ちなみにMCIは軽度認知症のことです。言い換えれば2022年には認知症患者が1,000万人を超えており、特に重度の認知症患者がこれから激増していくということです。

その上、介護産業は重度の人材不足… 結果起こる地獄は目に見えているでしょう。

Murasaki
Murasaki

今の社会保障を維持するために、これだけの認知症を抱えるだけの人材供給はできないってことだ。

クソニートくん
クソニートくん

ひぇ。。、

さらに問題なのは、排泄のケアです。

自力でトイレに行けない高齢者が増える一方で、その世話をする介護士や看護師が絶対的に不足しているのです。

オムツの交換が追いつかず、ベッドの上で糞尿まみれのまま放置される。 そして、そのまま孤独に命を落とす――それが「普通の死」になる社会が近づいています。

街中を徘徊する認知症老人が、今の我々の目に止まらないのは、厳しい言い方ですが彼らを介護施設に閉じ込めているからです。

それが地方から不可能になっていき、結果、街中に糞尿を撒き散らす認知症老人が溢れかえることになるのです。

クソニートくん
クソニートくん

きたねぇっ。。、

Murasaki
Murasaki

冗談じゃなく、大真面目に言ってる。

こうした現実を少しでも改善しようと、国はあらゆる手段で若い世代の人的リソースを介護産業に投入しようとするでしょう。

実際調査の結果、2030年代には日本の産業構造が新たなステージを迎え 日本は崩壊に突き進みます。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構が2024年に公開したレポートを紹介します。あらゆるシナリオ(日本が経済成長する場合・停滞する場合等)で2035年には日本最大の産業は医療・福祉になることがわかりました。

日本はすでに、重要な産業への人的リソース投下を諦めてしまったのか 介護福祉産業に人員を割き続けています。