でも僕がちょっとだけ関わっていた20年ぐらい前の時期には創業者の船井幸雄氏がまだご存命で、相当に「スピリチュアル」なメッセージも結構重視しているグループだったんですよ。
だから、参政党の躍進の源泉となっている「和製スピリチュアル業界」の空気も体感としてわかる部分があります。
そういう視点から、今回記事では、
「神谷宗幣タイプの人間」に触れたことがないタイプの方に対して、彼のようなタイプの人の「取り扱い説明書」のようなものを書こう
…と思っています。
1. 「極右と思って入れた」人が740万人もいたわけではない。
「極右がこんなに伸びるなんて日本人はおかしくなってしまった!」と悲嘆にくれている人には多分朗報と言っていいと思うんですが、参政党の「目立つ支持者」と、「比例だけで立憲民主党を超える740万票にもなる票数の大部分」には結構な乖離があると思います。
むしろ彼らは伝統的な意味での「極右」的な要素をできるだけ排除して、プレーンな「色のつかない」選挙キャンペーンを目指している側面がある。
だから、「候補者の過去のトンデモ発言」とか、「いかにも極右っぽい目立つ支持者」とかだけを見て今回の参政党の伸びを見ている真実を見失うところがある。
実際、選挙が終わってから、恒例の「色んな人の投票先とその理由を否定せず延々聞いていくxスペースイベント」をやったんですが・・・
(以下ポストをクリックするとタイムスタンプ要約目次と録音がついたツリーに飛べます)
恒例のxスペース(選挙の後に色んな人の投票先とその理由を延々聞く)のタイムスタンプ目次がやっとできました。印象的だった3点は、①自民も立民も若い世代から「老人しか見てない」と思われてる②参政党の選挙運動は遠目に見てるだけでは全くイデオロギー臭がなく極右と思われてない。”チームみら…
— 倉本圭造@新刊発売中です! (@keizokuramoto) July 31, 2025