iDeCo(イデコ)を40代から始めるのは遅いのか メリット、デメリットをわかりやすく解説

2019.10.16
FINANCE
(画像=Flamingo Images/Shutterstock.com)
(画像=Flamingo Images/Shutterstock.com)
iDeCoは老後の収入の軸である公的年金を補い、より豊かなセカンドライフを送るための資産形成法の1つ。40代になって老後の問題が現実的になり、気になっている人も多いのではないだろうか。実は40代はiDeCoの始め時だ。iDeCoのメリット・デメリットや40代から始める場合のポートフォリオまで、知っておきたいiDeCoの基礎知識を紹介しよう。

iDeCo(イデコ)の個人型と企業型は併用できる場合がある

iDeCoは加入者が自ら掛金額と商品を決めて運用し、掛金と運用益の合計額をもとに計算された給付金を原則60歳以降に受け取る仕組みだ。

iDeCoには個人型と企業型がある。会社が企業型を導入している場合でも、企業型年金規約で同時加入を認めている場合は個人型と併用できる。

現在の仕組みでは、会社が拠出する掛金には拠出限度額が定められており、個人型と併用する場合、企業型の掛金は減額されることになっている。しかし、従業員が受け取る年金が減る可能性があるため、企業型の掛金の上限額を下げずに個人型と併用できるよう基準緩和が検討されている。

老後を見据えた資産形成に関心のある40代には朗報と言えるだろう。

iDeCoの掛け金は毎月一定額の拠出が基本だが年単位拠出もできる

iDeCoは2017年1月から専業主婦等、企業年金加入者、公務員等も加入できるようになり、20歳以上60歳未満のほとんどの人が利用できるようになった。

iDeCoの掛金は、加入資格ごとの上限額までであれば月々5,000円から1,000円単位で設定できる。毎月一定額を拠出するのが基本だが、2018年1月からは掛金の拠出を1年の単位で考え、加入者が決めた任意の月(年1回以上)にまとめて拠出することもできるようになった。

年単位の拠出について、もう少し詳しく説明しよう。拠出限度額が毎月2.3万円の会社員の場合、年間の拠出限度額は27.6万円だ。

拠出区分を12月~5月、6月~11月、掛け金の引き落とし月を6月と12月の年2回にすると、それぞれの拠出区分の限度額は13.8万円になる。たとえば、12月~5月分として10万円拠出すると拠出区分の限度額より少ないことになるが、差額の3.8万円は繰り越して6月~11月分の拠出限度額13.8万円に上乗せできる。

2018年5月、従業員が100人以下で企業年金を実施していない企業の従業員を対象とした、「イデコプラス・中小事業主掛金納付制度」が新設された。この制度では、加入者が拠出を予定している掛け金と、企業が上乗せで拠出を予定している事業主掛金の拠出上限額の合計が2万3,000円になる。

以下の表にiDeCoの加入資格と拠出限度額をまとめた。
 
加入資格と拠出限度額
  自営業者
学生等
(第1号
被保険者)
専業主婦等
(第3号
被保険者)
サラリーマン等
(第2号被保険者)
公務員等
共済加入者
(第2号
被保険者)
拠出限度額 月額
6.8万円
年額
81.6万円

国民年金基金
または
国民年金付加保険料の合算
月額
2.3万円
年額
27.6万円
月額
2.3万円
年額
27.6万円
月額
2万円
年額
24万円
月額
1.2万円
年額
14.4万円
月額
1.2万円
年額
14.4万円
月額
1.2万円
企業型確定拠出年金 - - 月額
3.5万円
年額
42.0万円
月額
1.55万円
年額
18.6万円
-
確定給付型年金 - - 拠出限度額なし 拠出限度額なし 年金払い退職給付等
国民年金基金 iDeCoと併用可
厚生年金保険
国民年金
※iDeCo公式サイトを基に筆者作成

iDeCo(イデコ)とは?4つのメリットを解説

iDeCoは現在、20歳以上60歳未満のほとんどの人が加入できるようになり、令和元年6月時点の加入者は127.8万人と発表されている。iDeCoの最大の特徴は節税メリットだ。

iDeCo(イデコ)のメリット1……掛金が全額所得控除される

iDeCoは自分で決めた掛金の全額が所得から控除される。例えば毎月の掛金が1万円の場合は年額が12万円となり、年収800万円で、課税される所得が330万円超695万円以下の人であれば、所得税20%住民税10%の合計3万6,000円が軽減されるのだ。

所得控除の手続きは、国民年金基金から「小規模企業共済等掛金払込証明書」が発行されるので、国民年金の第1号・第3号被保険者の場合は確定申告を行う。国民年金の第2号被保険者で給与天引きであれば手続きは不要、口座振替なら年末調整で申告する。

iDeCo(イデコ)のメリット2……運用益が非課税

iDeCoの運用商品には定期預金、保険商品、投資信託がある。自分で許容できるリスクのレベルや目標とする利回りなどを決めたのちに商品を選んで掛金を運用する。通常は運用益に源泉分離課税20.315%が課税されるが、iDeCoであれば課税されることはない。運用益は再投資の資金に含まれる。

iDeCo(イデコ)のメリット3……受け取るときも控除の対象になる

iDeCoの受け取り方法は年金か一時金を選択できる。金融機関によっては年金と一時金を組み合わせて受け取ることができる。年金として受け取るのであれば「公的年金等控除」が適用されて税額が抑えられる。一時金で受け取る場合は「退職所得控除」の対象となり、20年間、積み立てると800万円までが非課税になる。

iDeCo(イデコ)のメリット4……持ち運びができる

iDeCoで積み立てた年金資産は、転職や離職したあとに移換の手続きを取って持ち運ぶことができ、掛け金の拠出が継続できる。厚生年金基金や確定給付企業年金等から資産を引き継ぐこともできるので、まとまった資産を60歳以降に受け取れる。

iDeCo(イデコ)の2つのデメリット

メリットばかりに思えるiDeCoだが、デメリットもある。

iDeCo(イデコ)のデメリット1……60歳まで引き出せない

iDeCoは原則として60歳になるまで積み立てた資産を引き出すことができない。この点は、これから教育費の負担が増える、住宅購入の予定があるなど、支出がかさむ時期には少し不安に思えるかもしれない。

また、60歳から受け取るためには10年以上の通算加入者等期間が必要になる。加入者期間等に応じた受給開始年齢は以下の通りだ。
  • 10年以上……60歳
  • 8年以上10年未満……61歳
  • 6年以上8年未満……62歳
  • 4年以上6年未満……63歳
  • 2年以上4年未満……64歳
  • 1年以上2年未満……65歳
通算加入者等期間とは、加入者期間と運用指図者期間を合算した期間のことを言う。毎月一定の掛け金を拠出している期間だけでなく、教育費や住宅ローンが重なり掛け金の拠出を止め、運用だけを行っている期間があったとしても、支給要件に合算してもらえる。

iDeCo(イデコ)のデメリット2……加入時と運用時に手数料がかかる

iDeCoの口座では証券口座や銀行口座と異なり手数料がかかる。iDeCoにかかる手数料には、加入時に国民年金基金連合会と金融機関に支払う初期手数料と、運用期間中に金融機関、国民年金基金連合会、事務委託先金融機関に毎月支払う手数料がある。

国民年金が未納などの理由でiDeCoの掛金を還付する時にも手数料は必要だ。手数料は金融機関ごとに違い、すべて掛け金の中から支払うことになるので、できるだけ安い金融機関を選びたい。

iDeCo(イデコ)を始めるなら遅くとも40代までがいい 積立額と節税額をシミュレーション

子育て中は何かとお金がかかるため、「iDeCoは50代になって子どもが社会人になってから」と考える人もいるだろう。しかしiDeCoの掛金は拠出限度額が定められているうえに、上述の通り60歳から受け取るためには10年以上の通算加入期間が必要になる。

掛金の拠出が難しい時期に差しかかった場合は掛金の減額や、停止して運用指図者になることもできるので、なんとか40代のうちに始めて節税メリットを享受したい。

確定給付年金に加入しているサラリーマンの場合について、40代と50代それぞれでiDeCoを始めた場合の積立額、運用利回り3%の場合の受取利息額、節税額を比較してみよう。年収は800万円で、拠出限度額は月1万2,000円とする。

45歳から始めると…
  • 積立額総額……1万2,000円×12ヵ月×(60歳-45歳)=216万円
  • 運用利回り3%の場合の受け取り利息……56万3,672円
  • 運用益の節税額…… 11万2,734円
  • 節税額……64万8,000円
  • 受け取り開始……60歳
55歳から始めると…
  • 積立額総額……1万2,000円×12ヵ月×(60歳-55歳)=72万円
  • 運用利回り3%の場合の受け取り利息……5万5,761円
  • 運用益の節税額……1万1,152円
  • 節税額……21万6,000円
  • 受け取り開始……63歳
※楽天証券の確定拠出年金(iDeCo)でシミュレーション

45歳からiDeCoを始めた場合、15年間で貯めることができるお金は、267万8,256円、節税効果は75万1,651円になる。

一方、55歳から始めた場合は5年間で76万4,496円、節税効果は22万4,899円にしかならないうえ、受け取り開始時期は63歳からとなる。潤沢な老後資金を別に用意しておかない限り、これでは心もとないだろう。

iDeCoを最大限に生かすなら、できれば上限額で取り組みたいところ。積み立てを新たに始めるためには、固定費の見直しや生活費の節約など家計の見直しが必要になる。毎月の他の貯蓄をiDeCoにまわすのではなく、家計の見直しを行うことで新たに捻出した資金を掛金に充てて将来に備えよう。

iDeCo(イデコ)にかかるコストは各金融機関を比較検討

iDeCoを始める時には、運営管理機関である金融機関を決める必要がある。iDeCoを扱う金融機関は、証券会社や銀行、保険会社など221社だ(2019年8月30日時点)。

どの金融機関でも共通でかかるコストは、加入時に国民年金基金連合会に支払う手数料2,829円、運用期間中に国民年金基金連合会へ支払う手数料105円、事務委託先金融機関へ支払う手数料66円だ。

一方で金融機関の中には、加入時に運営管理機関手数料が1,000円ほどかかったり、運用中に口座管理手数料がかかったりするところもある。手数料は金融機関によって異なるので、必ず確認しておこう。ここでは代表的なネット証券4社のコストを比較し、表にまとめてみた。
 
加入時・運用時の手数料表
  支払先 SBI証券 楽天証券 マネックス
証券
松井証券
加入時手数料 国民年金基金連合会 2,829円
運営管理機関 0円
合計額 2,829円
毎月の手数料 運営管理機関の
口座管理手数料
0円
国民年金基金連合会 105円
事務委託先金融機関 66円
合計額 171円/月
 
特定の場合の手数料表
  支払先 SBI証券 楽天証券 マネックス
証券
松井証券
初回手数料 国民年金基金連合会 他金融機関から変更、
プラン変更0円
運用指図者
2,829円
他金融機関から変更0円
運用指図者
2,829円
運営管理機関 0円
都度の手数料 運営管理機関の
口座管理手数料
他金融機関、企業型DCへ
変更4,400円
還付660円
他金融機関、企業型DCへ
変更4,400円
国民年金基金連合会 還付1,048円
事務委託先金融期機関 給付、還付440円
運用指図者は66円/月
※各社ホームページより筆者作成

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iDeCo(イデコ)を40代から始める場合のポートフォリオ

iDeCoでは自分の運用方針を決めて、金融機関が取り扱うラインナップの中から運用商品を選ぶことになる。40代でiDeCoを始める場合、どのような点に気を付けてポートフォリオを組むべきだろうか。

ポートフォリオとは、運用商品の組み合わせのことだ。ポートフォリオを組むとは、具体的にどの投資信託をどういった組み合わせで購入するか検討することを指す。

それに対しておおまかな資産配分のことをアセットアロケーションという。自分がいつまでにいくら必要なのかという運用目的と、運用期間の長さに合ったアセットアロケーションを考えて、適した運用商品を選ぶ。そうしてできあがった組み合わせがポートフォリオだ。アセットアロケーションを考えてポートフォリオを組むことで、リスクをコントロールしリターンを目標に近づける。

しかし、投資初心者にとっては自分でアセットアロケーションを考えたり、数多くの投資信託の中からどの商品を選べば自分の投資目標に有効なのかを判断したりすることは難しい。そんな人には「バランス型ファンド」が良いだろう。

「バランス型ファンド」とは、複数の資産を組み合わせて運用してくれる投資信託のことだ。その中に値下がりした資産があっても、他の資産が値下がりしなければ資産全体が大きく目減りする可能性は低くなる。

資産配分の再調整もお任せにできる。資産配分の構成比が変わった時は値上がりした資産を売り、値下がりした資産を買う「リバランス(再調整)」を行ってくれる。

信託報酬はインデックスファンドに比べて少し割高になるが、ファンドによっては安い手数料で運用できるものもある。信託報酬を複数のファンドで比較したうえで目論見書などをしっかり確認して、自分の運用目的に合っているものを購入しよう。

代表的なネット証券4社のiDeCo(イデコ)で買えるバランスファンドを紹介

iDeCoに加入する際は、iDeCoを取り扱っている金融機関で手続きをする。各金融機関は3本以上35本以下の商品を提示することになっているが、2018年5月1日時点で35本を上回っている場合は、5年間はその商品数が上限になる。代表的なネット証券で買えるバランスファンドを紹介しよう。(※データは2019年10月11日時点)

SBI証券のiDeCo(イデコ)では2つのプランより様々なバランスファンドを選べる

SBI証券の運用商品ラインナップは、低コスト、多様性、運用実績などを鑑みて選定されており、セレクトプランとオリジナルプランという2つのプランから選ぶことができる。リスクとリターンの水準はそれぞれ異なっているので、自分に合ったものを選ぼう。
 

商品名 運用会社 基準価格 純資産総額 信託報酬
(税込)/年
大和-iFree
8資産バランス
[オリジナル]
大和投信 1万2,200円 161.96億円 0.242%
投資割合(2019/8/30)
外国債券23.8%、外国株式・先物24.16%、
外国REIT・先物12.46%
国内REIT・先物12.68%、国内株式・先物12.38%、
国内債券12.27%
外国投資信託等0.42%、コール・ローン、その他2.71%
三井住友TAM-
SBI資産設計オープン
(資産成長型)
(愛称:スゴ6)
[オリジナル]
三井住友
トラストアセトマネジメント
1万5,631円 307.00億円 0.748%
投資割合(2019/8/30)
国内株式19.43%、国内債券18.14%、国内REIT 11.61%、
外国株式20.75%、外国債券18.43%、
外国REIT 10.47%、その他1.17%
日興-DCインデックスバランス
(株式20)
[オリジナル]
日興アセット
マネジメント
1万5,947円 55.74億円 0.187%
投資割合(2019/8/30)
国内株式15.19%、国内債券64.43%、
外国株式5.15%、外国債券9.96%、短期資産5.27%
日興-DCインデックスバランス
(株式40)
[オリジナル]
日興アセット
マネジメント
1万8,997円 72.84億円 0.198%
投資割合(2019/8/30)
国内株式30.25%、国内債券44.42%、
外国株式10.26%、外国債券9.92%、短期資産5.14%
日興-DCインデックスバランス
(株式60)
[オリジナル]
日興アセット
マネジメント
2万1,772円 93.99億円 0.209%
投資割合(2019/8/30)
国内株式45.17%、国内債券24.67%、
外国株式15.27%、外国債券9.87%、短期債券5.03%
日興-DCインデックスバランス
(株式80)
[オリジナル]
日興アセット
マネジメント
2万4,467円 71.88億円 0.22%
投資割合(2019/8/30)
国内株式59.73%、国内債券5.08%、
外国株式20.12%、外国債券10.06%、短期資産5.01%
SBI-セレブライフ・
ストーリー2055
[オリジナル]
[セレクト]
SBIアセット
マネジメント
1万6,518円 6.15億円 0.6843%程度
投資割合(2019/8/30)
国内株式8.4%、先進国株式10.1%、新興国株式23.5%、
国内債券5.9%、先進国債券9.8%、新興国債券13.6%、
ヘッジファンド2.9%、コモディティ17.2%、先進国REIT 4.8%
SBI-セレブライフ・
ストーリー2045
[オリジナル]
[セレクト]
SBIアセット
マネジメント
1万5,354円 11.87億円 0.7002%程度
投資割合(2019/8/30)
国内株式10.3%、先進国株式6.2%、新興国株式12.5%、
国内債券14.8%、先進国債券13.8%、新興国債券13.7%、
ヘッジファンド2.9%、コモディティ19.0%、先進国REIT 4.9%
SBI-セレブライフ・
ストーリー2035
[オリジナル]
[セレクト]
SBIアセット
マネジメント
1万4,646円 18.33億円 0.6995%程度
投資割合(2019/8/30)
国内株式8.3%、先進国株式4.7%、新興国株式6.4%、
国内債券31.1%、先進国債券11.7%、新興国債券9.7%、
ヘッジファンド2.8%、コモディティ18.7%、先進国REIT 3.8%
SBI-セレブライフ・
ストーリー2025
[オリジナル]
[セレクト]
日興アセット
マネジメント
1万3,775円 12.84億円 0.6977%程度
投資割合(2019/8/30)
国内株式6.5%、先進国株式3.3%、新興国株式1.4%、
国内債券47.6%、先進国債券10.7%、新興国債券3.9%、
ヘッジファンド2.8%、コモディティ19.8%、先進国REIT 1.9%
野村-野村DC運用戦略ファンド
(愛称:ネクスト10)
[オリジナル]
野村アセット
マネジメント
1万1,410円 257.84億円 0.88%
投資割合(2019/8/30)
国内株式7.34%、国内債券27.84%、先進国株式1.53%、
先進国債券21.54%、新興国株式0.00%、
新興国債券(米ドル建て)6.99%、
新興国債券(現地通貨建て)3.94%、
国内REIT 13.40%、先進国REIT 4.57%、現金・その他12.84%
SBI-SBIグローバル・
バランス・ファンド
[セレクト]
SBIアセット
マネジメント
1万34円 3.63億円 0.2869%程度
投資割合(2019/8/30)
日本株式2.6%、先進国株式(除く米国)9.4%、
米国株式21.8%、新興国株式4.7%、
先進国債券(除く米国)20.2%、
米国債券30.1%、新興国債券10.0%
セゾン-セゾン・バンガード・
グローバルバランスファンド
[セレクト]
セゾン投信 1万4,636円 1,846.20億円 0.61%程度
投資割合
原則株式50%、債券50%
米国バンガード社が運用する有価証券に投資する。
大和-iFree 年金バランス
[セレクト]
大和投信 9,956円 2.42億円 0.1749%
投資割合(2019/8/30)
国内株式24.83%、先進国株式24.86%、
国内債券34.50%、先進国債券14.82%、その他1.00%
三菱UFJ国際-eMAXIS
Slim バランス
(8資産均等型)
[セレクト]
三菱UFJ国際投信 1万1,092円 342.37億円 0.154%以内
投資割合(2019/8/30)
国内株式12.56%、国内債券11.40%、
外国株式12.63%、外国債券12.29%、
新興国株式12.56%、新興国債券12.25%、
国内REIT 12.41%、外国REIT 12.39%、短期金融商品1.50%

※オリジナル除外予定ファンドは除く
※2019年10月11日時点
※SBI証券のホームページを基に筆者作成

楽天証券のiDeCo(イデコ)で買えるバランスファンドは運用実績の優れた投資信託が中心

楽天証券の運用商品は、低コストで運用実績の優れた投資信託を中心に選定されており、年金資産は楽天証券のウェブページで管理できる。投資対象によっては為替ヘッジを行うものもあり、為替リスクが軽減されている。
 

商品名 運用会社 基準価格 純資産総額 信託報酬
(税込)/年
三井住友・
DC世界バランスファンド
(動的配分型)
三井住友アセット
マネジメント
1万185円 14.61億円 1.292%程度
投資割合(2019/8/30)
国内株式2.4%、先進国株式(除く日本)6.7%、
新興国株式0.5%、
米国REIT 6.1%、米国以外REIT 3.2%、
米国債券23.1%、
米国以外債券19.3%、新興国債券37.6%、現金等1.0%
三菱UFJ
DCバランス・イノベーション
(KAKUSIN)
三菱UFJ国際カクシン楽天DC 1万1,392円 76.16億円 0.66%
投資割合(2019/3/25)
国内株式1.9%、先進国株式4.9%、
国内債券51.0%、先進国債券25.2%
投資のソムリエ
〈DC年金〉
アセット
マネジメントOne
1万2,208円 156.47億円 1.21%
投資割合(2019/7/11)
国内債券5.9%、為替ヘッジ先進国債券7.4%、
新興国債券14.7%、国内株式4.4%、先進国株式3.0%、
新興国株式9.3%、国内REIT 3.5%、先進国REIT 8.7%
セゾン・バンガード
・グローバルバランスファンド
セゾン投信 1万4,636円 1,846.20億円 0.63%
投資割合
株式と債券の比率は原則50:50。
バンガードグループのファンドに投資する。
楽天・インデックス
・バランス(DC年金)
楽天投信投資顧問 1万584円 21.93億円 0.207%程度
投資割合
全世界株式15%、投資適格債券(為替ヘッジあり)85%

※楽天証券のホームページを基に筆者作成

マネックス証券のiDeCo(イデコ)は長期運用に向いたバランスファンドが揃う

マネックス証券のバランスファンドには、国内外の株式や債券、それを組み合わせたものなど長期運用に向くファンドが揃っている。ウェブページで年金資産のチェック、運用商品ごとの配分比率の変更・入れ替えができる。
 

商品名 運用会社 基準価格 純資産総額 信託報酬
(税込)/年
ラッセル・インベストメント・
グローバル・バランス
安定成長型
ラッセル・
インベストメント
1万5,544円 12.24億円 1.254%
投資割合(2019/8/30)
日本株式25.5%、日本債券4.8%、
外国株式25.1%、外国債券(為替ヘッジあり)44.6%、
現金等0.0%
eMAXIS Slimバランス
(8資産均等型)
三菱UFJ国際投信 1万1,092円 342.37億円 0.154%
投資割合(2019/8/30)
国内株式12.56%、国内債券11.40%、
外国株式12.63%、外国債券12.29%、
新興国株式12.56%、新興国債券12.25%、
国内REIT 12.41%、外国REIT 12.39%、短期金融商品1.50%
マネックス資産設計ファンド
〈育成型〉
アセット
マネジメントOne
1万2,898円 115.85億円 0.55%
投資割合(2019/8/30)
国内株式23.4%、外国株式24.6%、日本債券28.2%、
外国債券10.0%、国内REIT 6.6%、
外国REIT 6.0%、現金等1.1%

※マネックス証券のホームページを基に筆者作成
※投資割合は2019年10月11日時点

松井証券のiDeCo(イデコ)で買えるバランスファンドは厳選された1種類のみ

eMAXIS Slimバランスの運用コストは、業界最低水準だ。マザーファンドを通して、日本を含む世界各国の株式、公社債、不動産投資信託証券など、8つの資産に均等な割合で投資を行っている。
 

商品名 運用会社 基準価格 純資産総額 信託報酬
(税込)/年
eMAXIS Slimバランス
(8資産均等型)
三菱UFJ国際投信
株式会社
1万1,092円 342.37億円 0.154%
投資割合(2019/8/30)
国内株式12.56%、国内債券11.40%、
外国株式12.63%、外国債券12.29%、
新興国株式12.56%、新興国債券12.25%、
国内REIT 12.41%、外国REIT 12.39%、
短期金融商品1.50%

※基準価格と純資産総額は2019年10月11日時点
※松井証券のホームページを基に筆者作成

家計を見直して今すぐiDeCo(イデコ)を始めよう

40代は住宅購入資金や教育費が重くのしかかってくる世代でもあるので、iDeCoへ加入する前にまず自分の生活設計に合っているかを十分検討しよう。教育費などが増加したことで毎月の生活費が増えて拠出が困難になった場合は、掛金額の変更・停止・再開もできる。その後、生活にゆとりが生まれたら、再び掛金を増やすことも可能だ。iDeCoの掛金が決まったら、すぐ申し込み手続きに取り掛かろう。何もしないまま20年後を迎えても、時すでに遅しだ。

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文・藤原洋子(ファイナンシャル・プランナー)

 

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