老人ホームからの退去を防ぐための確認ポイント

せっかく入所したのに、すぐに退去することになってしまうと、本人にも家族にも負担がかかります。退去を防ぐため、老人ホームを選ぶ際には次のような点を確認しましょう。

老人ホーム選びのポイント1:医療・介護ニーズへの対応

医療・介護ニーズが高まったとき、引き続きサービスを受けられる老人ホームかどうか、入所時にしっかり確認しましょう。過去の退去理由を質問することで、どの程度の医療・介護ニーズに対応できるか見えてくることもあります。

老人ホーム選びのポイント2:職員の配置状況や勤務体制

配置状況とは、要介護者に対する介護・看護職員の人数です。要介護者に対して、職員の配置人数が少なすぎると、手厚いサービスを受けることができません。また、夜間の勤務体制も重要です。万が一、夜間に緊急事態となった際に、きちんと対応できるかどうかを確認しましょう。

老人ホーム選びのポイント3:職員の資格

専門的な知識を持った職員がいると、安心して必要な介護を受けられます。介護福祉士や理学療法士など、身体機能の維持・回復を図るためのサポートをしてもらえる老人ホームだと安心です。

確認ポイント4:入所後にかかる費用

老人ホームは、運営者(民間または公的)やサービス内容などによりいくつかの種類があり、入居時にかかる費用や毎月の負担額もさまざまです。費用負担を計算し、入所前に無理のない資金計画を立てることも大切です。

老人ホーム選びで失敗しないために

退去を防ぐことも大切ですが、居心地よく過ごせるかどうかも同じぐらい重要です。老人ホームを選ぶときは、職員の資格や医療・介護ニーズへの対応状況を確認すると同時に、施設や職員の雰囲気にも注目して気持ちよくサービスを受けられる施設かどうか、総合的な観点から見極めるとよいでしょう。

文・MONEY TIMES 編集部

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