中国市場は成長力が強く、各銘柄の値上がり益を見込めるだけでなく、配当利回りが高い企業も多いのが特徴。コロナ禍で2020年6月発表の世界各国のGDPが軒並みマイナス成長となる中、中国は唯一プラス成長を維持した。ここでは、中国株の高配当銘柄の利回りランキングや有名企業の概要を紹介。中国株投資を考えている人は参考にしてほしい。

目次
1,中国株の配当の4つの特徴
2,世界的に有名な中国企業の配当利回りは?テンセント、アリババなど
3,香港株の優良企業配当利回りランキングTOP10!
4,上海A株の配当利回りランキングTOP5!
5,中国株投資の注意点

1,中国株の配当の4つの特徴 中国企業の高い成長性と政策金利との関係など

中国株の配当は日本の上場企業に比べると高めで、値上がり益と併せて中国株投資の大きな魅力となっている。中国株の高配当は、中国企業の高い成長力と先進諸国に比べて高めに設定された政策金利に支えられている。

先進国が超低金利政策を取る一方で、中国は長く最優遇貸出金利1年物(LPR、実質的な政策金利)を大幅に引き下げることなく維持してきた。2020年に入ってから深刻化した新型コロナウイルスの危機を受けて、経済へのダメージを抑えるために2月と4月の2回LPRを引き下げたものの、4月の引き下げ以来LPRのさらなる引き下げは見送られている。2020年8月現在は、年3.85%に維持されている。

このような中国株に投資を考えているなら、押さえておきたい特徴が4つある。

特徴1,銀行株の配当が高め

中国の銀行株は、長らく預金金利を上回る配当利回りに設定することで、投資家に銀行株の購入を促してきた。ここ数年でLPRは段階的に引き下げられてきたものの、先進諸国に比べて高い中国のLPR(3.85%)を上回る配当利回りの銀行株が現在でも多い。

香港証券取引所に上場している代表的な銀行株の配当利回りを、確認してみよう。

代表的な中国の銀行と予想配当利回り(2020年12月期)

銀行名<現地コード> 配当利回り 株価
バンク・オブ・チャイナ
(中国銀行)
<03988>
8.1% 2.580HKドル
インダストリアル・アンド・
コマーシャル・バンク
(中国工商銀行)
<01398>
6.3% 4.560HKドル
チャイナ・コンストラクション・バンク
(中国建設銀行)
<00939>
6.2% 5.690HKドル
アグリカルチュラル・
バンク・オブ・チャイナ
(中国農業銀行)
<01288>
7.3% 2.720HKドル
バンク・オブ・コミュニケーションズ
(交通銀行)
<03328>
8.2% 4.220HKドル
※株価は2020年8月7日現在のもの

特徴2,中国株の配当は原則的には期末配当だけ

中国市場の慣行として、中国株の配当は原則的に期末配当の1回のみだ。中間配当は、当期純利益を原資とする場合を除いて認められていない。

ただし配当可能額の範囲内で、中間決算後に複数回に分けて期末配当を実施する場合もある。

配当可能額=(当期純利益+過年度繰越損益)-三項基金※1
    
※1三項基金とは以下の3種類の基金のことである。

①準備基金(日本の利益準備金に相当。当期純利益の10%以上を、資本金額の50%まで積み立てる必要あり)
②企業発展基金(事業拡大のための原資となる任意の基金)
③従業員奨励福利基金(従業員の福利厚生を目的とした引当金)

特徴3,権利確定日が企業によって異なる

中国企業の権利確定日は、日本の企業のように決算期末日と決まっているわけではない。配当をもらうためには、発表される配当スケジュールを確認して権利付最終日前に購入し、売却する場合は権利付最終日後でなければならないので、十分注意しよう。

・香港株
香港証券取引所に上場している企業については、決算日後の決算発表の際、あるいは決算発表とは別の日に配当スケジュールが発表される。

・中国本土株
中国本土企業の配当スケジュールは、決算と決算発表後に開催される株主総会で最終的に決定される。

香港株と中国本土株のどちらも、権利付最終日と権利確定日は株主総会の後になる。そのため、配当が実施される時期は日本企業よりも遅くなると考えておこう。

特徴4,多くの銘柄は現地の配当税がない

香港市場に上場する香港企業(いわゆるブルーチップ株)や、外資系企業の香港法人が支払う配当金は原則的に非課税で、現地で源泉徴収されることはない。中国株で配当税が源泉徴収されるのは、香港証券取引所に上場する銘柄の3割程度である。

源泉徴収の対象となる株式は、以下のとおりだ。

  • H株(登記地が中国本土でありながら、香港市場に上場している企業)
  • レッドチップ株(香港やバミューダ諸島など、中国本土以外に登記地があって、香港市場に上場しており、中国本土の資本が30%以上を占めている企業)
  • 上海証券取引所および深セン証券取引所に上場するA株とB株
中国株を取引可能なおすすめネット証券
証券会社 手数料 銘柄数
中国株取引
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マネックス証券
公式サイト
約定金額の
0.25%
(※1)
国内証券1位
2549銘柄
香港市場の
ほぼ全銘柄
中国株以外にも
6ヶ国の取り扱い

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0.26%
(※2)
1385銘柄
投資情報が
充実・無料
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約定金額の
0.5%
(※3)
894銘柄
中国ETFの
取扱いが豊富

※1. 最低 : 45香港ドル、上限 : 450香港ドル
※2. 最低 : 47香港ドル、上限 : 470香港ドル
※3. 最低 : 500円、上限 : 5,000円

2,世界的に有名な中国企業の配当利回りは?アリババ、テンセント、レノボなど

中国には、世界的に有名で企業規模もアジア有数の企業が多く存在する。このような企業は、日本国内でも会社名やブランド、商品を見聞きしたり使用したりする機会が多い。

まずは香港証券取引所に上場する、中国発の世界的企業の配当利回りを見ていこう。

中国有名企業の配当利回り一覧(2020年8月7日終値基準)

会社名
<コード>
予想配当
利回り
株価 売買単位 最低投
資金額
※1
事業内容
アリババ・グループHD
<09988>
249.200
HKドル
100株 32万
3,960円
中国最大の
ECサイト運営
テンセントHD
<00700>
0.2% 527.500
HKドル
100株 68万
5,750円
WeChatが
代表サービス。
インターネット
サービス大手
レノボ・グループ
<00992>
5.9% 4.730
HKドル
2,000株 12万
2,980円
PCでは市場
シェア首位。
グローバル・
ハードウェア
企業
ハイアール・
エレクトロニクス・
グループ
<01169>
1.7% 28.100
HKドル
1,000株 36万
5,300円
主にHaier
ブランドを
展開。
洗濯機や温水器
などの製造・販売
ハイセンス・ホーム・
アプライアンシズ・
グループ
<00921>
4.8% 9.050
HKドル
1,000株 11万
7,650円
Hisenseなど、
3つのブランドを持つ
白色家電メーカー
シャオミ
<01810>
15.440
HKドル
200株 4万
144円
IoT製品を中心と
するテクノロジー
製品・
サービスを展開。
スマホのオンライン
販売の先駆け
エアチャイナ
<00753>
1.0% 5.000
HKドル
2,000株 13万円 中国の3大国有
航空会社の1社。
国内線が主力
キングソフト
<03888>
0.3% 40.600
HKドル
1,000株 52万
7,800円
ソフトウェアや
インターネット
サービスを提供
AAC
テクノロジーズHD
<02018>
2.3% 61.250
HKドル
500株 39万
8,125円
スマホ向け
スピーカーと
レシーバーの
世界最大級
メーカー。
売上高の約5割は
アップルへの供給
チャイナ・モバイル
<00941>
6.4% 53.850
HKドル
500株 35万
25円
中国・世界でも
最大級の通信事業者
※1,1HKドル=13円で円換算

 

日本でも有名な中国企業10社のうち、アリババとシャオミの2社は配当を行っていない。成長企業であることから、キャピタルゲイン目的の銘柄と考えるべきだろう。

アリババとシャオミ以外の8社は、配当利回りが0.2~6.4%、最低投資金額が数万円から70万円弱までと、どちらも幅広い。配当利回りが0.2%のテンセントは、毎年売上高を伸ばしている成長企業だが、最低投資金額が70万円程度必要になる。日本でもおなじみのレノボは配当利回りが5.9%と高く、13万円あれば購入できる。

中国の有名企業は、全体的に最低投資金額が高くなりやすいが、配当利回りは一概に高いわけではない。配当を目的に投資対象を絞り込む際は、各企業の配当利回りや最低投資金額、投資に回せる余裕資金とのバランスを考慮して判断しよう。

3,香港株の高配当利回りランキングTOP10!優良企業は利回り10%台も

中国株の中で、財務状態が良好な高配当銘柄にはどのようなものがあるだろうか。以下の手順で銘柄を抽出し、上位10銘柄を紹介する。

【前提】
中国株を配当利回りの高い順に並べると、株価が1中国人民元未満、直近5年間のうち減収減益の年が多い、赤字決算が続いている、もしくはキャッシュフローがマイナスなど、財務状態の悪い企業が多いため、投資対象としてはリスクが高い。

無配当になるリスクや倒産リスクを抑えるために、香港株配当利回り上位ランキング銘柄は除外。改めてマネックス証券の「銘柄スカウター中国株」を使って、以下の条件でスクリーニングをした。

  • 香港証券取引所上場
  • 全業種対象
  • PER10倍以上
  • PBR1倍以上
  • 配当利回り5%以上
  • ROE10%以上

このスクリーニングによって、12社が抽出された。そのうち1社は上述のレノボであったため除外した結果、高配当利回りTOP10銘柄は以下のようになった。

香港株優良企業高配当利回りランキングTOP10

順位 会社名
<コード>
予想配当
利回り
株価
(売買単位)
PER PBR ROE
最低投資金額
※1
1 コンビニエンス・
リテール・アジア
<00831>
12.0% 3.82HKドル
(2,000株)
14.0倍 4.0倍 29.3%
9万9,320円
2 モスト・クワイ・チョン
<01716>
10.2% 0.51HKドル
(2,000株)
10.3倍 1.4倍 13.5%
1万3,260円
3 テレコム・デジタル・
ホールディングス
<06033>
10.2% 2.16HKドル
(1,000株)
10.8倍 2.4倍 22.5%
2万8,080円
4 グレートビュー・
エイセプティック・
パッケージング
<00468>
9.1% 2.97HKドル
(1,000株)
10.6倍 1.5倍 13.8%
3万8,610円
5 シェンジェン・
インベストメント・
ホールディングス・
ベイ・エリア・
デベロップメント
<00737>
8.6% 2.6HKドル
(500株)
11.7倍 1.5倍 12.6%
1万6,900円
6 プロバー・ベイ・
テクノロジーズ
<01523>
8.1% 1.01HKドル
(8,000株)
11.4倍 4.1倍 36.2%
10万5,040円
7 インターナショナル・
ハウスウェアーズ・リテイル
<01373>
6.4% 2.26HKドル
(1,000株)
10.8倍 2.1倍 19.9%
2万9,380円
8 HKTトラスト・
アンドHKT
<06823>
6.2% 11.34HKドル
(1,000株)
16.5倍 2.3倍 13.8%
14万7,420円
9 ジァンスー・
エクスプレスウェイ
<00177>
6.1% 8.32HKドル
(2,000株)
12.0倍 1.4倍 11.2%
21万6,320円
10 SITCインターナショナル・
ホールディングス
<01308>
5.4% 8.35HKドル
(1,000株)
13.1倍 2.9倍 21.5%
10万8,550円
※1,1HKドル=13円で円換算

第1位,コンビニエンス・リテール・アジア<00831>――香港と中国本土でサークルKを運営

コンビニエンスストア事業、ベーカリー事業、開発事業の3事業を運営しており、コンビニエンスストア事業の収益が同社の収益の大半を占める。子会社を通じて、香港と中国本土でコンビニエンスストアの「サークルK」とベーカリーの「Saint Honore」をチェーン展開。開発事業では、メガネのファストファッションチェーン「Zoff」を香港で運営している。

3年連続増収増益を達成している優良企業。

第2位,モスト・クワイ・チョン<01716>――デジタルメディア・サービスが主力

広告とメディアの統合ソリューションを提供しているグループの持株会社。香港だけで事業を展開している。主な事業はデジタルメディア・サービス部門と印刷メディア・サービス部門であり、デジタルメディア・サービス部門は同社の売上の大半を占める。

広告に関するすべてのサービスを、ワンストップ・ソリューション・パッケージとして提供しているのが特徴。

第3位,テレコム・デジタル・ホールディングス<06033>――香港とマカオで各種通信サービスを提供

通信事業や関連事業を主な事業としているグループ会社。携帯電話端末や消費者向け製品の販売および関連サービスを行う小売事業が、グループの売上高の中心。卸売事業やページング・その他通信サービス事業、オペレーション・サービス事業も手掛ける。

営業地域は香港が中心だが、マカオでも事業を展開している。

第4位,グレートビュー・エイセプティック・パッケージング<00468>―—乳製品用包装に強み

乳製品の包装や非炭酸清涼飲料のパッケージをはじめ、各種紙製包装製品の製造・販売を行っている。乳製品用包装が売上の中心。販売チャネルは中国部門と国際部門に分けられており、売上の大半は中国部門から得ている。

第5位,シェンジェン・インベストメント・ホールディングス・ベイ・エリア・デベロップメント<00737>――有料道路や高速道路の開発・運営

中国で有料道路や橋梁プロジェクト、高速道路の開発・運営を行っている建設会社。通行料金が同社の収益源。広州・深セン間高速道路や広州・西珠海間高速道路、新とうインターチェンジなどの大型プロジェクトを手掛ける。

第6位,プロバー・ベイ・テクノロジーズ<01523>――SD-WANルータの世界的ベンダー

プロバー・ベイ・テクノロジーズの事業は、SD-WANルータの設計、開発、販売などを行うSD-WANルータ部門と、ソフトウェアライセンスの供与や保証、サポートを行うソフトウェアライセンス・保証・サポート・サービス部門で構成されている。北米を中心に、欧州、中東、アフリカ、アジアでも事業を展開。

業績は好調で、4期連続で増収増益を達成している。

第7位,インターナショナル・ハウスウェアーズ・リテイル<01373>――複数ブランドを展開するハウスウェア製品の小売チェーン

ハウスウェア製品の小売チェーンを展開している企業。香港が主要マーケットであるが、シンガポール、マカオ、カンボジア、東マレーシア、サウジアラビア、オーストラリアにも販売ネットワークを広げている。売上の大半を占める地域は香港である。

Japan Home Centre、City Life、Epo gifts and stationery、123 by ELLA、Japan Homeなどのブランドでチェーン展開している。

第8位,HKTトラスト・アンドHKT<06823>――決済サービスも展開する香港の通信プロバイダー

通信サービス、モバイル、その他の部門で事業を展開している通信プロバイダー。3部門のうち最も規模が大きいのは通信サービス部門であり、音声サービス、ブロードバンドサービス、地域・国際データサービスなどを提供している。モバイル部門は携帯電話機販売やモバイルサービスを、その他部門はモバイル決済サービスや新事業を担う。

売上の大半は香港での事業から得ている。

第9位,ジァンスー・エクスプレスウェイ<00177>――中国最大級の高速道路運営会社

江蘇省で有料道路の運営や投資を手掛けており、2032年を期限とする主要コンセッション運営権を持つ。事業は高速道路別、橋梁別、不動産開発、広告などの部門に分かれている。

収益の中心は上海南京高速道路の江蘇省区間から上がる通行料金であり、全社営業利益の約72%を占める。

第10位,SITCインターナショナル・ホールディングス<01308>――香港の貨物輸送・物流会社

主要事業は、コンテナ輸送・物流とドライバルク・その他の2つ。コンテナ輸送・物流事業は総合物流サービスであり、コンテナ輸送、貨物輸送、輸送代理店、保管倉庫などのサービスを提供している。ドライバルク・その他事業ではドライバルク船のリース、土地リース、航空運送サービスを行っている。

収益は主に中国本土から得ており、それに続くのは日本や東南アジアである。

4,上海A株の配当利回りランキングTOP5!最高利回りは17%台も、石炭企業が強い

大手ネット証券の中で、楽天証券だけが香港株に加えて上海A株も取り扱っている。上海A株は取引通貨が中国人民元なので、配当金も中国人民元で受け取ることになることと、配当税として10%が源泉徴収されることを覚えておこう。

楽天証券の上海A株を対象にした配当利回りランキングの上位5銘柄は、以下のとおり。いずれも中国社会を支える事業を行っており、代表的な指標を見る限りではハイリスクな企業ではないと考えられる。

上海A株高配当利回りランキングTOP5

順位 会社名
<コード>
予想配当
利回り
株価
(売買単位)
PER PBR ROE
最低投資金額
※1
1 ヤンジョウ・コール・
マイニング
<600188>
17.44% 9.11人民元
(100株)
5.13倍 0.59倍 14.61%
1万3,665円
2 チャイナ・
シェンフア・エナジー
<601088>
8.20% 15.32人民元
(100株)
7.07倍 0.84倍 12.29%
2万2,980円
3 ダーチン・レールウェイ
<601006>
7.43% 6.49人民元
(100株)
7.03倍 0.85倍 12.00%
9,735円
4 チャイナ・
フォーチュン・ランド・
デベロップメント
<600340>
6.66% 17.54人民元
(100株)
4.74倍 1.38倍 29.20%
2万6,310円
ジャンジョウ・
ユゥトン・バス
<600066>
6.66% 14.39人民元
(100)株
17.67倍 1.94倍 11.06%
2万1,585円
※1,1中国人民元=15円で円換算した最低投資金額

第1位,ヤンジョウ・コール・マイニング<600188>――主に中国と豪で石炭生産・販売

主に中国やオーストラリアで石炭の採炭、洗炭、加工を行い、鉄道で石炭を輸送し、販売まで手掛けている。

事業部門は、地下またはオープンカットの鉱業をはじめとする採炭事業、鉄道輸送を行う石炭輸送事業、メタノール・電気・熱供給事業、石炭鉱業装置を製造する機械製造事業の4事業。それぞれが生産から販売までの工程を担っている。

第2位,チャイナ・シェンフア・エナジー<601088>――石炭と電気の製造・販売会社

取り扱う主要石炭製品は、熱い石炭と原料炭。これらの石炭製品を鉄道や船舶で輸送し、オレフィン(石炭化合物の生産販売)事業も行っている。販売先は国内外市場であり、電気、冶金、化学、建築資材などに利用されている。

第3位,ダーチン・レールウェイ<601006>――中国大陸内陸部の石炭製品鉄道輸送会社

営業地域は、山西、内モンゴル、陝西など中国大陸内陸部。主に発電に利用する蒸気石炭の鉄道輸送サービスを提供しており、鉄道旅客輸送サービスも手掛ける。

第4位,チャイナ・フォーチュン・ランド・デベロップメント<600340>――都市部の不動産開発と運用

河北省の廊坊、張家口、秦皇島市を含む北京周辺の都市部を対象エリアとして、産業都市の開発や建設、および都市不動産の開発に従事。産業都市開発・建設事業では、地方政府を顧客としてインフラ建設から産業開発、公共サービス、マンション開発などまで手掛ける。マンション向け不動産管理サービスとホテルサービスも提供している。

第4位,ジャンジョウ・ユゥトン・バス<600066>――都市バスなどの開発から販売まで手掛ける

主に都市バスやシートコーチ、スクールコーチ、さらに乗用車の開発および製造を行っており、完成品を中国国内外市場に販売している。地上旅客輸送サービスも提供。

5,配当目当ての中国株投資では財務状態も必ずチェックする

香港株は、主要ネット証券3社(SBI、楽天、マネックス)で購入できる。銘柄数も多く、世界的に有名な大企業から日本でもおなじみの企業、日本企業の香港法人、香港の地場企業と多彩だ。日本より好配当利回り銘柄が多く、約7割が現地で配当と売却益が非課税になる銘柄なので、香港株は配当を目的とした投資対象として適していると言えるだろう。

ただし配当利回りだけに着目すると、財務状態が悪い企業が少なくない。業績や財務内容をしっかりチェックして、長期保有に値する企業かどうかを判断するべきだろう。

楽天証券だけが取り扱っている上海A株については、銘柄数が限定され、現地で税金が源泉徴収されるものの、厳選された銘柄だけなので比較的安心して取引できるだろう。それでも、事業内容や業績、財務内容は必ず確認してから取引をするようにしよう。

 

実際に中国株投資を始めてみる

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近藤真理
執筆・近藤真理
証券会社の引受業務やビジネス系翻訳携わったのち、個人投資家として活動。現在は総合証券、ネット証券の両方を使いこなし、経済、金融、HR領域で多数の媒体で執筆中。2019年にフィナンシャルプランナーの資格取得。
証券会社の引受業務やビジネス系翻訳携わったのち、個人投資家として活動。現在は総合証券、ネット証券の両方を使いこなし、経済、金融、HR領域で多数の媒体で執筆中。2019年にフィナンシャルプランナーの資格取得。

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