同じように、冒頭で紹介した「選挙後のxスペース」には、社会保険料問題で維新が案外ちゃんと丁寧に政策議論をしているのを知って維新に入れた・・・という人がいたんですけど・・・

それは僕もそう思っていて、実際彼らの政策の細部の積み重ねは結構良識的かつ綿密な面はあります。

一方で、そのxスペースに来てくれた維新支持者の人も言ってましたけど、「選挙期間中の維新のCM」はもうほんと世代間対立や医療機関へのヘイトを煽るかなり悪趣味なもので、ありゃむしろ逆効果だったんじゃないかと個人的には思ってるんですが・・・

ただ、「あまりにそういう議論」がなさすぎる議論でそれを焚き付けていくには、無理をしなくちゃいけないこともある・・・ということなのかもしれません。

そんな感じで、「参政党方向」「共産党方向」「維新方向」それぞれに、ある種の「極論」をいう政党がいて、それぞれが選挙ごとに伸びたり落ちたりする。

「ゆるやかな多党制」の中で、その「極論」を具体的な着地に持っていく機能と連携が進みさえすれば、そこに「日本の新しい政治のやり方」が見えてくるでしょう。

5. 党派性を超える新しい「異質との対話」ができるかが問われている

実際、日本における外国人問題に実際に深く関わっておられる、しかもかなりリベラル寄りの立場の人が、匿名を条件に以下のように言っていて・・・

「参政党が伸びた事自体は全く歓迎できないが、無為無策のままほったらかされていた外国人との共生問題に対して何らかの対処が必要だという機運が出てきた事自体は内心歓迎している関係者は、日本におけるこういう課題に関わっている人たちの中に結構いる」

…これは凄いナルホドと思いました。

私が昔書いた川口のクルド人の問題にしても↓、保守派寄りの人だけじゃなくてリベラル寄りの「共生に実際に関わってる」人からも時々賛同のメールが来たりしますからね。