首を振るような感触があったのでチヌを期待したが、海面に現れた魚体は小柄なカンダイ。しかし歓迎する獲物には違いない。慎重にタモ入れして32cmを追釣した。

『泉佐野一文字』での落とし込み釣りでカンダイ2匹を手中【大阪】本命チヌは不発2匹目のカンダイは内向きで釣れた(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

即〆で食味を堪能

この後は追釣ならず、最終釣果は42cmと32cmのカンダイ2匹となった。11:30便で波止を後にすると、4番、6番の船着き場からフカセ釣りの釣り人達も多く引き上げてきたが、表情は様々。乗船場に戻ると、船長に釣果報告。

『泉佐野一文字』での落とし込み釣りでカンダイ2匹を手中【大阪】本命チヌは不発最終釣果(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

全体的に激渋の状況だったこともあり、サービス精神で私の釣果を写真に撮って、釣果状況に掲載してくれた。

カンダイは自然死させると粘液まみれになって臭くて食べられなくなるので要注意。生きた状態で即〆て、血抜きとエラと内臓処理を済ませて海水で汚れを洗い流してから、クーラーに収めてほしい。

波止から引き上げる直前でストリンガーから外して即〆で持ち帰ったカンダイは新鮮で旨味を備えた極上の食材。たっぷりと身を取ることができ、2日間に分けて夕食で食味を堪能した。

『泉佐野一文字』での落とし込み釣りでカンダイ2匹を手中【大阪】本命チヌは不発たっぷり取れた切り身(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

<伴野慶幸/TSURINEWSライター>