引した投資なら税金が発生しない。利益をそのまま受け取れるため、課税口座よりも効率的に運用できる。
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
引用:金融庁 NISAとは?
新NISAで投資できる商品は、単元未満株とIPOを含む国内株式、外国株式と海外ETF、また上場していない通常の投資信託だ。非課税となる利益は、商品の値上がりで生じる売却益と、商品から支払われる配当金や分配金が対象になる。
しかし実際に新NISAで投資できる商品は、口座を開設する証券会社が取り扱う商品に限られる。
上述の通りGMOクリック証券は、他社と比べると取扱商品が少ない。したがって新NISAでも選択肢は限られることになる。
新NISA対象商品別にGMOクリックのデメリットをまとめると以下のように整理できる。
国内株式 | ・単元未満株に投資できない ・IPOの取扱実績が少ない ・名古屋、福岡、札幌の単独上場会社には投資できない |
---|---|
外国株式 | ・外国株式の取り扱いがないため投資できない |
海外ETF | ・海外ETFの取り扱いがないため投資できない |
投資信託 | ・投資信託の数が少ない ・クレカ積立に対応していない |
国内株式は、100株単位の取引に限られ、また東証に上場する銘柄にしか投資できない。またIPOの実績が少ないことから、新規上場株式へ投資するチャンスも限られる。
外国株式や海外ETFも取り扱いがない。投資信託の数も少なく、クレカ積立にも対応していない。
新NISA口座の開設は、すべての金融機関のなかで一人一口座までだ。そのためGMOクリック証券で新NISA口座を開設した場合、他の金融機関で開設することはできない。
新NISA口座の開設状況は、税務署で管理され、仮に複数の金融機関に申し込んでも、あとから申し込んだ金融機関では無効となる。
新NISA口座を申し込むなら、商品ラインアップやサービスがより充実した金融機関を選びたいところです。
若山卓也(ファイナンシャル・プランナー)
つみたて投資枠の 取扱銘柄数 |
218本 | 213本 | 217本 | 217本 | 221本 |
成長投資枠の 投資信託の 取扱銘柄数 |
1,155本 | 1,114本 | 1,101本 | 968本 | 1,035本 |
クレカ積立の ポイント還元率 |
0.5~5.0% | 0.5~1.0% | 1.1%(※1) | 1.0% | - |
クレカ積立で貯まる ポイント |
Vポイント | 楽天ポイント | マネックス ポイント |
Pontaポイント | - |
積立頻度 | 毎月 毎週 毎日 |
毎月 毎日 |
毎月 毎日 |
毎月 | 毎月 毎日 |
最低投資金額・ 投資単位 |
100円以上 1円単位 |
100円以上 1円単位 |
100円以上 1円単位 |
100円以上 1円単位 |
100円以上 1円単位 |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
詳細はこちら 公式サイトへ |
GMOクリック証券の口座開設方法!審査落ちの可能性はある?
GMOクリック証券の口座開設は、webで申し込みフォームを入力し、本人確認書類やマイナンバーカード確認書類を提出して行う。提出した書類に虚偽が含まれていたり年齢や資産などが取引開始基準に満たなかったりした場合、審査落ちする可能性がある。
-
申し込みフォームの入力
-
本人確認書類、マイナンバーカード確認書類の提出
-
口座開設完了通知の受け取り
口座開設には、本人確認書類とマイナンバー確認書類の提出が必ず必要なので、申込前に準備しておくとスムーズだろう。
提出できる本人確認書類は、以下のとおりだ。スマホでスピード本人確認とICカードリーダーは、提出できる書類が少ない。その他の書類を提出したい場合は、アップロードまたは郵送を選択したい。
提出方法 | 運転免許証 | マイナンバー カード |
住民基本 台帳カード |
パスポート | 健康保険証 | 年金手帳 | 住民票の写し | 印鑑登録証明書 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スマホで スピード本人確認 |
〇 | 〇 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
アップロード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
郵送 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
IC カードリーダー |
― | 〇 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
提出できるマイナンバー確認書類は、以下のとおりだ。
・マイナンバーカード
・住民票の写し(マイナンバー記載のもの)
※本人確認の提出方法でICカードリーダーを選択した場合はマイナンバーカードのみ
出典:GMOクリック証券 証券取引口座開設までの流れ
GMOクリック証券の口座開設は、ウェブサイトから申し込む。トップ画面の右側にある「口座開設」を選択する。
遷移後の画面で証券取引口座かFX専用取引口座のどちらを開設するか選択する。FXや外為オプション以外も取引したい場合は、証券取引口座を申し込む。
申し込みフォームに氏名や住所、メールアドレスなどの情報を入力。株式や投資信託以外にFXやCFDなども取引する場合、専用の取引口座の開設も同時に申し込む。
入力が終わると「口座開設ナビ」へ遷移する。口座開設ナビでは、本人確認書類とマイナンバー確認書類を提出する。
書類の提出後、GMOクリック証券で口座開設の審査が終われば口座開設完了通知が送られてくる。本人確認書類をスマホでスピード本人確認またはICカードリーダーで提出した場合はメール、アップロードまたは郵送で提出した場合は簡易書留で郵送される。
主な取引開始基準は、以下のとおりだ。
投資商品 | 年齢 | 資産 | 投資経験 |
---|---|---|---|
FX | 80歳以下の成人 | 金融資産100万円以上 | ― |
外為オプション | 80歳以下の成人 | 金融資産100万円以上 (※) |
デリバティブ1年以上 |
商品CFD | 80歳以下の成人 | 投資可能額100万円以上 | 元本超過損の 可能性のある取引3ヵ月以上 |
FXの場合は、年齢が80歳以下の成人であるほか、金融資産が100万円以上あることが条件だ。商品CFDの場合はさらに「元本超過損の可能性のある取引3ヵ月以上」という投資経験も必要になる。
上記のような年齢や資産、投資経験の要件のほか、証券会社に勤めていないこと、日本語のコミュニケーションがとれることなど、投資商品ごとに複数の要件があり、すべてを満たす必要があります。詳細はGMOクリックの公式サイトで確認しましょう。
若山卓也(ファイナンシャル・プランナー)
GMOクリック証券の基本情報
GMOクリック証券の会社情報や取扱商品などの基本スペックを、以下に整理しておこう。
会社情報 | 会社名 | GMOクリック証券株式会社 |
設立 | 2005年10月28日 | |
資本金 | 43億4,666万3,925円 | |
自己資本規制比率 | 590.5%(2023年12月末) | |
口座開設数 | 証券:52万6,198口座 店頭FX:81万7,505口座 (2024年2月) |
|
口座 | 口座開設手数料 | 無料 |
口座管理手数料 | 無料 | |
入出金・振替 | 入金方法 | ・即時入金 ・振込入金 |
即時入金手数料 | 無料(会社負担) | |
出金日数 | ・0:00~3:30、6:30~15:00:翌営業日 ・17:00~24:00:翌々営業日 |
|
出金手数料 | 無料 | |
即時入金 提携金融機関数 |
14の金融機関 | |
ツール・サービス | PC版取引ツール(株式) | ・スーパーはっちゅう君 |
スマートフォン版 取引ツール(株式) |
・GMOクリック株 | |
タブレット版 | GMOクリック株 for iPad | |
現物株注文方法 | ・成行注文 ・指値注文 ・逆指値注文 |
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執行条件付き注文方法 | ・寄成注文 ・引成注文 ・寄指注文 ・引指注文 ・指成注文 ・IOC注文 |
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自動売買発注方式 | ― | |
取扱商品 | 株式 | ・現物株取引 ・制度信用取引 ・一般信用取引 ・貸株 ・IPO |
先物・オプション | ― | |
外国株 | ― | |
その他 | ・投資信託:131本 ・FX:20通貨ペア ・CFD:162銘柄 ・外為オプション:5通貨ペア ・バイナリーオプション:2銘柄 ・債券 |
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株式取扱銘柄 | ・東京証券取引所 ・ETF(上場投資信託、外国籍を除く) ・REIT(不動産投信) ・ETN(上場投資証券) |
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詳細 | 公式サイト |
GMOクリック証券の口座数は、証券取引口座よりFX取引口座のほうが多い。またCFDや外為オプション、バイナリーオプションといったデリバティブを多く取り扱っている。
一方、国内株式は東証上場銘柄に限定されるほか、外国株式の取り扱いもない。また投資信託の数もSBI証券や楽天証券などに比べて少なめだ。GMOクリック証券株式会社は、証券取引よりFXで選ばれていることがわかるだろう。
取り扱い通貨ペア (通常銘柄) |
20種 |
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最小取引単位 | 1,000通貨単位(※1) |
スプレッド(米ドル/円) | 0.2銭(原則固定) |
スワップポイント(米ドル/円) | 242円(※2) |
レバレッジ倍率 | 25倍 |
詳細 | 公式サイト |
GMOクリック証券は、FXネオというブランドで店頭FXサービスを提供している。20種の通貨ペアを最低1,000通貨単位の少額で取引できる。スプレッドは米ドル/円で0.2銭(原則固定)と、小さいコストで取引できる点も魅力的だ。
(公式サイト)
GMOクリック証券の主な沿革は、以下のとおりだ。
2005年10月 | 設立(当時はGMOインターネット証券) |
2006年4月 | 口座開設申込開始 |
2006年10月 | 店頭FX(FXネオ)のサービス開始 |
2007年12月 | クリック証券に商号変更 |
2010年4月 | CFD取引サービス開始 |
2010年11月 | 外国債券の取扱開始 |
2011年3月 | 外為オプション取引サービス開始 |
2011年4月 | GMOクリック証券に商号変更 |
2014年12月 | 外国株CFD取扱開始 |
2016年10月 | 貸株サービス開始 |
2018年8月 | GMOあおぞらネット銀行との連携サービス開始 |
2019年4月 | 株価指数バイナリーオプション取扱開始 |
2022年7月 | 取引ツール「GMOクリック 株 for iPad」提供開始 |
GMOクリック証券は、2005年10月に設立された。GMOインターネットグループを中核に持つGMOグループの1社で、GMOフィナンシャルホールディングスの子会社だ。GMOインターネットグループから見ると孫会社にあたる。
当初は、証券取引サービスを提供していた。設立の翌年に提供した店頭FXサービスが人気を集め、2024年現在でも主力サービスとなっている。
GMOクリック証券のよくある16個のQ&A
例えば、口座残高が7,000円なら、最低出金額は7,000円である。そのうち5,000円など一部のみの出金はできない。
ウェブサイトから解約する場合、「会員ページ」→「お問い合わせ」と遷移し口座解約の旨を伝える。
スマートフォンアプリから解約する場合、「ホーム」→「ヘルプ」→「お問い合わせ」と操作し口座解約の意思を伝える。
口座を解約する場合、残高がない状態にすること、またGMOあおぞらネット銀行との連携を解くことが必要だ。
振込入金の場合、最低入金額の設定はない。同じく入金額の上限の設けられていない。
ただし入金元の金融機関で1日あたりの利用限度額が設けられている場合がある。利用限度額は入金元の金融機関に問い合わせる必要がある。
GMOクリックのFXは、取引金額の4%の証拠金が必要だ。そして米ドル/円は、最低1,000通貨単位で取引する。例えば1米ドル=150円であれば1,000通貨の取引金額は15万円だ。15万円の4%は6,000円となる。
したがって、GMOクリック証券では約6,000円あればFX取引を始められる。
渋谷フクラスは、GMOインターネットグループのグループ第2本社に位置付けられており、オフィスエリアはGMOグループ各社が入居している。
本人確認書類には、運転免許証、住民基本台帳カード、マイナンバーカード、パスポート、健康保険証、年金手帳、印鑑登録証明書、住民票の写しが利用できる。
マイナンバー確認書類は、通知カード、マイナンバーカード、マイナンバー記載の住民票の写しが利用可能だ。
28歳以上も手数料コースに1日定額プランを選択すれば、1日100万円以下の取引までは手数料が無料だ。
手数料コースの変更は、15時までに申し込むと翌営業日から適用される。ただし口座開設から一度も発注していない場合、手数料コースの変更は即座に反映される。
GMOクリック証券の各取引口座の数は、証券取引口座が52万6,198口座、店頭FX(FXネオ)口座が81万7,505口座、取引所FX(くりっく365)口座が71万5,053口座、CFD取引口座が20万2,428口座だ(2024年2月時点)。
証券外務員一種、AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有。
Twitter:@FP38346079
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