「xの政治的議論」をフォローしてるような層”ではない人たち”からすると、参政党はむしろ

「イデオロギー色が非常に薄い」政党

…と感じている人も多く、「チームみらいと参政党で迷った」という人もいるぐらいだった・・・という声はなかなか侮れないものがあるなと。

そういう問題意識に繋がるんですが、x(Twitter)などで、「神谷宗幣のデタラメぶりを我が党の●●がバッサリ斬ってやったぞ!」的な切り抜き動画が(政治的な)「右からも左からも」シェアされているのをよく見ますが、正直言ってその動画を音声なしで漫然と流してみると、

柔軟で建設的な提案をして日本をよくしようとしている神谷代表に対して、重箱の済をつつくような空論で邪魔をしてくる既得権益に凝り固まった古い政治家たち

…という印象になってしまっている事に注意が必要だと思います(笑)。

2. 批判するなという話ではない

とはいえ、噴飯ものの憲法草案だとか外国人問題に対する事実に基づかない煽りとか、ジャンボタニシだとかメロンパンだとかそういうツッコミどころ満載の部分について、批判するな・・・ということではありません。

むしろどんどん強く批判するべきだと思います。

ただ、神谷宗幣氏型の人物の恐ろしいところは、ある意味で「ウケればいい」ので、

「あ、こういうことを言い続けていると極右っぽい印象になって党勢の伸びが止まりそうだな」

…となったらどんどんそういう発言を辞めていくだろうということですね。

そのあたりが、「古いタイプの右派政治家」とは全然違う感じなんですよね。

「ウケる」からいう&「ウケない」なら言わない。

また、党が超小さい時には過激な発言が必要だったが、全国区になったらまた発言のタイプを変えなくてはいけない・・・という「出世するお笑い芸人のような振る舞い」が彼らからすると当然の判断としてある。

それはある意味で恐ろしいことではありますが、逆にいえばある意味で「過激な極右」要素をある程度抱きかかえたままマイルドな政策提言に変えてくれる装置という意味で信頼できる存在になる可能性もあるということですよね。

3. 実際に「恵まれない立場」におかれた存在の立場からは違う景色も見える