株価指標とは何か?

株価指標とは企業の株価を評価したり、比較したりするために用いられる指標(尺度)の総称であり、投資判断の目安として利用される。

個別銘柄を評価・比較する株価指標には、株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)、配当利回りなどがある。

市場全体の動きを把握するための株価指標には、個別銘柄の値動きや総額、平均などを数値化(指数化)した日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、NYダウ(ダウ工業株30種平均)、S&P500などがある。これらの指標は「株価指数」とも呼ばれる。

株価指標は、証券会社のホームページや投資情報サイトなどで、リアルタイムで確認できる。

株価指標はどんな時に役に立つ?

株価指標を使えば、規模(売上・利益・時価総額など)や株価水準が異なる銘柄の株価を、同じ尺度で比較できる。相対的に株価が割安なのか割高なのか判断する目安となり、投資する銘柄の選定や売買するタイミングの決定に役立つ。

証券会社などが提供するスクリーニングツールを使えば、株価指標を基準とした銘柄の絞り込みも簡単に行える。

株価指標はあくまで相対的な指標であり、同一銘柄の過去の値との比較や、同業種の銘柄の比較に用いるのが基本だ。一時的な要因が数値に影響することもあるため、最終的な判断は数値だけではなく、そのような要因の影響も考慮して行う必要がある。複数の指標を用いて総合的に判断することも大切だ。

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