「実践」と「対話」を重視した多様なコンテンツ
IVS Youthでは、学生たちが具体的な行動を通じて学ぶことを重視しており、対象年齢に合わせた多様なコンテンツを提供している。
● ** 小学生向け:お店づくりやビジネス体験 ** お兄さんやお姉さんと一緒に参加するケースも多いと想定し、ビジネスに触れたことのない子どもたちも実践的にビジネスを体験できる機会を提供します。
● ** 中高生向け:ピッチコンテスト ** 日本語と英語でのピッチコンテストを開催。すでに事業を持つ学生だけでなく、これから自分のアイデアを形にしていきたい学生も、さまざまな観点から起業や挑戦について学ぶことができます。
● ** 講演と実践ワークショップ(会場:京都「QUESTION」) ** 会場となる京都の「QUESTION」では、幅広い学びの機会を提供予定。
** ★7階スピーカーズステージ ** : 本田謙氏のキーノートをはじめ、さまざまな起業家の話を聞くことができる。
** ★4階ディスカッションルーム ** : 起業アイデアを考えるワークショップや問題解決を中心としたワークショップなど、実践的な体験が可能です。また、アメリカやエストニアの留学・挑戦体験談が聞ける学生中心のパネルディスカッションや、シリコンバレーで起業している日本人の登壇など、グローバルな視点でのセッションも用意されている。
** ★4階ピッチステージ ** : 中高生が日本語や英語で自身のビジネスアイデアを発表する場が設けられている。
IVS Youthは、単なる学生向けのイベントに留まらない。1階には小学生向けのビジネス体験コンテンツが用意されており、まさに「職業体験」の場としても機能する。マコウ氏は、「家族や子連れの方が多いので、家庭があっても起業や挑戦することを応援できるような環境を作りたい」と語る。具体的には、ペアレンツラウンジでの保護者向けコンテンツや託児エリアも設けられており、ファミリーフレンドリーな企画となっているのが大きな特徴だ。これにより、子連れの参加者も安心してイベントに参加し、学びの時間を確保できるとマコウ氏は強調する。
既存の職業体験施設との違いについて尋ねると、マコウ氏は、IVS Youthが小学生から高校生まで幅広く対応し、各年齢層に合わせたコンテンツを提供している点を強調した。
「国内での起業、グローバルな起業のほか、学生から起業したい場合にはどうすればいいのかなど、幅広いテーマが学べます。例えば、『シリコンバレーで起業したい場合にはどうすればいいのか』といったレベルにも対応したコンテンツがあるので、各参加者が学びたいコンテンツや、自分のレベルや起業の段階に合わせたコンテンツに参加できます」と、マコウ氏は語る。このように、IVS Youthはより専門的かつ個別最適化された学びの場を提供できる点が強みだと胸を張った。
