そんな姿に感心していると、私もさらに2匹ほど追加で釣ることができ、そしてついに――N氏にもヒット!

なんとか二人とも、結果を出すことができました。

「磯遊び感覚で楽しめる!」釣友との浅場ムラソイゲームで本命&ギンポをキャッチN氏もムラソイをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

その後も1時間ほど釣りを続け、最終的には私がムラソイ5匹+ギンポ1匹、N氏がムラソイ1匹という釣果でこの日の釣りを終えました。(サイズ・数ともに、ここ数年で最も厳しい結果でした……)

「磯遊び感覚で楽しめる!」釣友との浅場ムラソイゲームで本命&ギンポをキャッチゲストのギンポ(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

新たな釣りの楽しみ方を発見

「ごめんな。こんなはずじゃなかったんだけど」と釣りを終えて私が声をかけると、N氏は「いやぁ、楽しかったよ。あんな浅場にちゃんと隠れていて、出てくるんだな。普段は磯の先端を目指して深場に仕掛けを落として釣るから、これはまるで磯遊びみたいだったよ。こんな釣り方があるなんて、目から鱗だよ」と感想を話してくれました。

そうなんです。N氏も私と同じように、ワームを見て姿を現すムラソイを何度も目撃して驚いていたのです(今日はバイトまでは至りませんでしたが……)。

「そうなんだよ。活性が高いと、そのまま食ってくるんだけど、今日はそうじゃなかった……。磯を歩きながらの釣りだから、釣れないと疲れがたまって大変だったよね」と私が言うと、N氏は「今度、良い状況のときにまたやってみたいな」と返してくれました。

「じゃあ、次回もやってみる?」と聞くと、「ぜひ!」とのこと。今回の釣行で、私は思いがけずうれしい言葉をもらうことができました。

「磯遊び感覚で楽しめる!」釣友との浅場ムラソイゲームで本命&ギンポをキャッチ磯遊びのように釣りを楽しめた(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

子ども時代の釣りの記憶

私は小学校1年生の頃から釣りをしています(途中、10年以上釣りから離れていた時期もありますが……)。そんな中で、今でも印象に残っている釣りの思い出があります。