最大トルク、燃費性能で優るディフェンダー

搭載されるパワートレインは、レクサスGX550が最高出力260kW(353ps)と最大トルク650Nmをそれぞれ発生する、3.5L V型6気筒ガソリンツインターボ+10速AT。 ディフェンダー110 X-ダイナミックHSEは、最高出力257kW(350ps)と最大トルク700Nmを発生する、マイルドハイブリッドシステム(MHEV)付き3.0L 直列6気筒ディーゼルターボ+8速AT。 駆動方式は、ともにフルタイム4WD(ランドローバーはパーマネントAWD)を採用。 燃費性能(WLTCモード)は、レクサス GX 550 OVERTRAIL+が8.1km/L、ディフェンダー110 X-ダイナミックHSEは10.5km/L。ディーゼルエンジンを搭載するディフェンダーのほうが、数値でも経済性でもリードしています。

レクサス GX550 OVERTRAIL+
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

悪路走破性を支える特別なデバイスは、レクサスGX 550 OVERTRAIL+が、E-KDSSやマルチテレインセレクト、マルチテレインモニターを装備しています。 E-KDSSは、前後の電動式スタビライザーを路面状況や前後輪それぞれの状況に応じてきめ細かく制御する装備で、新開発のサスペションとの組み合わせにより、オンロードの操縦安定性とオフロードの走破性を両立させるデバイス。 マルチテレインセレクトは、6つのモード(オート/ダート/サンド/マッド/ディープスノー/ロック)でオフロードの走行支援を行うシステム。さらにマルチテレインモニターが車両周辺の状況確認を映し出し、オフロード走行に安心感をもたらします。

ランドローバー ディフェンダー 110 X-ダイナミックHSE
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

対してディフェンダー110は、パワートレイン、ステアリング、ディファレンシャル、トラクションコントロールの設定を個別に調整できるコンフィギュラブルテレインレスポンスを搭載。 ビギナーから経験豊富なドライバーまで、スキルに応じて高い悪路走破性を実現するほか、フロント下180度の視覚を確保するClearSight グラウンドビューでドライビングをサポートします。 またオプションのテレインレスポンス2や、オールテレインプログレスコントロール(ATPC)を選択することで、より高いパーフォマンスを発揮。オプションの電子制御サスペンションを合わせれば、900mmという最大渡河水深を実現します。