現金預金が100%円なのは、リスク分散どころか、 「沈みかけた船に全財産を置いている」のと同じです。
30〜40%は外貨建ての資産にする 数十%は世界中の株式やインフラに振り向ける 一部は、金や不動産のような「実物」に逃がす
──そうやって「円が危うくなっても、自分の資産の一部は別の場所で守られている」状態を作るべきです。
現実を見て、動くポートフォリオマネジメントは、未来を100%予測することではありません。
「どうなるか分からない未来」に備えて、どんなシナリオでも生き残れる構造を作ることです。
円が持ちこたえればそれでいい。 でも、もしダメだったときにも「次」があるように準備する。 これこそが、守りの資産形成です。
危機感だけ募らせて何もしないのでは、何も変わりません。
現実を見て、動き出すかどうか。
この差が、将来のあなたの命綱になるのです。
編集部より:この記事はMurasaki@論文解説お兄さん氏のブログ「Quantum Gun」2025年7月6日のエントリーより転載させていただきました。