アイランドリバーサルとは何か?
アイランドリバーサルとは、ローソク足などのテクニカルチャート上に、離れ小島のような形ができた状態をいう。
株価が窓(ギャップ)を空けて上昇(下落)した後、窓を空けて下落(上昇)することで、1つまたは複数のローソク足が分離され、アイランドリバーサルが形成される。
アイランドリバーサルはどんな時に役に立つ?
アイランドリバーサルは相場反転のサインとされ、上昇時にアイランドリバーサルが生じた場合は天井となり、下落時に生じた場合は底を打つことが多い。
以下のようなケースでは、相場反転の信頼度がより高まる。
・窓(ギャップ)が大きい
・離れ小島の中に十字線や小さいローソク足が含まれる
・離れ小島の中に複数のローソク足が含まれる
離れ小島の中の十字線や小さいローソク足、複数のローソク足は売り買いが拮抗していることを示す。売買が拮抗した後、逆方向に窓を空けたということは、それまでとは反対方向の勢力が勝ったことを示しているため、相場が反転した可能性が高いと考えられる。
窓空けを確認した後は値動きに注視し、売買が拮抗していれば相場の反転に備えてポジションを減らすなどの対策を講じたい。逆方向の窓空け(アイランドリバーサルの完成)は、ポジションの手仕舞いや転換した方向にエントリーするタイミングの目安となる。
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