SDGsに関する講演も

帰港後には、「SDGs」に関するイベントもあった。SDGsとは、地球の環境を守り、持続的な豊かさを継続していこうという取り組みだが、17の目標の中には「海の豊かさを守ろう」がある。海洋ゴミの削減や海洋資源の確保もSDGsが設定する目標となっているのだ。

『釣りバカップ』が高知県で開催 老若男女の「釣りバカ」が大集合?
神田センター長によるトークショー (画像=TSURINEWSライター濱堀秀規、『TSURINEWS』より 引用)

トークショーでは、NPO法人「黒潮実感センター」の神田優センター長が登壇。「海洋プラスチックゴミの問題について」と題する講演があり、参加者たちは熱心に聞いていた。もっと多くの人たちに聴いてほしい内容であった。その後、大会参加者やスタッフで、会場周辺の清掃活動を実施した。

『釣りバカップ』が高知県で開催 老若男女の「釣りバカ」が大集合?
会場周辺の清掃活動で集められたゴミ (画像=TSURINEWSライター濱堀秀規、『TSURINEWS』より 引用)

来年に次回開催も決定

『釣りバカップ』が高知県で開催 老若男女の「釣りバカ」が大集合?
大会の上位入賞者 (画像=TSURINEWSライター濱堀秀規、『TSURINEWS』より 引用)

高価な景品が当たる抽選会、表彰式と進み、濵田高知県知事のあいさつ、上位者への質問コーナーもあった。最後には、大会実行委員会の久場幸信会長が閉会のあいさつを述べ、幕を下ろした。

『釣りバカップ』が高知県で開催 老若男女の「釣りバカ」が大集合?
登壇する高知県知事・濱田省司さん (画像=TSURINEWSライター濱堀秀規、『TSURINEWS』より 引用)

そして、「来年5月28日に第2回大会を開催する」とのサプライズ発表もあった。会場からは「おー」とか「えー」との驚きと共に拍手が沸き起こった。次回はタイラバだけでなく、ルアーでの釣りも検討されているようなので、詳しく内容が公表される時を待ちたい。

また高知県に来られるのかと思うと、嬉しくなった。次回は記者としてだけではなくて、「兼参加者」で来たいなあと考えている。来年度以降の大会開催にも大いに期待したい。

『釣りバカップ』が高知県で開催 老若男女の「釣りバカ」が大集合?
久場大会委員長のあいさつでお開き (画像=TSURINEWSライター濱堀秀規、『TSURINEWS』より 引用)

脱藩して高知県へ

今回の「釣りバカップ」の取材は、まさに「海曜日」な気分だった。高知県の海は透明度も高く美しい。この海には、初めて出合った知らない人同士でも友達にさせる力がある。あなたも脱藩して、高知県へ行こうぜよ。

『釣りバカ日誌』ハマちゃんのモデル・黒笹さんも、高知の自然に魅了されて移住したそうだ。こんなに素晴らしい海や山、川という遊び場があるのだから、人が集まってくるのもうなづける。地球の7割を占める海。高知の海は広い。私も再々高知にいく機会が増えそうである。だって、地球は僕らの遊び場だもの。

提供元・TSURINEWS

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