ミチイトはナイロンライン、フロロカーボンラインの1~1.5号。これにウキゴムを通し、市販の小アユ仕掛けを結ぶ。仕掛け最下部にはまきエサを握り付けるラセンをセットし、そこにオモリを付ける。

ウキは少し大きめの玉ウキ。後に説明するが、このウキが重要な役割を果たす。「えっ、こんな大きなウキ?」というぐらい大きめのウキを使うこともある。
仕掛けは初期は遡上してくる小アユの型がいいので、ハリ2.5~3号。7月に入れば2~2.5号が適当だ。オモリは川底を擦りながら流すため、根掛かりしにくいスーパーボールタイプのものがお勧めだ。

この時期の釣具量販店には小アユコーナーが設置してあることが多く、スーパーボールタイプのオモリや大きめの玉ウキなども販売している。
その他の装備
川に着いたら、まず少し高い位置から川を見て小アユがいるかを確認しよう。小アユは群れで行動するので、ポイントに入っていれば必ず視認できる。その際に必要なのが偏光グラスだ。

そして釣った魚を入れるスカリ。オススメは百均で売っている洗濯用のランドリーボックス。大きめの石を入れると、立派なイケスになる。
ほか熱中症対策の帽子、クーラーボックス、エサ交換や休憩時にサオを立て掛けるサオ掛けなど。なおクーラーには氷は多めに入れておこう。
まきエサ
この釣りにさしエサはないが、まきエサは必須。地元の釣り人はシラスをこねて自作したりしているが、マルキユーから特選小鮎まきエサなるものが出ている。

ウエットタイプなので、開封してそのまま使える優れモノだ。
