「その課題」をチームみらいはこう解決するんです!というメッセージ性を出せるかどうかは、今後一週間で「うるさ型」の人たちがどっちに転ぶかにおいてかなり重要なポイントだと思います。
それはさっき書いた「左翼型うるさ型」の人にとっても、「保守派というか専門家型うるさ型」の人にとっても大事で、そこの層がSNSで「なるほど納得した」という発言をしてくれるようになると、「ミーハー層」の熱気もあと一段加速する好循環になるはず。
で、ここで、僕個人が「チームみらい」の人やそれに希望をいだいている人にぜひ考えてほしい「今の日本の課題」について聞いてほしいことがあるんですよ。
6. 今の日本が課題山積みのまま硬直化する根本的な理由
例えばの一例としてですが、安野さんもよく演説とかで話されてますけど、日本の大学システムは今危機的な状況で、「研究力」の指標の低下が止まらず、なんとかしなくちゃいけない状態なんですよね。
ただ、「何をどうすれば良いのか」が人によって違いすぎて、「群盲象を撫でる」みたいになってて変化が遅々として進まない。
「チームみらいのマニフェスト」は、全体的な方向性はめっちゃいいと思うんだけど、ちまちまと細部で「三歩ぐらい素人臭く」なっちゃう面がどうしてもあって、例えば
複数年にわたる研究計画であっても、年度内に支出を終える必要があります。特に、予算が認められた後でなければ発注できない上、納品にも時間がかかる高価な研究機器の購入や、長期的な視点での研究者の雇用計画を進める上で、大きな障害となっています。
…と書いたあとで、修正が入って
↑ただし、現在、科研費は基金化されて、前倒し利用や繰越しがしやすくなりました。
…となったりする。
で、個人的には僕自身は、そんな「ありとあらゆる細部」において「その分野の専門家より詳しい」人なんているはずないわけで、細かい事をちゃんと修正する力さえあるんなら、こうやって「オープンにどんどん意見取り入れて変わっていけたらスゲえいいじゃん」と思うタイプなんだけど、なんというのか日本では