しかし、すでに少子高齢化によって若者がどんどん減っています。言い換えれば、新しい産業やイノベーションを産む若い人が、日本からどんどんいなくなっていくと言うことです。
新しい産業が生まれれば、そこで雇用が生まれ給与を手にすることができる若者が増えることでしょう。
日本発のイノベーションが世界を席巻すれば、莫大な付加価値が日本に多大な恩恵をもたらすでしょう。

クソニートくん
経済成長が大事!ってのはそうゆうことなのね。

Murasaki
新しい産業やイノベーション… どころか、日本はもっと状況が悪いだろう。
確かに日本が豊かになり世界第二位の経済大国にまで成長したのは、TOYOTAやSONYをはじめとする日本企業が、新しい産業を創出し 大きな付加価値を産んだからに他なりません。
ですが、少子化でイノベーションの源泉である若者が減り続けている中で、それを期待するのも酷な話でしょう。
さらに状況を悪くしているのが、イノベーションも新しい産業も産まない… どころか生産性がゼロの産業である「医療・介護」に 若い労働力を投入しまくっているのが令和の日本であるという点です。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構が2024年に公開したレポートを紹介します。あらゆるシナリオ(日本が経済成長する場合・停滞する場合等)で2035年には日本最大の産業は医療・福祉になることがわかりました。

豊かさの源泉は、誰かが付加価値を生み それによって富を拡大し それが多くの人に行き渡ることです。
逆に、穴を掘って埋めるだけのような産業が幅をきかせれば利かせるほど、国全体で生まれる付加価値やイノベーションの量が小さくなりますから、ますます日本は経済成長しない 低成長(どころか、足を引っ張られ沈んでいく)ことでしょう。

クソニートくん
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