最後にもう1人、高さ対策という意味合いも込めてサンフレッチェ広島の荒木隼人を選出。ゴール数なども考慮すれば、アビスパ福岡の安藤智哉も十分に候補入りするのだろうが、前回大会を経験していることから同様の強みを持つ荒木を選んだ。
ただし、一部で海外移籍が報じられている高井は、動向によって招集が見送られる可能性もある。その場合は安藤あるいは町田ゼルビアで活躍する岡村大八といった選手たちに機会が回ってくるのではないだろうか。

ウイングバック
- 俵積田晃太(FC東京)
- 東俊希(サンフレッチェ広島)
- 三浦颯太(川崎フロンターレ)
- 濃野公人(鹿島アントラーズ)
最終予選中、多くの試合で3バックを用いたことから、今大会でもウイングバックを置く布陣が考えられる。その上で、国内組からは4選手を挙げたい。
まずは6月シリーズにも選出された俵積田晃太。アピールの時間は限られたが、インドネシア戦ではゴールにも関与するなど一定の評価を得る活躍は示せたことから、連続での選出が期待できる。次にパスやクロスでのチャンスメイクに定評のある東俊希も候補として挙げられる。昨季は2ゴール8アシストの数字も残しており、今季も上位クラブの主力を務めていることから評価は高いだろう。
数字の面では、昨季ルーキーながら強烈なインパクトを残した濃野公人も選出に値する。昨季はサイドバックながらも9ゴールをマークしており、十分に選出はあり得る。最後に川崎フロンターレの三浦颯太を挙げたい。昨年元日のタイ戦で代表デビューを飾っており、以降代表での出場はないもののクラブでは今季ここまで5アシストをマーク。第20節で先発にも復帰していることから招集の可能性はあると言えよう。

ボランチ
- 宇野禅斗(清水エスパルス)
- 川﨑颯太(京都サンガ)
- 田中聡(サンフレッチェ広島)
- 山本悠樹(川崎フロンターレ)