安値とは何か?
安値とは、一定期間で最も安い値段のことだ。例えば期間が1年なら、その年で最も安い値段を指す。安値の対義語は高値であり、一定期間で最も高い値段のことだ。
安値は相場の転換点になることもある。例えば安値を付けた後に下落トレンドに入ったり、安値が底となって上昇に転じたりする。
安値・高値・始値・終値は「四本値」と呼ばれる。「ローソク足」のチャートを見ると、四本値を把握しやすい。
安値に関連する用語
年初から現在までの安値を「年初来安値」といい、「数多くの米国株が年初来安値を更新し、相場が本格的に下落トレンドに入った」といったように使われる。
昨年以降の安値を「昨年来安値」と呼ぶ。一般的に、4月から12月までに発表されるのは年初来高値、1月から3月までに発表されるのが昨年来高値である。
「安値圏」とは、一定期間で底に近い価格帯のことだ。逆に、天井に近い価格帯を「高値圏」と呼ぶ。
相場は安値圏では弱く見え、高値圏では強く見える。しかし、その後どう動くかはわからないので、価格帯だけを見るのではなく慎重に判断しなければならない。
【関連記事】
・ネット証券をランキングで比較!
・スマホでネット証券の株取引を始める時に注意しておきたい3つのこと
・株式投資に必要な資金はいくら?10万円以下で購入できる東証一部銘柄も紹介
・株式投資の初心者がやってはいけない4つのこと 銘柄の選び方や投資方法は?
・株の始め方5ステップ 証券会社選び、いくら投資すべきか、銘柄選び、NG行動など初心者が知っておきたいこと
・ANAとJALの株主優待を徹底比較!お得なのはどっち?