年金手帳の代わりに「基礎年金番号通知書」が発行される
2022年4月からは年金手帳が廃止され、代わりに「基礎年金番号通知書」が交付されるようになる。2022年4月以降に20歳になった人に順次送付される。基礎年金番号が記載された書類で、年金手続きや情報の確認の際に必要だ。
政府は基礎年金番号通知書について、「年金手帳の代替として、年金制度の象徴になるようなシンボリックなものにすること」 としている。基礎年金番号通知書には、色付きの上質紙が使われ、大臣印の印影が入る予定だ。
今持っている年金手帳の使い道
2022年4月から廃止が決まっている年金手帳だが、今持っている人はわざわざ年金手帳を廃棄する必要はない。手元の年金手帳は、基礎年金番号を証明する書類として引き続き利用可能だ。
年金手帳を今持っている人が2022年4月以降になくすと、手帳の再発行は不可能となる。 年金手帳が手元にない人は、再発行の手続きをしておくのも良いだろう。
年金手帳の再発行は市町村の窓口で受け付けているので、 本人確認ができる身分証明書、基礎年金番号が分かるもの(もしあれば)を持っていこう。
文・MONEY TIMES編集部
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