優勝は62.5cm

大会結果は、62.5cmのマダイを釣り上げた、十万和行さんの優勝。2位は渋谷嘉彦さん(51.5cm)で、3位は濱尾英史さん(51.1cm)。

『釣りバカップ』が高知県で開催 老若男女の「釣りバカ」が大集合?
釣り上げたマダイを手に参加者 (画像=TSURINEWSライター濱堀秀規、『TSURINEWS』より 引用)

入賞とはならなかった参加者も、マダイや大物のクエ、アオハタのほかに、チダイ、大アジ、イトヨリダイ、サバ、エソ、サバフグなどたくさんの魚種に恵まれていた。

『釣りバカップ』が高知県で開催 老若男女の「釣りバカ」が大集合?
マダイを手に破顔する参加者 (画像=TSURINEWSライター濱堀秀規、『TSURINEWS』より 引用)

サポーターが大活躍

「釣りバカップ」は当初、今年6月の開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた。高知県庁をはじめ、主催者や関係者の方々はさまざまな心配も多かったと思う。特に今回が第1回開催ということで、四国四県の釣具店や卸業者、地元釣りメーカーなどが協力や協賛をしており、高知を釣りで盛り上げようとする意欲が存分に伝わってきた。

大会への力の入れようを特に感じたのは、「サポートスタッフ」の多さである。約70名の参加者に対し、その半数もしくはそれ以上のスタッフ(約40名はいたように思う)が運営に携わっていた。サポートスタッフは各船に数名ずつ乗船し、釣った魚を救ったり、針を外したりするのはもちろん、小学生や女性など不慣れな参加者にも優しく支援の手を差し伸べていた。

誘導や計量なども含めて、参加者たちが快適に大会に参加できたのは、こうしたサポーターのおかげであるのは明らか。高知の人々の「迎え入れる気持ち」が大変よく伝わってきた。

『釣りバカップ』が高知県で開催 老若男女の「釣りバカ」が大集合?
サポートスタッフの活躍が光った (画像=TSURINEWSライター濱堀秀規、『TSURINEWS』より 引用)