しかし、トランプは「ウクライナでも中東でも失敗したから、今度はもう少し、自分のホームグラウンドに近いところで弱っちい敵を選んで大勝ちして見せよう」くらいの思い付きで平然と軍事行動を起こしかねない人間です。

おまけに人種は白人とユダヤ人、宗教はキリスト教とユダヤ教、それ以外の有色人種や邪教の信者は何人殺しても人殺しにはならないと信じている極めつけの人種差別主義者ですから、近々どこかで「名誉挽回」のための軍事行動に出る危険はゼロではありません。

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米国債はもう大不況のまっただ中:米株は? なぜ企業CEOと金融業界出身者は大統領や重要閣僚に向かないのか? ついに始まったアメリカ株大崩壊 後篇 ついに始まったアメリカ株大崩壊 中篇 ついに始まったアメリカ株大崩壊 前篇 エリート政治の次に来たのは、モブ(暴徒)支配

編集部より:この記事は増田悦佐氏のブログ「読みたいから書き、書きたいから調べるーー増田悦佐の珍事・奇書探訪」2025年7月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は「読みたいから書き、書きたいから調べるーー増田悦佐の珍事・奇書探訪」をご覧ください。