「GMOクリック証券」の株式投資手数料は安い?SBI証券、楽天証券と比較

2020.1.5
投資
(写真=Joyseulay/Shutterstock.com)
(写真=Joyseulay/Shutterstock.com)

「GMOクリック証券」の株式投資手数料はいくらなのか、意外と知らないという方も多いだろう。SBI証券や楽天証券などの大手ネット証券が取引手数料を値下げしている中、同社の手数料は安いと言えるだのろうか。今回は「GMOクリック証券」の手数料や向いている人について紹介する。

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「GMOクリック証券」の現物手数料 最低でも88円から

「GMOクリック証券」は、GMOインターネットグループに属す。GMOインターネットグループ内にはGMOペイメントゲートウェイ、GMOクラウドなどさまざまなサービスを扱うグループ会社が存在する。その中でも。「GMOクリック証券」はFXや株式など多くの金融商品を取り扱っており、手数料の安さや取引ツールに強みを持つネット証券だ。

同社の現物手数料は、1約定ごとプランと1日定額プランの2つの手数料体系に分かれている。

「1約定ごとプラン」は、1約定ごとに約定代金によって手数料がかかるプランだ。一方で「1日定額プラン」は、1日の約定代金の合計金額で手数料が決定するプラン。

具体的な手数料は、以下の表の通りだ。

現物取引「1約定ごとプラン」手数料表

約定代金 手数料
~5万円 88円(税込96円)
~10万円 88円(税込96円)
~20万円 98円(税込107円)
~50万円 241円(税込265円)
~100万円 436円(税込479円)
~150万円 528円(税込580円)
~3000万円 834円(税込917円)
3,000万円超 889円(税込977円)
※公式HPをもとに筆者作成(2019年12月25日時点)

現物取引「1日定額プラン」手数料表

約定代金 手数料
~10万円 213円(税込234円)
~20万円 213円(税込234円)
~30万円 278円(税込305円)
~50万円 399円(税込438円)
~100万円 797円(税込876円)
~200万円 1,167円(税込1283円)
~300万円 1,538円(税込1691円)
300万円超
(以降、100万円ごと)
269円(税込295円)
※公式HPをもとに筆者作成(2019年12月25日時点)

1約定ごとプランでは、約定代金10万円まで88円(税抜)と低価格の手数料だ。1日定額プランも約定代金20万円までは、一律213円(税抜)となっている。

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「GMOクリック証券」の信用取引手数料 場合によっては無料になることがある

「GMOクリック証券」の信用取引手数料は、現物取引と同様に「1約定ごとプラン」と「1日定額プラン」の2種類に分かれている。

具体的な手数料プランは、以下の通りだ。

信用取引「1約定ごとプラン」手数料表

約定代金 手数料
~10万円 89円(税込97円)
~20万円 130円(税込143円)
~50万円 170円(税込187円)
50万円超 240円(税込264円)
※公式HPをもとに筆者作成(2019年12月25日時点)

信用取引「1日定額プラン」手数料表

約定代金 GMOクリック証券
手数料
~10万円 0円
~20万円 200円(税込220円)
~30万円 200円(税込220円)
~50万円 200円(税込220円)
~100万円 400円(税込440円)
~200万円 800円(税込880円)
~300万円 1200円(税込1320円)
300万円超
(以降100万円ごとに)
400円(税込440円)
※公式HPをもとに筆者作成(2019年12月25日時点)

1約定ごとプランは、10万円までは最低89円(税抜)だ。しかし、1日定額プランは、10万円まで手数料が無料となっており、それ以降も50万円までは一律200円と安価に設定されている。

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「GMOクリック証券」の手数料は高い?安い?他社と比較

他社と手数料を比較した場合、「GMOクリック証券」の手数料は安いのだろうか。今回は同社以外にネット証券大手のSBI証券、楽天証券について現物取引手数料、信用取引手数料でそれぞれ通常プランと定額プランの手数料で比較してみよう。

現物取引手数料の比較

まずは現物取引における手数料の比較だ。以下はそれぞれの証券会社の現物取引手数料をまとめた表だ。

現物取引 通常プラン(1約定ごと)比較表(税抜)
約定代金 GMOクリック
証券
楽天証券 SBI証券
~5万円 88円 50円 50円
~10万円 88円 90円 90円
~20万円 98円 105円 105円
~50万円 241円 250円 250円
~100万円 436円 487円 487円
~150万円 528円 582円 582円
~3000万円 834円 921円 921円
※公式HPをもとに筆者作成(2019年12月25日時点)

現物取引 定額プラン(1日の約定代金ごと)比較表(税抜)
約定代金 GMOクリック
証券
楽天証券 SBI証券
~10万円 213円 0円 0円
~20万円 213円 0円 0円
~30万円 278円 0円 0円
~50万円 399円 0円 0円
~100万円 797円 849円 762円
~200万円 1,167円 1,980円 1,162円
~300万円 1,538円 2,970円 1,562円
300万円超
(以降100万円ごとに)
269円ずつ
加算
1,000円ずつ
加算
400円ずつ
加算
※公式HPをもとに筆者作成(2019年12月25日時点)

通常プランでは、約定代金10万円までSBI証券や楽天証券の手数料の方が安い。しかしそれ以降は、全ての価格帯で「GMOクリック証券」の手数料の方が安くなっている。

定額プランの場合は約定代金の合計が50万円まではSBI証券、楽天証券は手数料が無料だ。また50万円以上300万円以下の価格帯では「GMOクリック証券」よりもSBI証券の方が手数料は安くなっている。

ただ、約定代金300万円超の手数料は「GMOクリック証券」が最も安い手数料体系だ。つまり現物取引の場合、通常プランでは10万円、定額プランでは300万円を超える約定代金であれば、3社の中では「GMOクリック証券」の手数料が最も安いといえる。

信用取引手数料の比較

続いて信用取引の手数料の比較を見てみよう。以下はそれぞれの証券会社の信用取引手数料をまとめた表である。

信用取引 通常プラン(1約定ごと)比較表(税抜)
約定代金 GMOクリック
証券
楽天証券 SBI証券
~10万円 89円 90円 90円
~20万円 130円 135円 135円
~50万円 170円 180円 180円
50万円超 240円 350円 350円
※公式HPをもとに筆者作成(2019年12月25日時点)

信用取引 定額プラン(1日の約定代金ごと)比較表(税抜)
約定代金 GMOクリック
証券
楽天証券 SBI証券
~10万円 0円 0円 0円
~20万円 200円 0円 0円
~30万円 200円 0円 0円
~50万円 200円 0円 0円
~100万円 400円 849円 477円
~200万円 800円 1,980円 877円
~300万円 1,200円 2,970円 1,277円
300万円超
(以降100万円ごとに)
400円ずつ
加算
1,000円ずつ
加算
400円ずつ
加算
※公式HPをもとに筆者作成(2019年12月25日時点)

信用取引の通常プランでは、全ての価格帯で「GMOクリック証券」がSBI証券、楽天証券に比べ手数料が安いことが分かる。

定額プランにおいても約定代金の合計が50万円までは、SBI証券や楽天証券の手数料は無料だ。しかしそれ以降の価格帯に関しては、全て「GMOクリック証券」の手数料の方が安い。

つまり信用取引の場合は、約定代金が定額プランで50万円以下のとき以外、「GMOクリック証券」の手数料がもっともお得であることがわかる。

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「GMOクリック証券」が向いている人の3つの特徴 大口取引、GMOグループの特典あり

「GMOクリック証券」は、SBI証券や楽天証券と比べても手数料が安い水準にあることが分かった。ではどのような人が「GMOクリック証券」での取引に向いているだろうか。

現物取引で300万円以上、信用取引で50万円以上を取引する人

「GMOクリック証券」の手数料は業界最安水準だ。しかし楽天証券、SBI証券では1日定額プランの場合、約定金額50万円まで手数料は無料のため、50万円以下の少額取引の場合は「GMOクリック証券」の方がコストがかかってしまう。現物取引で300万円以上、信用取引で50万円以上を取引するなら、他の証券会社で取引するよりもコストは低いだろう。

GMOグループ会社の株を保有している人

GMOグループ会社の株を保有している場合、株主優待として取引手数料が一定金額キャッシュバックされる。GMOグループの株式を保有している人はより安い手数料で取引することが可能だ。

GMOあおぞらネット銀行で口座を保有している人

GMOあおぞらネット銀行で口座を保有している場合、「GMOクリック証券」で特典を受けられる。GMOあおぞらネット銀行の口座を「GMOクリック証券」に口座開設し連携させることで、円普通預金が110倍の年0.11%(税引後:年0.0876%)が適用される。

「GMOクリック証券」が向かない人の3つの特徴 少額取引、投信、iDeCo

一方、どのような人は「GMOクリック証券」の取引に向かないのだろうか。ここでは主に3つを紹介しよう。

1日の約定金額が50万円以下の少額取引がしたい人

1日の約定金額が50万円以下の少額取引の場合、SBI証券や楽天証券の1日定額プランでは取引手数料が無料となる。「GMOクリック証券」よりも低コストで取引可能なため、少額で取引する人には向いていないといえる。

外国株や投資信託の取引がしたい人

「GMOクリック証券」では、残念ながら外国株の取引ができない。さらに、投資信託の取扱銘柄数も116本と少ないため、外国株・投資信託の取引を希望する人にはあまり向いていない可能性がある。SBI証券の投資信託の取扱本数は2,690本(2019年9月30日時点)、楽天証券は2,649本(2019年12月23日時点)だ。

iDeCoの開設を検討している人

「GMOクリック証券」は、iDeCoに対応していない。そのため、iDeCoの開設を検討している人も「GMOクリック証券」はあまり向いていないのだ。現在のところiDeCoを利用するには、他社での口座開設しか方法はない。

「GMOクリック証券」は低コストで投資に慣れた人向き

「GMOクリック証券」は、外国株等に対応していないため向いていない人もいるかもしれないが、取引金額が多い人にとっては手数料の安さは業界最安値水準だ。余計なコストをさらに削りたいという人は、「GMOクリック証券」での口座開設を検討してみてはいかがだろうか。

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文・右田創一朗(元証券マンのフリーライター)
 

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