目次

  1. 1.ベトナム株の4つの特徴 日本株との違いは?
  2. 2.ベトナムの代表的な企業の配当利回りは?特徴を紹介
  3. 3.ベトナム株の配当利回りランキングTOP10!利回り10%超の銘柄も
  4. 4.ベトナム株の2つのメリット
  5. 5,ベトナム株投資のデメリットや注意点
  6. 6,ベトナムの経済動向を確認する方法は?
  7. ベトナム株の利回りについてよくある4つのQ&A
  8. 実際に株式投資を始めてみる

1.ベトナム株の4つの特徴 日本株との違いは?

(画像=MONEY TIMES編集部制作)
ベトナム株の特徴
  • ベトナムには3つの株式市場がある
  • GDP成長率が先進国より高いため株式市場に期待できる
  • ベトナム株と日本株では業種ごとの配当利回りに異なる傾向がある
  • ベトナム株はフロンティア株

ベトナム株の特徴1,ベトナムには3つの株式市場がある

ベトナムの主な株式市場は、次の3つだ。

  • ホーチミン証券取引所(HOSE)
  • ハノイ証券取引所(HNX)
  • UPCoM店頭市場
ホーチミン証券取引所(HOSE)
ホーチミン証券取引所(HOSE)はベトナム最大の証券取引所であり、大企業の多くが上場している。ベトナムの主な株式指数であるベトナムVN指数はホーチミン証券取引所上場の全銘柄が対象だ。
ハノイ証券取引所(HNX)
ハノイ証券取引所(HNX)はベトナム第二の証券取引所であり、2005年にスタートした。ハノイ証券取引所は中小型株が多いのが特徴だ。ハノイ証券取引所の株価指数はベトナムハノイ指数である。
UPCoM店頭市場
UPCoM店頭市場は2009年に発足した。ハノイ証券取引所に上場する前の段階の企業の登録が多い。UPCoMの銘柄数はホーチミン証券取引所とハノイ証券取引所の合計銘柄数を超え、2021年7月27日時点では920以上に達している。

ベトナム株の売買単位は、2021年よりホーチミン証券取引所とハノイ証券取引所ともに100株単位となりました。

ベトナム株の特徴2,GDP成長率が先進国より高いため株式市場に期待できる

ベトナムの実質GDP(国内総生産)成長率は、IMF(国際通貨基金)のReal GDP growthでは2015年から2019年まで6%以上を維持しています。米国(2019年実質GDP成長率2.3%)や日本(同0%)などの先進国に比べて高い成長率です。

(※IMFの公式サイトを元に筆者作成)

国連の統計調査によると、ベトナムは2050年代半ばまで人口増加が予想されており、人口増加が経済成長を後押しすると考えられている。
出典:国連『World Population Prospects 2019』

ベトナムは教育水準が高く優秀な労働者が多いため、日系企業をはじめとする多くの外資系企業が進出しています。

出典:JETRO『ベトナム』

ベトナムの経済成長が進めば、株式市場への期待は高まる。

ベトナム株の特徴3,ベトナム株と日本株では業種ごとの配当利回りに異なる傾向がある

一般的に成長企業の株式の配当利回りは低く、成熟企業(メイン事業が成熟期に該当する企業)の株式の配当利回りは高い傾向である。

理由は、成長企業は自社の利益を成長のための投資に利用する傾向があるからだ。

この傾向はベトナム株も日本株も同じだ。

配当利回りが高いベトナム株は、成熟した業種の建設業、化学やゴム製品などの製造業などの企業が多い。

ただし、ベトナム株と日本株では業種ごとの配当利回りの傾向に異なる点があります。ベトナムは大きく経済成長しているため、日本では成熟企業が多い業種にベトナムでは成長企業が多いことがあります。
たとえば、日本の銀行の多くは成熟企業に分類でき、配当利回りが高い傾向だ。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>の2022年3月期の予想配当利回りは約4.41%(2021年12月8日の終値ベース)である。

ベトナムの主要な民間銀行は経済成長のために成長しているところが多く、配当利回りが低い銀行が多くあります。ベトナムの主要民間銀行の予想配当利回りは0%のところが多いです。

ベトナム株の配当利回りを考える際には、日本の業種ごとの配当利回りの傾向とは異なる認識で銘柄選択を行いたい。

ベトナム株の特徴4,ベトナム株はフロンティア株

フロンティア株とは?
一般的な投資での国の分類には先進国と新興国があり、それ以外の国をフロンティア諸国に含めている。フロンティア株とは、フロンティア諸国に投資する株式のことである。
ベトナム株の分類は先進国株や新興国株ではなく、フロンティア株です。ベトナムは近年の経済発展により投資先としての存在感が高まりつつあります。

フロンティア株への投資は、国の政治、経済、規制などにより、個別企業の株価変動が新興国投資に比べて大きくなり、リスクが高い傾向です。一方、もし上手く投資すれば、大きな利益を得る可能性があります。

2.ベトナムの代表的な企業の配当利回りは?特徴を紹介

(画像= Hanoi Photography /stock.adobe.com)

ベトナムの代表的な企業ランキングにVNR500がある。

VNR500
VNR500とはベトナムレポート社がベトナムの国営・民間企業を売上高、利益、成長性などの5つの項目で評価し、TOP500を算出したもの。

ここからはVNR500のベトナム民間企業トップ20から上場企業で、SBI証券で取り扱いのある10社をピックアップして特徴を紹介しよう。

ベトナムの代表的な企業10社の配当利回り

社名 証券
コード
予想
配当
利回り
株価ドン、VND
(円換算)
取扱市場 業種
ビングループ VIC 0.00% 107,200
(536円)
ホーチミン 複合事業
ホアファット グループ HPG 1.30% 48,600
(243円)
ホーチミン 鉄鋼
マサングループ MSN 0.00% 152,000
(760円)
ホーチミン 食品加工
ビナミルク
(ベトナム乳業)
VNM 4.49% 84,700
(423.5円)
ホーチミン 食品加工
ベトナムテクノロジカル
コマーシャルバンク
TCB 0.00% 51,700
(258.5円)
ホーチミン 銀行
サコムバンク STB 0.00% 29,300
(146.5円)
ホーチミン 銀行
アジアコマーシャル銀行 ACB 0.00% 33,200
(166円)
ホーチミン 銀行
サイゴン ハノイ商業銀行 SHB 未定 23,550
(117.75円)
ホーチミン 銀行
FPT FPT 1.69% 97,200
(486円)
ホーチミン 複合事業
ホアセン グルーブ HSG 0.00% 39,400
(197円)
ホーチミン 鉄鋼
※1ベトナムドン(VND)=0.005円で換算(2021年12月2日時点)
※株価は2021年12月2日の終値
ベトナムレポート社SBI証券のホームページを元に筆者作成

上記のベトナムを代表する企業の予想配当利回りは、必ずしも高くない傾向にある。

これらのベトナムの代表的な企業10社を紹介しよう。

ビングループ<VIC>……ベトナムでさまざまな事業を展開する主要企業

ビングループ
ビングループ(Vingroup JSC[Joint Stock Company])は商業用・オフィス用・住宅用の不動産の投資や開発・運営、病院運営の医療サービス、教育機関運営の教育サービス、VINFAST自動車やVINSMART携帯電話などの事業を行う。

最近では、VINFASTのグローバルEV(電気自動車)モデルを2021年11月のロサンゼルスモーターショーで発表するなど、VINFASTのニュースが目立つ。
出典:Vingroup『NEWS & EVENTS』

ビングループの売上高は、2020年度(12月期)はマイナス15%ほどでしたが、2021年度の予想は7%程度の回復が見込まれます。当期純利益は2020年度に続き2021年度まで減少が予想されますが、2022年度には回復する見込みです。
(※1,000,000億VNDは約5,000億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月2日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成

ビングループは自動車事業VINFASTへの投資を重視しており、これからの業績にはVINFAST事業の成否が大きく影響しそうです。

ビングループ株<VIC>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

ホアファット グループ<HPG>……製鋼資材の製造を主な事業とするグループ企業

ホアファット グループ
ホアファット グループ(Hoa Phat Group JSC)は製鋼資材・製鋼機械の製造、家電や建設機器などの製造、農業事業、不動産事業などを行う。1992年の設立から、11の傘下企業を収めるグループ企業へと成長している。

ホアファット グループは2021年10月に、家電事業へ大規模な投資を進めていることを発表しました。製造業の工場が中国からベトナムへ移る流れに乗じる戦略のようです。

出典:HOA PHAT『NEWS』

ホアファット グループの売上高は、2019年度(12月期)には前年度比約14%増、2020年度には前年度比約42%増と伸びています。利益も売上高の伸びと共に増加しています。
(※1,000,000億VNDは約5,000億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月2日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成

ホアファット グループの株価はコロナショック前の3倍程度(2021年12月2日時点)まで上昇し、好調な値動きを見せている。

ホアファット グループ株<HPG>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

マサングループ<MSN>……食品や畜産を軸に銀行事業なども手がけるグループ企業

マサングループ
マサングループ(Ma San Group Corporation)は、魚醤やチリソースなどの調味料や即席麺の加工を行う食品事業、畜産・飼育事業、鉱産品事業、銀行事業など、複数の事業を持つグループ企業。

近年は、マサングループ子会社のマサン・ミートライフの食肉事業が急成長している。

冷蔵肉ビジネスのため、オランダの飼料企業デハウス(De Heus)傘下デハウス・ベトナムとの戦略的パートナーシップを進めている。
出典:MASAN GROUP『Masan News』

マサングループの売上高は、2020年度(12月期)に約2倍の大幅な伸びを見せました。利益は、2020年度は大きく減少したものの、2021年度は回復する予想です。
(※500,000億VNDは約2,500億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月2日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成

マサングループの2021年度および2022年度の売上高はさらに伸びる予定であり、今後の成長にも期待したい銘柄です。

マサングループ株<MSN>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

ビナミルク(ベトナム乳業)<VNM>……他国にも事業展開する乳製品の有力企業

ビナミルク(ベトナム乳業)
ビナミルク(ベトナム・デアリ・プロダクツ[Vietnam Dairy Products JSC])は乳製品や菓子、飲料の生産・販売、農家への技術支援、物流サービスなどを提供する企業だ。中国などの他国に乳製品を輸出している。

ビナミルクは2021年には第3四半期(7月~9月)の段階で新製品は15を超え、着実に売り上げを拡大しているようだ。

ビナミルクは売上高と利益ともに、新型コロナウイルスの影響をあまり受けていない様子です。2018年度(12月期)から2年連続で売上高、経常利益、当期純利益が増加しています。
(※500,000億VNDは約2,500億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月2日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成

ビナミルクの売上高当期純利益率は20%近い優れた業績であり、予想配当利回りは4%超と高めです。

ビナミルク(ベトナム乳業)株<VNM>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

ベトナムテクノロジカルコマーシャルバンク<TCB>……売上高当期純利益率が約40%と好調を維持

ベトナムテクノロジカルコマーシャルバンク
ベトナムテクノロジカルアンドコマーシャルバンク(テクコムバンク、Vietnam Technological and Commercial Joint Stock Bank)は、個人向けおよび企業向け銀行と、投資銀行などのサービスを提供している。

ベトナムテクノロジカルコマーシャルバンクはインターネットバンキングを積極的に推進しており、個人などを対象にするインターネットバンキング顧客数は2020年第三四半期からの1年で35.5%も増加している。
出典:TECHCOMBANK『Financial Information』

ベトナムテクノロジカルコマーシャルバンクの売上高は着実に増加しており、2019年度(12月期)には前年度比17%近く、2020年度には同16%ほど伸びています。利益も売上高の増加と共に伸びています。
(※200,000億VNDは約1,000億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月2日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成

ベトナムテクノロジカルコマーシャルバンクの売上高当期純利益率は2018年度から2020年度まで40%程度と高い数字を維持しており、業績好調といえます。

ベトナムテクノロジカルコマーシャルバンク株<TCB>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

サコムバンク<STB>……キャッシュレス決済を推進するベトナムの主要な民間銀行

サコムバンク
サコムバンク(Sai Gon Thuong Tin Commercial Joint Stock Bank)は、個人および企業向けの銀行である。個人向けには、預金、カード、ローン、送金サービスを提供している。

ベトナム政府はキャッシュレス決済を推進しており、サコムバンクはサコムバンクPayアプリを提供している。

アプリからクレジットカードを簡単に申し込みできるなど、利便性を高めている。

サコムバンクの売上高は2019年度(12月決算)と2020年度ともに前年度比10%を超える伸びを見せています。利益も売上高の上昇に伴い増加しています。
(※300,000億VNDは約1,500億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月2日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成
サコムバンクは公式サイト上の英語版IR資料が少ないため、決算内容などを調べにくいのが難点です。
サコムバンク株<STB>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

アジアコマーシャル銀行<ACB>……2021年の信頼性の高い民間商業銀行2位にランクイン

アジアコマーシャル銀行
アジアコマーシャル銀行(Asia Commercial Joint Stock Bank)は、ベトナム国内に350の支店と出張所のネットワークをもつ銀行であり、1万人近い従業員をかかえている。

アジアコマーシャル銀行はベトナムレポート社による2021年の信頼性の高い民間商業銀行で2位を獲得している。

アジアコマーシャル銀行の売上高は、2019年度(12月期)と2020年度ともに前年度比10%を超えて増加しています。利益も伸びており、売上高当期純利益率は2018年度から3年連続で20%を超えています。
(※300,000億VNDは約1,500億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月2日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成
アジアコマーシャル銀行もサクソバンクと同様に英語版IR資料が少なく、事業の詳細を調べにくいデメリットがあります。
アジアコマーシャル銀行株<ACB>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

サイゴンハノイ商業銀行<SHB>……デジタルバンキングを進める民間銀行

サイゴンハノイ商業銀行
サイゴンハノイ商業銀行(Saigon - Hanoi Commercial Joint Stock Bank)は個人と企業に金融サービスを提供する、従業員約8,500人の民間銀行である。

サイゴンハノイ商業銀行はベトナムのリテール民間銀行トップ3を目指している。

2021年1月にはオンラインのアカウント開設にて、eKYCを利用したオンライン本人確認を導入するなどデジタルバンキングを推進している。
出典:SHB『“Selfie” to have the chosen account immediately with SHB』

サイゴンハノイ商業銀行の売上高は、2019年度(12月期)には前年度比約22%増、2020年度には同約13%増と成長しています。利益も2019年度と2020年度ともに増加しています。
(※300,000億VNDは約1,500億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月2日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成

公式サイトは英語の情報も充実しており、ベトナムの銀行のなかでは企業情報を調べやすいのがメリットです。

サイゴンハノイ商業銀行株<SHB>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

FPT<FPT>……ベトナム最大のIT企業であり通信や教育事業も展開

FPT
エフ・ピー・ティー(FPT Corp)はテクノロジー、テレコミュニケーション(通信)、エデュケーション(教育)の3つの事業を主とする企業だ。テクノロジー分野では、さまざまな事業向けのソフトウェアを提供している。

2021年11月には、航空業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるため、航空大手のエアバスとパートナーシップを拡大する契約を締結した。
出典:FPR『FPT and Airbus Extends Partnership to Accelerate DX in Aviation』

FTPの売上高は2019年度(12月期)には前年度比20%近く、2020年度には同8%弱伸びています。利益も同様に増加しています。
(※300,000億VNDは約1,500億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月2日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成

FPTはグローバル企業であり英語で公式サイトを見やすく、企業情報を調べやすいです。

FPT株<FPT>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

ホアセン グルーブ<HSG>……世界87の国や地域で製品が利用される鉄鋼製品メーカー

ホアセン グルーブ
ホアセン グルーブ(Hoa Sen Group)は鉄鋼のシートやパイプ、プラスチックパイプなどを製造・販売する企業だ。2001年に設立され、現在では世界87の国と地域で製品が利用されるほど成長している。

近年は、建築資材などのチェーン店「ホアセンホーム」をベトナム国内に展開中である。

ホアセン グルーブの売上高は2019年度(9月期)には前年度比マイナス19%程度と大きく減少し、2020年度も若干の減少が続いています。

しかし、2021年度の売上高予想では大きく回復する見込みだ。

(※300,000億VNDは約1,500億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月2日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成

ホアセン グルーブは決算資料の発表までの期間が長いようです。2020年9月期の決算資料は2020年12月後半に公式サイトに掲載されており、2021年9月期の決算資料は2021年12月5日時点で未掲載です。

ホアセン グルーブ株<HSG>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

3.ベトナム株の配当利回りランキングTOP10!利回り10%超の銘柄も

(画像=Engdao/stock.adobe.com)

抽出条件は次の2つだ。

• 出来高50万株以上(2021年12月6日の取引)
• SBI証券の取扱銘柄

ベトナム株の配当利回りTOP10

順位 社名 証券
コード
予想
配当
利回り
株価
ドン,VND
(円換算)
取扱市場
単位
業種
1位 ダナン ゴム DRC 17.54% 33,200
(166円)
ホーチミン タイヤ&ゴム製品
2位 インフラ技術開発
(ベカメックスIJC)
IJC 5.76% 29,400
(147円)
ホーチミン 不動産
3位 アンファットビオ
プラスチクス
AAA 5.37% 16,250
(81.25円)
ホーチミン プラスチック製品
4位 フオックホア ゴム PHR 5.12% 64,000
(320円)
ホーチミン タイヤ&ゴム製品
5位 ペトロベトナム運輸 PVT 4.87% 22,000
(110円)
ホーチミン 石油&ガス輸送
サービス
6位 ビナミルク
(ベトナム乳業)
VNM 4.58% 85,300
(426.5円)
ホーチミン 食品加工
7位 第1ハーティエン
セメント
HT1 4.18% 25,500
(127.5円)
ホーチミン 建設資材
8位 ペトロベトナム
技術サービス
PVS 4.00% 24,400
(122円)
ハノイ 石油関連
サービス&装置
9位 ペトロベトナム
化学肥料
DPM 3.76% 45,250
(226.25円)
ホーチミン 農業用化学品
10位 ペトロベトナム
ガスル
GAS 3.23% 92,000
(460円)
ホーチミン ガス製品
※1ベトナムドン(VND)=0.005円で換算(2021年12月6日時点)
※株価は2021年12月6日の終値
SBI証券のホームページを元に筆者作成

第1位, ダナン ゴム<DRC>……バスやトラックのタイヤに強いメーカー

ダナン ゴム
ダナン ゴム(Danang Rubber JSC)は、自動車・オートバイ・自転車のゴムタイヤやチューブなどのメーカーだ。特にバスやトラックなどの大型のタイヤに強い。

近年は、ベトナムの新興自動車ブランドVINFASTなどと協力してビジネスを進めている。
出典:DRC『DRC TBR TIRE BENEFITS FROM TIRE MARKET AND STRONG GROWTH IN 2022 ?』

ダナン ゴムの売上高は、2019年度(12月期)は前年度比プラス9%弱、2020年度は同マイナス5%程度です。利益は、2019年度、2020年度ともにプラス成長しています。
(※40,000億VNDは約200億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月6日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成

アジアには競合のタイヤブランドが多いので、それらのブランドに対して、ダナン ゴムがどのように強みを出すのかに注目です。

ダナン ゴム株<DRC>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

第2位, インフラ技術開発(ベカメックスIJC)<IJC>……順調な成長を見せる建設・不動産企業

インフラ技術開発(ベカメックスIJC)
ベカメックスIJC(Becamex Infrastructure Development JSC)は、道路の建設事業や住宅、オフィス、商業ビルなどの不動産事業を行っている。

最近では、ホーチミン市の北に位置するビンズン省と主要経済地域とを結ぶ道路プロジェクトに協力している。

ベカメックスIJCの売上高は、2019年度(12月期)、2020年度と約30%成長しています。利益も増加しており、売上高当期純利益率は20%近くあり、業績は好調です。
(※20,000億VNDは約100億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月6日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成
ベガメックスIJCの公式サイトは英語表示に対応していないようで、企業情報取得の難易度が高いといえます。
インフラ技術開発(ベカメックス)株<IJC>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

第3位, アンファットビオプラスチクス<AAA>……包装バッグやフィルムなどを製造

アンファットビオプラスチクス
アンファットビオプラスチクス(An Phat Bioplastics JSC)は、衣類や食品の包装バッグ、ナイロンフィルムなどを製造している。アンファット・ホールディングスの主要企業であり、50を超える国に顧客を抱えている。

2022年には生分解性のあるバイオプラスチックの工場を完成させる予定だ。
出典:An Phat Bioplastics 『An Phat Holdings – 19 years of celebration (September 27th 2002 – September 27th 2021): A journey towards a sustainable future』

アンファットビオプラスチクスの売上高は、2019年度(12月期)には前年度比15%超成長したものの、2020年度は同マイナス20%程度の減少になりました。

2021年度以降の売上高は回復する見込みだ。

(※80,000億VNDは約400億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月6日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成

アンファットビオプラスチクスの公式サイトは、IR資料(英語版)が分かりやすく配置されており、企業情報を入手しやすい。

アンファットビオプラスチクス株<AAA>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

第4位, フオックホア ゴム<PHR>……ゴム栽培からゴム製品の製造・販売まで行う

フオックホア ゴム
フォックホア ゴム(Phuoc Hoa Rubber JSC)はゴム栽培とゴム製品の製造・販売を行う企業だ。道路・橋などの建設事業や住宅・工業団地などの不動産事業も行っている。
フオックホア ゴムの売上高は安定して推移しています。利益の変動は大きく、2019年度(12月期)の売上高当期純利益率は27%程度、2020年度は同66%程度まで増加しています。2021年度の売上高当期純利益率は2019年度程度まで戻る見込みです。
(※10,000億VNDは約50億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月6日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成
フォックホア ゴムの公式サイトはトップページを英語で表示できるものの、それ以外の英語コンテンツが不足しており、企業情報を確認しにくいのが残念です。
フオックホア ゴム株<PHR>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

第5位, ペトロベトナム運輸<PVT>……ベトナム最大の石油・ガス海上輸送企業

ペトロベトナム運輸
ペトロベトナム運輸(Petrovietnam Transportation Corporation)は、石油・ガスの海上輸送を担うベトナム最大の企業である。原油輸送、石油製品輸送、液化天然ガス輸送などの船舶を30ほど保有している。
ペトロベトナム運輸の売上高は安定しており、2019年度(12月期)は対前年度比約3%の増加、2020年度は同約5%の減少でした。利益も最近は安定しており、売上高当期純利益率は10%弱で推移しています。
(※80,000億VNDは約400億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月6日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成
ペトロベトナム運輸の公式サイトは英語化可能で見やすいものの、近年のIR資料は英語版が公開されていないようです。
ペトロベトナム運輸株<PVT>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

第6位, ビナミルク(ベトナム乳業)<VNM>……高い配当を維持するベトナムの代表的な企業

ビナミルク(ベトナム乳業)
ビナミルク(ベトナム・デアリ・プロダクツ、Vietnam Dairy Products JSC)は乳製品や菓子などを製造・販売する企業。

今回の「ベトナムの代表的な企業10社」と「ベトナム株の配当利回りTOP10」の両方に入った唯一の企業である。

2021年第3四半期(7月~9月)には、四半期の売上高として初めて16兆ベトナムドン(約800億円、1ベトナムドン=0.005円時)を超えている。

ビナミルクは、売上高と利益ともに順調に成長しています。2018年度(12月期)から3年連続で売上高当期純利益率は20%弱を維持し、財務状況が安定しています。
(※500,000億VNDは約2,500億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月6日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成

ビナミルクはベトナムの代表的な企業だけあり、公式サイトは英語と中国語にも対応しています。IR資料も英語版が揃っているため、情報収集しやすいといえます。

ビナミルク(ベトナム乳業)株<VNM>が買える証券会社
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第7位, 第1ハーティエンセメント<HT1>……セメントなどの建設資材メーカー

第1ハーティエンセメント
第1ハーティエンセメント(Ha Tien 1 Cement JSC)は、セメント、コンクリートなどの建設資材メーカーだ。建設資材以外に不動産取引も行う。

ベトナムの経済成長により、セメントは工場の建設などで需要が高まる可能性がある。

第1ハーティエンセメントの売上高は、2020年度(12月期)には新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、前年度比マイナス10%弱でした。2020年度の経常利益と当期純利益ともに前年度比マイナス17%程度です。
(※80,000億VNDは約400億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月6日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成
第1ハーティエンセメントはベトナム国内で事業を行っているためか、公式サイトは英語表示には未対応のようです。
第1ハーティエンセメント株<HT1>が買える証券会社
-SBI証券
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第8位, ペトロベトナム技術サービス<PVS>……石油貯蔵や海上輸送を提供

ペトロベトナム技術サービス
ペトロベトナム技術サービス(Petrovietnam Technical Services Corporation)(略称:PTSC)は海上タンカーなどによる石油貯蔵サービスや海上輸送サービスなどを提供している。ベトナム・オイル&ガス・グループ(ペトロベトナム)の1企業である。

PTSCの傘下企業であるPTMC M&C(PTSC Mechanical & Construction)は、洋上風力発電プロジェクトにも参画している。

PTSCの売上高は2019年度(12月期)には前年度比約15%増、2020年度には同約20%増と成長しています。

それに対し、経常利益、当期純利益ともに2020年度は大きく減少している。

(※200,000億VNDは約1,000億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月6日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成
PTSC公式サイトはトップページが英語で表示できるものの、それ以外のページは英語への対応が少ない状況です。

ペトロベトナム技術サービス株<PVS>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

第9位, ペトロベトナム化学肥料<DPM>……農薬や肥料の製造販売企業

ペトロベトナム化学肥料
ペトロベトナム化学肥料(PetroVietnam Fertilizer and Chemicals Corporation)(略称:PVSCCo)は農薬や肥料の製造・販売を行っている会社。

PVSCCoは新製品を積極的に投入している。

2021年11月にはコーヒー、コショウ、ゴムなどに適した肥料を製造し、2021年から2022年にかけての乾季向けに供給する。
出典:PVSCCo『NPK Phu My launches new formula lines: NPK Phu My 18-12-8+TE and NPK Phu My 18-10-8+8S+TE』

PVSCCoの売上高は2019年度(12月期)に前年度比17%ほど減少し、2020年度は同1%程度の増加でした。2019年度の下落分は2021年度に回復する見込みです。
(※80,000億VNDは約400億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月6日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成

PVSCCo公式サイトは、多くのページで英語表示が可能であり参照しやすい。ただし、IR資料は英語版が公開されていないものがあります。

ペトロベトナム化学肥料株<DPM>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

第10位, ペトロベトナム ガス<GAS>……時価総額100億米ドル超のガス製品企業

ペトロベトナム ガス
ペトロベトナム・ガス(Petrovietnam Gas Joint Stock Corp)(略称:PV GAS)は、液化石油ガス(LPG)や液化天然ガス(LNG)などやガス関連製品の製造・販売を行う企業だ。

PV GASは2021年11月に、時価総額が100億米ドルを超えるベトナム企業5社のひとつに入った。
出典:PV GAS『PV GAS ranked among the five businesses with market capitalization of over US$10 billion in Vietnam.』

ペトロベトナム ガスの売上高は、2020年度(12月期)に対前年度比マイナス14%を超える減少になった。

2021年度には、売上高が回復し、2019年度の売上高を超える見込みです。
(※700,000億VNDは約3,500億円(ベトナムドン(VND)=0.005円で換算、2021年12月6日時点))
SBI証券のホームページを元に筆者作成

今回の「ベトナム株の配当利回りTOP10」のなかでは、PV GASはビナミルク<VNM>と並んで売上高が大きい大企業です。

ペトロベトナム ガス株<GAS>が買える証券会社
-SBI証券
-アイザワ証券

4.ベトナム株の2つのメリット

(画像=MONEY TIMES編集部制作)
  • 人口が多い成長市場
  • 中国に代わる生産拠点

ベトナム株のメリット1,ベトナムは人口が1億ほどの若い成長市場

ベトナムの人口は1億人ほど(2020年)であり、人口ピラミッドから35歳未満の若年層が多いことが分かります。若い労働力人口が多いことは経済発展に有利に働く傾向があります。

出典:外務省『ベトナム社会主義共和国』労働政策研究研修機構『海外労働情報』

前述のようにベトナムのGDP成長率は先進国よりも高く、若い労働力人口がこれからも経済成長をもたらすと予測できるため、株式市場の成長が期待できます。

ベトナム株のメリット2,中国に代わる生産拠点として投資が増大している

ベトナムは中国に代わる生産拠点として注目される。

ベトナムは南シナ海に面する物流の良さ、若い労働力の多さ、低い賃金水準などから生産拠点に適すると考えられている。

特に韓国企業のベトナムへの進出が目立ちます。サムスン電子はベトナムの工場をスマートフォンや家電製品の主要な生産拠点にしており、ベトナム経済への貢献が高い。

日本企業も大企業から中小企業までベトナムへ進出しています。たとえば、以前は衣料品の生産国は中国が多かったが、近年はMade in Vietnamの衣料品を目にする機会が増えています。

5,ベトナム株投資のデメリットや注意点

(画像=MONEY TIMES編集部制作)
ベトナム株投資のデメリットや注意点
  • 法律が変わりやすく投資に影響することがある
  • 米国や中国だけでなく韓国の影響も受けやすい
  • ベトナム経済や企業に関する日本語情報が少ない
  • 為替リスクが存在する
  • 株式市場の流動性が低いため買い手がつかない可能性がある

ベトナム株投資のデメリットや注意点1,法律が変わりやすく投資に影響することがある

ベトナムの日本語での正式名称は「ベトナム社会主義共和国」であり、中国と同じ共産党による一党体制の社会主義国家だ。

政治は集団指導体制のため安定しているといわれている。

気を付けたいポイントは法律に未整備の部分があり、一党体制のために法律が変わりやすいといえることです。証券取引などに関係する法律の変更が株式投資に影響を与える可能性があります。

ベトナム株の投資では、証券取引などの法律改正の確認を日本での投資よりも慎重に行った方がよいでしょう。

ベトナム株投資のデメリットや注意点2,米国や中国だけでなく韓国の影響も受けやすい

株式は輸出や輸入が多い国の影響を受けやすい。

ベトナムの輸出額上位2ヵ国は米国と中国、輸入額上位2ヵ国は中国と韓国だ。
出典:外務省『ベトナム社会主義共和国』

ベトナムが韓国からの輸入額が高いのは、韓国のサムスンがベトナムでスマートフォンなどを製造して世界各地に輸出していることが大きい。

VNR500の国営企業などを含めた全ベトナム企業ランキングの1位はサムスンのベトナム法人です。米国や中国に加えて韓国経済の影響も受けやすいため、韓国の動向もチェックしましょう。

出典:VNR500

ベトナム株投資のデメリットや注意点3,ベトナム経済や企業に関する日本語情報が少ない

ベトナムの経済や企業について日本語の情報は少なく、投資判断のための情報が不十分なことがある。

Webサイトを日本語で提供しているベトナム企業も少ない。

日本語でベトナム株の情報を得るには日本の証券会社が提供しているベトナム関連の情報を利用できます。また、ベトナム経済や企業のニュースを日本語で発信している会社があり、それらのニュースや情報も参考になります。

英語での情報を利用できれば、ベトナムの英語ニュースサイトなどにより日本語より多くの情報を得ることが可能だ。

ベトナムの大手企業は英語へ切り替えできるWebサイトを提供しているところが多い。

それらの企業なら投資家向けのIR情報をWebサイトから英語で入手できる。

ベトナム株投資のデメリットや注意点4,為替リスクが存在する

外貨建て資産に投資する場合には、為替レートによって日本円換算の価値が上下する。

為替リスク
為替リスクとは、為替レートの変動により資産価値が変わるリスクのことだ。
たとえば、外貨建て資産の購入時よりも円高になると、日本円での評価額が減ることになる。逆に、外貨建て資産の購入時よりも円安になると、日本円での評価額が増える。

ベトナム株へ投資する際は、為替リスクを考慮しておきましょう。

ベトナム株投資のデメリットや注意点5,株式市場の流動性が低いため買い手がつかない可能性がある

ベトナムはフロンティア市場にカテゴリー分けされるため、外国からの株式市場への投資が多くなく、株式の流動性が低い傾向だ。

投資信託を例に考えると、先進国や新興国の投資信託は豊富であり、世界からの投資資金が先進国や新興国の株式投資に利用され、株式市場の流動性が高くなる。フロンティア市場の投資信託は少なく、世界の投資資金がフロンティア市場の株式投資に利用されるのは僅かだといえる。
株式の流動性は銘柄によって異なります。流動性が低い銘柄は、売ろうと思っても買い手がつかない可能性に気を付けましょう。

6,ベトナムの経済動向を確認する方法は?

(画像=MONEY TIMES編集部制作)

ベトナムの経済動向を確認するには、

  • 実質GDP成長率
  • NNA景気指数
  • VN指数

などの値でチェックする方法がある。

ベトナムの経済動向を確認する方法1,実質GDP成長率をチェック

実質GDP(国内総生産)成長率は、経済の大まかな動向をチェックできる指標のひとつだ。

GDP

GDPはGross Domestic Productの略で、国内のモノの生産やサービスの提供による経済活動の合計を表している。

実質GDP成長率

実質GDP成長率とは、物価の変動分を除いたGDPの成長率(伸び率)である。経済成長率とも呼ばれる。

世界各国の実質GDP成長率は、IMF(国際通貨基金)公式サイト上の「IMF Data Mapper」から「Real GDP growth」として確認できます。

出典:IMF『IMF Data Mapper』

IMF Data Mapperの使い方は、IMF アジア太平洋地域事務所ウェブサイトのトップページから「IMF Data Mapper 利用マニュアル」(日本語版)をダウンロードして確認できます。

出典:IMF『IMF Data Mapper 利用マニュアル』

ベトナムの経済動向を確認する方法2,NNA景気指数をチェック

NNA景気指数
NNA景気指数は、共同通信グループの株式会社NNNが発表する指数だ。NNAの記事からマーケットへの強気や弱気などの心理を調査し、各国の経済指標を加味して経済状況などを表している。NNA景気指数は四半期ごとの予測として発表される。

NNA景気指数(ベトナム)をチェックするには、NNN ASIA アジア経済ニュースの「記事からみるアジアの景気動向 ベトナム」へアクセスする。
出典:NNN ASIA アジア経済ニュース『記事からみるアジアの景気動向 ベトナム』

ベトナムの経済動向を確認する方法3,VN指数をチェック

VN指数
VN指数(ベトナムVN指数)はベトナム株式市場の代表的な指数である。ホーチミン証券取引所に上場する全銘柄の時価総額加重平均から算出される。
VN指数は基準日2000年7月23日のVN指数100からスタートし、21年の期間で1,400超(2021年12月6日時点)まで上昇しています。

VN指数は、ベトナム株を取引できる証券会社の公式サイトなどで確認できます。

ベトナム株の利回りについてよくある4つのQ&A

ベトナム株の特徴は?
3つの株式市場があること、GDP成長率が先進国より高いため株式市場に期待できること、日本で成熟産業と考えられる業種も成長企業であるため、配当利回りの傾向が日本と異なることが特徴だ。

ベトナムの代表的な企業の配当利回りは?
VNR500のベトナム民間企業トップ20から上場企業で、SBI証券で取り扱いのあるもののうち、ベトナムでさまざまな事業を展開する主要企業ビングループ<VIC>は0%、製鋼資材を主な事業とするグループ企業ホアファット グループ<HPG>は1.30%と大手企業は配当が多くない傾向だ。多国籍に事業展開する乳製品の有力企業ビナミルク(ベトナム乳業)<VNM>は4.49%と高めの配当利回りである。

配当利回りの高いベトナム株は?
2021年12月6日時点で出来高50万株以上、SBI証券で取扱のある銘柄では、自動車などのタイヤメーカーのダナン ゴム<DRC>が1位の17.54%、道路の建設などを行うインフラ技術開発(ベカメックスIJC)<IJC>が2位の5.76%、包装バッグやフィルムなどを製造するアンファットビオプラスチクス<AAA>が3位の5.37%である。

ベトナム株取引のデメリット・注意点は?
法律が変わりやすく投資に影響することがある、米国や中国だけでなく韓国の影響も受けやすいこと、ベトナム経済や企業の日本語の情報が少ないこと、為替リスク、株式市場の流動性リスクに注意しよう。

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執筆・松本雄一
外資系コンピューター会社にてカスタマーサポート・開発・セキュリティ対策などを経験後に独立。自らの投資経験をもとに株式や投資信託などの投資情報を発信している。興味のある分野はフィンテックや新しい金融商品など。
外資系コンピューター会社にてカスタマーサポート・開発・セキュリティ対策などを経験後に独立。自らの投資経験をもとに株式や投資信託などの投資情報を発信している。興味のある分野はフィンテックや新しい金融商品など。

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