前場とは何か?

前場とは、証券取引所における午前の取引時間のことだ。東京証券取引所の場合は、9時から11時半までである。これに対して後場とは、午後の取引時間を指す。

具体的には「今日の日経平均株価は前場から上昇し、その流れは後場も継続した」といったように使われる。

日本の証券取引所には前場と後場があるが、海外の市場にはこのような区分が存在しないところが多い。また東証では以前、大納会や大発会は半休日(前場のみ)であったが、2009年の大発会から廃止され、終日立会となっている。

前場に関連して覚えておきたい用語は?

「引け」とは、前場・後場における最後の売買のことだ。前場の引けのことを「前場引け」、後場の引けのことを「大引け」といい、大引けは単に取引時間の終了を意味することもある。

引けの反対語は「寄付」であり、前場・後場で最初に成立した取引を指す。

執行条件付き注文の一つに「引け注文」があり、前場・後場の引けでのみ有効となる注文方法である。

引け注文と対をなすのが「寄付注文」であり、寄付でのみ有効となる注文方法だ。

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