信用取引とは何か？
信用取引とは、証券会社に保証金（現金や株式）を預けたうえで、証券会社から売買に必要なお金や株券を借りて行う取引のことだ。株式を買い付けたり、株式を借りて売却したりすることができる。
信用取引では手持ち資金や株券が少なくても株式を売買できるため、株式市場に参加する人を増やす効果もあるのだ。
信用取引では、預け入れた保証金の約3.3倍までの取引ができる。これをレバレッジ効果といい、自己資金を超える取引ができるのが特徴だ。
信用取引のメリットと注意点
信用取引は現物取引と異なり、売りから入ることもできる。値段が下がると予想したときに売りから入り、下落してから買い戻すことで差額が利益になる。相場の下落局面でも利益を得られるチャンスがあるのだ。
信用取引で注意したいのは、自己資金を超える損失が発生するリスクがあることだ。損失が大きくなると「追証（追加証拠金）」が発生し、証券会社に追加で支払わなければならない。
ハイリスク・ハイリターンであるため、レバレッジを抑える、損切りを徹底するといったリスク管理が求められる。
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