中野:一番好きな作品はもう圧倒的に私は『シャークネード(原題:Sharknado)』です! あれが出てきた時にはもうびっくらこいたっていうことですよ。
サメが空から飛んでくるっていうのもそうなんですけど、シリーズを追うごとにどんどん世界観とぶっ飛び具合が広がっていって。でもよく見ると、いろんな小ネタが仕込んであるんです。
もう、それを見つけるのが楽しくてしょうがなくて。こんな人も出てたんだ、あんなネタも入ってたんだっていうのが、探すのがすごい楽しかったんです。
本国アメリカの方に行って、ロケ地巡りもしているくらいですから。それぐらい思い入れのある作品です。
ルーキーさんの初サメ映画
サメ映画ルーキー:僕は多分、世代的には一番最初に見た作品は『ディープ・ブルー(原題:Deep Blue Sea)』だと思うんですけど、サメ映画として認識して見ていたわけではなかったはずです。
「こういうのがあるんだ」っていう意味で、一番最初にぶち当たったサメ映画は『シャーケンシュタイン』っていう作品でした。日本の権利元が変わったので、その当時は『フランケンジョーズ』っていうタイトルで配信されていました。
たまたま映画のサブスクの見放題作品リストにジャケットが上がってきて、その当時からジャケットのインパクトがすごく強かったので目を引きました。
意味が分からないのに惹かれた
その映画のタイトルを見て、「意味はわかるんだけど、こんな作品を撮る意味がわからない」という部分があったので、じゃあとりあえず見てみようかなと思って見たら、やっぱりすごくて。
普段自分が映画館とかで見られないような表現がたくさんあって、「こんなに自由に映画を作ってる人たちがいるんだ」っていう驚きがありました。
世界の広がりを知った衝撃
しかもそういう作品って1本じゃなくて、1回見るとおすすめ欄に何本も何本も出てくるわけですよ。それを見て、「こんなもの好き好きな人たちがいるんだ」と衝撃を受けました。