目次
デッドリフトをする際の重量はどれくらい?
デッドリフトの回数はどれくらいが適正?

デッドリフトをする際の重量はどれくらい?

トレーニング業界で一般的に知られているのは「鍛えたことのない初心者のデッドリフトの重さは自分の体重前後が標準」と言われています。

もう一つの指標として知られているのが「背筋力の半分が標準的なデッドリフトの可能重量」ということです(いずれも男性の場合・女性はその60%前後)。

デッドリフトのレベル別の重量目安

  • 筋トレ初級者:自分の体重前後
  • 筋トレ中級者:自分の体重の1.5倍
  • 筋トレ上級者:自分の体重の2倍
  • パワーリフティング選手:自分の体重の2.5倍以上

デッドリフトの男性・女性の重量平均

デッドリフトの男性平均値

体重60kg体重67kg体重75kg体重82kg体重90kg体重100kg
筋トレ経験なし50kg57.5kg62.5kg67.5kg70kg75kg
筋トレ初心者95kg107.5kg115kg125kg132.5kg137.5kg
筋トレ中級者110kg122.5kg135kg142.5kg152.5kg160kg
筋トレ上級者155kg172.5kg185kg200kg207.5kg217.5kg
筋トレエリート200kg217.5kg235kg250kg257.5kg265kg

デッドリフトの女性平均値

体重48kg体重52kg体重56kg体重60kg体重67kg体重75kg
筋トレ経験なし27.5kg30kg32.5kg35kg37.5kg40kg
筋トレ初心者52.5kg55kg60kg62.5kg67.5kg72.5kg
筋トレ中級者60kg62.5kg67.5kg72.5kg80kg85kg
筋トレ上級者85kg90kg95kg100kg110kg117.5kg
筋トレエリート110kg115kg120kg125kg135kg145kg

【一般的な背筋力の平均値(デッドリフトはこの半分)】

  • 18~25歳:男性140~145kg・女性80~85kg
  • 26~40歳:男性135~140kg・女性80~85kg
  • 41~45歳:男性125~130kg・女性75~80kg
  • 46~50歳:男性115~120kg・女性65~70kg

デッドリフトの回数はどれくらいが適正?

12種のデッドリフトメニューを徹底解説!フォーム・回数・重量の最適解を動画でご紹介。
(画像=34116706 – male fitness athlete lifting deadlift in the gym、『KASHI KARI』より引用)

次は適正な回数をみてみます。

人体を構成している筋肉(骨格筋)には以下の3種類があり、それぞれの特徴は次の通りです。

デッドリフトの回数おススメ-筋肥大を目的にする場合

鍛える箇所:速筋繊維A(短距離走・パワーリフティング・ボディビルダーなど)

およそ10秒以内の短時間に瞬発的な筋収縮を行い、鍛えると強く筋肥大します。10回前後の反復回数で限界がくる重さの設定で鍛えます。ムキムキマッチョになりたい人はこちらの回数がオススメ!

デッドリフトの回数おススメ-細マッチョを目的にする場合

鍛える箇所:速筋繊維B(中距離走・水泳・サッカーなど)

30~60秒ほどの持続的かつ瞬発的な収縮をし、鍛えると程よく筋肥大します。15回前後の反復回数で限界がくる重さの設定で鍛えます。細マッチョ系や部分引き締め目的の人はこちらの回数がオススメ!

デッドリフトの回数おススメ-ダイエットを目的にした場合

鍛える箇所:遅筋繊維(マラソン・トライアスロンなど)

60秒以上の持久的な収縮をし、鍛えると筋密度が向上し引き締まります。20回以上の反復回数で限界がくる重さの設定で鍛えます。ダイエットや全身引き締め目的の人はこちらの回数がオススメ!